東京新聞の山田祐一郎記者の記事【大田区「政治的」一部除外求める 原発事故 復興写真展】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201810/CK2018101902000128.html)。
《東京都大田区の施設で開催予定の写真展で、区側が主催者に、作品の一部が「政治的」だとして展示を除外するよう求めていたことがわかった。フォトジャーナリストの豊田直巳さん(62)が福島県内で撮った原発事故被害を描く写真展で、豊田さんはすべての作品の展示を求めている》。
《豊田さんは「作品一点だけを取り上げて駄目だとする判断そのものが政治的で、表現の自由や文化を破壊する行為だ」…作品に写っていたのは、小学生の時に標語を考えた茨城県古河市の大沼勇治さん(42)。作品が拒否されたことに「原発事故を風化させたくないと思っての行動。その写真のどこが『政治的』なのか」と嘆いた》。
『●内部被爆がもっと語られるべき』
《【福島原発】フォトジャーナリストが緊急現地報告
投稿者: ourplanet 投稿日時: 土, 03/19/2011 - 11:45 …
ビジュアルジャーナリスト協会のメンバーら6人が取材チームを結成し、
東北・関東大震災直後の3月13日、福島第一原子力発電所のある
福島県双葉町へ取材に入った。東京に戻ったばかりのメンバーに話を聞く》
『●ある原発労働者のつぶやき』
《『10年後ガンだな』 …TBS系列「報道特集」で、地震発生2日後
(3月13日)に入った福島県双葉町の映像が放送されます。
…日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員(森住卓、豊田直巳、
山本宗補、野田雅也、綿井健陽)と広河隆一・DAYSJAPAN編集長が
取材しました》
『●「安倍晋三首相の本音」
『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号)についてのつぶやき』
「豊田直巳さん【経産省前テント村で起きている新しい文化を守れ
土地明け渡し訴訟はスラップ訴訟だ】。原発スラップ
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d9269ad04e51c0851121ebcdf51bd983)の第2弾」
『●広河隆一さん『DAYS JAPAN』の編集長公募』
「個人的には、綿井健陽さんか安田純平さん、長倉洋海さん、
豊田直巳さん、森住卓さんが良いな。さて、どんな新編集長だろう、
楽しみだ」
『●自公議員や原子力「推進」「寄生」委員会委員らは
「闘うみんな」ではないようだ』
《東京電力福島第一原発の事故から間もなく三年。福島県飯舘村の
村民を追ったドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」が、
八日から東京都内で上映される。一般向けの公開は初めて。ともに
報道写真家の豊田直巳さんと野田雅也さんが撮影、監督し、
高濃度の放射能汚染で故郷を奪われた人々の絶望や苦悩、そして
再起への歩みを記録した。村民の姿は「事故はまだ終わっていない」
と訴えかけてくる》
『●核発電《ゼロへ》でなければならない…
「心に刻まれたのは「あまりにも罪深い」という強い痛みだった」』
《豊田直巳さん…豊かだったふるさとを失った村人の苦悩、それでも
ふるさとを愛し、懸命に生きる村人の希望である》。
《東日本大震災から七年。原発事故の現場、時間が止まったままの
帰還困難区域を取材して心に刻まれたのは「あまりにも罪深い」
という強い痛みだった》
猫や犬の肉球さへも「政治的」と言われる日も近いね、きっと。
大沼 「少年」の言う《事故を思い出して原発を議論するきっかけになるもの》を消し去っておきながら…、何が《政治的》か。アベ様や経産省、電力会社といった核発電「麻薬」中毒者達に、そこまで忖度して恥ずかしくないのか。故郷を追われた人々の哀しみや慟哭、叫び声は聞こえないのか?
年末にあたり、今年も、東京電力核発電人災について、誰か一人でも責任を取ったのか? 原状回復して見せたか?
『●福島県双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」
・・・・・・いま、その〝少年〟は?』
『●消えゆく「事故を思い出して原発を議論するきっかけになるもの」
~「原子力 破滅 未来のエネルギー」~』
『●東京電力原発人災4年目のアベ様の酷い記者会見:
情報公開、信頼関係、オンカロ、将来的、自立、除染』
『●原発PR看板撤去=「間違った過去と向き合わない行為」
・・・「人間の愚かさ」にさらなる恥の上塗り』
『●双葉町長「(原発PR看板)復興した時に
あらためて復元、展示したい」…それは『X年後』の何年後?』
『●「故郷の川に身を投げたい衝動に駆られた」
「早く浪江に帰りたい」…「原状回復」することも無く…』
《全町避難が続く福島県双葉町で昨年末始まった「原子力広報塔」の
撤去工事が4日、完了…原発PR標語の看板の一部を業者が細断。
標語考案者の1人の大沼勇治さん(39)が「復元できない」と抗議し、
工事は工法変更の検討などで中断していた》
「双葉町で、《「原子力明るい未来のエネルギー」
「原子力正しい理解で豊かなくらし」と表裏に記された看板1枚の撤去を
開始》していたわけですが、ついに撤去。「愚」の一言…双葉町長の言う
《復興した時にあらためて復元、展示》は東電原発人災の何年後?
「麻薬」中毒患者にとって目の上のタンコブ、目障りな看板を取り去り
はずせて、せいせいしているのでしょう。標語の作者である大沼勇治
「少年」の言う《事故を思い出して原発を議論するきっかけになるもの》を
この世から〝消し去った〟わけです。愚かです」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201810/CK2018101902000128.html】
大田区「政治的」一部除外求める 原発事故 復興写真展
2018年10月19日 朝刊
(展示作品から外すよう求められた作品=豊田直巳さん提供)
東京都大田区の施設で開催予定の写真展で、区側が主催者に、作品の一部が「政治的」だとして展示を除外するよう求めていたことがわかった。フォトジャーナリストの豊田直巳さん(62)が福島県内で撮った原発事故被害を描く写真展で、豊田さんはすべての作品の展示を求めている。 (山田祐一郎)
問題となったのは、二十六日から区立男女平等推進センター「エセナおおた」で始まる豊田さんの写真展「叫びと囁き フクシマの七年間~尊厳の記録と記憶」。約四十点の展示を予定する。主催する市民団体「大田ネットワーク」によると、区は展示を許可する条件として、福島県双葉町の標語「原子力明るい未来のエネルギー」が書かれた看板の前で、防護服姿の二人が「撤去が復興?」などのパネルを持った作品を除くよう求めたという。
施設を管理する区人権・男女平等推進課は、作品の展示を拒んだことを認め、「作品が若干、政治的だと感じた」と説明する。施設は利用条件で、展示できないものとして営利目的や政治活動、宗教活動を表現したものを定めているためという。
豊田さんは「作品一点だけを取り上げて駄目だとする判断そのものが政治的で、表現の自由や文化を破壊する行為だ」と話し、区側の対応を批判。予定していた全作品の展示を求めてきた。本紙の取材に、同課の担当者は「今後直接、豊田さんの思いを確認した上で、すべての作品を展示できるようにしたい」との考えを明らかにした。
作品に写っていたのは、小学生の時に標語を考えた茨城県古河市の大沼勇治さん(42)。作品が拒否されたことに「原発事故を風化させたくないと思っての行動。その写真のどこが『政治的』なのか」と嘆いた。
市民の表現の自由などに詳しい武蔵野美術大の志田陽子教授(憲法)は「公共の施設側が市民の表現に立ち入らずに場を提供するのが本当の意味での中立性。展示を認めるのは正しい判断だ」と話した。
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[【NNNドキュメント’18/南京事件Ⅱ ―歴史修正を検証せよ―】(2018年5月13日)↑]
日刊スポーツの二つのコラム【政界地獄耳/姉妹都市解消は稚拙な感情論では?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810080000246.html)と、
【政界地獄耳/俳優国村隼に学べ、政治家よ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810090000231.html)。
《★大阪市長・吉村洋文は慰安婦像の設置を巡り、米・サンフランシスコ市との姉妹都市関係の解消を発表した。慰安婦像の市有化を撤回するよう大阪市は求めていたが、回答がなかったためという。市長は「信頼関係は破壊された」とした。都市間の交流は長い歴史の上に成り立つ。…吉村の勇み足は稚拙な感情論ではないのか。市長の独断で歴史を断つ権利はあるのか》。
《★民間外交とはこういうことではないのか。文化交流とはまさにこのことではないのか。姉妹都市への決別宣言をする短絡的な政治よりも、ずっと将来に可能性を残すエールの交換だ。映画人の方がずっと国際政治家といえるのではないか》。
国村隼さんの件、詳しくはリテラに記事が。【旭日旗問題で炎上した俳優・國村隼の発言は真っ当だ! 日本の侵略戦争、軍国主義の象徴だった旭日旗の歴史】(https://lite-ra.com/2018/10/post-4300.html)によると、《言うまでもなく、海上自衛隊の艦旗である旭日旗は、戦中・戦前の帝国海軍からそのまま継承したもので、日本の軍国主義や帝国主義の象徴だ》。
《都市間の交流は長い歴史の上に成り立》っているはずなのに、大阪市は《米・サンフランシスコ市との姉妹都市関係の解消》に踏み切ったそうです。大阪の皆さん、お維に任せていてホントに大丈夫なの?
「姉妹都市への決別宣言をする短絡的な政治」家・吉村洋文氏よりも、「国際政治家」な映画人・国村隼さん。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810080000246.html】
コラム
政界地獄耳
2018年10月8日9時54分
姉妹都市解消は稚拙な感情論では?
★先の沖縄県知事選で自民党ら県内野党が推した候補は、公約に「携帯電話料金4割削減」を掲げた。自民党の選対が策定した公約という。沖縄県知事がどうしてそんなことができるのか、それが知事の公約となるのか理解に苦しむ。陣営は「中央との強いパイプにより4割削減を促す」ことという。そんな努力目標まで公約になるのか。そもそも民間電話会社の料金は、国や所管の総務省では決められない。民間で決めるのだ。随分と県民をばかにした話だが、そもそも知事の仕事ではない。
★大阪市長・吉村洋文は慰安婦像の設置を巡り、米・サンフランシスコ市との姉妹都市関係の解消を発表した。慰安婦像の市有化を撤回するよう大阪市は求めていたが、回答がなかったためという。市長は「信頼関係は破壊された」とした。都市間の交流は長い歴史の上に成り立つ。東京都知事・小池百合子は9月12日、北京市長・陳吉寧(ちん・きつねい)と都庁で面会した。東京都と北京市は1979年から姉妹友好都市となっている。しかし北京市長の訪日は実に24年ぶりのことだ。
★その間、日中間には多くの政治問題・外交問題が立ちはだかった。最近では当時の都知事・石原慎太郎が、尖閣諸島を中国が占領しかねないとして、私有地だった尖閣諸島を都が買うと言い出し、寄付を集めたが、政府が国有化を決めたことがあった。しかし、都が北京市との友好都市をやめたことはない。一時期、関係が冷え込んでも、そんなことはしない。石原はことごとく中国批判を繰り返したが、事を構えるのは政府の外交であり、自治体のそれは民間外交に近く、政府ができないことを行えばいい。吉村の勇み足は稚拙な感情論ではないのか。市長の独断で歴史を断つ権利はあるのか。(K)※敬称略
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810090000231.html】
コラム
政界地獄耳
2018年10月9日9時28分
俳優国村隼に学べ、政治家よ
★韓国で開かれる国際観艦式で旭日旗を掲揚するか否かで折り合わず、防衛省・海上自衛隊は5日、護衛艦の不参加を決めた。その騒動の中、韓国・釜山で開催中の釜山国際映画祭に参加していた俳優の国村隼は、同日の会見で韓国記者たちから旭日旗問題を問われ、以下のように答えている。
★「旭日旗というのが海上自衛隊の伝統旗だと知っている。だが我々より先の世代、特に韓国の方は、この旗を格別に捉えているということも深く理解している」「自衛隊としては、旭日旗が自身たちの伝統なので、曲げることができないだろう。しかし過去の歴史を1度だけでも理解すればどうだろうか、個人的には考えている」と発言した。国際映画祭でこんな質問をされて当惑したと思うが、国村は映画人として堂々と意見を述べたと思う。ところがネットでは、国村を口汚くののしる言葉が降り注がれる。
★すると7日、釜山国際映画祭執行委員長チョン・ヤンジュンは、旭日旗を巡る質問などで迷惑をかけたとして、国村に対して遺憾の意を表明した。「敏感な韓日問題の質問でさまざまな誤解や臆測を呼んでいる」「数十時間の討論が必要な問題について、短い問答で十分に意味を伝えるのは難しい」とし、国村を十分守れなかったとわびた。国村も映画祭事務局を通じ、「確執や苦しみの中で生きるよりも、明るい希望と温かい思い出が必要だ。それを映画を通じて伝えられるのではないかと思う」とコメントを発表している。
★民間外交とはこういうことではないのか。文化交流とはまさにこのことではないのか。姉妹都市への決別宣言をする短絡的な政治よりも、ずっと将来に可能性を残すエールの交換だ。映画人の方がずっと国際政治家といえるのではないか。(K)※敬称略
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
沖縄タイムスの西江昭吾記者によるコラム【[大弦小弦]「外務省が成果を強調しても、国民がそう考えなければ…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/345572)。
《▼何を隠そう、15年前の河野太郎外相である…▼イタリアのディーニ元首相は調査で訪れた県職員にこう述べた。「米国の言うことを聞くお友達は日本だけ。米国は日本を必要としている。うまく利用して立ち回るべきだ」。この助言、河野外相はどう聞くだろう。(西江昭吾)》
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない」
『●「米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される」…
「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常』
「《米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される…米軍施設内に
制限なく立ち入ることができる…米軍基地への立ち入り権が明記…
米軍の航空機事故などが発生した際には…米軍と合同で調査委員会を
立ち上げ、共同で調査を行う仕組みがある》…「日米地位協定」
「日米合同委員会」の異常さ。
《事故の検証すらできない日本はむしろ、法的従属を“放置”した国家》」
『●「不条理で不公平極まりない日米地位協定…
基地周辺の住民に苦痛を強いて」いるのがアベ様ら』
「在日米軍特権」「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常さも、「日米共犯」も、《米国の言うことを聞くお友達は日本だけ》だそうだ。恥ずかしい。先の沖縄県知事選では、玉城デニーさんだけでなく、与党自公・癒党お維キトが熱意列に応援していた佐喜真淳候補も、「日米地位協定」の見直しを訴えていたではないか? アベ様や最低の官房長官らは、さっさと取り掛かりなさいよ。オトモダチのトランプ大統領に電話でもして、訴えてよ。
それにしても、辺野古破壊…姑息な手段で、一体どれだけ沖縄の皆さんの民意を無視すれば気が済むのか。
『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に』
『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
~そうさせた「本土」の重い責任~』
『●辺野古破壊: 「いい正月になる」なんて、
仲井真氏もアベ様らも猿芝居をしていたんじゃないのか?』
『●普天間移転「空想のような見通し」の結論…
《いい正月になる》仲井真弘多氏もアベ様らも猿芝居をしていた』
「《「5年以内」がまやかしに過ぎないことは、もう誰の目にも明らかであろう。
政府は米側との協議内容をつまびらかにすべきだ。
米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
実現を目指す方針を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」
と反対していた》。さらに、《5年以内の運用停止は、普天間の辺野古移設に
向けた埋め立てを仲井真弘多知事が承認する際、政府に実現を
強く求めた基地負担軽減策の柱だ。知事の要望を受け、安倍政権は
最大限努力する姿勢を示してきた》そうだ。…それを、いま、アベ様らは
《まともに対米交渉をしたこともな》く、《政府自らの責任を棚に上げ》し、
《実現できないのは辺野古新基地建設に反対している知事のせいだ
と責任を転嫁》しているのです。「本土」マスコミは、なぜこの沖縄イジメを
報じないのでしょう。辺野古や高江の無残な破壊行為を報じないの?」
『●防衛局(国)が国交省(国)に依頼し、国(アベ様)に
忖度した審判を下す…ルール無視の出鱈目デキレース』
《だが辺野古新基地の建設工事が順調に進んでも運用開始は約10年後
といわれる。新基地見直しこそが危険性除去の近道なのに、
安倍晋三首相が仲井真弘多元知事と約束した「5年以内の運用停止」は
協議された形跡がない》
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「…なぜ、唯一なのか? 普天間の撤収のために、なぜ辺野古が
破壊されなければならないのか? しかも、辺野古は破壊「損」の可能性が
高いときている。そして、一体、どこが負担軽減なのか?」
「「普天間移設=辺野古破壊なはず」が無いと訴えてきましたが…
それどころの話でなくなってきた! 無茶苦茶じゃないか!
世界一危険な基地・普天間は返還されない!?
辺野古は単なる破壊損なのか??」
《安倍政権はよく「丁寧に説明する」「真摯な対話を心掛ける」というが、
実行されたことはない。特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」法での
世論軽視、森友・加計(かけ)問題では疑惑に正面から向き合わないなど、
いくつも指摘できるが、米軍普天間飛行場の返還条件を巡っても、
丁寧な説明とは程遠い》
《名護市辺野古の新基地が完成しても、米軍普天間飛行場が
返還されない可能性が出てきた》
『●辺野古は単なる破壊「損」なのかもしれない…
アベ様や最低の官房長官による沖縄イジメも「ずっとずっと」』
『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~』
「《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月
までの実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」
と反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、
返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。
さらには、那覇空港をヨコセ!、なんてどこまで図々しいのか!!」
で、最低の河野太郎外相…反核燃サイクルも忘却、害交も音痴…。
『●嫌がらせに負けない高校生平和大使の皆さん、
「被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい」』
「「唯一の被ばく国」と言う割に、《核兵器廃絶》に向けての努力をしない
アベ様や外相、外務省…。《核なき世界》を目指さないニッポン…情けない」
「河野洋平・河野太郎親子の天地の違い…。息子は、大惨事アベ様内閣で
入閣して以降、壊れゆく一方だ。「反核燃料サイクル派」さへかなぐり
捨てていたかと思えば、外部大臣として自身の「ブログを読め」との
御宣託だが、「核武装」支持派に回るとはね。あまりの情けなさ、
壊れっぷりに呆れ果てた」…その河野太郎外相は、今度は、何十億もする、
そして膨大な管理・維持費が必要な外相用「専用機」が欲しいそうだ」
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/345572】
[大弦小弦]「外務省が成果を強調しても、国民がそう考えなければ…」
2018年11月16日 07:32
「外務省が成果を強調しても、国民がそう考えなければ何の意味もない。日米地位協定改定に向けた世論を高めていきたい」。運用改善が最善と言う政府の姿勢へのダメ出し。誰の言葉だと思われるだろうか
▼何を隠そう、15年前の河野太郎外相である。自民党の国会議員有志による「日米地位協定の改定を実現し日米の真のパートナーシップを確立する会」で幹事長を務める改定積極派だった
▼それが、今やどうだ。「一部を取り出し比較することには意味がない」。米軍に国内法を適用するドイツやイタリアの例を引き合いに迫る野党議員の質問を一蹴した
▼閣内に入れば政府方針に縛られる事情も分からぬではないが、権力を手にした時こそ、自らの信念を具現化するのが政治家の醍醐味(だいごみ)ではないのか
▼相互防衛義務を負うNATO加盟国と、米国への基地提供義務にとどまる日本では、協定が違って当然とする認識も解せない。批判を押し切り、安保法制で自衛隊任務は格段に広がった。日米の役割分担が変わったのだから、協定の在り方も共に論議すべきだった
▼イタリアのディーニ元首相は調査で訪れた県職員にこう述べた。「米国の言うことを聞くお友達は日本だけ。米国は日本を必要としている。うまく利用して立ち回るべきだ」。この助言、河野外相はどう聞くだろう。(西江昭吾)
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[『追及力 権力の暴走を食い止める』(望月衣塑子×森ゆうこ著)…《今、ジャーナリズムと野党の…》↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/見逃さない露 十分に外交敗北】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812190000175.html)。
リテラの記事【河野太郎外相の横暴「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ! 菅官房長官の会見では回答拒否をアシスト】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4423.html)。
《国会は閉会したものの、閣僚たちの不規則発言や傍若無人の振る舞いは続いている。なんといっても第4次安倍改造内閣の面々のお粗末さは特別だ。最近でも防衛相・岩屋毅が辺野古への移設は「日米同盟のためでなく日本国民のためだ」と発言したことに「日本国民の中に沖縄県民は入っているのか」と突っ込まれた…沖縄に寄り添うという思いがないことのなせる業だろう》。
《ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の質問をすべて「次の質問どうぞ」で押し通し、何ひとつ答えなかったのだ》。
『●トリは災害対応そっちのけで博打合法化案を議論…
《憲政史上最悪の…「国権の最高機関」という国会》』
『●「掲げた政策の大半が失敗」を反省せよ(金子勝さん)…
「3本の矢…女性活躍…1億総活躍…働き方改革」』
『●現代の徴用工・奴隷制…外国人労働者の
この悲惨な現状を何とかしてから出入国管理法改正案を出せ!』
『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
…貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン』
『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線
…首相は保守の対極に位置する政治家》』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
『●巨大新基地建設による辺野古破壊…
プーチン氏に《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末』
「一方で、プーチン大統領にまで《急所》を突かれる始末。日刊ゲンダイの
記事【安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃】…によると、
《「日本は本当に主権国家なのか」――。ロシアのプーチン大統領から
仰天発言が飛び出した。…驚いたのはその先で、基地問題で主権を
行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設に
ついてこう言及した。「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は)
何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みんなが
反対しているのに計画が進んでいる」》。辺野古破壊への世界の「目」は、
《日本は本当に主権国家なのか》? プーチン氏に《哂》われるって、
本土の「ホシュ」の皆さんは平気なの?」
第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…。山下の名前は奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。…外相・河野太郎は史上最低の外相…。これですでに十分外交敗北だ。…麻生太郎。…今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚》。
東京新聞のコラム【【私説・論説室から】「次の質問どうぞ」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018121902000156.html)によると、《しかし、外交は国民の理解なくしては成り立たないというのも事実である。ましてや国家主権に関わる領土を巡る交渉だ。主権者たる国民に交渉の状況をまったく知らせず、結論が出た後に国民に認めろと迫るのは、あまりにも乱暴ではないか。「次の質問どうぞ」と繰り返すのは国民への説明は交渉の邪魔としか思っていないからと勘繰りたくもなる》。
《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ…でも、内閣支持率は4割程度だってさ。ニッポンはこのままでいいのですか? そして、《追及力》なきマスコミがニッポンの不幸に輪をかける。
『●「紙面や番組ではっきりと「嘘つき」…「最悪の返答」と
批判を浴びせ」る矜持もなく…民主主義の危機』
壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/悪法を次々…安倍は国会もない選挙もない国に変えたいの?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243482)によると、《結局、安倍政権の成長戦略の柱である原発輸出は壊滅状態だ。成長戦略もダメ、デフレ脱却もダメ、財政再建もダメ。出口のないネズミ講のように異次元緩和を続けているだけなのだ…辺野古新基地建設を巡っては、2度の沖縄県知事選が示した民意を無視し、来年2月末の県民投票前に土砂投入を強行…。地方選や県民投票を完全無視だ。安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか。》
とんだ「ホシュ」…《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線》。
『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の
売国グローバリズム路線…首相は保守の対極に位置する政治家》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812190000175.html】
コラム
政界地獄耳
2018年12月19日8時44分
見逃さない露 十分に外交敗北
★国会は閉会したものの、閣僚たちの不規則発言や傍若無人の振る舞いは続いている。なんといっても第4次安倍改造内閣の面々のお粗末さは特別だ。最近でも防衛相・岩屋毅が辺野古への移設は「日米同盟のためでなく日本国民のためだ」と発言したことに「日本国民の中に沖縄県民は入っているのか」と突っ込まれた。発言自体に瑕疵(かし)はないと感じるかもしれないが、辺野古への土砂強行投入についての会見での発言としては不用意としか言いようがない。沖縄に寄り添うという思いがないことのなせる業だろう。
★五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつきに至っては閣僚の前の段階だろう。法相・山下貴司の抜てきは結構だが地検特捜出身は攻めには強いが守りが弱く、逆切れかと思うほど野党の入管難民法改正案への質問にムキになっていた。自ら法案の出来が悪いことを承知していたのだろう。山下の名前は奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。
★しかし特筆すべきは2人の太郎だろう。外相・河野太郎は史上最低の外相といえるが「次の質問どうぞ」と繰り返したことについて「反省している」とブログで謝罪した。書き込まれたのは外遊中だが、反省するぐらいなら最初からやるべきでない。相手側であるロシアに手の内を明かせないからと記者を無視したが、ロシアのラブロフは見逃さない。「ばかげた子どもの遊び『白黒を言わないで、はいもいいえも言わないで』が続いている」と論評した。これですでに十分外交敗北だ。
★もう1人の太郎は副総理兼財務相、加えてデフレ脱却担当の肩書がつく麻生太郎。「景気『いざなぎ』超え戦後最長」と内閣府が発表したが14日の会見で賃金上昇ないというのは「感性」の問題と言い放った。今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚は他にもいそうだ。(K)※敬称略
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【https://lite-ra.com/2018/12/post-4423.html】
河野太郎外相の横暴「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ! 菅官房長官の会見では回答拒否をアシスト
2018.12.12
(河野太郎公式サイトより)
ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の質問をすべて「次の質問どうぞ」で押し通し、何ひとつ答えなかったのだ。
一体、どういうことなのか。外務省が公表している記者会見の書き起こしを、まずはそのまま読んでもらいたい。
〈【時事通信 越後記者】日露関係について伺います。先日,ラヴロフ外務大臣が日露平和条約の締結について,第二次世界大戦の結果を認めることを意味すると,日本が認めることが最初の一歩になるというような発言をされていますけれども,この発言に対する大臣の受け止めをお願いします。
【河野外務大臣】次の質問どうぞ。
【読売新聞 梁田記者】今のに関連して伺います。大臣,国会答弁等でも日露関係については交渉に資することはないので,発言は一切控えるというふうにおっしゃってますけれども,今のように,ロシア側ではラヴロフ外相,ペスコフ報道官等々,いろいろな原則的立場の表明があります。これに対して反論を公の場でするおつもりもないということでよろしいんでしょうか。
【河野外務大臣】次の質問どうぞ。
【共同通信 田中記者】引き続き,関連の質問なんですけれども,大臣は良い環境を整備したいということで,発言をこれまで抑制的あるいは抑えてこられたと思うんですけれども,一方でロシア側からは,どんどんこれまでとおりの発言が出てきます。こういった端から見たらアンバランスな状況が,実際の協議にも影響を与えるという懸念もあると思うんですが,その点に関してはどうお考えでしょうか。
【河野外務大臣】次の質問どうぞ〉
見事なまでの質問無視。動画でも確認したが、この書き起こしのとおり、河野大臣は「次の質問どうぞ」と言うだけで、あとはコップに入った水を啜っていた。
さすがにここで「共同通信 斎藤記者」が「大臣、何で質問に『次の質問どうぞ』と言うんですか」と質問するが、これに対する河野外相の返答は、やっぱり「次の質問どうぞ」だった。
日露間の北方領土交渉は完全にロシアに手玉にとられている状態にあるとはいえ、なぜ質問に答えないのか、その理由さえ口にせず質問がなかったかのように無視しつづける──。この態度に対し、立憲民主党の辻元清美・国会対策委員長の「記者が質問する後ろには国民がいるわけで、質問にまともに答えず、無視するような姿勢は、国民を無視していることに等しい」と批判したが、まさにそのとおりだろう。
さすがに今回は外務省記者クラブも黙っておらず、文書で「国民への説明責任を果たしているのか、疑問を禁じ得ない。誠実な会見対応を求める」と申し入れをおこなった。河野外相は“神妙に受け止める”と意味不明な回答をしている。
しかし、河野外相が図に乗り、醜悪そのものの態度を晒せる状況を生み出した責任は、マスコミにもある。
マスコミはこれまで、安倍政権下で繰り広げられるこうした国民の知る権利をないがしろにした会見を放置するどころか、アシストしてきた。
その典型例が菅義偉官房長官の定例記者会見だ。菅官房長官は日々「その指摘はあたらない」などとはぐらかして質問には答えず、ときには「ここは質問に答える場所ではない」と言い放ってきた。
だが、この菅官房長官に対し、食い下がって質問を重ねる記者は東京新聞の望月衣塑子記者しかいない。そして、菅官房長官の怠慢を、新聞もテレビも直接批判しようとはしてこなかった。
それどころか、質問をぶつけつづける望月記者に対し、官邸側進行役の広報官が制限をかけるだけではなく、記者クラブ幹事社の記者が「以上で終わります」と官邸の意を汲んで打ち切りの号令をかけるような状態だ。
■トランプ政権の報道体制に毅然と抗議を続ける米メディアとの差
記者として当然の質問をしているだけの記者を排除するかのように、他の記者が官邸と一体化して立ち塞ごうとする──。これがこの国のメディアの姿勢なのである。
今回は、河野外相が「次の質問どうぞ」としか言わないという露骨にもほどがある質問無視をしたために、外務省記者クラブも抗議をおこなったものの、質問に答えないのは菅官房長官だって同じ。にもかかわらず、記者たちはそれを黙認し、場合によってはアシストさえしてきた。前述したように、記者が質問するうしろには国民がいる。つまり、記者の仕事は、国民の「知る権利」を守ろうとしない権力を監視し、厳しく追及することなのに、それを放棄しつづけているのだ。これは、自分たちの存在意義さえ自ら脅かす、メディアの“自殺行為”である。
かたやアメリカに目を向ければ、質問に答えないトランプ大統領やホワイトハウスの広報体制に対し、記者たちは怯むことなくガンガン質問を浴びせかけ、責任を追及しつづけている。最近も、中間選挙後にトランプ大統領は記者会見でCNNテレビのジム・アコスタ記者のホワイトハウス入館用の記者証を没収したが、ホワイトハウス記者会はすぐさま強い抗議をおこない、〈われわれはホワイトハウスに対し、弱腰で心得違いの行動をすぐさま撤回するよう強く求める〉と声明を出している(AFP通信、11月8日)。
また、トランプ政権のホワイトハウス報道官だったショーン・スパイサー氏が政権に批判的なCNNやニューヨーク・タイムズなどを会見から締め出した際には、AP通信やタイム誌は一緒になって会見をボイコット。ホワイトハウス記者会も抗議声明を発表した。
もちろん、報道官が菅官房長官と同様にまともに質問に答えず、批判的なメディアには強権的な姿勢を見せても、記者たちは食い下がって何度も質問を繰り返し、ときには紙面や番組ではっきりと「嘘つき」「バカ」「大バカ」「最悪の返答」と批判を浴びせている。これこそが不誠実な政権担当者へのジャーナリズムの本来のあり方ではないのか。
繰り返すが、河野外相や菅官房長官が質問に答えず無視することは、説明責任の放棄であり、国民を馬鹿にした行為だ。河野外相にそうしたように、記者たちには質問に答えない菅官房長官にも抗議をおこなうべきだろう。
(編集部)
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日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍政権、責任は生ずるが責任取らず】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812080000182.html)。
日刊ゲンダイの記事【孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243066)。
《★国内政治はさして審議もせず、強行採決で法案が可決。既に議会は不要だ。審議も議論も不要。なんでも政府与党が可決する。国民はスピード可決に安心だ。…官民は結構だが、税金投入して失敗は責任が生ずるもの。この政権は責任は生ずるが取らない》。
《政府と三菱重工業が共同で進めるトルコへの原子力発電所の建設計画。建設費が想定の2倍となる5兆円に膨らんでトルコ政府と折り合えず、4日計画を断念する方向で調整に入った》。
まず、現代の徴用工・奴隷制問題。その後の辺野古破壊に向けた土砂投入にしても同様ですが、「独裁」、アベ様の人治主義国家…酷いものである。
『●「掲げた政策の大半が失敗」を反省せよ(金子勝さん)…
「3本の矢…女性活躍…1億総活躍…働き方改革」』
『●現代の徴用工・奴隷制…外国人労働者の
この悲惨な現状を何とかしてから出入国管理法改正案を出せ!』
『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
…貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン』
『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線
…首相は保守の対極に位置する政治家》』
『●《69人死亡》を知らないのならば無責任、知っていたのならば冷酷
…《お寒いほどのスカスカ》法案を可決』
《山本太郎議員が抵抗し、“言論の府の死亡だ”“自殺行為”などと訴えたが、
安倍政権はまたも国会を踏みにじったのだ》
《これを「独裁」「大暴走」と言わずして何と言うか。本日、参院では
入管法改正案と漁業法改正案をめぐり、安倍政権が暴挙のかぎりを尽くした》
《議長自ら演説中の議員を「つまみ出してしまえ」と命令する──》
《森議員の演説を実力で止めさせるため、10名余りの衛視が隊列を作って
壇上に向け行進を始めていた。異様な光景だった》
「《森議員に対し、「ルールを守れ!」のヤジを大合唱》…もう笑う・嗤うしかない。
与党・自公や癒党・お維キトは何処まで自己チュウなのか。
《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様ではないか。モリカケ問題等々も
同様。《立法府の長》を気どる、「三権同一」(目取真俊さん)なアベ様が
《ルールを守》ってから、言ってくれ。森ゆうこ(森裕子)さんの叫びを聞け!」
『●山本太郎さん「(法案に)賛成する者は、2度と『保守』と名乗るな!。
保守と名乗るな、『保身』だ!」』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
《…官民は結構だが、税金投入して失敗は責任が生ずるもの。この政権は責任は生ずるが取らない》。日立製作所もよ~く考えた方がいいのではないか? 自公政権や経産省に従って核発電「麻薬」に溺れていたら企業は破滅。
………と思っていたら、【日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018121601001420.html)だってさ。当たり前の結果。
『●原発推進のために何でもする人たち』
《「民間提言」に経産省が関与 原発の再稼働や輸出求める…
電力会社や原発メーカーのトップらでつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」
(会長・有馬朗人元文部相)…提言は「責任ある原子力政策の再構築」と題し、
有馬会長を発起人とする有志名で出した。有志に電力会社トップはいないが、
日立製作所など原発メーカーや大手商社のトップ、元経産次官の
望月晴文氏(日立製作所社外取締役)ら29人が名を連ねる》
『●政治献金という名の「賄賂」: アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係』
《原発産業9社から自民党に献金100億円、“安倍隊長”のもとで進む原発推進、
消費増税、法人減税…三宅勝久…自民党の資金団体「国民政治協会」に
1977年以降17億円もの政治献金を行なった原発メーカー「日立製作所」。
原発の監督機能を骨抜きにした「原子力安全保安院」生みの親といわれる
望月晴文・元経産事務次官は、震災後に役員待遇で天下った》
『●「恥」と共に原発による人権侵害までも輸出=
「輸出先が加盟国なら、日本製の原発でもメーカーは免責」』
『●トルコ原発、「責任」を持って「死の灰」は
日本に逆輸入してあげるのですか? 日本で10万年管理??』
『●「死の商人」経団連会長人事…《安倍首相は「儲からない」
原発輸出に国民の血税を投入してバックアップ》』
《東芝の失敗を顧みることもなく、安倍首相がとんでもない原発政策を
ぶちあげた。日立製作所がイギリス・アングルシー島で進めている
原発輸出にかんし、政府系の日本政策投資銀行などが出資、
三菱東京UFJ、三井住友、みずほ銀行の3大メガバンクなども
総額1.5兆円規模の融資をおこない、そのメガバンクの融資全額を
政府が債務保証するというのだ…しかも、こうした政府による公的資金を
使った優遇を受ける日立の中西宏明会長は、安倍首相と極めて距離が
近い財界人として有名だ》
『●「3本の矢」「女性活躍」「1億総活躍」「働き方改革」「人づくり革命」
…そんなものを有難がってる…』
《さらに、「成長戦略」の柱として何度も「セールス外交」を行った
「原発輸出」は、次々に頓挫している。ベトナム、台湾は建設中止、
リトアニアは建設凍結、イギリスは事業費が3兆円に膨張し、大手銀行の
融資に政府保証をつけても立ち往生。トルコも事業費が4兆円に倍増し、
伊藤忠が撤退。この5年間、安倍政権の「成長戦略」で成果を上げたものは、
ほとんど見当たらない》
『●《余ると分かっている電力を、なぜ原発で作り続けるのか?》
核発電「麻薬」中毒なアベ様に忖度する九電』
『●《地球温暖化対策を名目に、経済産業省が新たな小型原発の開発》
…「海暖め装置」でホントに温暖化防止?』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812080000182.html】
政界地獄耳
2018年12月8日9時0分
安倍政権、責任は生ずるが責任取らず
★国内政治はさして審議もせず、強行採決で法案が可決。既に議会は不要だ。審議も議論も不要。なんでも政府与党が可決する。国民はスピード可決に安心だ。ところが、政府鳴り物入りで進めている原発輸出は失敗続き。政府や三菱重工業などの官民連合で進めていたトルコの原子力発電所の建設計画は断念することになった。
★首相・安倍晋三は20年の東京オリンピック(五輪)誘致の時「フクシマについてお案じの向きには私から保証をいたします。状況は統御されています。東京にはいかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません」とアンダーコントロールを強調していたが、世界がそれを信頼しているのならば、日本と並ぶ世界有数の地震国・トルコの原発輸出は何の問題もなかったのではないか。安全基準の強化を受けた事業費の高騰で原発は採算をとるのが極めて難しくなったという。安全対策を整備するには採算が合わない。経団連を引き連れての俯瞰(ふかん)する外交の破綻だ。
★その経団連会長・日立製作所会長の中西宏明は日立製作所が英国で進めてきた原発建設計画が暗礁に乗り上げていると認めた。こちらも原発の安全対策で事業費が膨らむなど事業の採算性に疑問符が付いている。日本と原子力協定を結んで売り込んだ国はベトナム、リトアニア、台湾、カザフスタン、ヨルダン、アラブ首長国連邦、インド。どれも進んでいるとは言い難い。政権は原発輸出をアベノミクスの成長戦略と位置付けていたが、世界の潮流とも逆行しているといえる。問題はこれを失敗と認めず交渉途中と言い張るところだ。「最近も首相が米トランプ大統領に売り込んでいた官民ファンドで進めるJR東海の子会社が主導するテキサス新幹線構想。これも進んでいない」(財界関係者)。官民は結構だが、税金投入して失敗は責任が生ずるもの。この政権は責任は生ずるが取らない。(K)※敬称略
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243066】
孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由
2018/12/06 06:00
(トップセールスも大失敗(会談前に握手するトルコの
エルドアン大統領と安倍首相)/(C)共同通信社)
政府と三菱重工業が共同で進めるトルコへの原子力発電所の建設計画。建設費が想定の2倍となる5兆円に膨らんでトルコ政府と折り合えず、4日計画を断念する方向で調整に入ったことが分かった。
トルコへの原発輸出は、安倍首相がトップセールスで売り込んだもの。2013年に合意し、黒海沿岸のシノップに原発4基を建設する計画だった。当初、事業費は2兆5000億円の予定だったが、福島第1原発の事故を受け、安全対策で費用が高騰した。
現在、国内で原発建設の新規案件はなく、日本がらみでは日立製作所が英西部に原発2基を新設する計画だけ。
ここでも当初1兆5000億円だった建設費が2倍の3兆円に膨らみ、今年8月に米企業が中核的な立場からの撤退を決めるなど、順調とは言い難い状況だ。
核燃料サイクル計画でも先月29日、フランスのマクロン大統領が、日仏が共同で進めていた高速増殖炉「もんじゅ」に代わる次世代原子炉開発の凍結を宣言。世界が脱原発の潮流の中で、日本だけが取り残されている。
経産省の作業部会は3日、「もんじゅ」の後継となる高速炉の運転を開始する時期について「21世紀半ばごろ」を目標と定めた。
あくまで原発をやめる気はないようだが、それには理由がある。
「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武氏はこう言う。
「原発をやめてしまうと、使用済み核燃料の再利用ができなくなり、
どこに保管するのかという問題が発生します。政府はこの問題を
避けるため、ますます原発に拘泥しているのでしょう」
原発ビジネスの行き着く先は袋小路だということを認め、方針を改めるべきだ。
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
琉球新報のコラム【<金口木舌>中傷する人からまず手を挙げて】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-852486.html)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍とプーチン本当の関係】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812220000180.html)。
《▼空軍も海軍も陸軍も抱える沖縄。県は基地全てを撤去しろと要求しているわけではない。国防の重要性を訴え、ローラさんを中傷する人からまず、移設先に手を挙げてはいかがだろうか》。
《プーチンは日本と在日米軍の関係について「平和条約を結んだ後にどうなるのかは分からないが、この問題を抜きにして最終的な決定を下すことは非常に難しい」とし…。また辺野古への土砂投入が始まったことについて「日本の主権のレベルを疑ってしまう」と発言。つまり米国の不沈空母扱いに喜々とする日本外交を哂ったのだ。これが我が国の首相とプーチンとの関係だ》。
(斎藤貴男さん)《新基地は軍港はじめ、普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点》…ニッポンの血税を使い(「移設」に非ず)巨大な新基地を建設し、番犬様に差し出すという。本土の「ホシュ」の皆さんは、(金平茂紀さん)「生物多様性の生きた教科書」な「森」が殺され、「美ら海」が殺され行くのに、平気なのだろうか? コラムが言うように、《国防の重要性を訴え、ローラさんを中傷する人からまず》、新基地の建設先に《手を挙げ》るべきだ。
せめてもの普天間の機能停止・返還もあり得ず、しかも、那覇空港をヨコセ!、という。軟弱地盤の泥沼で、ドブガネも嵩み、いつまでたっても辺野古破壊は止まず。アベ様や最低の官房長官らを支持する「ホシュ」の皆さんは「保守」の看板を下ろすべき。
一方で、プーチン大統領にまで《急所》を突かれる始末。
日刊ゲンダイの記事【安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244330)によると、《「日本は本当に主権国家なのか」――。ロシアのプーチン大統領から仰天発言が飛び出した。…驚いたのはその先で、基地問題で主権を行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設についてこう言及した。「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は)何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みんなが反対しているのに計画が進んでいる」》。
辺野古破壊への世界の「目」は、《日本は本当に主権国家なのか》? プーチン氏に《哂》われるって、本土の「ホシュ」の皆さんは平気なの?
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
『●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】
《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?』
『●《『日本を取り戻す』の中に沖縄は入っていな》かった、
そして今《国民のうちに沖縄は入っているのか》?』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
「そして今、アベ様や最低の官房長官らは、沖縄でもデタラメを
繰り広げている。一方、故《翁長雄志さん「保守は保守でも自分は
沖縄の保守。本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖》
だった。どこぞの《保身》ならぬ「ホシュ」とは大違いだった。
《まっとうな保守政治家は野党にいた》、そして沖縄にも」
『●辺野古「移設」に非ず、《新基地は軍港はじめ、
普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点…》』
「辺野古「移設」に非ず、《新基地は軍港はじめ、普天間にない巨大で
多様な機能を備えた一大戦争拠点…》が新たに建設される。
せめてもの普天間の機能停止・返還もあり得ず、しかも、那覇空港を
ヨコセ!、という。軟弱地盤の泥沼で、ドブガネも嵩み、いつまでたっても
辺野古破壊は止まず。「いじめ」どころの話ではない」
『●三上智恵さん《埋められていくのは、辺野古の海だけではない。
この国の未来…助けを求める、あなたの声》』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-852486.html】
<金口木舌>中傷する人からまず手を挙げて
2018年12月22日 06:00
ホワイトハウス請願 辺野古署名 ローラ 金口木舌
「見下し、同化させ、調節しても、心の落ち着きを確保するのに不十分なとき、心理的圧力が物理的追放になることが多い」。米国の3人の心理学の教授による共著「なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか」の一節に息をのんだ
▼モデルのローラさんが辺野古新基地建設を県民投票実施まで中止するよう米政府に求める署名を呼び掛けると、「国際情勢を勉強しろ」「危険性がそのままでいいのか」などと見下すようなコメントがネット上にあふれた
▼海洋進出を進める中国や朝鮮半島情勢など、日本を取り巻く安全保障環境は予断を許さない。政府は日米同盟の重要性を主張するが、島嶼(とうしょ)部の防衛は一義的に日本の義務と日米間で合意されており、最初から米軍が前線に行くわけではない
▼尖閣諸島への不法侵入や領海侵犯に海兵隊が対応したことはない。米政府の決断なしに海兵隊が動くことはあり得ず、沖縄に駐留する地政学的メリットはないに等しい
▼森本敏元防衛相ら安全保障の専門家が指摘する通り、海兵隊は「NIMBY(自分の裏庭には来るな)」という日本国内の政治的な理由で沖縄に押し付けられているにすぎない
▼空軍も海軍も陸軍も抱える沖縄。県は基地全てを撤去しろと要求しているわけではない。国防の重要性を訴え、ローラさんを中傷する人からまず、移設先に手を挙げてはいかがだろうか。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812220000180.html】
コラム
政界地獄耳
2018年12月22日8時58分
安倍とプーチン本当の関係
★信頼関係があると言い続けた首相・安倍晋三とロシアのプーチン大統領。二十数回会談しても実は本質的な議論はなかったことがロシア政府から暴露されているが、その間、経済協力だけは幾重にも引き出され、都合のいいATMだったことだけが日露の歴史に残ったといっていい。ロシア外交のしたたかさは欧州では知られつくしているものの、ロシアに世界中が経済制裁をしている最中にも北方領土のことがあるからと強硬な制裁に参加しなかった判断も今となっては失敗といわざるを得ない。
★秋以降、官邸は隠密裏にロシアとの領土問題の調整に励んできた。しかし、不調というより戦後掲げてきた四島返還すら諦め、2島返還に国民を無視して勝手にかじを切ったものの進展すらしていない。逆に国内で四島返還を諦めた説明などはおこなわず、外相・河野太郎に至っては北方領土はわが国固有の領土という言葉さえ口にしなくなった。国益というならばこれほど国益に反した政権もない。それでいて米国依存度は高く、兵器の法外な物量と金額は二つ返事で受け入れ、沖縄辺野古での新米軍基地建設には地元の反対を押し切り強引に進める。このちぐはぐな政策をプーチンに見透かされた。
★20日、年末恒例の大規模記者会見でプーチンは日本と在日米軍の関係について「平和条約を結んだ後にどうなるのかは分からないが、この問題を抜きにして最終的な決定を下すことは非常に難しい」とし、北朝鮮からのミサイル攻撃を想定し日本が配備予定の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」にも懸念を表明した。また辺野古への土砂投入が始まったことについて「日本の主権のレベルを疑ってしまう」と発言。つまり米国の不沈空母扱いに喜々とする日本外交を哂(わら)ったのだ。これが我が国の首相とプーチンとの関係だ。(K)※敬称略
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
マガジン9のコラム【三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌 第86回:埋められたのはこの国の未来~辺野古の海に土砂投入】(https://maga9.jp/181219-2/)。
《埋められていくのは、辺野古の海だけではない。この国の未来だ。圧殺されたのは沖縄の声だけではない。いつか助けを求める、あなたの声だ》。
これまで何度も示されてきた沖縄の皆さんの《民意》が埋め立てられ、《未来》も埋め立てられ行く。《いつか助けを求める》「本土」の《声》だ。
あの哀しい映像や写真 … 破壊され行く辺野古の美ら海 …。いったん破壊された辺野古の海は、不可逆。復元不可能。一日も早く、この愚行を止めなければならない、
(金平茂紀さん)《生物多様性の生きた教科書》な「森」を殺し、「美ら海」を殺し、(斎藤貴男さん)《新基地は軍港はじめ、普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点…》から出撃した戦艦や戦闘機は「人」を殺す…。
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
『●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】
《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?』
『●《『日本を取り戻す』の中に沖縄は入っていな》かった、
そして今《国民のうちに沖縄は入っているのか》?』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
「そして今、アベ様や最低の官房長官らは、沖縄でもデタラメを
繰り広げている。一方、故《翁長雄志さん「保守は保守でも自分は
沖縄の保守。本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖》
だった。どこぞの《保身》ならぬ「ホシュ」とは大違いだった。
《まっとうな保守政治家は野党にいた》、そして沖縄にも」
『●辺野古「移設」に非ず、《新基地は軍港はじめ、
普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点…》』
「辺野古「移設」に非ず、《新基地は軍港はじめ、普天間にない巨大で
多様な機能を備えた一大戦争拠点…》が新たに建設される。
せめてもの普天間の機能停止・返還もあり得ず、しかも、那覇空港を
ヨコセ!、という。軟弱地盤の泥沼で、ドブガネも嵩み、いつまでたっても
辺野古破壊は止まず。「いじめ」どころの話ではない」
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【https://maga9.jp/181219-2/】
三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌
第86回:埋められたのはこの国の未来~辺野古の海に土砂投入
By 三上智恵 2018年12月19日
(https://youtu.be/cxVu-4O4pks)
ポイント・オブ・ノー・リターン。もう引き返せない地点。政府は辺野古への土砂投入を12月14日だと一方的に通告し、「原状回復が困難な新たな段階に入った」と盛んに喧伝した。
今日ここに至った事態を、そのストーリーに沿ってシリアスに受け止めようと思えば、それもできる。そりゃあ悔しくて悲しくて、言葉もない。なぜ大差で辺野古移設反対の知事を押し出したのにこうなるのか。この国の民主主義は機能していないのか。国は、県との協議は形だけだという本音を隠しもせず、話し合いの間にも埋め立て作業を全力で進めた。身を焦がさんばかりの怒りモードに入っていくことだってすぐにできる。しかし、辺野古の報道に取り組んで21年、運命のXデーをこう度々設定されては鼻白む感がある。ポイント・オブ・ノー・リターンだって、既視感だらけだ。
2004年、沖合埋め立て案のやぐらが辺野古の海にどんどん建っていった時も、スパッド台船がたくさんのサンゴを踏みつぶした時も、もう元には戻らないと気持ちが崩れそうになった。沿岸案に代わってV字の滑走路に名護市長が合意した時も、これまでの闘いが無に帰したと文子おばあと涙を流した。オスプレイが配備されてしまった日も、2014年夏に辺野古が80隻を超える船に包囲された日も、最初のブロックが海に投入されてしまった日も、護岸工事に着手した日も、日本中から機動隊が来て高江の工事が始まった日も、毎回私は半泣きで取材準備をし、ああもう戻れない、と自分の非力を呪った。
全部私にとってはポイント・オブ・ノー・リターンだった。だから、今回が最大級で、今度こそもう諦めるポイントだよと言われても、最大級の悲しみ方が、もはやわからない。当初は8月17日の予定だったのが、翁長前知事の急逝で飛んでしまった。8月だったら、もっとどん底に悲しかったかもしれない。でも今回は少し違っているような気がした。泣くような日でもない気がしていたし、これ以上に怒れる自信もなかった。どんなトーンでこの日を迎えたらいいのか。早朝の真っ暗な道を辺野古に向かい、気持ちが定まらないまま現場に着いた。
投入地点が見える陸上のカメラ位置を確認して、船上撮影するカメラマンを港まで送って段取りをし、ようやくゲートにたどり着いたら朝一番、「遅い!」と文子おばあに怒られた。「もうあたしはそこでさっき一戦交えたんだよ。車いすごと5人に丁寧に運んでもらったさ」。まだ暗いうちに一度排除されたと言って、おばあはどこか自慢げに笑った。なんだか明るい。頑張っても頑張っても、基地建設を止めることができない、と文子おばあが涙をこぼす姿を何度も見ているので、ちょっと拍子抜けした。あえて、もう引き返せないのかな? とシリアスな表情で迫ってみると、「諦めてはだめ。時間はかかってもね」とおばあは冷静に言う。おばあ、時間はかかってもって、もう21年だよ? と切り返すと「まだまだ。あと10年、20年かかっても。粘って勝たないと、どうする」と諭された。思い定めた表情。ここまで来て、諦めてたまるかという気迫がビンビン伝わってきた。
海上では、国が県の指導を無視して本部半島から積み出した赤土を含む土砂が、台船に載って近づいていた。10時過ぎ、いよいよ護岸に接岸。土砂はショベルカーでトラックへと移されていく。政府が辺野古に基地を造ると言い出してから21年、なんとか今日まで守り抜いた海に、こんなものを入れられたくない。窒息していく海を見たくない。あの世に行っても辺野古の闘いを心配し見守ってくれているであろうおじい、おばあ、懐かしい人たち、翁長前知事にも本当に申しわけがない。カヌーチームも同じ気持ちなのだろう。フロート内に突っ込んでいっても海保だらけの海域でどうなるかは百も承知で、果敢にフロートを越え、全力で漕いでいく。次から次から台船にアプローチするが、海猿に確保される。しかし確保されても高くプラカードを掲げる彼らの姿に泣きそうになった。たとえ土砂を入れられても諦めるつもりは全くないんだ、と全身で表現していた。
そうだ。今日、政府が「ハイ、沖縄の抵抗はこれまでね」という区切りを演出するなら、こちらは「いえいえ、昨日も今日も明日も粛々と反対しますよ。子や孫のために。私たちの国の民主主義のために。諦められるわけがないでしょう?」と全国に示す日にすればいいのだ。
「まだまだ今からですよ」
「たとえ完成したって、使わせない闘いをします」
「今日は踊ろうと思ってハーモニカを持ってきたのに」
「かえって県民の心に火をつけてくれてありがとう。これで県民投票は、みんなで危機感を共有できますよ」
動画をご覧いただけばわかるように、私が現場で集めたインタビューは、全然下を向いていない。翁長前知事の妻である樹子さんも駆け付けて下さって、ゲート前は故・翁長前知事の魂も供にあると大変湧き上がったが、その樹子さんは本土のメディアに囲まれる中、「こんなに民意がないがしろにされて。これでいいと思ってるの? 皆さんがしっかりして!」と逆に記者たちに檄を飛ばす場面も。うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんど(沖縄県民をなめたらいけませんよ)を地で行く県民パワーが現場には溢れていた。痛快ですらあった。
しかし、もちろん明るいばかりではない。国会議員の照屋寛徳さんも糸数慶子さんも涙ぐんでいたし、山内末子さんは翁長さんに申し訳ないとマイクを持つ手を震わせていた。政府の思惑通りにへこたれるもんか、という反発は、確かに新たなエネルギーの渦を作り上げていた。しかし一方で、この20年を思うと「この日を迎えないために頑張ってきたのに」とウェットな悲しみに包まれる。いつもスマホを駆使して高江や辺野古の状況を発信してくれる大袈裟太郎さんは、自分はまだ2年余りしかかかわってないけれど、と言いながら、みんなの悔しさを思って泣いていた。それは前日の彼のブログに書かれているので引用したい。
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明日、14日はいよいよ辺野古の土砂投入予定日だ。
20年続いてきた運動の岐路に、僕は立ち会わなくてはならない。
この重みに、僕は耐えられるだろうか。
20年前、山城博治はまだ40代前半、今の山本太郎ぐらいの歳だったはずだ。
玉城デニーは30代後半、今の村本大輔ぐらいの年齢だった。
稲嶺進は50代前半、今の横川圭希ぐらいの歳だった。
目取真俊は30代中盤、ちょうど今の僕ぐらいの歳だっただろう。
石原岳は20代中盤、今のアツシぐらいの歳だった。
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太郎さんは、自分がいなかった18年間を現場で過ごした人たちの気持ちを丁寧に想像して下さっていて、こんな感性を持った若い世代の人たちが輪に加わっていることに感激した。
私が辺野古の問題に出会ったのは32歳の時だった。ここまで長く苦しい道のりになるなんて思いもしなかった。でも、あれから21年も辺野古と向き合ってきたおかげで、政府というものがこんなに不誠実だとか、この国がこんなに壊れちゃってることとか、アメリカはやっぱり日本を利用したいだけだし、日本自体、属国であることに疑問すら持っていないことを学んだ。そしてジュゴンや希少生物の宝庫である大浦湾の豊かさや、東海岸に生きる人たちの喜びと悲しみ、基地と共存を強いられた辺野古集落の悲哀、それを越えていく人々の文化や知恵や、何よりも、圧倒的に強いものに対しても、諦めず、折れずに闘っていく尊厳に満ちた人々にたくさん出会うことができた。翻弄されただけではない。私は実に多くのものを「得て」いたのだ。こんな「負けた」格好の日に、私はそう思うことができた。
それに引き換え、勝ったつもりの政府はこの日、実は大事なものを手放したのではないだろうか。
なかなか振り向いてくれなくても、何度も手を振り払われても、それでも父の手を握ろうとする子どもに下した最後の一撃。どこかで、それでも家族だと思ってくれるだろうと信じて背負ってきた重い重い荷物は、もう持てなくなってしまった。岩屋防衛大臣はいみじくも言った。「辺野古移設は日本国民のため」と。やはり、家族として大事にされる対象ではなかったのだという現実を、一度は里子に出したその子に気づかせてしまった。親を慕う気持ちがあればこそ、重さにも耐えた。そこを利用するだけ利用してきたのではないか。家族だという幻想さえ打ち砕いてしまうなら、冷酷な他人の荷物など、抱えて一歩だって歩けるわけがない。
さらに、人口のわずか1パーセントに過ぎない一部の国民の苦しみなど興味もない、と見ぬふりを決め込んだ圧倒的多数の国民にとってもそうだ。掴み取っていたつもりの「主権」を等しく失った日なのだが、そのことを自覚している人は少ない。
沖縄は、日本の戦後民主主義を映す鏡である。果たして今、国民は主権者として扱われているか。基本的な人権が保障されているか。三権分立は機能しているか。地方統治機構は国の下部組織ではないという地方自治の精神は生きているか。沖縄の現状からわかることは、どれをとっても今の日本は、はなはだ不完全だということだ。他府県の皆さんは、それは沖縄だからであって、私たちはまだちゃんと民主主義に守られているはず、とおっしゃるだろうか。残念ながら、それが日本の民主主義の到達度であり、国民の民度のレベルであり、この国の正体だ。
沖縄の現状をまっすぐ見つめてしまうと、この国の正体にがっつり向き合わされることになる。それは面倒だし、正視するには勇気も必要で、簡単ではない。辺野古の問題から目を背けるのは、沖縄に興味がないからではなく、無意識にこの国の現実から目を背けたい、突きつけられても何もできない自分と向き合いたくない、という防衛本能のなせる業なのだ。その「自己防衛由来の無関心の壁」に阻まれて、私がいくら映画や講演で全国にこの問題を伝え、燃えてるのは沖縄だけではない、皆さんの服にも火がついてるんですよと力説しても、「沖縄は大変ね」という言葉が返ってくる。あくまで「私たちはまだ大丈夫だけど」と思おうとしている。自分は加害者でも被害者でもない、と思いたい人たちが辺野古のニュースをスルーする。しかし、誰が加害者であるかを見極める目を磨かない限り、自分が被害者になるのを止めることはできない。だからスルーした人はぜひ、今回の15分の動画を見てほしい。
ありとあらゆる民主主義の手法に則って辺野古NOを突きつけ、それでも進む工事に体を張って抵抗してきた沖縄県民の21年の蓄積を粉砕し、頭上から投下された政府の土砂。
埋められていくのは、辺野古の海だけではない。この国の未来だ。
圧殺されたのは沖縄の声だけではない。いつか助けを求める、あなたの声だ。
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/辺野古土砂投入…沖縄は人でなし首相と縁を切った方がいい】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243969)。
《だからといって、私には、阻止はもちろん、超ド級の新事実を暴き出すこともできやしない。ただ、今このタイミングで、何か他の話題でお茶を濁すのは恥だ。無力は無力なりに、せめて本土メディアの紙面が少しでも多く、怒りで埋まる一助程度にはならなければと願う。アベ政権は徹底的に汚い。卑劣で腐り切っている。他人の人生や尊厳を踏みつけにすることを無上の喜びとしている》。
『●斎藤貴男さん「人間が人間であるために、最後まで抗おう」と呼びかけ
…コンナ「裸の王様」に負けたくない』
『●斎藤貴男さん「人権を否定することに喜びを感じている
変質者集団」…「人権の砦」のはずが最「低」裁…』
『●ニッポンは民主主義国家? 《明白な事実や数字を権力者が
都合のいいように変え、信じ込ませようと》…』
《ジョージ・オーウェル 『1984年』だ。これは1949年に出版された
近未来小説で、高度な全体主義が張り巡らされたディストピア
(反ユートピア)がテーマとなっている》
『●パラノイアなディストピアで何を好き好んで
アベ様の奴隷に成り下がりたい?…という人たちの気が知れない』
『●「この国は今、とてつもなく恥ずかしい」(斎藤貴男さん)…
「倫理観のかけらもない男」が自民党総裁三選』
「《人権を否定することに喜びを感じている変質者集団》与党自公や「癒(着)」党お維…彼・彼女らに投票できる人たちの気が知れません。そして、いまや、「人権の砦」《法の番人》のはずが最「低」裁…「司法判断」せずに、アベ様らのための「政治判断」を乱発する司法。《広域暴力団安倍晋三組》の組長や三下に成り下がり、いまや、「言論の府」も瀕死の状況。三権分立・権力分立は完全に破壊」。
《新基地許すまじは、疑いようもない民意》をも埋め立てる愚行。辺野古破壊は不可逆。原状回復不能。辺野古破壊を1日でも早く止めなければ…。
東京新聞の記事【辺野古停止署名、10万筆に ローラさんも呼び掛け 米政府、回答へ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018121902000131.html)によると、《菅義偉官房長官は十八日午後の記者会見で、十万筆達成に関し「他国が行っている施策に関することだ」とコメントを控えた》そうだ。
辺野古破壊は「他国が行っている」の? どこの愚かな国が辺野古破壊という愚行を?
《異様な権力をふるうA校長…鉄面皮のS副校長》。
マガジン9の鈴木耕さんのコラム【言葉の海へ 第56回:沖縄、「いじめの光景」】(https://maga9.jp/181219-3/)によると、《安倍政権の沖縄に対するやり方は、まさに学校における陰湿な「いじめ」と変わらない。しかも、それが生徒間の「いじめ」ではなく、学校という組織ぐるみの、特定の生徒たちに対する「いじめ」なのだ。異様な権力をふるうA校長…「O組」の反抗…鉄面皮のS副校長…クラス委員選挙、大差でTくん勝利…無関心という差別…国際的な署名活動の盛り上がり》。
辺野古「移設」に非ず、《新基地は軍港はじめ、普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点…》が新たに建設される。せめてもの普天間の機能停止・返還もあり得ず、しかも、那覇空港をヨコセ!、という。軟弱地盤の泥沼で、ドブガネも嵩み、いつまでたっても辺野古破壊は止まず。「いじめ」どころの話ではない。
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
『●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】
《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?』
『●《『日本を取り戻す』の中に沖縄は入っていな》かった、
そして今《国民のうちに沖縄は入っているのか》?』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
「そして今、アベ様や最低の官房長官らは、沖縄でもデタラメを
繰り広げている。一方、故《翁長雄志さん「保守は保守でも自分は
沖縄の保守。本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖》
だった。どこぞの《保身》ならぬ「ホシュ」とは大違いだった。
《まっとうな保守政治家は野党にいた》、そして沖縄にも」
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243969】
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。
二極化・格差社会の真相
辺野古土砂投入…沖縄は人でなし首相と縁を切った方がいい
公開日:2018/12/19 06:00
(土砂投入に抗議する集会で気勢を上げる
玉城デニー知事(右端)/(C)共同通信社)
米軍の辺野古新基地建設を急ぐ政府が14日、沖縄県名護市辺野古の沿岸部に土砂の投入を強行した。猛反対する地元を力で屈服させるためだけの暴挙である。
だからといって、私には、阻止はもちろん、超ド級の新事実を暴き出すこともできやしない。ただ、今このタイミングで、何か他の話題でお茶を濁すのは恥だ。無力は無力なりに、せめて本土メディアの紙面が少しでも多く、怒りで埋まる一助程度にはならなければと願う。
アベ政権は徹底的に汚い。卑劣で腐り切っている。他人の人生や尊厳を踏みつけにすることを無上の喜びとしている。
玉城デニー沖縄県知事は、故・翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、辺野古基地建設反対を掲げて、大差で当選した。新基地許すまじは、疑いようもない民意なのだ。
新知事と10月に会談したアベ首相は、笑顔で握手のポーズをとった。だが5日後には県の埋め立て承認撤回の効力を停止する手続きを開始し、11月に入るや工事を再開。この間に国会の所信表明演説で、「沖縄の皆さんの心に寄り添う」と明言しさえしたアベ氏には、人間の心がない。あるのはただ、嘘だけだ。
普天間基地(宜野湾市)の危険を除去するための辺野古移設、と彼らは口を揃える。だが、新基地は軍港はじめ、普天間にない巨大で多様な機能を備えた一大戦争拠点となる。
“移設”で済まされてよい話ではないのである。
普天間にしても米軍が撤去する保証はない。過去に照らせば、いつまでも居座る腹だろう。
「本県のみならず、他の国民にも降りかかる」問題だと、玉城知事は語気を強めた。負担の何もかもを沖縄に押し付け、それでいて無関心を決め込む本土への憤りが、痛いほど伝わってくる。
実際、彼の言う通りだ。マスメディアがまき散らす楽観論とは裏腹に、アベ氏は間違いなく憲法改正を強行しようとしている。水道法改正で私たちの命の糧をフランスに握らせた彼は、他の大方の領域では米国に売り飛ばしていく。かの国の中国学者オーエン・ラティモアが戦後まもなく、自らの政治を持たない日本は、米国の工場機能とグルカ兵のような植民地軍隊の役割を併せ持つことになると書いていた(「アジアの情勢」)。
狂った青写真を、この政権が現実にしかねない。
僭越だが、沖縄は、やはり本気で独立を考えるべきではないか。何よりアベ氏とは縁を切ってほしい。私たちももう、人でなしのままでいたくない。
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/自民党に良心は存在しないのか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812110000143.html)。
《まっとうな政治という言葉がむなしい。まっとうとは王道を行くということに他ならないだろう。保守の定義はさまざまだ。その議論は他に譲るとしても、日本では自民党の保守政治が戦後の大半を担ってきた。しかし、あまりにも自民党がだらしない。今までは政治とカネの問題などスキャンダルで信用を落とすことがあっても、党の中には清廉な議員や穏健な保守勢力が出番を待ち、控えていた…まっとうな保守政治家は野党にいた》。
未だ、この怒りの気持ちは収まらない。最低最悪だった臨時国会。《ルールを守》るべきはアベ様らだ!
東京新聞の記事【首相外遊で審議しわ寄せ 採決強行の一因 臨時国会閉会】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018121102000132.html)によると、《安倍晋三首相は四十八日間の会期のうち計十四日間を外遊に費やした。外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法などを巡り、野党が慎重審議を求めたのに対し、与党は首相の外遊日程と会期内の法成立を優先。そのしわ寄せで改正入管難民法などの採決が審議不十分のまま強行》。
『●「掲げた政策の大半が失敗」を反省せよ(金子勝さん)…
「3本の矢…女性活躍…1億総活躍…働き方改革」』
『●現代の徴用工・奴隷制…外国人労働者の
この悲惨な現状を何とかしてから出入国管理法改正案を出せ!』
『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
…貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン』
『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線
…首相は保守の対極に位置する政治家》』
『●《69人死亡》を知らないのならば無責任、知っていたのならば冷酷
…《お寒いほどのスカスカ》法案を可決』
《山本太郎議員が抵抗し、“言論の府の死亡だ”“自殺行為”などと訴えたが、
安倍政権はまたも国会を踏みにじったのだ》
《これを「独裁」「大暴走」と言わずして何と言うか。本日、参院では
入管法改正案と漁業法改正案をめぐり、安倍政権が暴挙のかぎりを尽くした》
《議長自ら演説中の議員を「つまみ出してしまえ」と命令する──》
《森議員の演説を実力で止めさせるため、10名余りの衛視が隊列を作って
壇上に向け行進を始めていた。異様な光景だった》
「《森議員に対し、「ルールを守れ!」のヤジを大合唱》…もう笑う・嗤うしかない。
与党・自公や癒党・お維キトは何処まで自己チュウなのか。
《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様ではないか。モリカケ問題等々も
同様。《立法府の長》を気どる、「三権同一」(目取真俊さん)なアベ様が
《ルールを守》ってから、言ってくれ。森ゆうこ(森裕子)さんの叫びを聞け!」
『●山本太郎さん「(法案に)賛成する者は、2度と『保守』と名乗るな!。
保守と名乗るな、『保身』だ!」』
「ホシュ」? 山本太郎さん「2度と『保守』と名乗るな!。…『保身』だ!」
「ホシュ」に人気らしい自公政権、与党・自公に加えて、癒党も酷かった。無惨だ。
【安倍政権と一体化する維新が国会と野党の抵抗を「税金の無駄」と…コストふりかざし民主主義を破壊する新自由主義者】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4425.html)によると、《「過去最低国会」と呼ぶに相応しい強権性と醜態を安倍政権が晒し、今月10日に閉会した臨時国会。水道民営化法案や漁業法改悪法案はもちろん、最重要法案だった入管法改正案をめぐっては暴挙に次ぐ暴挙で安倍政権は未明の強行採決に持ち込んだが、その深夜国会をめぐり、唖然とするような主張を、あの「ゆ党」が繰り広げている》。
『●大阪「ト」の万博、お維とアベ様らが賭博場開帳のために
《血税をつぎこむための隠れ蓑》…上前はどこに?』
そして今、アベ様や最低の官房長官らは、沖縄でもデタラメを繰り広げている。一方、故《翁長雄志さん「保守は保守でも自分は沖縄の保守。本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖》だった。どこぞの《保身》ならぬ「ホシュ」とは大違いだった。《まっとうな保守政治家は野党にいた》、そして沖縄にも。
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
『●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】
《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812110000143.html】
コラム
政界地獄耳
2018年12月11日9時2分
自民党に良心は存在しないのか
まっとうな政治という言葉がむなしい。まっとうとは王道を行くということに他ならないだろう。保守の定義はさまざまだ。その議論は他に譲るとしても、日本では自民党の保守政治が戦後の大半を担ってきた。しかし、あまりにも自民党がだらしない。今までは政治とカネの問題などスキャンダルで信用を落とすことがあっても、党の中には清廉な議員や穏健な保守勢力が出番を待ち、控えていた。
★しかし、保守本流といわれた宏池会は安倍政権にのみ込まれ、議会の子といわれた元首相・三木武夫を輩出した三木派は巡り巡って元参院副議長・山東昭子の山東派になり、今は副総理兼財務相・麻生太郎の麻生派に吸収された。自民党の良心は既に存在しないのだろうか。先の自民党総裁選で首相・安倍晋三に立ち向かった元党幹事長・石破茂も鳴りを潜める。「派閥は総裁選で健闘したといってもそこまで。その後、派閥に入りたいという声もなければ、石破の賞味期限切れとばかり派閥離脱を画策する者もいると聞く」(党中堅議員)。
★7日の参院本会議では自由党議員・森裕子が制限時間を超えて趣旨説明した中、「ルールを破っているのは安倍内閣だ。ルールを守れと言うなら安倍首相に言え。本当は私も反対だと(自民党議員が)言ってくる。言ってきた人、いるでしょう。だったら反対しなさいよ。今までの自民党なら、こんな法案を出させるようなことはしなかった。どうしちゃったんだ自民党」と叫んだ。また8日早朝の参院本会議で同党共同代表・山本太郎は入管難民法改正の投票の際「賛成する者は2度と保守と名乗るな。保守と名乗るな。官邸の下請け、経団連の下請け、竹中平蔵の下請け、この国に生きる人々を低賃金競争に巻き込むのか。世界中の低賃金競争に恥を知れ、2度と保守と名乗るな、保身と名乗れ、保身だ」と叫んだ。まっとうな保守政治家は野党にいた。(K)※敬称略
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
沖縄タイムスの【社説[岩屋防衛相発言]沖縄は民のうちですか】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/360820)。
《岩屋毅防衛相は…米軍普天間飛行場の辺野古移設について「日米同盟のためではない。日本国民のためだ」と述べた。「国民のため」とは、どういう意味なのか。国民のうちに沖縄は入っているのか》?
『●前那覇市長・翁長雄志氏「(安倍首相の言う)
『日本を取り戻す』の中に間違いなく沖縄は入っていない」』
『●沖縄差別は続く: 黙殺により、「『日本を取り戻す』の
中に沖縄は入っていない」ことをアベ様が表明』
かつて、翁長雄志さんは《『日本を取り戻す』の中に沖縄は入っていない》と…、そして今、《国民のうちに沖縄は入っているのか》?
再三言ってきたが、2019年2月、世界最悪の危険な普天間飛行場の運用停止のアベ様の約束…それは一体どうなったたのか?
琉球新報の【<社説>22年普天間返還困難 たちの悪い責任転嫁だ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-850165.html)によると、《政府が何度も約束を破るわけを見定める時だ。岩屋毅防衛相は2022年度とされる米軍普天間飛行場の返還は「困難」と述べた。名護市辺野古への移設に伴う埋め立ての承認を県が撤回したことなどを理由に挙げた。9月の知事選で県の撤回を支持する玉城デニー知事が誕生した。いわば撤回は沖縄の民意である》。
さらに、《新基地が欲しいのは米国よりむしろ日本政府だということも鮮明にした。何が何でも新基地を造りたい政府にとって「危険性の除去」は本気ではなく空手形の疑いがある。県の試算では工期はあと13年もかかる。「抑止力」のためにその間、普天間の危険を放置するのはあまりにも無責任だ。こう考えると、辺野古移設か、普天間固定化かという二者択一論は「宗主国による分断策」と見なした方が分かりやすい。県民を分断することで辺野古移設を進めやすくする狙いが透けて見える。県民が一致して、県内移設を条件としない普天間返還を強く求めることが大切だ》。
《辺野古新基地に反対する県側に責任転嫁》って、どこまで卑怯な自公政権なのか。呆れるしかない。
「美ら海」を殺す愚行…。何も感じないのか?
沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]辺野古に「ひさ坊」の愛称で親しまれたウミンチュがいた…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/360821)によると、《▼海に出ればそこはひさ坊の庭。サンゴがどこにあるかを熟知していた。撮影後、「この海すごい」と言うと誇らしげにニカッ。建設の賛否など尋ねなかったが、くしゃくしゃの笑顔が全てを物語っていた ▼ひさ坊が55歳で亡くなってから10年。政府は14日、ついに土砂投入を強行した。ひさ坊の顔がなぜか浮かんだ ▼この22年、なぜ海兵隊が沖縄に必要か、なぜ辺野古が唯一かの丁寧な説明を政府から受けたことはない。「普天間飛行場の危険性の除去」を唱えながら、所属機の傍若無人な運用に歯止めをかけるそぶりすらない ▼菅義偉官房長官は「全力で埋め立てる」と宣言し、岩屋毅防衛相は拒否する県民を疎外するかのように「日本国民のためだ」と言った。全国の人々はどうか辺野古に目を向けてほしい。ひさ坊ら先人が愛し、県民が全力で守りたい海があるのだ。(磯野直)》。
最低の官房長官に至っては、《「全力で埋め立てる」と宣言》するとはね…正に、最低・最悪だ。
《沖縄の民意が埋め立てられていく》。辺野古破壊は不可逆だ。原状回復不能。埋め立てられた《沖縄の民意》は復元できるのだろうか?
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/“拒絶”青山に新たなブランド】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812180000138.html)によると、《★「施設は必要だがうちの裏庭には建てないでほしい」。過去、原発、ごみ処理場と必要だが遠くに造ってくれれば必要なもの、を全国で言い続けた。今、沖縄県辺野古では米軍のための新しい基地建設が進められている。沖縄の人たちは数々の選挙で新基地反対を唱える候補者を当選させてきた。民意は示されている。しかし、政府は唯一の解決策は辺野古と言い続ける。自分の住む街にさえ造らなければどうぞというツケを今、沖縄の人たちは払わされているのだろうか》。
《全力で…》、《日本国民のため…》…沖縄の皆さんの民意を埋め立てておきながら、さらなる呆れた不祥事。
日刊ゲンダイの記事【辺野古土砂投入の夜に宴会…沖縄防衛局職員が酒気帯び逮捕】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/244051)によると、《政府が辺野古の海への土砂投入を強行し、猛反発を招いている沖縄で、沖縄防衛局の不祥事が批判の的になっている。15日に同局係長の…容疑者が酒気帯び運転で現行犯逮捕された一件だ》。
ため息が出ます。
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「沖縄タイムスの記事【沖縄知事「米軍に那覇空港使わせない」
普天間返還「民間施設使用も条件」の衝撃】(…)によると、
《米軍普天間飛行場返還に緊急時の民間施設使用が条件となっている
/該当するのは那覇空港だが、翁長知事は「絶対に使わせない」と明言
/過去、政府から条件の説明はなく、普天閒は返還されない恐れも》」
『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~』
「またもや、政府の化けの皮が剝がれた。県民に期待させるようなことを
言って、時間がたつと手のひらを返す。「話くゎっちー(話のごちそう)」の
狡猾なやり方は、政府の常とう手段だ。来県した岩屋毅防衛相が
普天間飛行場の「『5年以内の運用停止』は難しい」と述べた。「移設作業が
残念ながら遅れてきたので」と、辺野古新基地に反対する県側に責任転嫁
までしている》」
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
「アサヒコムによると、翌日15日、《名護市辺野古沿岸部の埋め立てが
始まったことについて質問が飛ぶと、首相は苦笑い》だそうだ(…)。
呑気なもんだねぇ~。呆れる」
「《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」と
反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、
返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。
軟弱地盤の泥沼で、いつまでたっても辺野古破壊は止まず…。
さらには、那覇空港をヨコセ!、とは一体どんな了見なのか!
「ホシュ」なんて名乗るな、山本太郎さんが言うように、
《保守と名乗るな、『保身』だ》!」
《だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードを
つくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである。
きょう、朝から土砂投入の様子を海上から取材したジャーナリストの
青木理氏も、こう話す。「…しかしその実態は、一部海域にわずかな土砂を
入れただけ。むしろ土砂投入を進めるにも問題が山積している状態です。
…『もう基地建設は止められないんだ』と諦めさせるための、
たんなる三文芝居なんですよ》
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
「《期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、
運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ》…なのに、
アベ様ときたら。ゴルフなんてやっている場合か? せめて
《米軍普天間飛行場の運用停止…2019年2月までの実現》してみせよ!」
「絶対に止められる! 止めなければならない!! 青木理さん
《諦めさせるための、たんなる三文芝居》と」
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
『●【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】
《民意も海に埋める》…民主主義国家がやること?』
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/360820】
社説[岩屋防衛相発言]沖縄は民のうちですか
2018年12月18日 07:26
岩屋毅防衛相は15日、視察先の北海道で記者団の質問に答え、米軍普天間飛行場の辺野古移設について「日米同盟のためではない。日本国民のためだ」と述べた。
「国民のため」とは、どういう意味なのか。国民のうちに沖縄は入っているのか。
翁長雄志前知事の生前の言葉を思い出す。2015年9月、新基地を巡る県と政府の集中協議で、安倍晋三首相にこう迫った。
「『日本を取り戻す』という中に沖縄は入っているんですか」
沖縄にとって、その問いは切実である。翁長氏が県民から圧倒的支持を得たのは、沖縄を犠牲にして成り立ついびつな安全保障政策を改めるよう、文字通り身命を賭して訴えたからだ。
岩屋氏は「この地域(南西地域)の抑止力を減退させるわけにはいかない」とも強調した。
政府が抑止力という言葉を口にしたとたん、政治家も国民も魔法にかけられたように思考停止に陥る。
そして政府は説明責任を果たすことなく「辺野古が唯一の選択肢」という脅し文句を繰り返す。
玉城デニー知事は防衛省が土砂投入を強行した14日、語気を強めて語った。
「民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは決してあってはならない」
当たり前のことと聞き流されそうだが、そうではない。どこの都道府県、どこの市町村に米軍基地を造ろうが、普遍的に通用する主張であり、民主政治の核心部分である。
■ ■
嘉手納飛行場と嘉手納弾薬庫地区だけでも、三沢、横田、厚木、横須賀、岩国、佐世保の県外主要6基地の面積を超える。
辺野古移設を断念したとしても、沖縄の人々はこの広大な基地群を引き受けなければならないのである。
私たちが辺野古に代わる「プランB」を検討せよと言い続けているのはそのためだ。辺野古見直しは、譲ることのできない最低限の要求である。
岩屋氏は安倍首相が約束した普天間飛行場の5年以内運用停止は実現困難だとし、返還そのものも日米合意の22年度よりさらに遅れるとの認識を示している。
普天間の危険性除去を優先して取り組む意思があるのなら、計画の頓挫を認め、今こそ「プランB」の検討に着手すべきだ。
■ ■
辺野古反対は沖縄だけの声ではない。
共同通信社が土砂投入後に実施した全国世論調査で、移設を進める政府の姿勢を「支持しない」と答えた人が56・5%に上り、「支持する」の35・3%を大きく上回った。 ハワイの県系人が始めた、県民投票まで工事を停止するよう米大統領に求める電子署名も急速に広がっている。
埋め立て強行は国民・県民の分断を深め、反対運動の激化は想定外の事態を招く恐れがある。中国に「付け入る隙」を与えないためにも、話し合いによる辺野古見直しにかじを切るべきだ。
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東京新聞の社説【松橋事件再審 早く無罪を告げるため】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018101802000180.html)。中盤に、東京新聞の夕刊(2018年12月20日)の記事ついて、追記あり。
《一九八五年の松橋(まつばせ)事件(熊本県)の再審が決まり、殺人犯とされた男性は無罪となろう。決め手の新証拠は何と検察側から出てきた。再審における証拠開示の明確なルールづくりが必要だ。…一つはやはり自白を偏重する捜査の危うさ…もう一つは証拠開示の在り方…さらに検察が常に抗告する姿勢の問題だ》。
冤罪はいつまでたっても晴れず。松橋事件のような稀な例を除けば(といっても、検察は最「低」裁に特別抗告している訳で、誤りを認めたのはないようですが…)、警察や検察、裁判所は決して誤りを認めようとしない。
袴田冤罪事件なんてその典型だ。検察=《狼は本音を明かす。「おまえがどんな言い訳をしても食べないわけにはいかないのだ」》と。《巌さんは、いまも、死刑囚のまま》だ。
『●袴田事件…検察=《狼は本音を明かす。
「おまえがどんな言い訳をしても食べないわけにはいかないのだ」》』
《狼は本音を明かす。「おまえがどんな言い訳をしても食べないわけには
いかないのだ」▼袴田さんの無実を信じる人にとってはどうあっても狼に
許されぬイソップ寓話(ぐうわ)の羊を思い出すかもしれない…
検察と裁判所を納得させる羊の反論の旅はなおも続くのか
▼事件から五十二年。長すぎる旅である》
『●《袴田巌さんは、いまも、死刑囚のまま》だ…
政権や検察に忖度した東京高裁、そして、絶望的な最「低」裁』
「NTVの【NNNドキュメント’18/我、生還す -神となった死刑囚・
袴田巖の52年-】…《今年6月、東京高裁が再審開始を取り消した
「袴田事件」。前代未聞の釈放から4年半、袴田巖さんは死刑囚のまま、
姉と二人故郷浜松で暮らす》」
「三権分立からほど遠く、法治国家として公正に法に照らした
「司法判断」ができず、アベ様ら政権に忖度した「政治判断」乱発な、
ニッポン国の最「低」裁に何を期待できようか…。
《巌さんは、いまも、死刑囚のまま》だ」
……… いま、松橋事件について、再審無罪がほぼ確定したようです。末尾に、東京新聞の夕刊記事をコピペさせて頂きます。【松橋事件、再審無罪へ 検察、殺人立証断念】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122002000283.html)。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018101802000180.html】
【社説】
松橋事件再審 早く無罪を告げるため
2018年10月18日
一九八五年の松橋(まつばせ)事件(熊本県)の再審が決まり、殺人犯とされた男性は無罪となろう。決め手の新証拠は何と検察側から出てきた。再審における証拠開示の明確なルールづくりが必要だ。
<小刀の柄に血が付くのを防ぐため、シャツの布を切り取って
柄に巻いて刺した。布は燃やした>
男性は捜査段階の取り調べで、こんな「自白」をしてしまった。松橋町(現・宇城市)で将棋の仲間を殺した容疑が持たれていた。
首などを刃物のようなもので刺された遺体だった。任意で十三日間も取り調べを受け、その結果の「自白」。そして警察は逮捕令状を取った。
一審の公判から男性は全面否認に転じたものの、懲役十三年の判決が確定し服役した。その後、驚くべき展開があった。
九七年に弁護団が再審請求の準備で熊本地検に「証拠物の衣類を見せてほしい」と求めた。すると検察が開示した大量の証拠物の中に、問題の布きれがあった。
燃やしたはずの布きれが存在する-。これは決定的である。「自白」の重要な部分が客観的な事実と矛盾し、信用性が一挙に崩れてしまった。弁護側は小刀の形状と遺体の傷も一致しないとする鑑定書も再審請求審で提出した。
熊本地裁も福岡高裁も最高裁も再審開始を認めた。逮捕から三十三年もたっていた。このテーマは大きく三つの問題の在りかを指し示す。一つはやはり自白を偏重する捜査の危うさである。
もう一つは証拠開示の在り方である。二〇一六年に施行された改正刑事訴訟法により裁判員裁判などで全証拠のリストを出す制度になった。だが、再審手続きの場合は制度の対象外である。今回、布きれの開示は偶然の出来事だったかもしれない。
それを考えると、もはや証拠の全面開示が必要であろう。捜査で得られた証拠は、検察のものだという意識を改めねばならない。
さらに検察が常に抗告する姿勢の問題だ。熊本地裁での再審開始決定のとき、なぜ検察は抗告したのか。福岡高裁の判断に対しても…。抗告を繰り返せば、それだけ時間が経過してゆく。メンツにこだわる必要もない。争う中身があるなら、再審裁判の過程で主張すればよいではないか。
男性は長く殺人犯の汚名を着せられた。今や八十五歳と高齢になった。司法は早く名誉回復を図らねばならない。再審裁判では検察が無罪主張してもいいのだ。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122002000283.html】
松橋事件、再審無罪へ 検察、殺人立証断念
2018年12月20日 夕刊
(宮田浩喜さん)
熊本県松橋(まつばせ)町(現宇城市)で一九八五年、男性=当時(59)=が刺殺された松橋事件で、殺人罪などで懲役十三年が確定し、服役した宮田浩喜さん(85)の再審公判に向け、裁判所と検察、弁護団の三者協議が二十日、熊本地裁で始まり、検察側は有罪立証を断念すると表明した。やり直しの裁判で宮田さんの殺人罪について無罪が確実となった。地裁は再審初公判を来年二月八日に開く方針。
協議終了後に記者会見した弁護団によると、検察側は殺人罪について「有罪の立証も主張もしない。無罪求刑はしない」とした。協議の中で地裁は、確定判決時に有罪認定の根拠となった宮田さんの自白調書の取り調べを再審公判でしないよう提案し、検察側は「上級庁と協議して判断する」と応じた。一方、他に罪に問われた銃刀法違反と火薬類取締法違反については有罪の求刑をする方針を示した。次回三者協議は来年一月三十一日に設定した。
再審請求審で、熊本地裁は二〇一六年六月、宮田さんが「凶器の小刀に巻いて犯行後に燃やした」と説明したシャツ片が現存した点を重視し、捜査段階の自白の信用性を否定。裁判のやり直しを認める決定をし、昨年十一月に福岡高裁も支持した。検察側は特別抗告したが、最高裁が今年十月、棄却した。
事件は八五年一月、岡村又雄さんが自宅で殺害され、将棋仲間の宮田さんが逮捕された。八六年の一審熊本地裁判決は自白の信用性を認めて懲役十三年とし、最高裁で九〇年に確定した。宮田さんは九九年三月に仮出所。認知症のため、成年後見人の弁護士が一二年に再審請求した。
宮田さんは現在、脳梗塞の後遺症と認知症を患い、熊本市内の施設で暮らす。食事や入浴など、日常生活に介助が必要な状態だという。
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[※ 『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代共同監督) (LOFT)↑]
マガジン9のコラム【三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌 第85回:地図の上から島人の宝は見えない~市民投票に立ち上がる石垣の若者たち~】(https://maga9.jp/181121-1/)。
《もう一つはまだ条例制定の署名が始まったばかりだが、石垣島への陸上自衛隊ミサイル部隊の配備の賛否を問う石垣市民だけの住民投票…。…つましい生活を守りたいだけの、人々のささやかな暮らしを削るショベルカーは、ずっとこの地域で唸り声をあげている。なんて無力なんだ…魅力や可能性を感じる新しい力が結集してきたことに希望を感じた。それは、今回石垣市民投票の立ち上がりを目の当たりにして、なおさらはっきりと感じた》。
『●三上智恵さん「結局は止められなかった」という現実…
でも、《人々は分断されている》ことを止めなければ』
「マガジン9の記事【三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌 第71回:
高江から宮古島へ~雪音さんと育子さんからのエール~】(…)」
《『標的の村』の主人公、高江の安次嶺雪音さんと伊佐育子さんだ。
…そう思って特集を連打し、放送用ドキュメンタリーの限界を超えよう
と映画にまでして突っ走ってきた私は、「結局は止められなかった」
という現実に、正直に言ってまだ向き合えていない。…でも、
ひしゃげている私にもわかることがある。これから自衛隊の
ミサイル基地建設着手、という局面を迎える宮古島や石垣島で、
何とかそれを止めようともがく人々にとって、
高江の人たちは大事な存在になるということだ》
アベ様らの何が何でも破壊する愚行を、何とか止めたい。
《辺野古の基地建設の是非を問うもの…その前段に沖縄全体でこれから取り組む県民投票について触れないわけにはいかない。しかし、この話題になると私は筆が進まない》…「本土」からではありますが、ブログ主も《県民投票》に対してどうしても前向きになれなかったのですが…このコラムを読んでみて、少し気が変わってきました。何とか良い方向に向かってほしいと思います。
『●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…
「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」』
「米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの窓が落下…
しかも、子供たちの居た小学校の校庭に。沖縄の人々、特に、
子を持つ親としての願いは、《子どもを園庭で遊ばせたい》
《当然の日常がほしいだけ》。そんなささやかな願いさへ、
いつまでたっても叶わない、沖縄」
平気で、幼き娘さんの愛する《菩提樹》を切り倒すのか? とても、とてもささやかな願いさへも打ち砕き、人々を分断してゆく…。子どもさへSLAPP(SLAPP)する国・ニッポン。こんな国でいいのですか? 宮古島や石垣島に《標的の島》を押し付けて恥じぬ「本土」…。答えは一つだけではない。
『●子供にもSLAPPする国: 三上智恵監督
・映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』』
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【https://maga9.jp/181121-1/】
第85回:地図の上から島人の宝は見えない~市民投票に立ち上がる石垣の若者たち~(三上智恵)
By 三上智恵 2018年11月21日
《石垣島住民投票へ》(https://youtu.be/XvwN9PRLP1s)
今、沖縄では二つの住民投票の手続きが進んでいる。いずれも軍事基地の建設に絡むものだが、一つは、辺野古の基地建設の是非を問うもので、すでに10月30日に公布された県民投票条例に基づいて来年2月に実施予定。そして、もう一つはまだ条例制定の署名が始まったばかりだが、石垣島への陸上自衛隊ミサイル部隊の配備の賛否を問う石垣市民だけの住民投票だ。
今回は、たぶん全国にはほとんど伝わっていないけれど、とても面白いことになっている石垣の住民投票のことを書くつもりなのだが、その前段に沖縄全体でこれから取り組む県民投票について触れないわけにはいかない。しかし、この話題になると私は筆が進まない。だからマガジン9の読者の皆さんにも、今年5月から署名が始まっているのにその動きを全くお伝えできていない。それはなぜなのか。少し書いてみる。
この4年の流れを思い出してほしい。何があっても辺野古は造らせないと公約した翁長雄志知事が当選し、国政選挙では辺野古容認の議員がゼロになるほどはっきり民意を示しても、政府は全く態度を変えなかった。次の手段は埋め立て承認の取り消しだったが、その効力を国に取り消され、県と国の対立構造は深まり、法廷闘争になっていく。並行して取り組まれたあらゆる行政、市民運動各レベルの抵抗。国内外の学者文化人からの応援も、全国から辺野古基金へのカンパも集まった。しかし、国はさらに圧力を強めて高江ヘリパッド工事の強行、リーダーらの不当逮捕に長期拘留と抵抗する人々を弾圧した。
そして、じりじりと護岸工事が加速し辺野古の海が灰色になっていく中で、「県民投票をしてはどうか」という提案がオール沖縄をけん引する側から出てきたときに、現場に歓迎する声はほぼなかった。私も、とてもじゃないが飛びつける話じゃないと思った。両刃の剣になりかねない。リスクも小さくはない。知事がいつ、「撤回」のカードを切ってくれるのか、と疲労困憊の体に鞭打って工事現場で抵抗する人々からすれば、知事や県が動かないで、県民投票という下からの運動をさらに盛り上げていけと言われても、もう余力などない、と泣きたい気持ちだったと思う。そして辺野古に反対する者同士なのに「県民投票」をめぐる意見の対立で有力者が離れていくなど、「県民投票」は心労の種ですらあった。
私は個人的に「住民投票」へのアレルギーがある。1996年の県民投票と97年の名護市民投票をがっつり取材して報道して、「住民投票」という新たな民主主義の手法に大いに期待し、法的拘束力がないという欠点を超えていく可能性を信じてエネルギーを注いだものの、「基地はたくさんだ」という民意を示したところで、それが何の役にも立たなかったと認めざるを得ないその後の展開を一つひとつ、何年もかけてまた自分で報じていくことになった。その苦さを忘れることができない。「あの住民投票は、いったい何だったのですか!」と泣きながら叫んだ名護市民たちの修羅場をいくつも取材しながら、私も一緒に悔し涙を流してきたのだ。あの時は今より若くて、すぐに希望を持ったり信じ込んだりした。だから落胆も並じゃなかった。もちろん、私以上に傷ついた人たちが大勢いた。
住民投票の中心人物だった男性で、東海岸の自然を生かした開発の絵図を描いていた方を私は取材していた。名護市民が住民投票で堂々と辺野古基地建設にNOを突きつけたとき、一緒に歓喜した。これで苦しみは終わる。ジュゴンの見える丘を中心にハングライダーやエコツアーでみんなが笑顔になる地域づくりも夢ではないと思った。しかし当時の名護市長が住民投票の結果を完全に無視してその直後に基地受け入れを表明し、事態は急展開した。その男性が自殺を図ったと聞いた時には凍り付いた。幸い命はとりとめたものの、すっかり無口になり、もとの元気な姿をみることはなく、早逝された。
私は仏壇に手を合わせながら、その時は歯ぎしりしながら耐えて、奥さんに挨拶して車に戻ってから号泣した。彼の人生を削り取った犯人は誰だ。それを突き止めて、謝らせて土下座させて、二度と同じことをするなと言いたい。でも犯人を挙げることは私になかなかできなくて、つましい生活を守りたいだけの、人々のささやかな暮らしを削るショベルカーは、ずっとこの地域で唸り声をあげている。なんて無力なんだ。彼の家の前を通るたびに、今も私は息を止め、一通りここに書いたような荒れ狂う記憶をやり過ごす。わたしにとって「住民投票」はその体験の中にある。
そんな後ろ向きな私の話はこの辺にして、今の勢いのある話をしよう。県民投票を求める市民団体の中心に元シールズの元山仁士郎君をはじめ若い人たちが入って、疲れた大人たちをしり目に今年の春から独自に動き出したのだ。県内大手スーパーが賛同して各店舗の前で署名活動ができ、これまで既存の辺野古反対運動の輪には入っていなかった市民たちが一票を投じ始めた。新聞の投書にも、私たち一人ひとりの意見を表明する機会を歓迎したいという声が増えてきた。過去の傷とか、疲弊した大人たちとか、どうせ……なんて言ってみたくなる私のような弱虫が足踏みしてる間にも、彼らは実に頑張って10万もの署名を提出するに至った(有効署名数は9万余り)。
この間に現職知事の病死、玉城デニーさんの当選など予測不能の激動があって、県民投票の位置づけも当初とはずいぶん変わった。でも何より、私にとってはシミがついて擦り切れて見える住民投票という手法に対し、魅力や可能性を感じる新しい力が結集してきたことに希望を感じた。それは、今回石垣市民投票の立ち上がりを目の当たりにして、なおさらはっきりと感じた。負の歴史を見すぎた濁った水晶体では見えてこない世界を見せてもらった。
「住民投票なんて、危険よ。相手にこっちの手の内を教えるようなもの」
石垣島の自衛隊ミサイル基地建設に早くから反対の声を上げてきた山里節子さんは、以前から住民投票否定派だった。白保の海を守る運動の中心にいた節子さんは、安易に署名活動に手を出すと命とりだと警戒していた。実際、自衛隊配備問題をめぐってはすでに一度、石垣市議会に必要数をはるかに上回る1万以上の署名が提出され、6月に条例制定の審議が行われたが、誘致派の与党会派が優勢のため13対7で否決されている。今の議会構成の中ではいくら署名を集めても否決されるのに、反対する人たちの名前と住所など個人情報を相手に教えてあげたようなものだと節子さんは冷ややかだった。
しかし先月末、「石垣島の自衛隊基地 年度内着工」の記事が一面を飾った。来年度から環境アセスの条件が変わり、基地建設もアセスが義務付けられることから、駆け込みで着工するだろうと予測はしていたものの、中山市長の受け入れ表明に続きいよいよ動きが慌ただしくなってきた。しかし同じ頃、石垣の自衛隊配備予定地に近い於茂登、嵩田の農家の息子たちを含む20代の若者が中心になって「石垣市住民投票を求める会」が立ち上がったというニュースも入ってきた。代表を務める金城龍太郎さんのことはよく知っていた。署名開始の大集会をやるというので、私は早速石垣に飛んだ。
空港まで迎えてくれた山里節子さんは、その前日に起きた出来事に憤懣やるかたない様子だった。配備予定地に隣接する4つの字は反対しているにもかかわらず、人目を盗むように測量が進められていた。その印があちらこちらに出現して包囲網が狭まっていく中で、予定地のど真ん中なのに用地提供を拒否している「ダハズ農園」の草木が勝手に伐採され、測量に入られていたことがわかった。農園主の木方さんは激怒して防衛局に説明を求めたところ、担当の業者が分からないなどと1ケ月放置されて、その日ようやく防衛局の担当者が農園にやってきたという。木方さんを一人にしてはいけないと、節子さんや周りの農家の人たちなどが急遽立ち会う中、説明を聞いたが「測量はしていないという認識だ」など、のらりくらりとかわすだけで、文書による謝罪を要求したものの誠意のない対応だったという。
「オン・アラートで、いざ! という時にぱっと集まれる人を増やさないと
だめね。おばあたちは何人かは行けるけれど……。こんなやり方じゃ、
辺野古で闘っている方々には呆れられちゃうわ。お行儀が良すぎる、
石垣の人は」
業者が来たら、ガンガンガン! と銅鑼を鳴らして村人を結集させ、白保空港建設の阻止行動を闘い抜いた経験があるだけに、80歳を数えても節子さんには熱量がある。自らも戦争マラリアで苦しみ、家族を失った節子さんは「南西諸島防衛」の名のもとに自分たちに降りかかった辛酸の正体をずっと睨みつけて生きてきたのだ。生まれ島がまた毒牙にかけられてたまるか! という覚悟がある。
「ダハズ農園の木方さんはおとなしい方。でも三上さん。
彼の大事な、娘さんの誕生を祝って植えた木があるの。それを見てきて。
彼は絶対その木を切らせたくないのよ」
節子さんと農園を訪ねると、木方さんは快く案内してくださった。そして昨日、ここで行われた防衛局とのやり取りを悔しそうに再現してくれた。自分の農園が自衛隊基地のど真ん中に来ることが分かった3年前から、心労は絶えない。土地は絶対に提供しない、と伝えてからずいぶん音沙汰なかったので、計画が変わって予定地から外れたのだろうと思いかけていた。ところが9月に、無断で伐採やマーキングが行われていたことが発覚した。6歳になる娘は、農園に来たら真っ先にその菩提樹に向かって走り、これ私の木よね? と抱き寄せるそうだ。ここで撮る家族写真の蓄積は、木方さんたち家族が生きている証でもある。いったい誰に、大事な家族の営みをぶった切る権利があるというのだろうか?
「まるで僕たちは透明人間のように、いないもののように扱われている。
防衛局の人たちは、痛みはないのか。娘に、なんでこの木を切るの?
と聞かれて答えられるのか。ここに、繊細な感情を持った人間が普通に
生きているんだということをわかってほしい」
そう言って涙を落とす父親の姿を私のカメラがとらえる。ごく普通に家族で娘の成長を祝う幸せを誰かが奪う。それは表面上は無断で敷地に入った業者であり、知っててそれを指示した防衛局員である。この動画を見る人は木方さんに同情し、防衛局のやり方を憎むだろう。しかし、石垣島がどこかも知らない日本の多くの国民が、政府の考える国防を肯定し、南西諸島に実力部隊を置くことは自分たちの安心だと思っている。アメリカ軍でもいい、自衛隊でもいい。中国も怖いし北朝鮮もまだまだ怖いってテレビで言ってたし、備えあれば、ね……。と漠然と思っている。
菩提樹を見て泣く父親の映像は、できれば見たくないだろう。誰が悪いのか、周りまわって自分だなんて話は全く聞きたくもない。というわけで、私が石垣島のことを書くと、その記事のアクセス数はいつも割と低い。でも、娘を思う父の想いを踏みにじってまでも安全保障という果実を貪り食いたいとは思わない! と言ってくれる読者もいるだろう、そう信じて動画を編集する。だからこの動画はぜひ見てほしい。
そして今回のハイライトは、市長も市議会も自衛隊容認という逆境の中で、大事なことはみんなで考えよう、島の未来は自分たちで決めよう、と立ち上がった20代の若者たちの姿である。それは、動画の後半をじっくり見てもらいたい。代表の金城龍太郎さんは、実は3年前から取材している嵩田のマンゴー農家、金城哲浩の息子さんで、彼が留学先のアメリカから戻って農業を手伝い始めた25歳の時に長々とインタビューをさせてもらった。穏やかで口数は少ないけれども、笑顔が印象的な青年だった。世界の国々から戦争の恐怖をなくしたいと国連の職員になりたいと思ったこともあったという。でも生まれた島と農業に正面から向き合っていきたいと、石垣に戻ってきたと話してくれた。ハウスの中で柔らかい光を浴びながら両親と3人でマンゴーの世話をする姿が何か美しい絵のようだった。それでも、自衛隊の話になると彼の顔は曇った。
「同級生にも入隊した人が何人かいて。その話は同年代でもなかなか……」
もう一人、『標的の島 風かたか』の中に登場する青年がいる。当時、於茂登の公民館長だった嶺井善さんがウコンの畑で若者に指導する場面だ。嶺井さんは、地域の若者が農業を覚えてここで暮らし、結婚し、子どもを育てる。そうならないと僕たちの地域がなくなってしまうからと、後輩の育成に余念がなかった。そこでトラクターを持っていたのが、伊良皆高虎さん、当時25歳だった。その時に高虎さんは、たまたま同級生の龍太郎さんの話をしてくれた。とても優しくて人格者で、英語もできて、将来は島を背負う男になるというような話だった。私は、ずいぶん仲よしで、お互いに農家の跡取りとして助け合ってるいい関係の二人なんだなあとしか思っていなかった。でも今回、住民投票を求める会の代表になった龍太郎さんを見て、どこにこんな力があったのかと目を見張った。
♬
話そうよ 話そうよ 今日の出来事 未来の夢
咲かそうよ 咲かそうよ 色とりどりの花 みんなの心に
話そうよ 話そうよ 大切なこと 島のこと
「市民大署名運動会」と題したイベントは歌から始まった。ハルサー(畑人)ズ、というバンドを、金城龍太郎さん、伊良皆高虎さん、そして白保の宮良央さんという農家の3青年で組んでいて、この歌は龍太郎さん作だとか。運動会に見立てた署名開始セレモニー、生演奏に、オリジナルビデオでは笑いも取りながら署名集めのルールを会場に伝えるなど、若手の手作り感あふれる集会は終始笑い声に包まれた。この種のイベントには足が向かない人たちも覗いてみたくなる、まつりのような明るさで、住民投票にネガティブな私の心も晴れてきた。法的拘束力はないけど? 市議会で否決されたら? とか意地悪な質問をしてはみたけど、それが場違いだと思えるほど肯定的な空間だった。そのパワーは、眉間にしわを寄せていた節子さんの表情の変化を見ても明らかだろう。頑張ってきた島のお年寄りたちもどんなに救われたことか。
元気をもらって沖縄本島に帰ろうとした翌日、地域の雑誌に投稿した龍太郎さんの文章を読んで私は頭を殴られたような気がした。「闘う農民のバラッド」というタイトルで彼が島の未来を思って書いた長文。その中にこんな一文があった。
「もし僕が死んだら、この世の権力によって殺されたんだと思ってください。
一応冗談です」
父親の哲浩さんは、「表に立つな」と彼を止めたという。狭い社会の中で顔と名前を出して国家権力と対峙する。お父さんも自衛隊問題が勃発した時の公民館長としてずっと表に出てきただけに、国からだけでなく島内からも飛んでくる矢の痛みをよく知っている。それは傍で見ていた龍太郎さんこそ誰よりわかっているだろう。この明るい運動会の背景にはどれほどの覚悟があるのか。彼らはこの3年でそこまで追い込まれたのだ。結局、私たちの世代は、基地の島の苦しみを次の世代に引き渡したに過ぎないのか。この3年、先島の軍事基地化を全国に知ってほしいと頑張ってきたことも、次世代の防波堤にはならなかったのか。
実は、今回は女の子たちの声も取材しているが出さなかった。すべて覚悟して名前も顔も出す、と決めた3人までにしてほしいという声があったからだ。賛成でもいい、反対でもいい、中立でもいい。でも、島の未来を考えようぜ? と問いかけることが、なぜ「すべてを覚悟」するほど悲壮なことになってしまうのか。しかし前半に書いたように、悲壮なのだ。国策に盾をつくこと。折れていく周りを見ること。無関心という暴力に打ちのめされ、人を信じられなくなること。「基地を造らないで」という闘いは、尋常な神経で長期間向き合い続けられるものじゃない。だからこそ、例えば辺野古の闘いの20年が、石垣や宮古の軍事化に抵抗する人たちの土台になり、身体を投げ出して頑張ってきた大先輩たちの築き上げた台地の上から、次世代の若者たちにはずっとましな闘い方をしてほしいと願う。せめて汗と涙の蓄積は彼らをいくぶん楽にしたと思いたい。しかしそんなことも老兵の部類に入った私レベルの、安っぽい自己肯定願望なのかもしれない。
でも、今回分かったことは、彼らは本気で何もかも受け止めるつもりで、なおかつ明るく楽しくやろうと決めたということだ。「ビギン」や「きいやま商店」を生んだ石垣島はほかの島とは違う。ハルサーズが音楽でこれをやれるのは、それこそ島人の宝を受け取った島の若者だからこそ。芸と情けの島の本領を、まだ私などは知っちゃあいないのだ。
「ちょうどよい。盾になるからこの島々にミサイルを置きなさい」と言ったのは、遠い安全な大陸から太平洋を牛耳りたいと思う権力者たちなんだろう。「となりの国が怖いし、この島なら回りも海だから我慢してくれ」と同意したのは、73年前の出来事を反省する力もないこの国のトップなのだろう。「とにかく警備員が多い方が、安心じゃない?」と思考停止した多くの国民がそれを可能にしている。しかし、みんな地図の上に浮かぶ小島のことを、何にも知らない。この島の宝を知るはずがない。それを知っている島人で島の未来を決めよう。彼らの主張はどこまでも正しく、真理であり、最大限に尊重されるべきだし、何の心配もなく最後までやり遂げる環境を作る手伝いを、せめてやらせてくれまいか、と思っている。
………。
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812170000226.html)。
《琉球新報「辺野古へ土砂投入 第4の『琉球処分』強行だ」。沖縄タイムス「辺野古 土砂投入強行 自治破壊の非常事態だ」としたが、本土の新聞はどうだろうか。》
《読売は「辺野古土砂投入 基地被害軽減へ歩み止めるな」、産経「辺野古へ土砂投入 普天間返還に欠かせない」と政府の言い分が書かれていた》…さすが、下足番とアベ様の広報紙。相も変らぬアザトイ社説。
《民意も海に埋める》…法治国家や民主主義国家のやることか? アベ様王国。放置国家、人治国家、独裁国家。辺野古破壊は不可逆、だからこそ、1日でも早く、この愚かな土砂投入を止めさせなければ。アベ様や最低の官房長官らによって埋め立てられた《民意》は、復元できるか?
東京新聞の記事【内閣支持率低下「一喜一憂せず」 菅官房長官】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018121702000248.html)によると、《内閣支持率の低下に関しては「一喜一憂せず経済再生、外交、安全保障で成果を出す」と語った》。
《成果を出す》?? これっぽちも、《成果》のキザシ無し。まさか土砂投入が、番犬様向けの《成果》とでも? それにしても、未だ4割以上の内閣支持率というのは…、ニッポンは大丈夫ですかね?
東京新聞の記事【「原発凍結」 英の地元感謝 日立に計画撤回呼び掛け続け】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018121702000250.html)によると、《地元アングルシー島の反対住民グループは本紙の電話取材に「本当だとしたら、これ以上ないクリスマスプレゼントだ」と喜んだ。引き続き日立取締役会などに計画撤回を働き掛けていく》。
トルコへの原発輸出に続き、これも《成果》? 《経団連を引き連れての俯瞰する外交の破綻》…日立も断念、アベ様による原発輸出が《全て暗礁》。イギリスの皆さんにとっては、本当に素晴らしいい《これ以上ないクリスマスプレゼントだ》。
『●「為替市場だけでなく債券市場も株式市場も事実上、
官邸が管制塔となって日銀を手先に使って統制・管理…」』
日刊ゲンダイの記事【実感がないのは当たり前 「いざなぎ景気超え」のマヤカシ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243849)によると、《内閣府の景気動向指数研究会(座長・吉川洋立正大教授)の景況感には驚きを禁じ得ない。2012年12月を基点とする景気回復が17年9月まで続き、高度成長期に4年9カ月にわたった「いざなぎ景気」(1965年11月~70年…》。
あ~、これが《成果》ね。永遠の「道半ば」ですか?、「ズ」抜けたバ「ズ」ーカ達の皆さん。
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「沖縄タイムスの記事【沖縄知事「米軍に那覇空港使わせない」
普天間返還「民間施設使用も条件」の衝撃】(…)によると、
《米軍普天間飛行場返還に緊急時の民間施設使用が条件となっている
/該当するのは那覇空港だが、翁長知事は「絶対に使わせない」と明言
/過去、政府から条件の説明はなく、普天閒は返還されない恐れも》」
『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~』
「またもや、政府の化けの皮が剝がれた。県民に期待させるようなことを
言って、時間がたつと手のひらを返す。「話くゎっちー(話のごちそう)」の
狡猾なやり方は、政府の常とう手段だ。来県した岩屋毅防衛相が
普天間飛行場の「『5年以内の運用停止』は難しい」と述べた。「移設作業が
残念ながら遅れてきたので」と、辺野古新基地に反対する県側に責任転嫁
までしている》」
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
「アサヒコムによると、翌日15日、《名護市辺野古沿岸部の埋め立てが
始まったことについて質問が飛ぶと、首相は苦笑い》だそうだ(…)。
呑気なもんだねぇ~。呆れる」
「《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」と
反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、
返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。
軟弱地盤の泥沼で、いつまでたっても辺野古破壊は止まず…。
さらには、那覇空港をヨコセ!、とは一体どんな了見なのか!
「ホシュ」なんて名乗るな、山本太郎さんが言うように、
《保守と名乗るな、『保身』だ》!」
《だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードを
つくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである。
きょう、朝から土砂投入の様子を海上から取材したジャーナリストの
青木理氏も、こう話す。「…しかしその実態は、一部海域にわずかな土砂を
入れただけ。むしろ土砂投入を進めるにも問題が山積している状態です。
…『もう基地建設は止められないんだ』と諦めさせるための、
たんなる三文芝居なんですよ》
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
「《期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、
運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ》…なのに、
アベ様ときたら。ゴルフなんてやっている場合か? せめて
《米軍普天間飛行場の運用停止…2019年2月までの実現》してみせよ!」
「絶対に止められる! 止めなければならない!! 青木理さん
《諦めさせるための、たんなる三文芝居》と」
『●破壊「損」な美ら海への土砂投入…「2019年2月までの
米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812170000226.html】
コラム
政界地獄耳
2018年12月17日9時43分
問答無用の自治破壊実行する政府の怖さ
★15年4月5日、官房長官・菅義偉との初会談で当時の沖縄県知事・翁長雄志は「移設を粛々と進めるという発言は問答無用という姿勢が感じられ、上から目線の言葉を使えば使うほど県民の心は離れ、怒りは増幅する。官房長官の言葉は、キャラウェー高等弁務官の姿を思い出させる」と述べた。同年9月14日の会見では5回にわたる政府との集中協議が決裂。翁長は対話路線を問うたが、政府から「私の意見を聞いて取り入れようというのは見えてこなかった」と語った。
★志半ばで翁長が病に倒れ、引き継いだ知事・玉城デニーは政府との対話を継続、県議会は辺野古是非の住民投票を決めたが、政府は「沖縄に寄り添う」としながらも辺野古土砂投入にかじを切った。翁長が言うようにそれは「問答無用」。そして今までの対話に政府は全く耳を貸さなかった。15日、玉城は辺野古の土砂投入現場を視察し「県として取り得る対抗手段はしっかり講じていく。現場に来ると、この異様さに胸をかきむしられるような気持ちにさせられる」とした。
★沖縄県紙2紙の社説は琉球新報「辺野古へ土砂投入 第4の『琉球処分』強行だ」。沖縄タイムス「辺野古 土砂投入強行 自治破壊の非常事態だ」としたが、本土の新聞はどうだろうか。朝日「辺野古に土砂投入 民意も海に埋めるのか」、毎日「辺野古の土砂投入始まる 民意は埋め立てられない」、東京「辺野古に土砂 民意も法理もなき暴走」、日経「沖縄に理解求める努力を」、北海道新聞「辺野古土砂投入 沖縄の声無視する暴挙」、中国新聞「辺野古土砂投入 取り返しのつかない暴挙だ」。地方紙が危機感を持つのは地方自治を無視して政府が「国民のため」と決め、問答無用の自治破壊を実行する怖さを見たからだ。各紙とも民意を軸に書かれているが読売は「辺野古土砂投入 基地被害軽減へ歩み止めるな」、産経「辺野古へ土砂投入 普天間返還に欠かせない」と政府の言い分が書かれていた。(K)※敬称略
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
東京新聞の小椋由紀子記者による記事【政府「奇策」連発 普天間22年返還困難 辺野古土砂投入】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018121502000141.html)と、
社説【辺野古に土砂 民意も法理もなき暴走】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018121502000160.html)。
《埋め立てが本格化し、原状回復は困難になった…沖縄県名護市辺野古への土砂投入に向けては、政府は奇策とも言うべき手法を連発し、県側の怒りを増幅させてきた》。
《群青の美(ちゅ)ら海とともに沖縄の民意が埋め立てられていく。辺野古で政権が進める米軍新基地建設は法理に反し、合理性も見いだせない。工事自体が目的化している。土砂投入着手はあまりに乱暴だ》。
《沖縄の民意が埋め立てられていく》…自公政権のやること為すことデタラメばかり。《菅義偉官房長官は記者会見で「全力で埋め立てを進めていく」と明言》…民主主義の破壊、法治国家の放棄に《全力》って、どんだけの下衆ぶりなのか。
「三権同一」(目取真俊さん)な司法、「三権一体」…法治国家・民主主義国家を詐称する人治主義国家・独裁。《辺野古で政権が進める米軍新基地建設は法理に反し、合理性も見いだせない。工事自体が目的化している。…新基地建設は、法を守るべき政府が法をねじ曲げて進めている》。
沖縄タイムスの記事【女性は言った、「国が暴力を使うのは負けている印だよ」 工事強行は歴史の審判に耐えられるか【記者の視点】】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/359816)によると、《週4回、午前3時半に起きてキャンプ・シュワブゲート前に出掛ける84歳の女性がいる。ある時、外国メディアに「ここに座ることで何が変わるのですか」と尋ねられ、こう答えた。「地球上に人を殺すことを拒絶した人間が1人存在した…》
《地球上に人を殺すことを拒絶した人間》…一人じゃない! 絶対に止められる! 止めなければならない!! 青木理さん《諦めさせるための、たんなる三文芝居》に過ぎない。破壊は不可逆だからこそ、1日でも早く、このクダラナイ辺野古破壊という愚行を止めさせるべきだ。
「美ら海」を殺すな!、「本土」にもできること。
【「トランプさん 辺野古中止して」 ロバート梶原さん 県系4世が署名活動 請願へ10万筆目標】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-847937.html)によると、《少なくとも県民投票がある来年2月24日まで止めてほしいと、トランプ米大統領宛ての請願を募るインターネット署名が8日から始まっている。署名はホワイトハウスの請願サイト「We the People」で募っており、日本時間の12日現在、約7300筆が集まっている。開始から30日以内に10万筆が集まれば、ホワイトハウスから請願に対する返答が60日以内に届く》。
署名は5万筆を超えている。〆切は、2019年1月7日。「名/姓/e-mailアドレス」を入力後、「Sign Now」。E-mailアドレスに送られてくるURLをクリックするだけ。
… ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ …
【https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa】
Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa
Created by R.K. on December 08, 2018
Sign This Petition
Needs 47,702 signatures by January 7, 2019 to get a response from the White House
… ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ … ・ …
さて、《岩屋毅防衛相は十三日、玉城デニー知事との会談で工事を急ぐのは「普天間飛行場の危険性除去」のためと述べ、中止要請を突っぱねた》。ならば、アベ様は、《米軍普天間飛行場の運用停止…2019年2月までの実現》をやってみせよ。直ぐに、これまでのアメリカ側との交渉の経過を明らかにすべきだ。番犬様に、それを《実現》させよ。《辺野古新基地に反対する県側に責任転嫁》だって? どこまで卑怯な自公政権、与党・自公や癒党・お維キトなのか? アメリカ側は《空想》と言っていたが、ニッポン政府は《2019年2月までの実現》を求めてきたわけですよねぇ?
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「沖縄タイムスの記事【沖縄知事「米軍に那覇空港使わせない」
普天間返還「民間施設使用も条件」の衝撃】(…)によると、
《米軍普天間飛行場返還に緊急時の民間施設使用が条件となっている
/該当するのは那覇空港だが、翁長知事は「絶対に使わせない」と明言
/過去、政府から条件の説明はなく、普天閒は返還されない恐れも》」
『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~』
「またもや、政府の化けの皮が剝がれた。県民に期待させるようなことを
言って、時間がたつと手のひらを返す。「話くゎっちー(話のごちそう)」の
狡猾なやり方は、政府の常とう手段だ。来県した岩屋毅防衛相が
普天間飛行場の「『5年以内の運用停止』は難しい」と述べた。「移設作業が
残念ながら遅れてきたので」と、辺野古新基地に反対する県側に責任転嫁
までしている》」
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
「アサヒコムによると、翌日15日、《名護市辺野古沿岸部の埋め立てが
始まったことについて質問が飛ぶと、首相は苦笑い》だそうだ(…)。
呑気なもんだねぇ~。呆れる」
「《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」と
反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、
返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。
軟弱地盤の泥沼で、いつまでたっても辺野古破壊は止まず…。
さらには、那覇空港をヨコセ!、とは一体どんな了見なのか!
「ホシュ」なんて名乗るな、山本太郎さんが言うように、
《保守と名乗るな、『保身』だ》!」
《だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードを
つくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである。
きょう、朝から土砂投入の様子を海上から取材したジャーナリストの
青木理氏も、こう話す。「…しかしその実態は、一部海域にわずかな土砂を
入れただけ。むしろ土砂投入を進めるにも問題が山積している状態です。
…『もう基地建設は止められないんだ』と諦めさせるための、
たんなる三文芝居なんですよ》
『●辺野古破壊のために美ら海に土砂投入…
その翌日も現地で抗議が続く中、アベ様はのんびりとゴルフを満喫』
「《期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、
運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ》…なのに、
アベ様ときたら。ゴルフなんてやっている場合か? せめて
《米軍普天間飛行場の運用停止…2019年2月までの実現》してみせよ!」
「絶対に止められる! 止めなければならない!! 青木理さん
《諦めさせるための、たんなる三文芝居》と」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018121502000141.html】
政府「奇策」連発 普天間22年返還困難 辺野古土砂投入
2018年12月15日 朝刊
(沖縄県名護市辺野古の沿岸部に投入される埋め立て用の土砂
=14日午後3時36分)
政府は十四日、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先、名護市辺野古(へのこ)沿岸部で土砂投入を始めた。埋め立てが本格化し、原状回復は困難になった。辺野古移設に反対する県は反発。来年二月に実施する県民投票で民意を明確にし、対抗する構えだ。玉城(たまき)デニー知事は辺野古沖合に存在が指摘される軟弱地盤の改良工事を巡り、将来的に知事権限を行使する考えも示した。日米両政府による一九九六年の普天間返還合意から二十二年を経て移設問題は新たな局面に入った。
玉城知事は県庁で記者会見し「激しい憤りを禁じ得ない。一刻も早く工事を進めて既成事実を積み重ね、県民を諦めさせようと躍起になっている」と政府を批判。「民意をないがしろにして工事を進めることは、法治国家や民主主義国家ではあってはならないことだ」とも語った。
菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で「全力で埋め立てを進めていく」と明言。岩屋毅防衛相は記者団に「抑止力を維持しつつ沖縄の負担を軽減するためには、辺野古という方法しかない」と強調した。二〇二二年度とされる普天間飛行場返還は達成困難との認識も示した。
土砂投入の現場は、埋め立て予定海域南側の護岸で囲まれた約六・三ヘクタールの区域。午前九時ごろ、土砂を積んだ運搬船が桟橋として用いる護岸に接岸し、土砂をダンプカーに積み替え、午前十一時ごろ海に向けて投入した。作業は夕方まで続き、現場周辺には早朝から反対派の市民らが詰めかけ、抗議活動を展開した。
◆怒り増幅
沖縄県名護市辺野古への土砂投入に向けては、政府は奇策とも言うべき手法を連発し、県側の怒りを増幅させてきた。国の機関が「私人」として国に救済を求めたり、公共の港でなく民間企業の桟橋から土砂を搬出したりした。
辺野古沿岸部の埋め立ては、県が八月末に承認を撤回したため工事が中断。沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき撤回の効力停止を申し立てると、石井啓一国土交通相はそれを認めた。
不服審査法は、行政機関から不利益処分を受けた私人の救済を図る制度。防衛省は沖縄防衛局を「私人と同じ」と主張したが、私人が米軍基地を建設できるはずがない。玉城デニー知事は政府内の手続きを「自作自演」と批判した。
政府が十一月に工事を再開した後の手続きも、地元の理解を得ようとする姿勢を欠いた。当初、沖縄本島北部の本部(もとぶ)港(本部町)から土砂を搬出する計画だったが、岸壁の使用許可権限を持つ同町が「台風被害で受け入れ不可能」と使用を認めない方針を示した。
すると、政府は自治体の許可が不要な民間セメント会社の桟橋を使い、船に土砂を積み込んだ。玉城氏は「十分な事前説明や届け出もないままで、甚だ遺憾」と作業停止を求めたが、政府は聞き入れなかった。
◆責任転嫁
土砂投入後も政府の高圧的な姿勢は変わらない。岩屋毅防衛相は記者会見で、二〇二二年度とされる普天間飛行場返還の目標が遅れる可能性に触れ「一度承認された埋め立て許可が撤回されるなどの変遷があった」と県に責任を転嫁するような発言をした。 (小椋由紀子)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018121502000160.html】
【社説】
辺野古に土砂 民意も法理もなき暴走
2018年12月15日
群青の美(ちゅ)ら海とともに沖縄の民意が埋め立てられていく。辺野古で政権が進める米軍新基地建設は法理に反し、合理性も見いだせない。工事自体が目的化している。土砂投入着手はあまりに乱暴だ。
重ねて言う。
新基地建設は、法を守るべき政府が法をねじ曲げて進めている。なぜそこに新基地が必要か。大義も根底から揺らいでいる。直ちに土砂投入を中止し虚心に計画を見直す必要があろう。
辺野古工事の根拠となっているのは二〇一三年、当時の仲井真弘多知事が公有水面埋立法に基づき防衛省沖縄防衛局に与えた埋め立て承認だ。しかし、県はその後の工事の進め方に約束違反があるとしてこの八月、承認を撤回した。この処分は生きていると言える。
防衛局は、国民の権利保護のための行政不服審査法をいわば脱法的に利用。撤回の効力停止を身内の国土交通相に申し立て、国交相は当然のように認めた。県は国地方係争処理委員会に国交相の決定は違法だと訴えており、結論はまだ出ていない。
さらには、埋め立て用土砂の性質や搬出場所、経路なども当初計画や県の条例、規則に反する疑いが続出。県は十二日、防衛局に工事即時中止の行政指導をしたものの、国は無視している。
岩屋毅防衛相は十三日、玉城デニー知事との会談で工事を急ぐのは「普天間飛行場の危険性除去」のためと述べ、中止要請を突っぱねた。だが、新基地建設=普天間返還との相関論は破綻寸前だ。
土砂投入を始めた辺野古崎南側海域だけでも、埋め立てに必要な土砂は約百三十万立方メートルという。
防衛局は詳しい工事手順を示していないが、地元の土木技術者は陸揚げ土砂をダンプカーで投入地点まで運ぶ方法では、休みなしに作業を続けても終了に四年を要するとみる。県が新基地完成まで十三年と試算したのもうなずける。
県が算出した工費は約二・六兆円。普天間に駐留する海兵隊の役割も、東アジアの安全保障情勢も変化している。途方もない時間と税金を使った末の普天間返還にどれだけ意味があるか。県民は待つだけか。その労力を米国との交渉に用い、普天間の無条件返還につなげる方が現実的だ。
あらゆる民主的な主張や手続きが力ずくで封じられる沖縄。そこで起きていることは、この国の民主主義の否定でもある。
これ以上の政権の暴走は、断じて許されない。
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[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞(2018年12月15日)↑]
琉球新報のコラム【<金口木舌>約束まであと2カ月】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-849080.html)と、
【<社説>辺野古へ土砂投入 第4の「琉球処分」強行だ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-849072.html)。
《▼辺野古新基地建設を進める政府が錦の御旗として掲げるのは、仲井真弘多元知事による埋め立て承認だが、承認を得る際の事実上の前提条件だったのが、期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ》。
《この光景は歴史に既視感を覚える。沖縄が経験してきた苦境である。…県民の諦めを誘い、辺野古埋め立ての是非を問う県民投票に影響を与えたり、予想される裁判を有利に運ぼうとしたりする狙いが透けて見える》。
『●2018年12月14日、「美ら海」に土砂投入…
辺野古を破壊して巨大な新基地が恒久的に沖縄を占領…』
「アサヒコムによると、翌日15日、《名護市辺野古沿岸部の埋め立てが
始まったことについて質問が飛ぶと、首相は苦笑い》だそうだ(…)。
呑気なもんだねぇ~。呆れる」
「《米軍普天間飛行場の運用停止について日本政府が2019年2月までの
実現を発表したことに対し、米側が「空想のような見通しだ」と
反対していた》訳で、元々が「空想」。普天間は世界最悪の危険さで、
返還されず、辺野古は破壊「損」…あまりにデタラメなアベ様ら。
軟弱地盤の泥沼で、いつまでたっても辺野古破壊は止まず…。
さらには、那覇空港をヨコセ!、とは一体どんな了見なのか!
「ホシュ」なんて名乗るな、山本太郎さんが言うように、
《保守と名乗るな、『保身』だ》!」
《だが、諦めるのはまだ早い。いや、というよりも、こうした諦めムードを
つくり出すことこそが、今回の土砂投入における安倍政権の狙いなのである。
きょう、朝から土砂投入の様子を海上から取材したジャーナリストの
青木理氏も、こう話す。「…しかしその実態は、一部海域にわずかな土砂を
入れただけ。むしろ土砂投入を進めるにも問題が山積している状態です。
…『もう基地建設は止められないんだ』と諦めさせるための、
たんなる三文芝居なんですよ》
《期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ》…なのに、アベ様ときたら。ゴルフなんてやっている場合か? せめて《米軍普天間飛行場の運用停止…2019年2月までの実現》してみせよ!
絶対に止められる! 止めなければならない!! 青木理さん《諦めさせるための、たんなる三文芝居》と。《うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんどー》。
【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/土砂投入で諦めていられるほどこの島の現実は甘くない。】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/19678ffb1d2c3c666846264528b1c384)によると、《辺野古の新基地建設に関して、これまでも何度も節目はあったし、これからもあるだろう。そのたびにマスコミは騒ぎたてるが、節目と節目の間にはどれだけ関心を向けているか。現場では毎日抗議が続けられている。節目は通過点であって終わりではない。傍観者や評論家にならずに自分の問題と考え、私はこれからどうするか、と問い続けることが大切なのだ…うちなんちゅーや、ヤマトゥに腐り政府んかい、うしぇーらってぃ、黙とーてぃやならんどー。》
『●「うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー
(沖縄人を見くびってはいけない)」』
『●独裁国家・アベ様政権相手に「けんか」できる翁長雄志知事の叫び、
「うしぇーてぃないびらんどー」』
『●本体工事=辺野古沖の埋め立て工事は
「翁長知事があらゆる知事権限を駆使すれば絶対できない」』
「「うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー
(沖縄人を見くびってはいけない)」
「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」……。
そして、記事が言う《本体工事=辺野古沖の埋め立て工事は
「翁長知事があらゆる知事権限を駆使すれば絶対できない」》
という言葉を信じたい」
『●翁長雄志知事亡くなる…「折れない、言うことをきかない
翁長知事に対し、安倍政権が陰湿ないじめ、報復」』
「翁長さんの《うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー》の叫びが
忘れられない」
『●民主主義を破壊し、倫理観の欠片もない醜悪な選挙戦術…
記憶し、教訓を沖縄県知事選の次にもつなげたい』
《翁長雄志知事が2015年の県民大会で発した
「うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんどー!」
(県民をないがしろにするな)という力強い言葉が、いま、再び響く》
『●「空疎で虚飾に満ち」た弔辞を代読する最低の官房長官に怒声…
「翁長氏の遺志に応える唯一の道」とは?』
《▼男性の声に、翁長氏の言葉を思い出した。
「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をないがしろに
してはいけない)」。2015年、辺野古新基地建設阻止を訴える
県民大会での言葉は、多くの人の心に刻まれているのではないか》
『●沖縄では、《「飴と鞭」で手なずけられる
と高をくくったようなその態度こそ県民の気持ちを遠ざけた》』
《「うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんどー」沖縄県民を舐めるな。
見くびるな。子や孫のために命がけでこの島を守りましょう。
今も聞こえる翁長知事の声が、沖縄県民の心をちゃんとつかんでいた》
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-849080.html】
<金口木舌>約束まであと2カ月
2018年12月15日 06:00
辺野古 運用停止 玉城デニー 金口木舌
強者の歓心を買いたいのか、弱者をいじめたいのか。あるいは両方か。米軍普天間飛行場移設問題で、政府が辺野古沿岸部への土砂投入を開始した
▼名作「クリスマス・キャロル」では冷酷で頑迷な金貸し、スクルージが過去や未来の自分を見せられて改心する。沖縄の組踊「雪払い」では、娘をいじめていた継母が悔い改める
▼「善」が最後に輝く物語は古今東西を問わず感動を呼ぶが、民意を無視して工事を強行する政府を見ていると、現実を悲観したくなる。玉城デニー知事と協議のテーブルに着きながら着々と準備を進めてきたのは不誠実極まりない
▼「日米合意を守る」「普天間飛行場の危険性除去のため」と政府は繰り返す。米国との約束は必死に守ろうとするが、沖縄側に実現に向けた努力を約束した普天間飛行場の「5年以内の運用停止」はどうか。米側に遠慮して交渉すらしていない
▼辺野古新基地建設を進める政府が錦の御旗として掲げるのは、仲井真弘多元知事による埋め立て承認だが、承認を得る際の事実上の前提条件だったのが、期限まであと2カ月に迫った「5年以内の運用停止」。承認を強調するなら、運用停止の約束を全力で実現させるのが筋というものだ
▼安倍晋三首相が、武器を売り付けるトランプ米大統領への優しいまなざしの何分の1でも、沖縄に向けてくれればいいのだが。
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-849072.html】
<社説>辺野古へ土砂投入 第4の「琉球処分」強行だ
2018年12月15日 06:01
この光景は歴史に既視感を覚える。沖縄が経験してきた苦境である。
政府は、名護市辺野古沿岸に米海兵隊の新基地を造るため埋め立て土砂を投入した。昨年4月の護岸着工以来、工事を進める政府の姿勢は前のめりだ。9月の知事選で新基地に反対する玉城デニー知事誕生後わずか約1カ月後に工事を再開し、国と県の集中協議中も作業を進めた。手続きの不備を県に指摘されても工事を強行し土砂を投入したのは、基地建設を早く既成事実化したいからだ。
県民の諦めを誘い、辺野古埋め立ての是非を問う県民投票に影響を与えたり、予想される裁判を有利に運ぼうとしたりする狙いが透けて見える。
辺野古の問題の源流は1995年の少女乱暴事件にさかのぼる。大規模な県民大会など事件への抗議のうねりが沖縄の負担軽減に向けて日米を突き動かし、米軍普天間飛行場の返還合意につながった。
ところが返還は県内移設が条件であるため曲折をたどる。関係した歴代の知事は県内移設の是非に揺れ、容認の立場でも、使用期限や施設計画の内容などを巡り政府と対立する局面が何度もあった。
5年前、県外移設を主張していた仲井真弘多前知事が一転、埋め立てを承認したことで県民の多くが反発。辺野古移設反対を掲げる翁長県政が誕生し玉城県政に引き継がれた。県内の国会議員や首長の選挙でも辺野古移設反対の民意が示されている。
今年の宜野湾、名護の両市長選では辺野古新基地に反対する候補者が敗れたものの、勝った候補はいずれも移設の是非を明言せず、両市民の民意は必ずしも容認とは言えない。本紙世論調査でも毎回、7割前後が新基地建設反対の意思を示している。
そもそも辺野古新基地には現行の普天間飛行場にはない軍港や弾薬庫が整備される。基地機能の強化であり、負担軽減に逆行する。これに反対だというのが沖縄の民意だ。
その民意を無視した土砂投入は暴挙と言わざるを得ない。歴史的に見れば、軍隊で脅して琉球王国をつぶし、沖縄を「南の関門」と位置付けた1879年の琉球併合(「琉球処分」)とも重なる。日本から切り離し米国統治下に置いた1952年のサンフランシスコ講和条約発効、県民の意に反し広大な米軍基地が残ったままの日本復帰はそれぞれ第2、第3の「琉球処分」と呼ばれてきた。今回は、いわば第4の「琉球処分」の強行である。
歴史から見えるのは、政府が沖縄の人々の意思を尊重せず、「国益」や国策の名の下で沖縄を国防の道具にする手法、いわゆる植民地主義だ。
土砂が投入された12月14日は、4・28などと同様に「屈辱の日」として県民の記憶に深く刻まれるに違いない。だが沖縄の人々は決して諦めないだろう。自己決定権という人間として当然の権利を侵害され続けているからだ。
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