[●『新聞記者』(望月衣塑子著)…《ひとつずつ真実を認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》↑]
リテラのお薦め記事【望月衣塑子原案、松坂桃李出演の映画『新聞記者』が描く「安倍政権」の不正がリアルすぎる! 内閣情報調査室の謀略も】(https://lite-ra.com/2019/06/post-4799.html)。
《明日、あまりに衝撃的な一本の映画が全国公開される。菅義偉官房長官に果敢に切り込みつづけている東京新聞・望月衣塑子記者の著書を原案とした藤井道人監督の『新聞記者』だ。一体、何が衝撃的なのか。それは、劇映画というフィクション作品でありながら、ここ数年のあいだに安倍政権下で起こった数々の事件をまさに総ざらいし、あらためてこの国の現実の“異常さ”を突きつけていること。そして、その“異常さ”の背後にある、官邸の“謀略機関”となっている内閣情報調査室の暗躍を正面から描いていることだ…普段、御用メディアによる報道しか接していない人がこの映画を観れば、「こんな腐敗や不正が立てつづけに起こるなんてフィクションだ、映画の世界の話だ」と思うかもしれないが、これはすべて実際に、短期間のあいだに起こったことなのだ》
現在進行形のアベ様独裁政権を批判している映画。《ここ数年のあいだに安倍政権下で起こった数々の事件をまさに総ざらいし、あらためてこの国の現実の“異常さ”》《これはすべて実際に、短期間のあいだに起こっ》ていることを描いていて、《フィクションだ、映画の世界の話だ》と思っている「1/4と2/4」の方々を目覚まし得る映画。
『●『新聞記者』(望月衣塑子著)読了…《ひとつずつ真実を
認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。
やっているのは犯罪。自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール…
「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…』
『●【<金口木舌>権力はうそをつく】《イラク戦争…
大量破壊兵器の保有は後に捏造だと明らかになった》』
『●《安倍派のライバル候補に対する選挙妨害を
反社会勢力にも通じる人物に頼》む…なぜに報じられないの?』
『●《テンチョンニュース》で決して報じない
《安倍さんが直接関わった疑惑。民主主義の根幹を壊す犯罪行為》』
『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」
「ここは質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」』
『●『官邸ポリス』と監視社会・警察国家と前川喜平さん…
映画『新聞記者』と現独裁政権批判と望月衣塑子さん』
『●木下昌明さん《あの黒く目隠しされた羊…
実は何も知らないで日々を送っているわたしたちのことではないのか?》』
《内閣情報調査室の暗躍》…《ひとつは…マスコミへの警告、もうひとつは…当人への警告》。こんな恐ろしい、監視社会・警察国家に成り果てています。《内調と官邸が一体化し、告発者だけではなくマスコミまで恫喝するために、何の事件性もないものを最大手の新聞社に記事として掲載させる──》…現実に起こったことです。
内閣情報調査室の現実は? 例えば、記事にも取り上げられていますが、翁長雄志元沖縄県知事へのバッシング、デマ・フェイク拡散。そこに便乗した《メディアコントロール》な広報紙や宣伝誌。さらに、『ニュース女子』などのデマ媒体。
『●「そんな当たり前のこと」が通用しない
最低の官房長官記者会見…「ここは質問に答える場所じゃない…」?』
《たった一人で闘う前川さんや詩織さんの勇気を、黙って見ているだけでいいのか
安倍官邸の卑劣さは言うまでもない。質問には答えず、望月記者の
質問を削るために会見の開始を遅らせ時間を短縮させてもきた。
さらに官邸は、いいがかりでしかない注意喚起の文書を東京新聞に
送りつけた(詳しくは既報参照…)。内閣情報調査室や公安を使い、
望月記者の身辺調査をおこなっているという情報もある》
『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
…その直後にアベ様らのやっていたこと』
《安倍首相自らスクープの「ネタ元」潰しに血道…朝日新聞の
文書改ざん疑惑報道で参院予算委が“炎上”した今月2日、
安倍首相の行動はロコツだった。…官邸でイの一番に会ったのは、
内閣情報調査室(内調)トップの北村滋内閣情報官…は、
加計学園問題を告発した前川喜平前文科次官の「出会い系バー」通い
調査を行い、“レイプもみ消し”疑惑が報じられた山口敬之元TBS記者が
泣きついた相手と報じられている。安倍首相の“懐刀”で
「官邸のアイヒマン」の異名を取るスゴ腕だ》
『●翁長雄志知事亡くなる…「折れない、言うことをきかない
翁長知事に対し、安倍政権が陰湿ないじめ、報復」』
《■公安、内調を使った翁長知事へのデマ攻撃、そして沖縄ヘイト
嫌がらせで翁長知事が折れるのを待つ──。しかも、安倍官邸は
内閣情報調査室や公安を使って翁長スキャンダルを必死で探させ、
菅義偉官房長官はオフレコの場で翁長知事のマイナス情報を喧伝。
官邸は読売新聞や産経新聞、週刊誌などにデマ情報をリークして
“翁長バッシング”を展開してきた》
オモシロい記事が日刊ゲンダイに出ていました。映画『新聞記者』を見に行ってたのかもね?
【「首相動静」から消え…“官邸のアイヒマン”に飛び交う臆測】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257039)によると、《火曜日の男が消えた――。今週火曜の首相動静に安倍首相の側近の名前が載っていなかったことを巡り、永田町に臆測が飛び交っている。その男とは、内閣情報調査室トップの北村滋内閣情報官…。諜報のプロとして「官邸のアイヒマン」の異名を持つ人物だ…■背景に参院選前の「北朝鮮すがり」 …参院選直前の見せ場のはずだった大阪G20も米ロ両国にソデにされ、もはや形無し。“外交のアベ”は参院選の目玉づくりに、完全にソッポを向かれた北朝鮮にすがる道しか残されていないようだ》。
あらためて、監督や俳優の皆さん、全ての関係者の皆さんに、敬意を表します。特に、俳優の皆さん、よく出演して頂いたと思います。その勇気に、感謝します。
『●『佐高信の新・筆頭両断』読了(2/2)』
『●成田三樹夫さん、《権力にへたへたする役者じゃ意味がない。
…バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》』
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【https://lite-ra.com/2019/06/post-4799.html】
望月衣塑子原案、松坂桃李出演の映画『新聞記者』が描く「安倍政権」の不正がリアルすぎる! 内閣情報調査室の謀略も
2019.06.27 02:22
(映画『新聞記者』公式サイトより)
明日、あまりに衝撃的な一本の映画が全国公開される。菅義偉官房長官に果敢に切り込みつづけている東京新聞・望月衣塑子記者の著書を原案とした藤井道人監督の『新聞記者』だ。
一体、何が衝撃的なのか。それは、劇映画というフィクション作品でありながら、ここ数年のあいだに安倍政権下で起こった数々の事件をまさに総ざらいし、あらためてこの国の現実の“異常さ”を突きつけていること。そして、その“異常さ”の背後にある、官邸の“謀略機関”となっている内閣情報調査室の暗躍を正面から描いていることだ。
ストーリーは、東都新聞という新聞社に、ある大学新設計画にかんする極秘文書がFAXで送られてくることからはじまる。取材に動くのは、日本人の父親と韓国人の母をもち、アメリカで育った女性記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)。そうした最中にも、政権に絡んだきな臭い問題が立てつづけに起こるのだが、その裏側で動いているのが、内閣情報調査室だ。
内調に出向している若き官僚・杉原拓海(松坂桃李)は、粛々と任務をこなしていた。政権を守るための情報操作に、政権に楯突く者たちを陥れるためのマスコミ工作……直属の上司である多田内閣参事官(田中哲司)は「国のため」「国民のため」だと言うが、そんななかで杉原の元上司である官僚が自殺したことをきっかけに、吉岡が追う大学新設計画にかんする国家ぐるみの計画を知ることになるのだが──。
観客にとってきっと忘れられないシーンになるであろうラストまで、息をつかせない重厚な政治サスペンスが繰り広げられる『新聞記者』。だが、あらためてハッとさせられるのは、物語を大きく動かしていく大学新設計画の問題のほかにも、政権に睨まれた元文科省官僚に対するスキャンダル攻撃や、“総理ベッタリ記者”による性暴力被害ともみ消しを訴える告発、政権とメディアの癒着・圧力、官僚の自殺など、さまざまな事件が起こってゆく点だ。
微妙な違いはあるものの、これらは言うまでもなく、この国で実際に起こった森友公文書改ざん問題での近畿財務局職員の自殺や、加計学園問題に絡んだ前川喜平・元文科事務次官に仕掛けられた官邸による謀略、伊藤詩織さんによる告発などが下敷きになっている。実際、本作の企画・製作をおこない、エグゼクティヴ・プロデューサーを務めている河村光庸氏は、このように述べている。
「これらの政治事件は本来であれば一つ一つが政権を覆すほどの大事件です。ところがあろうことか、年号が令和に変わろうが継続中であるべき大事件が一国のリーダーと6人の側近の“令”の元に官僚達はそれにひれ伏し、これら大事件を“うそ”と“だまし”で終りにしてしまったのは多くの国民は決して忘れはしないでしょう」(「論座」6月23日付)
普段、御用メディアによる報道しか接していない人がこの映画を観れば、「こんな腐敗や不正が立てつづけに起こるなんてフィクションだ、映画の世界の話だ」と思うかもしれないが、これはすべて実際に、短期間のあいだに起こったことなのだ。逆に、この一連の動きを知っている観客ならば、本作によって、あらためてこの国の現実に背筋が凍ることは間違いない。
そして、なんと言ってももっとも衝撃的なのが、官邸と一体化した内閣情報調査室の暗躍ぶりだ。「こんなことまでやっているのか」と驚愕させられる謀略の数々に、これもまた観客のなかには「映画だから」と言う人もいるかもしれないが、内調の問題を追及してきた本サイトから先に言っておくと、映画が描いている内調の謀略は現実にやっていることがほとんどだ。
たとえば、映画では、伊藤詩織さん事件をモデルにしたと思われる事件をめぐり、松坂演じる杉原が上司に命じられるままチャート図をつくって週刊誌に横流しするシーンが出てくるが、現実でも同じことが起きていた。伊藤詩織さんが司法記者クラブで実名顔出しで記者会見をおこなった際、詩織さんと詩織さんの弁護士と民進党の山尾志桜里議員の関係をこじつけ、詩織さんを「民進党関係者」だとするフェイクチャート図の画像がネット上に出回ったが、これも、内調が謀略チャート図を政治部記者に流していたと「週刊新潮」(新潮社)が報じているし、本サイトの調査では、内調が情報を直接2ちゃんねるに投下した可能性すらうかがわれた。
■本物の前川喜平氏も映画に登場し“出会い系バー”通いの謀略を証言!
さらに、映画には、前述したように、前川喜平元文科事務次官の“出会い系バー通い”リーク問題を下敷きにしたと思われる事案も登場する。
本サイトでは繰り返しお伝えしてきたが、前川氏の“出会い系バー通い”の情報は、もとは公安出身の杉田和博官房副長官や内調が調査して掴んだものだったという。それを使って加計学園問題の「総理のご意向」にかんする前川氏の告発の動きを封じ込めるために、読売新聞にリークしたのだ。
当時、本サイトはいち早く報じたが、じつは読売の記事が出た直後から、官邸記者クラブのオフレコ取材では読売記事についての話題が出ていた。そのなかで読売に情報を流したと言われている安倍首相側近の官邸幹部が、記者にこう言い放っていたことをキャッチしている。
「読売の記事にはふたつの警告の意味がある。ひとつは、こんな人物の言い分に乗っかったら恥をかくぞというマスコミへの警告、もうひとつは、これ以上、しゃべったらもっとひどい目にあうぞ、という当人への警告だ」
内調と官邸が一体化し、告発者だけではなくマスコミまで恫喝するために、何の事件性もないものを最大手の新聞社に記事として掲載させる──。とんでもない話だが、映画では、この内調の前川元次官に対する謀略報道とそっくりなディテールが登場するのだ。
しかも、驚いたのは、前川氏本人が映画に登場したことだ。主人公が見ている「番組」という設定で、前川氏や新聞労連委員長で朝日新聞記者の南彰氏、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長であるマーティン・ファクラー氏、そして原案者である望月氏の座談会の模様が挿入されるのだが(この動画は公開前に「ハフィントンポスト」がYouTubeで公開中)、前川氏はそのなかで週刊誌にも“出会い系バー通い”がリークされたことを明かしている。
「あるほう(「週刊新潮」)は『新宿である店に出入りしているそうだけども、その話が聞きたい』と言ってくる。もうひとつのほう(「週刊文春」)は『そういう話を聞いたんだけども、そっちの話じゃなくてあっちの話を聞きたい』と。そっちは書かないけれども、書かない代わりに、ある大学の獣医学部設置にかかわる内情を聞きたいと。そういうアプローチがあったんですよね。これは非常にわかりやすかった。それは出所は同じだったんだろうと思うわけでね」
■原案の望月記者も「望月さんを内調が調べ始めた」と国会議員らから聞かされたと証言
もうひとつ興味深かったのは、この座談会で、東京新聞の望月記者も自分が内調に狙われていたことを明かしたことだ。
「私自身の記憶で言うと、やはり非常にバトルを官房長官とやっていたときに、ある内調(の人物)が、非常に仲が良いと、私はその議員が誰だか知らないんですけど、その国会議員に、内調が『望月さんってどんな人?』という調べる電話をかけてきた。この国会議員が非常に仲が良い、あるジャーナリストの人に『望月さんのこと内調が調べ始めたよ』という話をするんですね。この人(ジャーナリスト)から私に『望月、調べられているから気を付けておけ』っていう」
「彼(内調)が知っている政治家とかジャーナリストを使って、あなたを見ているんですよと、ウォッチングしているんですよ、ということを、やっぱり政権を批判的に言ったり厳しめにつっこんでいる私とかに対して、間接的な圧力になるように、そういうことをやると」
官房長官会見で質問をおこなうことは記者として当然の行為であり、それに答えるのが官房長官の務めだ。しかし、その当然のことをするだけの望月記者に質問妨害をおこなったり、官邸記者クラブに恫喝文書を叩きつけている官邸。だが、それだけではなく、内調を使ってこんな脅しまで実行しているのだ。
いや、内調と官邸による情報操作、マスコミ工作は映画で描かれているもの以外でもいくらでもある。
たとえば、2014年、小渕優子経産相や松島みどり法相など、当時の安倍政権閣僚に次々と政治資金問題が噴出した直後、民主党の枝野幸男幹事長、福山哲郎政調会長、大畠章宏前幹事長、近藤洋介衆院議員、さらには維新の党の江田憲司共同代表など、野党幹部の政治資金収支報告書記載漏れが次々と発覚し、政権の“広報紙”読売新聞や産経新聞で大きく報道された(所属と肩書きはすべて当時)。ところが、この時期、内調が全国の警察組織を動かし、野党議員の金の問題を一斉に調査。官邸に報告をあげていたことがわかっている。
また2015年、沖縄の米軍基地問題で安倍官邸に抵抗していた翁長雄志・沖縄県知事(当時)をめぐって、保守メディアによる「娘が中国に留学している」「人民解放軍の工作機関が沖縄入りして翁長と会った」といったデマに満ちたバッシング報道が巻き起こったが、これも官邸が内調に命じてスキャンダル探しをおこない、流したものといわれている。
野党や反対勢力だけではない。前川氏に対してもそうだったように、内調は官僚の監視もおこなっている。2017年には韓国・釜山の総領事だった森本康敬氏が電撃更迭されたが、これは森本氏がプライベートの席で慰安婦像をめぐる安倍政権の対応に不満を述べたことを内調がキャッチ。官邸に報告した結果だったと言われる。
■報道の萎縮が進行するなか、映画『事件記者』が突きつけるメディアの使命!
まるで映画のような話だが、この映画のような謀略が、この国では当然のようにおこなわれているのである。そういう意味では、『事件記者』が描いているのはフィクションではなく、まさに現実なのだ。
しかし、このような独裁的な振る舞いを平気で見せる安倍政権下で、状況をさらに悪くさせているのは、あらためて指摘するまでもなく、メディアの姿勢だ。映画『新聞記者』は、吉岡記者の姿を通し、強大な権力と対峙する恐怖のなかでも真実を伝えようとするジャーナリストの使命を浮き彫りにしている。
前述したエグゼクティヴ・プロデューサーの河村氏は、製作にあたっての思いをこうも述べている。
「前提としてですが、私はどこかの野党や政治勢力に与するものではありませんし、この作品は一人の記者を礼賛するでもありません。むしろ報道メディア全体、記者一人一人に対するエールを送るつもりで作りました。
「これ、ヤバいですよ」「作ってはいけないんじゃないか」という同調圧力を感じつつ映画を制作し、宣伝でも多くの注目を浴びつつも記事にはしてもらえず、それでも何とか公開まで持っていこうというのが今の状況です」
大手メディアで政権への忖度がはたらき、報道の萎縮が進行しているなかで、映画でこの国の問題に正面から向き合う──。河村氏をはじめ、見事な作品へと昇華させた藤井監督、製作側の思いに応えたキャスト陣(とりわけ人気俳優でありながら、この挑戦的な作品に主演した松坂桃李)には、大きな拍手を送りたい。そして、ひとりでも多くの人が劇場に足を運び、映画のヒットによって大きなうねりが生まれることを期待せずにはいられない。
(編集部)
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[●『新聞記者』(望月衣塑子著)…《ひとつずつ真実を認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》↑]
レイバーネットのコラム【木下昌明の映画の部屋『新聞記者』/日本にもようやく生まれた反権力映画~藤井道人監督『新聞記者』】(http://www.labornetjp.org/news/2019/0621eiga)。
《が、映画は必ずしも望月の本をなぞったものとなっていないし、主人公の記者も、望月を暗示したものとなっていない。本とは独立した一種のミステリーふうのサスペンスといった趣を呈している。わたしはそこがいいと思った。内容は『東京新聞』ならぬ『東都新聞』が主な舞台。何者かから送られてきたファックスで社会部が沸きたつ。(木下昌明)》
木下昌明さん《あの黒く目隠しされた羊は何を意味しているのか。実は何も知らないで日々を送っているわたしたちのことではないのか?》 「アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール…」であるからこそ、見ておくべき映画のようです。《日本新悲劇の座長》(星田英利さん)な裸のアベ様とその悪政について、《実は何も知らないで日々を送っている》「与党自公や癒党お維を支持している「1/4」の皆さん、国会や政治に興味もなく、選挙に行きもしない眠り猫な「2/4」の皆さん」、他の批評家の方によると《本作は現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞》だそうですよ。
木下昌明さん《本とは独立した一種のミステリーふうのサスペンスといった趣》だそうです。《日本にもようやく生まれた反権力映画》とも。望月衣塑子さんの原作は原作で、とても面白く、《反権力》《政権をチェックしようという意識が…》感じられますので、是非、読んでみて下さい。
『●『新聞記者』(望月衣塑子著)読了…《ひとつずつ真実を
認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》』
「日本テレビや朝日新聞、TBS、下足番新聞への転職…《清水潔さん…
「東京新聞で記者を続けたほうがいいんじゃないかな」》
《転職に初めて意見を言った父 …返ってきたのはあまりにも
意外な言葉だった。「お父さん、読売だけは嫌なんだよ」
父が切なそうに訴えてくるのを、初めて聞いた》」
『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール…
「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…』
『●【<金口木舌>権力はうそをつく】《イラク戦争…
大量破壊兵器の保有は後に捏造だと明らかになった》』
『●《安倍派のライバル候補に対する選挙妨害を
反社会勢力にも通じる人物に頼》む…なぜに報じられないの?』
『●《テンチョンニュース》で決して報じない
《安倍さんが直接関わった疑惑。民主主義の根幹を壊す犯罪行為》』
『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」
「ここは質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」』
『●『官邸ポリス』と監視社会・警察国家と前川喜平さん…
映画『新聞記者』と現独裁政権批判と望月衣塑子さん』
監督や俳優の皆さん、全ての関係者の皆さんに、敬意を表します。
『●『佐高信の新・筆頭両断』読了(2/2)』
『●成田三樹夫さん、《権力にへたへたする役者じゃ意味がない。
…バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》』
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【http://www.labornetjp.org/news/2019/0621eiga】
木下昌明の映画の部屋『新聞記者』
●木下昌明の映画の部屋・第254回『新聞記者』
日本にもようやく生まれた反権力映画
深夜の東京、ある新聞社のがらんとしたフロアのファックスに、両目を黒く塗りつぶした羊の絵が送られてくるシーンからはじまる――藤井道人監督の『新聞記者』は、政権の陰謀を暴露したフィクションである。
これをみて、わたしは日本にもようやく反権力の映画がつくられたか、という思いを抱いた。羊の導入部からどんな展開になるかワクワクしながらみていたが、期待にたがわぬ作品になっていた。
映画の原案は、同名の本(角川新書)をかいた『東京新聞』の望月衣塑子記者と、この映画のプロデューサー河村光庸の2人によるもので、脚本は詩森ろばのほか藤井監督と高石明彦の3人が当たっている。が、映画は必ずしも望月の本をなぞったものとなっていないし、主人公の記者も、望月を暗示したものとなっていない。本とは独立した一種のミステリーふうのサスペンスといった趣を呈している。わたしはそこがいいと思った。
内容は『東京新聞』ならぬ『東都新聞』が主な舞台。何者かから送られてきたファックスで社会部が沸きたつ。羊の絵を表紙にした大学院大学の建設についての分厚い資料だったからだ。誰がなんのために? 大学新設にくわしい政府官僚がリークしたものか? 社会部ではこのナゾを探ることになり、デスクから吉岡エリカが担当に指名される。
この吉岡が主人公となるのだが、それを演じるのがなんと韓国女優のシム・ウンギョ。シムといえば、5年前に韓国映画の『怪しい彼女』の主人公を演じて一躍その名を馳せた若い女優である。70歳の老女が、ある日突然20歳の娘に若返って歌ったり踊ったり恋をしたり。これが絶品のロマンティックコメディーで、わたしは彼女にみとれて恥ずかしながら何度もみている。
そんな彼女にはたしてこんなシリアスなドラマの主演がつとまるのか。それも官房長官を前に早口で質問をあびせた望月のようなマネができるのか、とハラハラしながらみた。が、シムの記者役は、もっぱら取材・調査活動なので、官僚たちを追いかけたり、パソコンで調べたりの仕事である。また、望月の記者人生とは違って、吉岡のそれはアメリカ生まれのアメリカ育ちで、母が韓国人で日本人の父とアメリカで出会って結婚した設定になっている。
では、そんな彼女がなぜ日本の新聞記者となったのか――それは彼女の父も新聞記者で、日本で首相がらみの不正融資事件をスクープしたものの「誤報」に仕立てられてメディアから叩かれ、自殺に追い込まれた。その父の死の真相を探るために日本で記者となった。それが彼女の内にひめた動機であり、取材する彼女の執念ともなっている。
その点、望月のほうは日本生まれの日本育ちで、アメリカに留学体験はあるものの父は日本の業界新聞の記者であり、がんで亡くなっている。望月の本には、彼女がいかにして新聞記者になったのか、その経緯がかなりの比重を占めていて、望月を人気者にした菅官房長官への質問の裏側もかかれている。それによると、彼女は子ども時代演劇少女で、質問のときなどその演劇で学んだことが功を奏したと語っている。そうか、あの菅を相手に延々と質問をつづけた度胸は演劇でつちかったものなのか、と納得できた。
わたしが望月の本で特に共感したのは、彼女が最後のページで、ガンジーがいったという一文「世界を変えるためにではなく、世界によって自分が変えられないようにするため」云々をモットーに自分を戒めていることである。そこにわたしは彼女の強い意志のありかをみた。そして映画では、父の無念を背負った吉岡が「誰よりも自分を信じ、疑え」をモットーに官僚たちに執拗に食い下がり、自宅まで押しかけるくだりに彼女の記者魂をみることができた。
なお、望月の本には出ていないが、映画にはもう一人重要な人物が登場する。それは日本映画ではよく知られた松坂桃李が主演していることだ。かれは内閣情報調査室(内調)の若手官僚の一員としてパリッと背広を着こなしていた。彼の名は杉原拓海で、この杉原の内調と吉岡の新聞社会部とを交互にとらえている。が、新聞社のほうはふつうのカラー画面なのに、内調のほうはブルーがかった色調に切り換わっている。新聞社のほうはいろんな資料で雑然としているが、内調のほうは多くの人々がいるのに整然としている。これによって画面が矢つぎ早に転換しても、観客には二つのフロアの違いが見分けられる。
そして内調の別室には、ベテラン脇役の田中哲司が演じる内閣参事官がポツンと座って、上から電話指示を待っている。ちょっとこちらの方はSF映画のふんいきを漂わせている。そこで、内閣にかかわる報道がニュースで流されてくると、直ちにありもしない現実をつくり出すよう部下に指示する。平然と白を黒といいくるめる参事官の態度にはあきれてしまう。しかし、実際に国会での官僚の答弁をテレビで視聴していると、これらの画面がリアルティーをもって迫ってくるからふしぎだ。ウソをホントにみせかける日本がここからうまれてくる――と映画は訴える。
こうして新聞(メディア)と内調(権力)との真実と虚偽のせめぎ合いの構図が浮かび上がってくる。同時に、この葛藤が日本の中枢部である東京のど真ん中で行われていることを示すために、高層ビルの林立した昼と夜の全景も切りとってみせる。また直接の現場はほとんど国会周辺で、議事堂や総理官邸前の歩道が何度か出てくる。ここらは3・11以降、わたしにとってなじみの場所だ。ここで吉岡は官僚らを待ちかまえて取材している。それをみている観客は、いつしかいっしょに新設大学事件を追いかけるような気分になっていく。
が、彼女の追いかける官僚の一人が、ビルの屋上から投身自殺をとげる。彼女はそれに衝撃をうけ、首吊りした父の死と重ね、何か似ていると。その自殺した官僚は杉原の外務省時代の尊敬する上司でもあった。杉原は、自殺の前にかれから「おれのようになるなよ」と忠告されていた。そのかれの死とともに、かれが内調によってマークされていたことを知る。この自殺は、現実にあった森友学園事件で「改ざん」をしいられた財務局の職員のケースを彷彿させる。
映画は全体に抑制した静かな画面ながら緊迫の連続で目が離せない。吉岡と杉原の交互に映される短いクローズアップのショットにも観客はぐいとひきこまれよう。政権の陰謀がのぞきみえてくるからだ。それは大学とは名ばかりの医療研究所を軍事利用に転用させようとしていることである。
ここではその点にふれないが、わたしは楠山忠之監督の『陸軍登戸研究所』(06年)のドキュメンタリーを想起した。そこでは細菌兵器の製造や動物ばかりか人体実験まで行われていた。また森村誠一の『悪魔の飽食』(光文社のちに角川書店)で告発した石井四郎率いる731部隊の非人道的所業を思い出した。映画をみていて、いまの政権が、かつての日本軍と同じことをやろうとしているのか、とおぞましく感じた。
これは単なるフィクションと願いたいものだが、そんな思いとは裏腹に、現実の動きと照らし合わせてみるとなかなかリアルなのである。文科省が不要だといっていた獣医学部をなぜ設置するのかのナゾもこれでとけた。
あの黒く目隠しされた羊は何を意味しているのか。実は何も知らないで日々を送っているわたしたちのことではないのか?
※6月28日より東京・新宿ピカデリーほか全国公開
〔追記〕これは『月刊東京』の5・6月号より転載したものです。転載にあたって一部をカットしました。
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[●『新聞記者』(望月衣塑子著)…《ひとつずつ真実を認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》↑]
毎日新聞の記事【これが本当なら「現代の特高」…前川元次官が語る告発ノベル「官邸ポリス」のリアル】(https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190620/k00/00m/010/008000c)の抜粋。
日刊ゲンダイの記事【批評家が絶賛 映画「新聞記者」が暴いた安倍政権の“暗部”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geinox/256538)。その背景から、記事中の「映画批評家」の方の意図は掴み兼ねはしますけれども…。
《「前田次官」のモデルが加計学園問題で安倍晋三首相に不利な証言をした前川喜平・元文科事務次官(64)なのは明らかだ》。
《東京新聞記者・望月衣塑子氏(44)のノンフィクションを原案に、「デイアンドナイト」など本格的な人間ドラマで定評ある藤井道人監督が、映画オリジナルの脚本を練り上げて実写化したポリティカルドラマ。これが今、試写を見た業界関係者の間で大変な話題になっている…本作は現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞》。
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
「日刊ゲンダイの斎藤貴男さんコラム【二極化・格差社会の真相/
今や宣伝機関 “スガ語”で反論した政権ベッタリ新聞の汚点】…
によると、《なんだか涙が止まらない。学校法人加計学園の獣医学部
新設問題をめぐる「総理のご意向」問題を暴露した
前川喜平・前文部科学事務次官の“出会い系バー”通いを記事化した
読売新聞が、その報道姿勢を問う世評に対する反論というか、
弁明を6月3日付朝刊に、社会部長名で掲載した件だ》。
こういうところに現れるのでしょう、マスコミによる忖度」
『●『新聞記者』(望月衣塑子著)読了…《ひとつずつ真実を
認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》』
『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟
メディアコントロール…「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…』
《そして南さんに今問題になっている質問制限問題は何なのか尋ねる。
官邸が制限の対象にしているのは望月衣塑子さんで、2017年5月17日に
加計学園の「総理のご意向」という文書が報道された。それを官邸が、
怪文書のようなものだと嘘をついたことからはじまっている。これをめぐる
一連のやりとりが続き、1カ月後くらいに望月記者が官邸記者会見で
嘘であることを証明せよと迫った。それからである。質問を最後に回す、
回数を制限する、簡潔にしてくださいなどと質問を邪魔する。
答えもなおざりにするなどが起きた》
ニッポンは、既に悍ましき監視社会・警察国家に成り下がっている。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロールの故か…望月衣塑子さんは「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…。
原著『新聞記者』はとても面白い。それを下敷きとした映画は《現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞》だそうです。現在進行形の独裁政権を批判…《数年分の事件を凝縮した2時間を見終えた時、我々はなんと異常な政権の元で生きてきたのかと愕然とさせられます》とのこと。《“安倍政権の闇”とでも題したくなるほど現政権の疑惑を網羅した内容》。
『●『琉球新報』は「警察国家」と指摘…「反対運動つぶし」
「国策捜査」「狙い撃ち」な山城博治さん「拉致」』
『●「国際人権法」違反: 山城博治さん長期「拉致」という
「独裁的な国家が反対派を黙らせる常とう手段」』
「『日刊ゲンダイ』は、《反対運動つぶし》《国策捜査》《狙い撃ち》と言います。
そして、『琉球新報』は《政治的な表現の自由を脅かす異常な人権侵害》
《警察国家》と指摘していましたし、今回の社説でも、
《「反対運動を萎縮させる」政治弾圧》
《独裁的な国家が反対派を黙らせる常とう手段》だと言います」
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
《前川さんも、
「読売、官邸のアプローチが連動していると感じた」
といっていた。そして、
「これが私以外にも起きているとするならば、大変なこと。
監視社会化、警察国家化が進行していく危険性があるのではないか」
「権力が私物化されて、第4の権力といわれるメディアまで
私物化されたら、日本の民主主義は死んでしまう。その入り口に
我々は立っているのではという危機意識を持ちました」
と語っていた。》
『●青木理さん「テロは確かに怖いかもしれないけれど、
国家の治安機関の暴走はテロよりはるかに怖い」』
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【https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190620/k00/00m/010/008000c】
これが本当なら「現代の特高」…前川元次官が語る告発ノベル「官邸ポリス」のリアル
2019年6月20日 05時00分
(インタビューに答える元文部科学事務次官の前川喜平・
現代教育行政研究会代表
=東京都目黒区で2019年5月22日、藤井太郎撮影)
元警察庁キャリア官僚がペンネームで書いた告発ノベルとされる「官邸ポリス」(講談社)が「リアルだ」と、霞が関で話題という。その中に出てくる文部科学省の「前田事務次官」は、警察出身の内閣官房副長官の指示で尾行され、弱みを握られる。これが現実なら、日本の「警察国家化」は相当進んでいることになる。「前田次官」のモデルが加計学園問題で安倍晋三首相に不利な証言をした前川喜平・元文科事務次官(64)なのは明らかだ。最近、「思うところあり」として本名でのツイートを始めた前川さんに本の感想を聞き、自身の体験を振り返ってもらった。【大場伸也/統合デジタル取材センター】
………。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geinox/256538】
批評家が絶賛 映画「新聞記者」が暴いた安倍政権の“暗部”
2019/06/21 06:00
(「新聞記者」完成披露上映会 (左から高橋和也、北村有起哉、
シム・ウンギョン、松坂桃李、田中哲司、藤井道人監督)
/(C)日刊ゲンダイ)
老後資金2000万円不足問題や、ずさんなイージス・アショア候補地調査など、参院選を前に国民の怒りをかきたてる不祥事が続く安倍政権だが、28日から公開される映画「新聞記者」のキョーレツな内容は、さらに彼らを悩ませることになりそうだ。
東京新聞記者・望月衣塑子氏(44)のノンフィクションを原案に、「デイアンドナイト」など本格的な人間ドラマで定評ある藤井道人監督が、映画オリジナルの脚本を練り上げて実写化したポリティカルドラマ。これが今、試写を見た業界関係者の間で大変な話題になっているのだ。その内容を、映画批評家の前田有一氏が驚きを隠せぬ様子で語る。
「タイトルこそ著書に合わせていますが、映画版はもはや“安倍政権の闇”とでも題したくなるほど現政権の疑惑を網羅した内容です。最近ハリウッドでは、チェイニー副大統領を描いた『バイス』など政治批判の映画が話題ですが、しょせんは過去の話。本作は現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞です。ハリウッドでさえ、こんなことをしようという無謀な映画人はいない。社会派映画史に刻まれるべき偉業です」
映画は女記者(シム・ウンギョン)が、加計学園がモデルとおぼしき特区の新設大学にまつわる内部告発を受け取材を始めたところ、あらゆる手段で政権を守ろうとする内閣情報調査室から激しい妨害にあう様子を、重厚な演出で描く。実名こそ出さないものの、伊藤詩織さん暴行揉み消しや、公文書偽造を強いられた官僚の自殺をはじめ、これでもかと出てくるエピソードが現実とリンクしていることは誰が見てもすぐにわかるようになっている。
■「ここまで危険水域に踏み込んだ日本映画はかつてない」
「藤井監督ら3人の脚本チームの力作ですが、感情的にならず、報道等で判明しているファクト中心に構成した点に誠実さを感じます。数年分の事件を凝縮した2時間を見終えた時、我々はなんと異常な政権の元で生きてきたのかと愕然とさせられます。芸能界全般が忖度ムードに包まれる中、松坂桃李や本田翼をはじめ、出演した人気俳優たちの勇気も称えるべきです。安倍政権のもと、ここまで危険水域に踏み込んだ日本映画はかつてなく、映画としての出来もすこぶる良い。これほどの映画がもしヒットしなかったら、もう日本で社会派映画に挑戦する映画人なんていなくなってしまいますよ」(前田氏)
日本映画界からの痛烈な一撃が、いよいよ安倍政権に引導を渡すことになるか。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【高野孟 永田町の裏を読む/何もかも辻褄が合わなくなってきたのは「政権末期」の兆し】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255932)と、
二つの記事【厚労省の年金「財政検証」公表遅れは自民への露骨な“忖度”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255925)、
【GPIFも年金運用成績公表せず?過去にも参院選後まで“隠蔽”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255921)。
《考えてもみよう。今から15年前、第2次小泉内閣の売り文句が「年金100年安心」で、その時の自民党幹事長は安倍晋三である。ところが5年も経たないうちに早くも「安心」が怪しくなって、民主党政権は年金はじめ社会保障改革のための財源確保と財政の再建をどう両立させるかという難問に取り組まざるを得なくなった。それで生まれたのが、野田政権下での「社会保障と税の一体改革」のための自公民3党合意で、消費税を14年に8%に、15年に10%にアップして、それを主として社会保障の改革に注ぐ方向を打ち出した》。
《自らが金融審議会に諮問したにもかかわらず、都合が悪いと読まずに撤回とは報告書の中身同様フザケているが、さらに不可解なのは年金財源の健全性をチェックする「財政検証」が遅々として公表されないこと。既に公表の準備は整っているはずなのに、実施しないのは参院選を目前に控える安倍自民への“忖度”に違いない》。
《2018年度第3四半期の運用実績はマイナス14.8兆円――。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が今年2月、過去最大となる年金運用の損失を発表してから4カ月余り。例年、7月第1週の金曜日に前年度の通期の運用成績を公表するが、霞が関では「参院選の前には公表しないのではないか」と疑念の声が上がっている》。
『●「この27年間の変化は法人税が9兆円…
所得税が4兆円減り、消費税が14兆円増えたことだけなのだ」』
『●《消費増税…2兆~3兆円を増税対策に計上する構想》
…《企業救済策に消費税を流用》…《本末転倒》』
『●薔薇マークキャンペーン《消費税増税凍結
(むしろ…5%に減税することを掲げる…)》…むしろ消費税制廃止を』
アベ様の「政」、何一つ上手く行かず。アベ様のあらゆる「政」が《お粗末》で《ずさん》極まりない。でも、アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟《メディアコントロール》が故に、アベ様独裁な内閣支持率は、未だに、5割程度の悲惨なニッポン。
『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
…貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン』
『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、
選挙もない国につくり変えたいのですか》!?』
『●《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちは
このお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》』
『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール
…「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…』
『●マスコミはアベ様独裁に味方し、「1/4と2/4」の
皆さんはアベ様に躾けられ…そして現実の社会は…?』
それなのに、与党自公や癒党お維を支持している「1/4」の皆さん、国会や政治に興味もなく、選挙に行きもしない「2/4」の皆さん、このままでいいの? 《安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けている》のですが、なんで黙ってるの? 《誰か裸だっていってやれ》(室井佑月さん)! アベ様ったら、モロ出しで、あまりに恥かしく、醜悪。
「1/4と2/4」の皆さん、次の選挙では「1/4」野党側への投票をお願いします。
『●アベ(ホ)ノミクスに騙されてはいけない
~年金マネーをアベノミクスのサイフに~』
『●「アベドアホノ丸」:
ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……』
《GPIFは2015年7~9月期に年金資産を約8兆円もパーにしている。
年明けから続く足元の株安傾向に歯止めがかからなければ、
損失規模は膨らむ一方だ》
『●室井佑月さん「安倍さん率いるこの国に、
誇りが持てない」…アベ様の辞書には「倫理」無し』
「そして、GPIFの「殺人のための投資」について、脳裏に…
いつも引用させてもらっている…《武器を売って手にした金で、
娘はピアノを買ってもらい平和の曲を奏でる》」
『●《経済の素人》ても分かる《無理筋な政策》…
バ「ズ」ーカたちによるドアホノミクスの《虚像と実像》』
《ところが安倍政権の下では、この2つの指標が公的な強い力によって
買い支えられ、つり上げられてきた。日銀はETF
(指数連動型上場投資信託受益権)の買い入れ額を大幅に増やしてきたし、
年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は
国内株式への投資割合を安倍政権発足後、倍以上に増額している。
ETFとかGPIFとか言ってもよくわからないが、要するに日銀や政府の
公的機関が、数兆円単位で東京市場の株価を買い支えてきたということだ》
『●さながらディストピア状態…年金自助努力問題
《不正確で誤解を与えたのは麻生の態度と発言》(政界地獄耳)』
それにしても、《GPIFも年金運用成績公表せず?過去にも参院選後まで“隠蔽”》の卑屈さ、卑怯さ。選挙前に正確な数値をキチンと公表してよね。《GPIFに聞くと、「今のところ、7月第1週の金曜日に公表予定です」(企画部企画課)とのこと。なぜ、「今のところ」なんて含みを持たせるのだろうか……。マイナス運用の公表を再び参院選まで隠蔽させないよう、監視が必要》。
『●GDP600兆円へ忖度…《アベノミクスの成果が数字に出ない、
ならば統計のやり方を変えればいい》!?』
『●GDP600兆円へ忖度…アベ様のドアホノミクスなニッポン
《GDP統計は鉛筆をなめなめつくっている》』
「《充実を要する基礎統計として麻生大臣が挙げていたのが、
家計調査・毎月勤労統計・消費者物価指数の3系列だ。
いずれもGDP統計の作成ベースとなる基幹統計だ》そうじゃないですか、
《15年9月には、「アベノミクスの新三本の矢」なるものが打ち出されていた》
1月後に。アベ様とウルトラ差別主義者な副総理・財務相の顔色を
うかがいながら、《GDP統計は鉛筆をなめなめつくっ》た訳ね。
《国が壊れ、どんどん落ちぶれていく…》」
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255932】
高野孟 ジャーナリスト
永田町の裏を読む
何もかも辻褄が合わなくなってきたのは「政権末期」の兆し
2019/06/13 06:00
(3党合意を裏切り続け、挙句に生じた“今の事態”
(安倍首相)/(C)日刊ゲンダイ)
金融庁が3日に発表した「老後を年金に頼るのは無理なので、夫婦で95歳まで生きるつもりなら2000万円の金融資産を自分で用意しろ」という趣旨の報告書が大きな波紋を呼んでいる。枝野幸男立憲民主党代表は、「そんな貯蓄ができない人たちが圧倒的多数であり、それをどうするのかが政治の仕事だという自覚が、麻生金融担当相には全くない。この姿勢そのものが参院選の最大の争点だ」と語っているが、その通りだろう。
考えてもみよう。今から15年前、第2次小泉内閣の売り文句が「年金100年安心」で、その時の自民党幹事長は安倍晋三である。ところが5年も経たないうちに早くも「安心」が怪しくなって、民主党政権は年金はじめ社会保障改革のための財源確保と財政の再建をどう両立させるかという難問に取り組まざるを得なくなった。それで生まれたのが、野田政権下での「社会保障と税の一体改革」のための自公民3党合意で、消費税を14年に8%に、15年に10%にアップして、それを主として社会保障の改革に注ぐ方向を打ち出した。
野田政権は12年末の総選挙で惨敗し、第2次安倍政権が成立したが、もちろん3党合意は有効で、同政権もそれに拘束されている。そこで安倍は約束通り14年4月に消費税を8%に上げたものの、それを景気面から支えるアベノミクスは何の成果も生んでおらず、またそれでも耐え忍ぶに必要な年金はじめ老後の暮らしへの「安心」は何ら確保されていなかったので、この増税はマイナス面ばかりが目立ってしまった。
それですっかり懲りた安倍は、10%への増税を2度も延期し、3党合意を裏切り続けてきた。その揚げ句に生じたのが今の事態である。
3度目の消費増税延期を言い出すことは、いくら何でもできない。それを支えるだけの景気をアベノミクスがつくり出すことに失敗したと自ら認めるに等しいからだ。そこで、増税分を活用してどのようにして社会保障を充実させ、財政を再建して「安心」できる世の中を実現できるのかを示して参院選を戦わなければならないが、その矢先に、政府自身の一角から「年金なんかアテにしてもダメだよ」という声が上がってしまったのだから、どうにもならない。
このようにして何もかもが辻褄が合わなくなっていくところに、政権末期の兆しが表れている。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255925】
厚労省の年金「財政検証」公表遅れは自民への露骨な“忖度”
2019/06/12 15:00
(「2000万円貯金 年金カット追及 野党合同ヒアリングでは
「なせ公表しない」と追及(C)日刊ゲンダイ)
「老後に備え2000万円貯蓄せよ」――批判噴出の金融庁の報告書について、麻生金融担当相が11日、異例の受け取り拒否を表明した。自らが金融審議会に諮問したにもかかわらず、都合が悪いと読まずに撤回とは報告書の中身同様フザケているが、さらに不可解なのは年金財源の健全性をチェックする「財政検証」が遅々として公表されないこと。既に公表の準備は整っているはずなのに、実施しないのは参院選を目前に控える安倍自民への“忖度”に違いない。
◇ ◇ ◇
財政検証は厚労省が5年に1度行う。前々回は、2008年11月に検証に用いる経済前提の詳細が、厚労省の専門委から年金部会に報告され、09年2月に公表。
前回は、14年3月に年金部会に経済前提が報告され、同6月に公表されている。年金部会への報告からおおむね3カ月程度で公表されてきたのに、今回は今年3月13日の報告から現在に至るまで、公表時期すら明示されていないのだ。
11日の野党合同ヒアリングでは、議員から「なぜ財政検証を公表しないのか」との質問が集中。厚労省の担当者は、「年金部会の議論のほか、政府の『未来投資会議』や自民党の『人生100年時代戦略本部』の議論のとりまとめが行われている」「現在、それらのとりまとめ作業の最中だ」と説明。年金の受給開始年齢を、70歳超に繰り下げられるように議論してきた未来投資会議や戦略本部の検討内容を、財政検証に反映させる作業に時間がかかっているという言い訳だ。
■作業はほぼ終わっているはずだが…
確かに厚労省が3月13日にまとめた「2019年財政検証の基本的枠組み」では、〈保険料拠出期間の延長と受給開始時期の選択化〉を検討課題に掲げている。
とはいえ、未来投資会議は先月15日、既に年金受給開始年齢を70歳超にまで拡大するとの提言をまとめている。戦略本部も同21日、同様の提言を政府に提出した。
つまり、必要な条件は出揃っており、あとは反映する作業を済ませれば財政検証は公表できるはず。優秀な官僚なら朝飯前だろう。
ヒアリングで野党議員に「自民党の議論はもう終わってますよね」と指摘されると、担当者は「提言は出されています」と蚊の鳴くような声で認めたが、「作業は今どこまで進んでいる」との問いには「公表前なのでお答えできない」の一点張り。進捗状況すら明かさないのだから、フザケている。
今回の財政検証は、少子化に伴い将来的に給付額が低下することを示す内容になる可能性が高い。厚労省は参院選前に安倍自民の「ネガティブキャンペーン」をするわけにはいかないと“忖度”しているに違いない。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「厚労省の態度は確かに不可解です。しかし、役所だけの問題ではないでしょう。戦闘機F35の墜落は操縦士の責任となり、公文書改ざん問題では財務省が責任を取らされた。結局、人事を握る官邸に、役人は逆らえないのです。厚労省が財政検証の公表を遅らせているのは、“忖度”の可能性もありますが、官邸から指示されたからではないのか。そう疑われても仕方がありません」
最終的に損するのは国民だ。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255921】
GPIFも年金運用成績公表せず?過去にも参院選後まで“隠蔽”
2019/06/13 06:00
(公表遅れは許されない(GPIFの高橋則広理事長)/(C)日刊ゲンダイ)
2018年度第3四半期の運用実績はマイナス14.8兆円――。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が今年2月、過去最大となる年金運用の損失を発表してから4カ月余り。例年、7月第1週の金曜日に前年度の通期の運用成績を公表するが、霞が関では「参院選の前には公表しないのではないか」と疑念の声が上がっている。
18年度の年金運用は、第1、第2四半期が2.6兆円、5.4兆円のそれぞれプラスと順調だったが、第3四半期は米中貿易摩擦などを懸念した世界的な株安と円高の影響をモロに受け、15兆円に迫る大損失。第1、2四半期のプラス分を完全に溶かした。
通期の見通しも「第4四半期(今年1~3月)は、外国株の上昇が期待できても円高傾向が続いた影響で利益は減殺されてしまう。約15兆円もの損失は補填できず、恐らく通期はマイナス運用です」(経済評論家・斎藤満氏)という状況だ。
そのため、運用損が投票に及ぼす影響を考慮し、「公表を参院選後まで避けるのでは」と勘繰られているのだ。なぜなら、GPIFにはあきれた前科がある。
15年度も約5兆3098億円もの運用損を出したが、その事実を国民に知らせたのは16年7月29日。同年7月10日の参院選の投開票が終わるまで公表を例年から1カ月近くも遅らせたのだ。
「当時、GPIFは『初めて保有銘柄を発表するため、時間がかかった』と説明しましたが、公表した『平成27年度業務概況書』のうち保有全銘柄に費やされたのは、たった1ページ。しかも、上位10銘柄の表を張りつけただけで、11位以下は『管理運用法人のホームページをご覧ください』と片づけられていた。この作成に1カ月近くもかかるわけがない。非常に苦しい公表遅れの言い訳でしたね」(厚労省事情通)
政権からの指示があったのか、それとも忖度かは“ヤブの中”だが、今年は例年通り公表するのか。GPIFに聞くと、「今のところ、7月第1週の金曜日に公表予定です」(企画部企画課)とのこと。なぜ、「今のところ」なんて含みを持たせるのだろうか……。マイナス運用の公表を再び参院選まで隠蔽させないよう、監視が必要だ。
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日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/トランプの“パシリ”安倍が得たものは】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906170000092.html)。
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/政権べったりのNHKは恐ろしいことをしてるって気づいてよ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256536)。
《アヤトラ(アーヤトッラー)の称号を持つハメネイ師が首相の父、安倍晋太郎との信頼関係からだとツイッターにつづっている。「安倍晋三は元外務大臣・安倍晋太郎の息子である。あの古い友人の息子を侮辱するために? いいえ。もちろんイランは日本のタンカーを攻撃することはありません。そしてアヤの古い友人の息子が訪問しているときはもちろんです」。ハメネイ師は「核兵器を製造も保有も使用もしないとの発言があった」と首相は伝えたが、その際、非核三原則や日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある。日本外交にとっては得るものの大きかった“仲介”だったはずだ》。
《「日本が今戦争になったら、NHKのニュースは、本当に大本営発表を流すだろう。ここまで来ると、さすがに恐くなってくる。」(作家・平野啓一郎)》。
《非核三原則や日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある》…アベ様は、なぜそれを主張しないの? 主張や報道の仕方によっては、《日本外交にとっては得るものの大きかった“仲介”だったはず》なのではないか?
まぁ、無理ですね。だって、アベ様は壊憲イノチ・9条破壊原理主義者ですし、小型核兵器保持OKですもの…。
『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
…自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない』
『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』』
『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と山尾氏「私事」による
離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?』
『●「いや、ミサイル落ちたら、うちら民間人だって死ぬわな。
Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ」』
『●トランプ氏「学校の先生たちを銃で武装させる」…
アベ様は「戦争できる国」になり、「銃を持った善人」に』
《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
“核の保有や核兵器の使用は認められるべき”なのだ。
…安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
小型であればですね」と語っている」》
『●斎藤美奈子さん、《え、ロシアと戦争するんですか?
勝てると思ってるんですか?》…日露戦争で歴史が?』
《非核三原則や日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある》…そんなことを報じるどころか、《日本が今戦争になったら、NHKのニュースは、本当に大本営発表を流すだろう。ここまで来ると、さすがに恐くなってくる》(平野啓一郎さん)ような惨憺たる状況。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟《メディアコントロール》な《テンチョンニュース》状態…。
『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…
《そんな時代にしてはならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら』
「琉球新報のコラム【<金口木舌>テンチョンニュース】(…)によると、
《韓国に「テンチョンニュース」という言葉がある。1980年代の
軍事独裁政権下、テレビで「テーン」という時報の音とともにニュースが
始まると、アナウンサーは「全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領は…」
と原稿を読み始めた ▼独裁者の成果を強調する偏向報道が
まかり通っていた。軍部による報道機関の監視が強まったことが背景に
あった。「テンチョン」という言葉は国民に事実を伝えない偏向報道を
戒める文脈で使われる…▼日本では安倍政権が武器輸出を
「防衛装備移転」と言い換え、政府は米軍機の墜落を「不時着」「着水」
と発表した。報道機関の権力に向き合う姿勢も問われ続けている。
歴史の過ちを認め、将来を展望する国から学ぶべき点は多い》」
『●《テンチョンニュース》で決して報じない
《安倍さんが直接関わった疑惑。民主主義の根幹を壊す犯罪行為》』
「鈴木耕さん、《【本日の安倍総理】というコーナー…
〈安倍の顔 見ない日はなし NHK〉》だそうです。
《<金口木舌>…韓国に「テンチョンニュース」という言葉がある…
国民に事実を伝えない偏向報道を戒める文脈で使われる》。さしずめ、
「時報の音とともにニュースが始まると、アナウンサーは「アベ様は…」
と原稿を読み始めた」といった感じか。「権力の監視」を出来ない、
権力を批判できない報道に大きな問題。飼いならされる報道。
あぁ、アベ様のNHKをはじめとした飼いならされた報道…。鈴木耕さんの
コラムの〆の言葉、《だがいまや、この国のマスメディアは…
「安倍支持率上昇マシン」と化している気がして仕方ない……》」
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906170000092.html】
コラム
政界地獄耳
2019年6月17日7時30分
トランプの“パシリ”安倍が得たものは
★13日、首相・安倍晋三はイランの最高指導者ハメネイ師と会談。内外の評価は割れている。国内メディアは米国とイランとの間の仲介役としての役割の大きさを語るが、欧米メディアは米トランプ大統領の、特使という名の使い走りとの評価もあるようだ。それを裏付けるのはハメネイ師との会談での発言。「トランプがメッセージを交換するに値する人物だとは思われない」「彼への返事はない。回答しない」「米国がイランと誠実な交渉に関心があるとは思えない。トランプのような人物からそれを望んで来ることはないからである。米国の官僚の間には誠実さというのは頻繁に見られるものではない」と厳しい。
★結果、14日の米ウォールストリートジャーナルは首相の訪問中のタンカー攻撃も含め「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しを付け「日本の指導者による41年ぶりの訪問を終え、米国とイランの対立関係は以前より不安定になった」と皮肉った。だが、旧西側で会談できたのは首相だけでもある。
★会談することで解決を望むどころか米国の指示で仲介に来たと分かっていても会談に臨んだのはアヤトラ(アーヤトッラー)の称号を持つハメネイ師が首相の父、安倍晋太郎との信頼関係からだとツイッターにつづっている。「安倍晋三は元外務大臣・安倍晋太郎の息子である。あの古い友人の息子を侮辱するために? いいえ。もちろんイランは日本のタンカーを攻撃することはありません。そしてアヤの古い友人の息子が訪問しているときはもちろんです」。ハメネイ師は「核兵器を製造も保有も使用もしないとの発言があった」と首相は伝えたが、その際、非核三原則や日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある。日本外交にとっては得るものの大きかった“仲介”だったはずだ。(K)※敬称略
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256536】
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
政権べったりのNHKは恐ろしいことをしてるって気づいてよ
2019/06/21 06:00
(平野啓一郎(C)日刊ゲンダイ)
「日本が今戦争になったら、NHKのニュースは、本当に大本営発表を
流すだろう。ここまで来ると、さすがに恐くなってくる。」(作家・平野啓一郎)
これは作家の平野さんの6月15日のTwitterでの言葉。ちなみに、OKAMOTOさんという方のTwitter、
「出たぞ!岩田明子のトンデモ解説『イランは、安倍総理の助言を重視してる』。」
というツイートにリツイートしての言葉だ。
岩田明子さん、ニュース7に出ているNHK政治部記者兼解説委員。安倍さんのお気に入りだという。今回もイランまでいって、13日のニュースの中継で、
「ハメネイ師が外国の首脳と会うことは多くなく、日本政府は伝統的な
友好国のトップであり、なおかつトランプ大統領とも緊密な関係を維持する
安倍総理大臣の助言を重視していることの表れだとみています」
「安倍総理大臣は一連の会談でイラン側の真意を引き出すことができた
と受け止めてます」
と語っておった。
はぁ? 安倍さんがハメネイ師に会えたのは、これまでの日本とイランの関係が良かったからじゃ。でも、これからはそれも微妙。安倍さんはトランプさんの伝書鳩をやってしまった。
会談後、ハメネイ師はご自分のツイッターに連続で米国批判をあげた。会談の中でも、米国は体制転覆を望んでないと伝える安倍さんに、それは嘘だと突っぱねておった。
どこをどう受け止めれば、ハメネイ師が安倍首相の助言を重視していることになるんだか。安倍さんのおかげでイラン側の真意を引き出したって、なにも変わっちゃいないがな。
この人、米国と北朝鮮についても、安倍首相が梯子をかけてやった、なんて解説をしてた。
NHKは「クローズアップ現代」などいい番組もある。けど、大本のニュースはこの路線でやってくの? 恐ろしいことをしてるって気づいてよ。
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[【電子号外】有権者4分の1超確実 県民投票 知事、日米通知へ (琉球新報 2019年2月24日)↑]
沖縄タイムス【社説[全戦没者追悼式]チムグクル内外に発信】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/436493)と、
琉球タイムス【<社説>知事の平和宣言 沖縄の心を内外へ発信を】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-941828.html)。
《玉城知事の平和宣言で特徴的だったのは、結びをウチナーグチと英語で発信したことである。「先祖から受け継いだ、平和を愛し、(他者の痛みに寄り添う)沖縄のチムグクルを子や孫に伝えなければなりません」との趣旨で、戦争のない安心して暮らせる世界を構築していこうと呼び掛けた。多様性と寛容性にあふれた社会の実現についても全身全霊で取り組むことを誓った》。
《梅雨が明けぬまま迎えた戦後74年の沖縄全戦没者追悼式で、玉城デニー知事が初の平和宣言に臨んだ。うちなーぐちと英語を交え、平和を願う沖縄の心(チムグクル)を内外へアピールしようとする思いがにじむ内容だった。…安倍首相は…昨年とほぼ同じ文言だが、民意と向き合わない決意表明は空疎にしか響かない。一つ一つ結果を出すというなら、沖縄の声を受け止めてまずは辺野古の工事を止め、民主主義国の宰相にふさわしい政治判断を取り戻すべきである》。
『●「まん延する差別」な、「御持て成し」どころでない
「うらあり」だったニッポン…「病んだ空気」が蔓延』
《▼差別や偏見は人を傷つける。日本が誇る「おもてなし」を台無しにし、
観光にも大きなダメージを与えかねない。チムグクル(思いやりの心)と
歓待の文化を磨き、沖縄から見本を示したい》
『●「戦争屋のアベ様」やアノ木原稔氏のココロには
響かない女性の訴え…「基地を造ったら沖縄が戦場になる」』
『●目を逸らす本土…「米国側からみた心温まる
ヒューマン・ストーリーだけではなく、そこに暮らす人々」に…』
『●「空疎で虚飾に満ち」た弔辞を代読する
最低の官房長官に怒声…「翁長氏の遺志に応える唯一の道」とは?』
沖縄「慰霊の日」…《玉城知事が対話を求めた直後にこれを拒否する安倍首相の姿勢は平和宣言を軽んじているとしか思えない。実際、会場でも、見送りの空港でも知事と首相が対話する場面は一度もなかった。異様というほかない》。
《(他者の痛みに寄り添う)沖縄のチムグクル》《平和を願う沖縄の心(チムグクル)》はアベ様には届かず。
『●沖縄デマによる市民の分断: 『沖縄スパイ戦史』の両監督
…「反基地運動は中国のスパイ」デマも同根』
《県民の約4分の1が死亡した沖縄戦。6月23日の慰霊の日に行われた
沖縄全戦没者追悼式で、翁長雄志知事は「辺野古に新基地を造らせない
という私の決意は県民とともにあり、みじんも揺らぐことはない」と力を込めた。
一方、安倍首相は「基地負担軽減に全力を尽くす」と述べた。嘘だ。
政権に辺野古新米軍基地の建設強行を止める気配は微塵もない。石垣島、
宮古島、与那国島への大規模な自衛隊とミサイル基地の配備も推し進めて
おり、石垣市では中山義隆市長が7月18日に陸自配備受け入れの方針を
正式に表明した。
安倍政権の建前は「防衛強化」だ。過去最大、約5兆3000億円の来年度
予算を要求する防衛省の長・小野寺五典防衛相は、沖縄全戦没者追悼式の
直後に「我が国の平和と安全は自衛隊が担っている」との訓示を出した。
しかし、“戦争に備える軍隊”は、本当に人々を守るのか。》
それにしても、玉城デニー県知事が、未だに「内」へ発信せねばならぬ状況とは、呆れるしかない…。アベ様や最低の官房長官らの沖縄でのやりたい放題と、「本土」の無関心。
『●与那国島や石垣島、《沖縄は名護市辺野古だけでなく、
宮古島もまた国防のために政府に翻弄されている》』
『●沖縄イジメ…《この74年間、沖縄戦以来、
陸兵が軍服を着て宮古島を闊歩する姿など誰も見たことはない》』
沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]自衛官の集団参拝】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/436506)によると、《▼夜が明け、魂魄(こんぱく)の塔では…に出会った。「愛国団体」を掲げるが、司令官ではなく名もなき犠牲者を弔うこの塔に手を合わせていた。「自衛隊は日本軍の過ちを謝罪していない」と厳しい ▼スパイ視による住民虐殺、持久戦による犠牲拡大。「歴史を認識しないまま自衛隊が沖縄に寄り添うことはできない。侵略と受け取られても仕方がない」と憂う▼琉球弧で自衛隊基地の新設が進む。宮古島では住民が不安視した弾薬庫の存在を隠していた。与那国島の住民も、知らない間に弾薬庫と同居させられていた。沖縄戦は、軍隊は住民を守らない、という事実を私たちに教えている。改めて問う。自衛隊は日本軍の後継者なのか、違うのか。(阿部岳)》
日本軍から解き放たれ、今度は、米軍と一体化。《沖縄戦は、軍隊は住民を守らない、という事実》からすれば、自衛隊は、特に沖縄の市民を《守ろ》うとしているか? 市民は分断されゆき、自衛隊と米軍が相まって、《アメリカが中国の軍事的脅威に対抗》するための〝防波堤〟としての役割を押し付けてはいないか。
『●「日米地位協定が米軍に“特権”を与えているからだ。
「半分主権国家」…編集者で作家の矢部宏治氏」』
『●日米地位協定では《受け入れ側》ニッポンの
《国内法を米軍に適用している》のか? 沖縄はニッポンでは?』
『●番犬様との地位協定…《何のたがもはめず、
米軍のやりたい放題を許している》ニッポン、主権は何処に?』
『●安仁屋眞昭さん《沖縄では民意よりも米軍が優先。
沖縄の戦後は終わっていない》…何度事故・事件が起きようとも』
『●<金口木舌>《よほど国策ごり押しの現場を
見せたくないらしい。それこそ基地隠蔽》、辺野古破壊隠蔽』
最後に、琉球新報のコラム【<金口木舌>月桃の花咲く頃に】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-941510.html)によると、《海勢頭豊さんが作詞作曲し、映画「GAMA 月桃の花」の主題歌にもなった曲の一節だ。慰霊の月になると、自然と口ずさむ ▼映画のモデルになった県内最高齢の沖縄戦の語り部、安里要江(としえ)さん(98)が先月、体調不良を理由に活動を終えた。「命ある限り語るのが私の使命だった」と約40年、沖縄戦で夫と2人の子どもら親族11人を失った体験を県内外で語り、戦争の悲惨さを訴えた…▼戦争体験者の生の声を聞ける時間は限られている。一言一言を胸に刻み、次代につなぐことが大切だ。22日の真壁区の慰霊祭では、優しい「月桃の花」が戦没者のみ霊を慰めた。今日は「慰霊の日」。深い祈りの中で、改めて平和な世を誓いたい》。
《戦争の悲惨さを訴えてきた》方々にあまりに失礼な話が続いている。
『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…
《そんな時代にしてはならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら』
《県内最高齢の沖縄戦の語り部で、映画「GAMA 月桃の花」のモデルにも
なった安里要江(としえ)さん(98)…「命ある限り語るのが私の使命だった。
二度と悲惨な戦争が起きないよう、みなさんも後世に伝えていってほしい」
と話し、若い世代にバトンを託した》
「《これまで約40年間にわたって戦争の悲惨さを訴えてきた》方にあまりに
失礼な話が続いている。修学旅行で訪れた大阪府の中学生には伝わっても、
いい大人が戦争ごっことはね。こんな国会議員がいるとはねぇ、
呆れかえります。まぁ。(アノお維から除名された、議員辞職勧告された元)
お維議員ですものね。ましてや、行政府の長や副総理・財務相、
最低の官房長官らがアンナ人達ばかりですものね」
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/436493】
社説[全戦没者追悼式]チムグクル内外に発信
2019年6月24日 05:00
「慰霊の日」の23日、県内各地で慰霊祭が執り行われた。戦後74年。時折、強い風雨が吹き付ける中、参列者は鎮魂の祈りと平和への思いを新たにした。
糸満市米須の「魂魄(こんぱく)の塔」。沖縄戦後、野ざらしにされた遺骨を収集し初めて建立された慰霊碑である。親族がどこで戦死したかわからない遺族らが手を合わせる場所だ。
早朝から多くの家族連れが参拝した。宜野湾市の知念康子さん(81)は車いすを娘に押してもらいながら孫7人を含む11人で訪れた。父親が南部で死亡した。「子ども4人を残して悔しかっただろう。基地があるとまたやられる」と過重な基地負担と沖縄戦を重ね合わせた。
今年新たに判明した42人の氏名が刻まれ、戦没者の総数が24万1566人となった「平和の礎」。
刻銘板に刻まれた親族を確認すると、ごちそうやお茶、線香を手向けた。泡盛で名前を清め、いとおしそうになぞるお年寄りの姿も。
南城市の宮城和子さん(76)は義理の両親が南部で犠牲になった。夫が3年前に亡くなったため、次男とその孫4人で傘を差しながらやって来た。「いつまでも平和が続き、子や孫たちを見守ってください」と祈った。
戦争体験者が年々減少し、沖縄戦の風化が叫ばれる。
そんな中で、2人のお年寄りは子や孫の世代と魂魄の塔や平和の礎をいっしょに訪ねることで苛烈な沖縄戦や戦後の苦難の歴史体験を伝えようとしているようにみえた。
■ ■
糸満市摩文仁の平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式が営まれた。
玉城デニー知事が就任後、初めて平和宣言をした。
辺野古新基地建設問題では、2月の県民投票を取り上げた。圧倒的多数の県民が辺野古埋め立てに反対していることが明確に示されたにもかかわらず、工事を強行する政府を「民意を尊重せず、地方自治をも蔑(ないがし)ろにする」と批判。翁長雄志前知事と同じように、辺野古移設断念を強く求めた。
玉城知事の平和宣言で特徴的だったのは、結びをウチナーグチと英語で発信したことである。「先祖から受け継いだ、平和を愛し、(他者の痛みに寄り添う)沖縄のチムグクルを子や孫に伝えなければなりません」との趣旨で、戦争のない安心して暮らせる世界を構築していこうと呼び掛けた。
多様性と寛容性にあふれた社会の実現についても全身全霊で取り組むことを誓った。
■ ■
玉城知事は辺野古新基地建設問題で「対話によってこの問題を解決していく」と平和宣言で述べた。
しかし、安倍晋三首相は追悼式後の記者会見で、米軍普天間飛行場の「一日も早い全面返還に向けて全力で取り組みたい」と、新基地建設を進める考えを変えなかった。
玉城知事が対話を求めた直後にこれを拒否する安倍首相の姿勢は平和宣言を軽んじているとしか思えない。実際、会場でも、見送りの空港でも知事と首相が対話する場面は一度もなかった。
異様というほかない。
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-941828.html】
<社説>知事の平和宣言 沖縄の心を内外へ発信を
2019年6月24日 06:01
梅雨が明けぬまま迎えた戦後74年の沖縄全戦没者追悼式で、玉城デニー知事が初の平和宣言に臨んだ。うちなーぐちと英語を交え、平和を願う沖縄の心(チムグクル)を内外へアピールしようとする思いがにじむ内容だった。
県などが主催する同追悼式は1952年に始まった。知事による平和宣言の最初は、戦没者の三十三回忌の年だった77年の平良幸市知事だ。以降、玉城氏を含め計7人の知事が宣言を読み上げた。
歴代の知事は宣言で、住民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦の悲惨さに触れ、不戦を誓い、世界の恒久平和実現に向けた決意を示してきた。そして保守系、革新系などの政治的立場を超え、いずれも基地問題の解決を訴えてきたことの意味を考えたい。
広大な米軍基地は言うまでもなく、沖縄戦に起因する。だが敗戦から74年、さらに施政権が米国から日本に返還され47年がたっても、国土面積の0・6%の沖縄に在日米軍専用施設面積の7割が集中している。戦没者を追悼する場で、今も沖縄県知事は外国軍駐留の重圧とそこから派生する多くの問題に言及せざるを得ない。この現実は極めて異常なことなのである。
玉城知事は宣言で、普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を問う2月の県民投票に触れ「圧倒的多数の県民が辺野古埋め立てに反対していることが明確に示された」と述べた。その言葉を会場の大きな拍手と指笛が包んだ。
辺野古埋め立てへの反対が7割を超えた県民投票や、玉城氏が過去最多の得票数を得た昨年秋の知事選をはじめ辺野古移設が争点となった一連の選挙で県内の有権者は幾度も反対の民意を示した。
選挙結果を無視して移設工事を強行している政府に対し玉城知事は宣言で「民意を尊重せず、地方自治をないがしろにするもの」と批判し、普天間の早期の危険性除去や辺野古移設断念を求めた。だが式典に出席した安倍晋三首相はこれらに直接触れなかった。
安倍首相は「沖縄は永きにわたり米軍基地の集中による大きな負担を担っている。この現状は何としても変えていかなければならない」「基地負担の軽減に向けて一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」「できることは全て行う」などと語った。
昨年とほぼ同じ文言だが、民意と向き合わない決意表明は空疎にしか響かない。一つ一つ結果を出すというなら、沖縄の声を受け止めてまずは辺野古の工事を止め、民主主義国の宰相にふさわしい政治判断を取り戻すべきである。
知事は政府との対話を重視する姿勢を示し、「多様性と寛容性にあふれる平和な社会を実現」など、随所に「玉城カラー」を打ち出した。今月からは全国を行脚して辺野古の問題などを訴える取り組みも始めている。沖縄からの平和メッセージ発信の新たな取り組みを意義あるものにしたい。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/遊ぶなら自分の金を…あの方に誰か「裸だ」っていってやれ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256020)。
《安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けているくせに、官邸に芸人呼んで遊んでいる(宣伝に使ってる?)からな》。
『●島尻安伊子氏は辺野古破壊への
「進む方向は間違っていなかった」…一層重い「新基地反対」の民意が表明』
「選挙の直前のアベ様は大阪で…《日本新悲劇の座長》。恥ずかしげもなく、
何もかも私物化。リテラの記事【安倍首相の吉本新喜劇出演=お笑いの
政治利用に、吉本所属のウーマン村本と星田英利が勇気ある批判!】
…《大阪に媚びるようなギャグを口にした…。…本来、お笑いというのは
庶民が権力や権威を笑い飛ばすためにあるもの。大阪の庶民文化に
根付いた吉本新喜劇はその象徴でもあった。ところが、吉本の上層部は
その“大阪の魂”ともいえる存在を権力者にいとも簡単に差し出して
しまったのだ。…星田英利(ほっしゃん。)…〈吉本新喜劇は初めてでも、
日本新悲劇の座長です。〉》」
『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」
「ここは質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」』
《いや、国会では衆院予算委員会が約100日にわたって自民党の拒絶に
よって開かれないという事態に追い込まれているのに、それも伝えられず、
一方で安倍首相が吉本新喜劇のメンバーと公邸で会っただのといった
ニュースはしっかりと伝える。大泉洋と高畑充希と会食した際には、速報で
伝えるニュース番組まで出てきたほどだ。報道圧力に晒されつづけた結果、
不都合な事実は伝えられず、プロパガンダが垂れ流される──。
この国の異常な報道実態は、こうして覆い隠されているのである》
マガジン9のコラム【鈴木耕 言葉の海へ 第76回:独裁臭の政治家たち】(https://maga9.jp/190612-6/)によると、《喜劇とは、“毒”を持つもの。巨大で強いものへ向けて、強烈な毒を放つ風刺こそが、喜劇の真髄である。チャップリン 『独裁者』は、そのもっとも優れた成果だった。笑いは権力者に対する庶民のささやかな抵抗だ。ロシアの小噺、日本の落語や川柳などがそれにあたる。…「吉本新喜劇ご一行様」が首相官邸を訪問…だが安倍首相との和気あいあいのやりとりを見ていれば、残念ながらそこには、毒も風刺の欠片もなさそうだった》。
《毒も風刺の欠片も》無しの情けなさ。
『●成田三樹夫さん、《権力にへたへたする役者じゃ意味がない。
…バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》』
『●沖縄の皆さんのお願いは何時叶えてくれるの?
《憲法改正よりも日米地位協定を改定することが主権回復》』
「リテラの記事【くりぃむ上田晋也が沖縄県民投票に対する安倍政権と
マスコミの姿勢を痛烈批判!「真摯な対応って無視することなのか」】
…《本当に数少ないながら、きちんと声をあげる人と番組は存在する。
…『上田晋也のサタデージャーナル』(TBS)もそのひとつ。…上田は
沖縄県民投票後の安倍政権の対応をこのように痛罵していた。
「沖縄の基地問題なんて言ったりもしますけれど、これは日本の
基地問題ですからね、そもそも」「沖縄の県民投票。『この結果を真摯に
受け止める』と安倍総理はコメントしたわけなんですけれども、政府の
対応はまるで真逆と言いましょうか、真摯に受け止めるっていうのは、
無視することなのかなと思ってしまいそうな対応なんですけれども」》」
リテラの記事【くりぃむ上田晋也が“芸能人の政権批判NG”に敢然と反論!「安倍総理の風刺がダメなら、総理が吉本に出るのはどうなの」】(https://lite-ra.com/2019/06/post-4772.html)によると、《そのほとんどは、松本人志を筆頭に、報道やジャーナリズムの役割など一顧だにせず政権擁護を垂れ流したり、あるいはせいぜい“俺はわかってる”気取りでどっちもどっち論をぶつような輩ばかりだ。しかし、そんななか、売れっこ芸人でありながら、政権批判にも踏み込み、異彩を放っているのが上田晋也(くりぃむしちゅー)だ》。
《日本新悲劇の座長》(星田英利さん)な裸のアベ様と《毒も風刺の欠片も》無しな《吉本新喜劇》。「立法府の長」を名乗るアベ様は、与党自公と協力して、予算委員会での集中審議を拒否し続けている。《お笑い芸人呼んで楽しむ暇があるなら、国会に出てこい 予算委員会の審議拒否3ケ月って、それでも行政府の長かよ 公文書改ざん、国の経済の根幹に関わる統計データ不正、恥を知れ》! 本当にそうだ。
野党の審議拒否をあれだけ批判した、与党自公や癒党お維を支持している「1/4」の皆さん、国会や政治に興味もなく、選挙に行きもしない「2/4」の皆さん、《安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けている》のですが、なんで黙ってるの? 《誰か裸だっていってやれ》(室井佑月さん)! アベ様ったら、モロ出しで、あまりに恥かしく、醜悪。
『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」』
「最後に、東京新聞の記事【自民、「敵基地攻撃」保有提言へ
北朝鮮脅威でミサイル防衛強化】…
《自民党安全保障調査会…発射拠点を破壊するいわゆる
「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求めている…
敵基地攻撃に関し、政府は法的に可能との立場だが…》。
正気とは思えません。「裸の王様」壊憲王の「外交音痴」
「無定見外交」を暴露しているようなもの…愚かすぎる。
次は「核」がほしい、と言い始めるにきまっています」
『●「裸の王様」および「最低の官房長官」の
「下足番」新聞=読売新聞…落ちぶれたものだ』
『●「裸の王様」が支配する、ダークな五輪のために
「大切な人権を蔑ろに?」出来る不思議王国・デンデン王国』
『●斎藤貴男さん「人間が人間であるために、最後まで抗おう」と呼びかけ
…コンナ「裸の王様」に負けたくない』
『●裸の王様「記念」小学校・女王様「名誉」校長…
証拠隠滅=「文書を存在しないことにする手法」炸裂か?』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256020】
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
遊ぶなら自分の金を…あの方に誰か「裸だ」っていってやれ
2019/06/14 06:00
(自分ルール(C)共同通信社)
「これもう、スキャンダルの類じゃなかろうか。衆参両院の予算委員会審議拒否している自民党総裁が公邸でお笑い芸を楽しんでいるんだよ」(ネット上の批判の声)
これは6月8日に「女性自身」にあげられた「安倍首相が審議拒否中に芸人と会談『国民を愚弄』と批判の声」という記事の中のネット民の声。安倍首相ったら100日あまりも予算委員会の集中審議を拒み続けているくせに、官邸に芸人呼んで遊んでいる(宣伝に使ってる?)からな。
ほかにもこんな声があげられていた。
「お笑い芸人呼んで楽しむ暇があるなら、国会に出てこい 予算委員会の審議拒否3ケ月って、それでも行政府の長かよ 公文書改ざん、国の経済の根幹に関わる統計データ不正、恥を知れ」
「予算委員会で議論する暇はないが、吉本の芸人と戯れる暇はあるという安倍首相。ふざけるな。国会を、国民を愚弄するにもほどがある」
ほんとにそうだ。遊ぶなとはいわないが、やることやってから遊びなよ。それに、遊ぶなら、自分の金使って遊びなよ。
5月14日の東京新聞によれば、
「首相が各界の著名人らを招いて毎年四月に東京・新宿御苑で開く『桜を見る会』の費用が、二〇一八年度は予算の三倍となる約五千二百万円に上ったことが、十三日の衆院決算行政監視委員会で明らかになった」
予算オーバーとなってしまうのは、参加者の増加が主な原因なんだと。
ほんでもって、税金使っての宴会なのに、招待客の選考過程が不明瞭。「日刊ゲンダイ」にも書かれてあったが、まさにブラックボックスとなっている。「これを明らかにすることは、内閣官房及び内閣府の事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがある」として回答拒否しているそうだ。外交機密じゃあるまいし、こんな言い訳通る?
いや、通すんだよな。自分ルールのあの方は。誰か裸だっていってやれ。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
『アクセスジャーナル』山岡俊介さんによる記事【「ポスト加計」=「国際医療福祉大学」の特区による医学部設置認可と原英史WG座長代理】(https://access-journal.jp/32350)。
《「毎日」が6月11日、あの「加計学園」が例外的に獣医学部設置を認められることになった内閣府の国家戦略特区を巡り、その規制改革案を最初に審議する国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の原英史座長代理と協力関係にあったとするコンサルタント会社が、特区提案者から約200万円を受け取っていたと報道》
『●アベ様のオトモダチへの依怙贔屓…
呆れるほどの「屁理屈」も辞さずの「異例の「滅公奉私」」(東京新聞)』
「最後に、第3か、第4の森友か、第2の加計か知らないが、まだ弾けていない
「国際医療福祉大学」問題について、アクセスジャーナルの山岡俊介さんの
記事【「ポスト加計」報道などで本紙と係争中ーー「国際医療福祉大学」の
創立時から10年以上、代表権持つ理事に就いていた渡辺喜美参議院議員】」
『●《推定ウン千万〜1億円弱も払って出した》「ト」な広告
…出稿側も「ト」なら、掲載側も「報道」の放棄』
《また、「視聴者の会」は同じく、国家戦略特区WGメンバーの原英史氏の
発言もほとんど報道されていないとして、メディアを攻撃。この原氏が
7月10日の衆院閉会中審査での
「規制改革のプロセスに一点の曇りもない」という発言、そして7月24日の
同審査での「加計ありきなどという指摘は全くの虚構であることは、
公開されている議事録を見ていただければすぐにわかることではないか
と思います」という発言を紹介している》
「規制改革のプロセスに一点の曇りもない…加計ありきなどという指摘は全くの虚構」と国会で述べていた国家戦略特区WGメンバー原英史氏。さて、加計問題では《一点の曇りもない》《虚構》だったのかもしれないけれども、《「国際医療福祉大学」の医学部設置…ポスト加計》では関連のコンサルが《関与》していたようですが? 《一点の曇りもない》《虚構》ですか?
そして、「私腹を肥やしてきた」学商・竹中平蔵氏の御名前は、どこにでも出てきます。本当に恥を知らない人だ。カネに蝟集。
『●必然的に「私腹を肥やしてきた」学商・竹中平蔵氏…
大学は、利益相反の調査はしなかったのかな?』
《パソナ、オリックス、特区事業に諮問会議議員の竹中平蔵が役員の企業が
その「お友だち」のひとりが、国家戦略特区諮問会議の民間議員である
竹中平蔵氏だ。昨年、国家戦略特区で神奈川県において家事支援外国人
受入事業の実施を認めたが、この事業者に選ばれた企業にパソナがある。
いわずもがな、竹中氏はパソナグループの取締役会長である。
…安倍首相が選んだ民間議員が国家戦略特区を利用して、自らの会社に
利益をもたらしている──。しかも、竹中氏は、2016年2月5日の
国家戦略特区諮問会議において、農業生産法法人の出資・事業要件の
緩和を強く訴え、こう述べている。…》
《「第3の森友」問題である国際医療福祉大医学部新設についてはさらなる
追跡を行いたいが、ともかく、竹中氏のケースを含め、国家戦略特区という
システムはいくらでも私物化ができるかたちになっていることはたしかだ。
安倍首相は国家戦略特区について、「私の意向は入りようがない」など
と宣ったが、そんな見え透いた嘘は通用するはずがないだろう》
《主要マスコミの幹部が天下》り…というのも大変に気になるところ。「ポスト加計」=「国際医療福祉大学」問題にマスコミが及び腰なのは、そのせい?
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【https://access-journal.jp/32350】
2019.6.14 03:44
「ポスト加計」=「国際医療福祉大学」の特区による医学部設置認可と原英史WG座長代理
yamaoka
「毎日」が6月11日、あの「加計学園」が例外的に獣医学部設置を認められることになった内閣府の国家戦略特区を巡り、その規制改革案を最初に審議する国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の原英史座長代理と協力関係にあったとするコンサルタント会社が、特区提案者から約200万円を受け取っていたと報道(冒頭写真)。
その後も連日追加報道を続け、安倍晋三首相をトップとする内閣府主導の特区制度が原氏、その協力関係にあるとする「特区ビジネスコンサルティング」(現「イマイザ」。18年6月に特区業務から撤退)などの利権になっていた疑惑があるとしてそれにメスを入れようとしている。
これに対し、原氏は「虚偽」だとして猛反発。常連で執筆している『フォーサイト』(新潮社)の誌面を使い抗議すると共に、名誉毀損訴訟の提起を準備するとしている。
しかし、本紙の調べでも、原氏がそういう疑惑を持たれるのは無理もない。
原氏は『フォーサイト』誌面で、自分と「特区ビジネスコンサルティング」は協力関係になどないと反論している。
しかし、原氏が代表取締役社長を務める「政策工房」も、当時の「特区ビジネスコンサルティング」と同じく、特区で認められる政策コンサルティングもしている。そして、何より原氏はWG座長代理の地位にあった。
また、政策工房の代表取締役会長は高橋洋一氏で、その高橋氏は特区ビジネスコンサルティングの顧問を務めていた。
その高橋氏は財務省キャリアOBで、キャリア時代、規制改革を進めた小泉・安倍内閣で「改革の指令塔」として活躍。特に小泉内閣では当時、経済財政政策担当大臣・竹中平蔵氏の補佐官を務めた。
そして、その竹中氏は前出・特区ビジネスコンサルティングの企画協力するシンポジウムで講演する仲で、同時に、特区で特例でその事業を認めるかどうか決める安倍首相を議長とする国家戦略特区諮問会議のずっとわずか10名のメンバーの1人なのだ。
一方、原氏はといえば、元通産官僚で退官して政策工房を設立する直前、第1次安倍内閣において省から出向して行革担当大臣を務めた渡辺喜美氏(当時、衆議院議員。現参議院議員)の補佐官をやった。そして16年9月からは繰り返すが、特区のWGのメンバーなのだ。
こうした経歴、関係を見れば、原氏が現在の安倍内閣の特区において、竹中氏、高橋氏との関係においても、それなりの影響力を有する人物で、また「特区ビジネスコンサルティング」には竹中、高橋氏が関わり、政策工房では高橋氏と共に代表なのだから協力関係にあると見られて当然だろう。
ところで、本紙は、「加計学園」の獣医学部設置同様、「国際医療福祉大学」の医学部設置が例外的に特区で認められたことから、本紙で「ポスト加計」などと報じたところ、国際医療福祉大学並びに高木邦格理事長に名誉毀損で提訴されたが、この特区での認定においても原氏は関係している。
国際医療福祉大学の場合、まず千葉県成田市が2014年5月1日に東京圏の国家戦略特区の一部に指定される。そして同年12月9日、国家戦略特区の成田市分科会が設置され、同分科会は同年12月17日の第1回から15年11月20日の第5回まで開催され、16年8月31日、国際医療福祉大学の医学部設置が正式に認定されるのだが、原氏はこの分科会の2回目を除いた4回、国家戦略特区WGメンバーであり、政策工房代表取締役社長の民間有識者として出席し発言していた。
その原氏が第1次安倍内閣で行革大臣をした渡辺喜美氏の補佐官をやっていたことは前述したが、その渡辺氏は国際医療福祉大学の理事を同大学設立時の1994年12月から2005年3月末までやっていた。国際医療福祉大学の本部は渡辺氏の地元・栃木県太田原市にある。また父・渡辺美智雄元副総理(故人)以来の関係なのだ。
しかも、安倍首相が第1次政権を放り投げた後から今日まで、安倍首相と渡辺氏、それに同じ第1次安倍政権で総務大臣だった菅義偉官房長官、官房長官だった塩崎恭久代議士の4人は「アビーロードの会」という私的会を作り1~2カ月に1度会合を持っている。
渡辺氏の元秘書はこう証言する。
「この会は、渡辺が例の8億円借金問題の影響で落選中も続けられ、4人はひじょうに懇意な関係にあります。会合の場所は持ち回りで、渡辺が担当の際は赤坂の『転石亭 HANARE』でやっていました。その際、原氏が説明などで同席することもありました。
私は国際医療福祉大学の医学部新設は、この会合の関係を通じて決定されたと思います。この4人のメンバーのうちの安倍首相、それに菅官房長官も国家戦略特区諮問会議のメンバーですからね(竹中氏も)」
この「ポスト加計」疑惑、民主党(当時)が追及するとしたが立ち消えに。その最大の要因は、加計学園と違って、トップ同士が朋友ではなく、第三者の渡辺氏を介していることもあるだろうが、国際医療福祉大学の場合、主要マスコミの幹部が天下っている点も大きいだろう。
朝日新聞元社長の箱島信一氏(理事に就任)、同じく朝日元社長の木村伊量氏(特任教授)、同元論説委員・大熊由紀子氏(大学院教授)、読売新聞元医療情報部長・丸木一成氏(常任理事・大学院教授)、同じく読売元社会保障部長・水巻中正氏(大学院教授)、同元政治部記者・金野充博氏(教授)、産経新聞元編集委員の廣瀬千秋氏(理事。広報担当)、日本経済新聞元論説委員・渡辺俊介氏(大学院教授)などの例がある。
今回、全国紙のなかでも「毎日」が追及を始めたのは偶然ではないだろう。
(横写真=『週刊ポスト』17年9月8日号)
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日刊スポーツの二つのコラム【政界地獄耳/その場しのぎ、内閣の隠蔽体質】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906140000144.html)と、
【政界地獄耳/子育てに優しい国造りできる】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906130000106.html)。
《世の中でこの内閣だけが年金は100年安心で不安もないと考えているようで、政府と内閣でも考えが違うようだ。 ★もっと面白いのはその議論をしようと予算委員会開催を要求する野党に自民党国対委員長・森山裕は「この報告書はもうなくなっている」となかったことにしようとしている…首相が「あの悪夢のような民主党政権」というのならば、この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す「悪魔のような政権」と断じざるを得ない》。
《母親になりたくとも、国は子供を育てることにそれほど甘くない。税制、環境、教育と子育ての夢を阻むさまざまなハードルがある。子育ての間、就労できない時期の生活はどうなるのか、経済的な不安も絶えない。子供は欲しいがあきらめざるを得ないという家庭も多いかもしれない。彼らは既にこの社会では成人まで責任をもって育て上げられないと感じている》。
『●《その責任者は政府・国家の責任者の首相》であり、
《部下のミスの責任を取るのが首相の仕事》である』
《自民党大会という身内の会合で「あの悪夢のような民主党政権」
というのはいい。だがだめ押しするように予算委員会で言うのは
言論の自由などではなく首相としての品格が問われる…
★公文書改ざん、信じているだけなのか勘違いが続いているのか、
繰り返されるウソと虚偽答弁》
アベ様はしばしば「あの悪夢のような民主党政権」と言いますが、最悪の《悪夢》なアベ様政権に言われては、ねぇ?
『●アベ様曰く「悪夢のような旧民主党政権に戻すわけ…」…
最悪の《悪夢》なアベ様政権に言われては、ねぇ?』
コラム【政界地獄耳】は《この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す「悪魔のような政権」と断じざるを得ない》と言います。全く仰る通り。
『●《事実が記録として残されない…
オーウェルの『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》』
『●《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちは
このお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》』
『●さながらディストピア状態…年金自助努力問題
《不正確で誤解を与えたのは麻生の態度と発言》(政界地獄耳)』
「さながらディストピア状態…。室井佑月さん、《もうこの国では、一部の人たち
しか長生きを喜べない。そんな国は衰退していく運命なのかもしれない》」
また、《彼らは既にこの社会では成人まで責任をもって育て上げられないと感じている》…とも。
どこぞの公党も《子育ての党》を詐称していました。さらに、自民党が「子育て支援など社会保障の充実を据える「1億総活躍社会」の推進」なんて言うのは噴飯もの。
『●争点は「壊憲」:創価学会婦人部「ごめんよ
憲法ぐらい変わっても生活はたいして変わらないと思ってね」』
『●アベ様の《積極的平和主義》を愛し、「子育ての党」を
詐称する公明はとっくの昔に一線を越えている』
『●非「地方創生」、「僕」(アベ様)が地方「僕」滅…
沖縄の民意無視し、しかも再び八百長なその「手」で…』
「そして、な~にが「平和の党」「子育ての党」だ。沖縄県本部は「本土」の
党本部に、そんな詐欺な看板を、少なくとも沖縄では、下ろすように
言うべきではないのか?」
『●「「愛人」だと報じられた女性がいる
バーで1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相』
「教育無償化なんて口先だけなことがよく分かる。どこぞの与党が
「子育ての党」を詐称するのも噴飯ものだが、自民党
「子育て支援など社会保障の充実を据える「1億総活躍社会」の推進」
なんて云うのも、御笑いだ」
『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)』
年金自助努力問題の酷い対応も然り。老人にも厳しく、未来にも投資しない…。人殺しのオモチャや美ら海破壊にドブガネし、F35Aやイージス・アショアのデタラメ、元癒党お維国会議員の「戦争しないとどうしようもなくないですか?」発言、そして、アベ様は壊憲したくてしょうがないパラノイア。
『●《事実が記録として残されない…オーウェルの
『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》』
『●マスコミはアベ様独裁に味方し、「1/4と2/4」の皆さんは
アベ様に躾けられ…そして現実の社会は…?』
『●自由民主《党が首相ユーゲント化》し、
ニッポン《国民に「やってる感」を植え付け》、アベ様は国政を私物化』
「アベ様の究極的な野望は壊憲。斎藤貴男さんは、
《要は戦争ができる国にできればいい。それが傭兵としての役割になろうと、
彼にとって、そんなことは二の次なのである》。狂っています」
アベ様やウルトラ差別主義者、最低の官房長官というサディストによる《サディスティックな政治》。それを支持する「1/4と2/4」。〝マゾヒスティックな信者〟達…飼い慣らされ、しつけられている」1/4の支持者と選挙に行きもしない2/4の眠り猫な皆さんには、《まるで戦前に回帰するように、次々と悪法を強行採決して国会を壊し、官邸圧力でメディアを萎縮させ、言論を壊している》(金子勝さん)アベ様独裁という最悪の《悪夢》に気づいていないらしい。この「1/4と2/4」と「1/4」の構図を少しでも打ち壊さないとニッポンに未来はない。
与党自公・癒党お維を支える「1/4と2/4」の皆さん、野党「1/4」側へ投票を!
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906130000106.html】
コラム
政界地獄耳
2019年6月14日8時35分
その場しのぎ、内閣の隠蔽体質
★国民も薄々年金だけで暮らせないことは気づいている。そのための自己防衛のための情報も民間にあふれている。厚労省や金融庁の資料もそれを示している。ところが副総理兼財務相・金融相・麻生太郎は「政府の政策スタンスと異なる」として金融庁の報告書を受け取らない意向を示した。世の中でこの内閣だけが年金は100年安心で不安もないと考えているようで、政府と内閣でも考えが違うようだ。
★もっと面白いのはその議論をしようと予算委員会開催を要求する野党に自民党国対委員長・森山裕は「この報告書はもうなくなっている」となかったことにしようとしている。国民の将来がかかる年金制度への不信は募るばかりだし、この報告書を隠したとしても参院選後もこの議論は避けて通れない。内閣が「年金は大丈夫だ」と言えば言うほど国民の内閣への信用は下がるばかりだ。つまり、年金崩壊を認め、正面から見つめなおさなければこの内閣に信頼など生まれない。資料がないから議論はできない、はい解決ではないのだ。
★首相・安倍晋三らは消費税についても「リーマン・ショックほどのことがない限り予定通り」と繰り返してきたが、国民の受け止めとショック度はリーマン・ショック以上だろう。それも年金崩壊という現実よりも、相変わらずごまかしたり隠したりしようとする、その場しのぎを繰り返す内閣の隠蔽(いんぺい)体質にだ。増して消費税とは元来、年金制度や社会保障を充実させ、国民全体から広く浅く取っていき、年金の破綻を防ぐことを目的としていなかったか。その意味でも、財源すら不透明なこんにち、首相が「あの悪夢のような民主党政権」というのならば、この政権はその場しのぎの隠蔽を繰り返し民主主義を壊す「悪魔のような政権」と断じざるを得ない。(K)※敬称略
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906130000106.html】
コラム
政界地獄耳
2019年6月13日8時5分
子育てに優しい国造りできる
★昨年5月、自民党細田派の衆院議員・加藤寛治は派閥の会合で「必ず新郎新婦に3人以上の子どもを産み育てていただきたいとお願いする」と発言。のちに撤回、陳謝に追い込まれた。同党前五輪相・桜田義孝が「子供を3人くらい産むようお願いしてもらいたい」などと述べたことに対し与野党のみならず世論も一斉に反発した。桜田発言のあと、桜田と同じ二階派の元官房長官・河村建夫は同派会合で「桜田先生の気持ちはよくわかる。婚礼の席に行くと、激励の意味を込めてそういうことは我々もよく口にする。1回口から出ると覆水盆に返らずで影響がある。しっかり考えた上で発言してほしい」とした。
★自民党議員たちはこれだけ批判を受けても、結婚式や若いカップルを見るとこう言いたくなるらしい。ひとつは子供を産み家族を育み、立派に育て上げて欲しいという純粋な気持ちだろう。だが母親になりたくとも、国は子供を育てることにそれほど甘くない。税制、環境、教育と子育ての夢を阻むさまざまなハードルがある。子育ての間、就労できない時期の生活はどうなるのか、経済的な不安も絶えない。子供は欲しいがあきらめざるを得ないという家庭も多いかもしれない。彼らは既にこの社会では成人まで責任をもって育て上げられないと感じている。
★「子供を3人ぐらい産んで欲しい」と政治家が言うのならば、「子育てしやすい社会にして欲しい」「そういう社会を作ってから言え」が本音だろう。しかし、その一言がすっぽり抜け落ちる。社会保障制度にしても、これからの日本を考えても、右肩上がりな国家が期待できないのはわかる。だが、子供を育てることに国家も社会も優しい国造りはできるはずだ。子供は家族の宝だけでなく国の宝ではないのか。意識と言葉の足りない政治家のおかげでどれほどの家庭が子供を産むことを断念したか考えるべきだ。(K)※敬称略
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[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]
週刊朝日のコラム【室井佑月「衰退してゆくのかも」】(https://dot.asahi.com/wa/2019060500008.html)。
日刊ゲンダイの記事【「老後へ2000万円貯めろ」麻生大臣の“飲み代”は年2019万円】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255789)。
《金融庁が老後の資金に備えた資産形成に関する指針案を出してきた。その指針案はどういうものかというと、公的年金に頼らず資産運用など自助努力をすべきという内容…もうこの国では、一部の人たちしか長生きを喜べない。そんな国は衰退していく運命なのかもしれない》。
《「年金が不足するから、老後のために2000万円貯蓄せよ」――金融庁の報告書が波紋を呼び、安倍政権に「『100年安心の年金』はウソだったのか」と批判が渦巻いている。当初、「いまのうちに考えておかないと」と居丈高な暴言を吐いた麻生金融担当相は、慌てて「不適切だった」と火消ししたが…麻生氏が代表を務める資金管理団体「素淮会」の政治資金収支報告書(2017年分)をチェックすると、素淮会が交際費や渉外費に関わる「組織活動費」として、飲食を伴うとみられる「会合」費用を有名寿司店や高級日本料理店に支出しまくっていることが分かる》。
リテラの記事【金融庁「年金下がるから資産運用」報告書批判に、麻生太郎大臣が開き直って国民に説教! でも自分が貰う議員年金の金額は…】(https://lite-ra.com/2019/06/post-4756.html)によると、《平均的な高齢夫婦でも公的年金だけでは毎月5万円の赤字になると試算。退職後30年間で約2000万円が赤字になるとして、若いうちから資産運用をするように》提言したことから、《「いまごろになって、年金がこれから減るから生活できない、自分で資産運用しろとは、あまりに無責任だ」と批判が殺到》した。
で、ウルトラ差別主義者の麻生太郎副首相・財務相・金融相は何を夜な夜なやっているかと言えば、《「愛人」だと報じられた女性がいるバーで1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている》わけです。麻生氏の「愛人」だと報じられた女性がいるバーでの「会合」って、「必要な政治活動をしているから」なのでしょうかね? お優しい支持者の皆さん。
『●「「愛人」だと報じられた女性がいるバーで
1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相』
『●「今年も…麻生財相は“愛人のクラブ”に
745万6150円もの巨額支出」…飯塚の支持者の皆様、正気?』
『●麻生氏の「愛人」だと報じられた女性がいるバーでの「会合」
…「必要な政治活動をしているから」なのか?』
『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
…福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください』
『●《精神科医の片田珠美は麻生の言動を分析して
「強い特権意識」「想像力の欠如」「自覚の欠如」を指摘》』
『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、
選挙もない国につくり変えたいのですか》!?』
『●麻生太郎氏が《政治活動》していた時…
ほぼタダで国有地売却されていた森友問題、財務省は公文書を改ざん』
『●「超セレブ」財務相「閣僚給与12カ月分の
170万円の返納などはした金…飲み代「2回分」でしかない」』
『●《そうせざるを得ない社会にしている政治の責任》を自覚せず、
息吐く様に侮蔑発言を垂れ流す麻生太郎氏』
『●痴れ者(しれもの)=「常軌を逸した愚か者」な
ウルトラ差別主義者は未だに副総理・財務相…誰が支持?』
『●果たされぬ《任命責任》…《全て麻生氏の言葉だ。
いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない》』
『●塚田一郎氏は、アベ様への忖度について
《首相の姿勢を問うていた》…《約一年後に、同じ人物が…》』
『●《売国》どころか《安倍さんの安倍さんによる…“献国”とか“贈国”》。
《前進どころか…後退してるわ》』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
一方、アベ様は、「ムニャむにゃムニャ…」…と《反論》? 熔けたと噂のお預けした年金原資は「蔵」の中に在るのね? 予算委員会で集中審議すればいいのにね。
【安倍首相が「老後2000万円」問題追及に逆ギレして「年金100年安心は確保されている」とインチキ強弁!】(https://lite-ra.com/2019/06/post-4766.html)/《麻生太郎・金融担当大臣は「(報告書の)全体を読んでいるわけではない」と言い放ち、「年金100年安心」と言い募ってきた安倍首相は、その嘘を暴露されると逆ギレ、この期に及んで「100年安心だ」と根拠もなく断言…しかし、最初から最後まで安倍首相はその「100年安心」の具体的な根拠を何一つ示せなかった》
『●アベ(ホ)ノミクスに騙されてはいけない
~年金マネーをアベノミクスのサイフに~』
『●「アベドアホノ丸」:
ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……』
《GPIFは2015年7~9月期に年金資産を約8兆円もパーにしている。
年明けから続く足元の株安傾向に歯止めがかからなければ、
損失規模は膨らむ一方だ》
『●室井佑月さん「安倍さん率いるこの国に、
誇りが持てない」…アベ様の辞書には「倫理」無し』
「そして、GPIFの「殺人のための投資」について、脳裏に…
いつも引用させてもらっている…《武器を売って手にした金で、
娘はピアノを買ってもらい平和の曲を奏でる》」
東京新聞の記事【麻生氏、金融審報告の表現不適切 「老後2千万円」で】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019060701001752.html)によると、《「老後を豊かにする額を示したものだ」と説明し、不足額を表す赤字という表現を使ったのは「不適切だった」と述べた》。
また、【「老後2000万円」報告書 野党追及 年金目減り記述削除】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019061102000140.html)によると、《安倍晋三首相は十日、参院決算委員会で、九十五歳まで生きるには夫婦で二千万円の蓄えが必要と試算した金融庁の審議会の報告書について「不正確であり、誤解を与えるものだった」と釈明した。野党は、当初案にあった年金給付水準の目減りなどに関する記述が報告書から削除されたことなども指摘。「国民を欺いている」》。
「蔵」の中の、お預けした年金原資を見せてほしいな…熔けて跡形もないのでは? それで、どう《安心》しろというのだろう?
最後に、【政界地獄耳/不正確で誤解与えた麻生発言】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906120000141.html)によると、《麻生太郎は「人生設計を考えるときに100まで生きる前提で退職金って計算してみたことあるか? 普通の人はないよ」と話し、「今のうちから考えておかないかんのですよ」と、あとは自分で何とかしろと丁寧に解説までつけていた…麻生は報告書を読んでいないと国会で白状したが、11日になってから、報告書を受け取らないという面白い策に出た。なかったことにしようというものだ。それは当然、自民党参院選選挙公約ともかけ離れているからだ。 ★この手口を思い出した。森友・加計学園疑惑で近畿財務局の職員に押し付けた手口、F35の墜落を人為的ミスと断定し、墜落はパイロットのせいになった。戦闘機本体の問題ではないと結論づけ導入に支障がないようにする。公務員は国民のための公僕ではあるが、政治の弾よけや、犠牲になるためにいるのではない。それでも役人も甘んじて政治家にしがみつきたいのだろうか。今までも公文書改ざん、議事録紛失、そして責任を押し付けられてきた事例は多いが、今回は与党全体で金融庁のせいになった。「今のうちに考えとかんといかんのですよ」はどうした麻生。不正確で誤解を与えたのは麻生の態度と発言ではないのか》。
さながらディストピア状態…。室井佑月さん、《もうこの国では、一部の人たちしか長生きを喜べない。そんな国は衰退していく運命なのかもしれない》。
『●《事実が記録として残されない…
オーウェルの『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》』
『●《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちは
このお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》』
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【https://dot.asahi.com/wa/2019060500008.html】
室井佑月「衰退してゆくのかも」
連載「しがみつく女」
室井佑月 2019.6.6 07:00 週刊朝日 #シニア #室井佑月
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中
作家・室井佑月氏は、高齢者を冷遇する政府のやり方を批判する。
【この記事のイラストはこちら】
イラスト/小田原ドラゴン
* * *
5月22日、金融庁が老後の資金に備えた資産形成に関する指針案を出してきた。
その指針案はどういうものかというと、公的年金に頼らず資産運用など自助努力をすべきという内容だった。
今、無貯金の高齢者が増えていることが問題となっているのにね。若い頃から金貯めて投資などで資産運用しろ、っていわれてもさ、非正規雇用などカツカツの賃金で暮らしている人も問題になってんじゃん。
今いる弱者に国が手を差し伸べるのは当然だし、増える低賃金の非正規労働者の問題をなんとかせねば、この国の大問題である超少子高齢化を食い止めることができないだろう。
そういったことをすっ飛ばし、結局、自業自得とか、自己責任とかいいたいように感じてしまったわ~。
それに最近、政府の働き方改革の中の高齢者の就業促進が、まるで良いことのようにテレビなどで取り上げられるのが不気味じゃ。
そりゃあさ、元気でやる気に満ちている高齢者の人々が、仕事をつづけていくのはいいことなんだよ。
でも、その部分ばっかり宣伝するのは危ういとあたしは思う。
テレビで高齢のタレントさんが、高齢者の就業促進について尋ねられ、「働けるうちは働きます。ありがたいことです」と答える。でも、そのタレントさんのような高い賃金で働いている人は稀でしょう?
定年を70歳まで引き上げたら、年金を払うのは70歳までで、支給は75歳からなんてことにならないか? 政府はまだそこについてははっきりいっていないから、あたしの不安な妄想であって欲しいけど。
だって、制度が変わるときは一斉に、だ。その一斉には無貯金の高齢者も含まれてしまう。
もうみんなわかってると思うけど、お金を持っていることと健康でいられることは、ある程度比例する。
お金がない高齢者全員が元気でやる気に満ちているわけではないはずだ。けれど、年金支給は遅れ、逆に年金の支払いが延びたら、そのぶん働かねばならぬ。生活のため働くのだとしたら、足腰が痛くても、休むって解決法はないわけで。
でもって、そういう高齢者が、企業側から厚遇を受けるとは思われず。これから安価な労働力としてさらに外国人がこの国に入ってくるわけだから、そこと賃金は競うように安くされるんだろう。
そして、若者も苦労する。とりあえずの労働者を集めた企業が、これから国の宝となる若者だからといって優遇する方向に動くかしら?
内部留保を増やすことしか頭にない、社会貢献など考えない企業は、若者の賃金も安いほうに合わせると思われる。労働人口が減るというのに、正社員にはなれない若者が続出するんじゃないかと思われる。
もうこの国では、一部の人たちしか長生きを喜べない。そんな国は衰退していく運命なのかもしれない。
※週刊朝日 2019年6月14日号
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255789】
「老後へ2000万円貯めろ」麻生大臣の“飲み代”は年2019万円
2019/06/10 15:00
(麻生大臣にとって2000万円は“ハシタ金”?(C)日刊ゲンダイ)
「年金が不足するから、老後のために2000万円貯蓄せよ」――金融庁の報告書が波紋を呼び、安倍政権に「『100年安心の年金』はウソだったのか」と批判が渦巻いている。当初、「いまのうちに考えておかないと」と居丈高な暴言を吐いた麻生金融担当相は、慌てて「不適切だった」と火消ししたが、庶民が2000万円を貯蓄するのがいかに大変か、分かっているのか。「2000万円って、年間の“飲み代”だろ」――麻生氏の認識がこの程度だろうことが、政治資金の使途から浮かび上がった。
■有名寿司店に高級和食店、馴染みの会員制サロンにも…
「㈲すきや橋次郎 14万8176円」「浅田屋伊兵衛商店㈱ 16万7464円」――。
麻生氏が代表を務める資金管理団体「素淮会」の政治資金収支報告書(2017年分)をチェックすると、素淮会が交際費や渉外費に関わる「組織活動費」として、飲食を伴うとみられる「会合」費用を有名寿司店や高級日本料理店に支出しまくっていることが分かる。
「会合」費用の総額はナント、17年の1年間だけで計2019万6547円にも及ぶ。15年分は計2007万6292円で、16年分は計1947万2575円。庶民に対し「貯蓄しとけよ」と迫っている2000万円は、素淮会にとって、毎年の“飲み代”程度の金額ということだ。
安倍首相が代表を務める資金管理団体「晋和会」ですら、17年の「会合費」は計145万円。素淮会の「会合」費用は、閣僚の中でも突出している。
問題なのは、麻生氏が足しげく通う会員制サロン「ボバリー」(東京・港区)を運営する「オフィス雀部」に素淮会が年間数百万円も「会合」費を支出していること。同店オーナーの美人ママと麻生氏の“親密関係”は度々、メディアに報じられてきた。日刊ゲンダイを含め、複数メディアが再三、政治活動として適切な支出なのかと質問してきたが、これまで麻生事務所からの明確な回答はない。
政治資金規正法は関係者との飲食費を「組織活動費」として処理することを禁じていない。
しかし、明確な回答をよこさない麻生事務所は、会員制サロンへの支出がよほど後ろめたいのか、それとも「法律に違反してないのに何が問題なの?」と開き直っているのか。いずれにせよ、支出内容の説明を避ける麻生氏に「庶民は2000万円貯めておけ」などと言われたくない。
「麻生氏は首相時代、カップ麺の値段について『400円くらい』と発言し、庶民感覚のなさが問題視されました。飲食費だけで年間約2000万円というのはあまりにも大きい。本来、ポケットマネーで支払うべきものを平然と政治資金から拠出したのではないか。庶民とはかけ離れた感覚が、政治資金の使途に表れているように見えます。少なくとも、マスコミからの質問に対し説明責任を果たすべきでしょう」(政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏)
少しは自らの政治資金の“放蕩体質”を改めてはどうか。
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[【電子号外】有権者4分の1超確実 県民投票 知事、日米通知へ (琉球新報 2019年2月24日)↑]
東京新聞の社説【日米地位協定 不平等を放置するな】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060302000158.html)。
琉球新報のコラム【<金口木舌>高みの見物しているのは誰?】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-930445.html)。
《日米地位協定の不条理がより鮮明になった。沖縄県が二年かけて調査した欧州各国との比較では、米軍の活動に国内法を原則適用しないのは日本だけである。政府は抜本改定に本気で取り組むべきだ…沖縄県の調査について、河野太郎外相は国会答弁や記者会見で…「違いがあって当然」との開き直りに聞こえる》。
《▼それにしても国はおかしなことを考える。今月13日施行の改正ドローン規制法で米軍基地上空の飛行が規制される。よほど国策ごり押しの現場を見せたくないらしい。それこそ基地隠蔽(いんぺい)法だ》。
『●「日米地位協定が米軍に“特権”を与えているからだ。
「半分主権国家」…編集者で作家の矢部宏治氏」』
『●日米地位協定では《受け入れ側》ニッポンの
《国内法を米軍に適用している》のか? 沖縄はニッポンでは?』
『●番犬様との地位協定…《何のたがもはめず、
米軍のやりたい放題を許している》ニッポン、主権は何処に?』
『●安仁屋眞昭さん《沖縄では民意よりも米軍が優先。
沖縄の戦後は終わっていない》…何度事故・事件が起きようとも』
「保守」「右翼」の皆さんは平気なの? 在りもしない「在日特権」にはバカ騒ぎするくせに、明確に在る「在日米軍特権」には何も言わない、何も言えない、自称「保守」「右翼」の皆さん。《何のたがもはめず、米軍のやりたい放題を許している》ニッポン…そんな主権なき国はニッポンのみ。特に沖縄で、それが顕著。見てみぬふりな、卑怯者のどこが「保守」「右翼」なのか?
『●アベ様や最低の官房長官ら独裁政権が
《国民に知らせないことの利益より不利益を考える》はずがない』
『●あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬け》は「交」渉だったのか?
「害遊・害〝行〟のアベ様」がイラン訪問?』
ドローン規制に見られるように、沖縄イジメは目に余る。《よほど国策ごり押しの現場を見せたくないらしい。それこそ基地隠蔽》、辺野古破壊隠蔽。アベ様や最低の官房長官ら独裁政権が《国民に知らせないことの利益より不利益を考える》はずがない。
『●《官邸の意に沿わない記者を排除…
明らかに記者の質問の権利を制限し、国民の『知る権利』を狭める…》』
「琉球新報の【<社説>基地にドローン規制 沖縄を狙った報道弾圧だ】…
によると、《政府方針が盛り込まれれば、自衛隊基地や米軍基地への
取材が大きく制限される。国民の知る権利を著しく侵害する方針に、
新聞協会が反対を示したことは当然といえる》…そうです。
どこまでも《卑(ミーン)》なアベ様ら。」
『●N値がゼロ、工期と費用は「∞」…今日もドブガネし、
ジャブジャブと大量の土砂を美ら海にぶちまけている』
《二月初め、沖縄県名護市の安和(あわ)桟橋では、辺野古の埋め立て
用土砂の積み出しが行われていた。ドローンの映像からは、
ベルトコンベヤーで運搬船に土砂が積み込まれていく様子がくっきりと
見える。船内の土砂は、二カ月前、辺野古(へのこ)の海に投入された
土砂の色そのものだった》
『●アベ様や最低の官房長官ら独裁政権が
《国民に知らせないことの利益より不利益を考える》はずがない』
「ドローン規制は、特に、辺野古破壊などの問題を抱える沖縄で深刻…
《沖縄を狙った報道弾圧》。どこまでも《卑(ミーン)》なアベ様ら」
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060302000158.html】
【社説】
日米地位協定 不平等を放置するな
2019年6月3日
日米地位協定の不条理がより鮮明になった。沖縄県が二年かけて調査した欧州各国との比較では、米軍の活動に国内法を原則適用しないのは日本だけである。政府は抜本改定に本気で取り組むべきだ。
沖縄県は昨年と今年、米軍駐留を受け入れているドイツ、イタリア、ベルギー、英国に職員を派遣し、地位協定の内容や運用実態を調べた。四月に発表した報告書の核心は、米軍に国内法が原則として適用されない日本と、自国の法律や規則を厳格に適用している各国との差だ。
北大西洋条約機構(NATO)本部があるベルギーは、憲法で外国軍の活動を基本的に制限。外国軍機の飛行には自国軍より厳しい規制を設けている。英国は国内法の駐留軍法を米軍に適用。英側が米軍基地の占有権を持ち、英軍司令官を置くことを定めている。
ドイツ、イタリアも含め各国が米軍基地の管理権を確保し、訓練や演習に主体的に関与している状況が明らかになった。
翻って日本の立場は正反対だ。外務省はホームページの解説で、外国軍の活動について「一般に…派遣国と受け入れ国の間で個別の取り決めがない限り、受け入れ国の法令は適用されない」と言い切る。根拠として以前は「一般国際法上」と説明していたが、具体的な「国際法」を示せず削除した。
沖縄県の調査について、河野太郎外相は国会答弁や記者会見で「相互防衛義務を負うNATOの国と日本で地位協定が異なることはあり得る」「一部を取り出しての比較は意味がない」などと述べている。「違いがあって当然」との開き直りに聞こえる。
沖縄では一九七二年の本土復帰以降平均して年一件以上の米軍機墜落事故、月一件以上の米軍絡みの凶悪事件が起きている。訓練の規制や事件事故の捜査が日本の手で十分に行えず、再発防止につながらない。本土でも米軍が管制する広大な横田空域の返還が進まないといった問題が山積しており、全国知事会は昨夏、抜本見直しを提言した。地方議会でも同趣旨の意見書可決が相次ぐ。
ドイツ、イタリアは、日本と同じ敗戦国ながら、米軍機事故への世論の反発を背に改定を実現した。日本政府も、国際常識から乖離(かいり)した不平等協定を締結から五十九年も放置していいはずがない。
沖縄県は報告書で、協定見直しは「日本の主権についてどう考えるかという極めて国民的な問題」と訴えた。真摯(しんし)に受け止めたい。
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-930445.html】
<金口木舌>高みの見物しているのは誰?
2019年6月5日 06:00
キャンプ・シュワブ 防衛局 金口木舌
米軍キャンプ・シュワブのゲート前での話。土砂降りの中、新基地反対を訴える市民と民間の警備員が対峙(たいじ)していた。後方には沖縄防衛局の職員。いつもの光景、いつもの構図だが、市民があることに気付いた
▼防衛局職員は上下のレインコートで雨をしのいでいるのに警備員はズボンを濡(ぬ)らしたまま。動きやすさを考慮した警備会社の装備かもしれぬが、市民はたまらず防衛局に電話した。「おかしいじゃないか」
▼本部港塩川地区では土砂の搬出に反対する市民を民間警備員が手にした網で包囲するような行動に出た。市民代表が怒りを込め、港湾管理者の県に訴えた。「民間人による民間人の身体拘束だ」
▼国策強行の地で民間人同士がにらみ合うゆがんだ構図。国策に異議を唱える市民と国の業務を担う警備員のやるせない衝突の中でも、雨に濡れる対立相手に心を痛める人がいる。この優しさに国策をうがつ可能性を見る
▼それにしても国はおかしなことを考える。今月13日施行の改正ドローン規制法で米軍基地上空の飛行が規制される。よほど国策ごり押しの現場を見せたくないらしい。それこそ基地隠蔽(いんぺい)法だ
▼ドローンが消えた空のどこかで、誰かが高みの見物を決め込んでいないか。それは不幸な対立構図をあおる者に違いない。怒りの言葉をぶつけるべきは目の前の人ではなく、そういうやからのはずだ。
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東京新聞の社説【3人産んで発言 政治家の責任放棄だ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html)。
《極めて不適切な内容だ。少子化問題への適切な対応を怠ってきた与党政治家としての責任を、全く感じていないのではないか。…国家権力の側にあるものが国民に対し、三人以上、子どもを産むよう促すのは、戦時の人口増加政策を想起させ、極めて不快である。時代錯誤も甚だしい…戦争発言の丸山穂高衆院議員の例を挙げるまでもなく、一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》。
『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)』
『●「膿」で出来上がった政権、政党…
ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?』
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
人の親として「そんな世」を目指しているの?』
「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)とでも脳内では? 与党自民党の桜田義孝前五輪相や元癒党お維の丸山穂高衆院議員…よくもまぁ、こんな議員に投票できるよな。
《そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》…「1/4と2/4」の皆さん、このままでいいのですか? 《子育て支援を公約》《子育ての党》といったフザケタ与党自公や「子を人殺しに行かせたくて仕方ない」癒党お維を支える「1/4」の皆さん、選挙に行きもしないことで間接的に与党や癒党を支えている「2/4」の眠り猫な皆さん、次の選挙こそ、野党の「1/4」の皆さんの側に来てくださいな、お願いしますよ。
《暴言を、自民党議員は何回繰り返せば気が済むのか》…同時に、独裁政権や与党自公、癒党お維の取巻き連中ときたら、醜悪すぎる。
リテラの記事【立川志らくと八代弁護士が桜田前五輪相の“3人産め”暴言を擁護!「そこまでひどいことを言ったのかな」「よくあること」】(https://lite-ra.com/2019/05/post-4743.html)によると、《「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」 先日お伝えしたように、自民党は参院選を控えて“失言防止マニュアル”を作成・配布したというが、その矢先にコレである。というか、少子化問題に絡めた「女は子どもを産め」という暴言を、自民党議員は何回繰り返せば気が済むのか》。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html】
【社説】
3人産んで発言 政治家の責任放棄だ
2019年6月1日
自民党の桜田義孝前五輪相(69)が、三人以上の出産を促す発言をした。極めて不適切な内容だ。少子化問題への適切な対応を怠ってきた与党政治家としての責任を、全く感じていないのではないか。
「またか」「いいかげんにしろ」というのが率直な感想だ。
問題の発言は先月二十九日、千葉市で開かれた猪口邦子元少子化担当相の政治資金パーティーであった。あいさつに立った桜田氏は少子化問題に言及し「結婚しなくていいという女性がみるみる増えちゃった」「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低三人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と言い放ったのだ。
発言後、「子どもを安心して産み、育てやすい環境をつくることが重要との思いで発言した。誰かを傷つける意図はなかった」と釈明したが、国家権力の側にあるものが国民に対し、三人以上、子どもを産むよう促すのは、戦時の人口増加政策を想起させ、極めて不快である。時代錯誤も甚だしい。
結婚や出産はあくまで個人の自由な意思に基づくべきだ。その上で、それを望む人たちが希望をかなえられるような環境をつくることこそが政治の責任であり、少子化対策の根幹ではないのか。
そのためには出産や子育てがしやすい家庭や職場の環境整備や、保育、幼児教育の態勢づくりが欠かせない。子育てや将来の教育の費用など経済的な不安に対応する制度的、財政的支援も必要だ。
なぜこうした対策が進まなかったのか。出産を巡っては「(女性は)産む機械」など不適切発言が相次いできた。女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み育てるのが当然との家族観を持つ議員が政権中枢を占めてきたからだろう。
子育て支援はようやく政治の中心課題になりつつあるが、少子化を「国家的な問題」(桜田氏)というなら、長年政権の座にありながら適切な対策を怠り、深刻な少子化を招いた自民党の非をまず認め、心を入れ替えて政策を実現する決意を示すべきではないか。
桜田氏は四月、復興以上に自民党議員が大事と発言、大臣を事実上更迭された。自民党は夏の参院選を控え、失言を防ぐための注意事項をまとめた文書を配布したが、抑止効果は乏しかった。
戦争発言の丸山穂高衆院議員の例を挙げるまでもなく、一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である。
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【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
リテラの記事【安倍首相と省庁幹部の面談記録が一切作成されなくなった! 森友・加計後に宣言した「公文書管理見直し」の正体】(https://lite-ra.com/2019/06/post-4751.html)。
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/なにが「李下に冠を正さず」だ やってるのは真逆だよ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255525)。
《安倍首相の強権政治によって、国が国として体を成さないレベルにまで壊されている──はっきりとそうわかる事実が判明した。安倍官邸が、安倍首相と官庁幹部との面談の際、議事概要などといった打ち合わせ記録を、一切、作成していないことを毎日新聞が本日朝刊トップで伝えたからだ》。
《「打ち合わせ等の記録については(中略)必要に応じて作成、保存される」(菅義偉官房長官) 嘘つき! そうなってないから記者が聞いたんじゃないの。…なにが「李下に冠を正さず」だ。やってるのは真逆だよ。これからも、じゃんじゃんばんばん桃を盗む気まんまんってことだ。国民無視で好き勝手させてもらうってこと。》
『●有印公文書偽造=決裁文書書き換え…
「行政府の長」と財務相が責任をとるべき大変な犯罪』
『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば』
『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
…その直度にアベ様らのやっていたこと』
『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの
この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?』
『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金』
『●泥棒に縄をなわせる…その縄で財務相やアベ様を縛る訳がない!
《与党の関与なき公正な委員会》が必要』
《野党は疑義のある財務省のトップである麻生を調査の先頭に立たせておく
ことをやめさせるべき…。そうすれば喚問で空振りに終わった後も、
「2度とこのようなことを起こさないため」の政権の関与や忖度(そんたく)の
外で再発防止策を策定することができる。野党はこの委員会設置を議会で
決め、与党の関与なき公正な委員会を立ち上げるべきだ》
『●《事実が記録として残されない…オーウェルの
『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》』
最早、滅茶苦茶だ。《事実が記録として残されない…オーウェルの『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》。《安倍官邸が、安倍首相と官庁幹部との面談の際、議事概要などといった打ち合わせ記録を、一切、作成していない》《だが今回、官邸への取材によって新たにわかったのは、そもそも面談の記録を官邸では作成していない、という事実だった》…そうですよ。
「行政文書」は《不存在》…。《そもそも面談記録をつくらせない、つくっても公文書にはしない──》。《議事概要》《面談の記録》《打ち合わせ記録》さへ無い。改竄・隠蔽の次は、記録を残さない…僅かな公文書も、(アベ様らに都合よく作り、加えて、都合よく解釈する)〝ルールの下〟で、さっさと廃棄。《つまり、安倍首相が「徹底的に実施する」と言っていたのは、「正確な面談記録をこの世からなくしてしまう」ことの徹底だった》…。
国の体をなしていない…《記録は取らない、残さない。資料は破棄する……これは国民主権を踏みにじる行為だ。このままでは森友・加計や自衛隊日報隠蔽といった問題はなくなるどころか悪化し、政権に不都合な記録はまったく表に出ず、後世になって重要政策の決定過程なども検証することも不可能になってしまう》。
『●国家戦略特区諮問会議議長・アベ様、
そりゃぁ~ないでしょ! 質問主意書による「急な質問」?』
『●アベ様は、「部下たちに『知りません。記憶がありません』
と言わせて、ひたすら逃げ続けるしかない」?』
『●前川喜平前文科次官、「本来、できてはいけないものが完成した。
見たくないものを見たという感じだ」』
前川喜平さん《どう見ても李下に冠を正しているところまでは間違いない。本当に李をとっているかもしれない》。「スモモを盗った」ことを隠すために、何でもやる《倫理観のかけらもない》アベ様ら。室井佑月さん、《なにが「李下に冠を正さず」だ。やってるのは真逆だよ。これからも、じゃんじゃんばんばん桃を盗む気まんまんってことだ。国民無視で好き勝手させてもらうってこと》
『●「この国は今、とてつもなく恥ずかしい」(斎藤貴男さん)…
「倫理観のかけらもない男」が自民党総裁三選』
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【https://lite-ra.com/2019/06/post-4751.html】
安倍首相と省庁幹部の面談記録が一切作成されなくなった! 森友・加計後に宣言した「公文書管理見直し」の正体
2019.06.03 10:18
(面談記録が一切なし!(首相官邸HPより))
安倍首相の強権政治によって、国が国として体を成さないレベルにまで壊されている──はっきりとそうわかる事実が判明した。安倍官邸が、安倍首相と官庁幹部との面談の際、議事概要などといった打ち合わせ記録を、一切、作成していないことを毎日新聞が本日朝刊トップで伝えたからだ。
政府は昨年4月、森友・加計学園問題などを受けて行政文書の管理に関するガイドラインを改正したが、毎日新聞は今年4月、ガイドライン改正後に安倍首相が省庁の幹部らと面談した際の議事録や説明資料などの記録を官邸に情報公開請求したところ、すべてが「不存在」という回答が返ってきたと伝えた。ガイドライン改正から今年1月末までのあいだに首相動静で記録されている安倍首相の面談は、約1000件だ。しかし、官邸の文書を管理する内閣総務官は〈いずれの記録も「存在しない」と回答〉。首相の議事録などの記録がつくられているのかどうか、それさえ不明の状態だった。
だが今回、官邸への取材によって新たにわかったのは、そもそも面談の記録を官邸では作成していない、という事実だったのだ。
取材に対し、官邸は「(記録は)官庁側の責任で作るべきものだ」と主張したというが、しかし、一方の相手官庁側がきちんと作成して情報開示しているというわけではない。それどころか、毎日新聞の情報開示請求では驚きの回答が寄せられた。
たとえば、安倍首相のもとで重要政策や災害・テロ対策などを担っている内閣官房は、情報開示請求に対し、「外国人材の受け入れ」「西日本豪雨」「台風21号」などにかんする安倍首相と内閣官房幹部の面談時の説明資料計47件を開示したが、打ち合わせ記録は〈47件中1件もない〉と回答したのである。
官邸は「官庁側の責任でつくるべき」と言うのに、一方の官庁側にも打ち合わせ記録は存在しない──。改正ガイドラインでは〈政策立案や事務及び事業の実施の方針等に影響を及ぼす打合せ等の記録については、文書を作成するものとする〉と定められ、ガイドライン解説集でも「事案の決定権者への説明は記録を作成する」とされているが、そうしたことがまるで何も守られていないのだ。
しかも、こうした公文書管理の杜撰さが露呈したというのに、菅義偉官房長官はこの期に及んで「安倍総理大臣の打ち合わせ等の記録については、説明・報告を行う各行政機関において、公文書管理法等の規定に基づき、必要に応じて作成・保存している」などと本日おこなわれた定例記者会見で主張。政策決定過程を記録できているかという問いに対しても「できていると思っている」と言い張ったのだ。
どこが「できている」だ。官邸も内閣官房も打ち合わせ記録を作成していないいまの状態では、初動が遅れに遅れた西日本豪雨の際、安倍首相が内閣官房幹部に対して一体どのような指示をおこなったのかも不明で、その判断や意思決定が適切なものだったのかを検証することさえできないではないか。
だが、これこそが公文書管理徹底のためのガイドラインを改正した、安倍首相の「狙い」だったのだ。
省庁幹部が証言「首相の目の前でメモを取ったら、面談に入れてもらえない」
現に、これまでの毎日新聞の取材では、複数の省の幹部職員がこんな証言をおこなっている。
「官邸は情報漏えいを警戒して面談に記録要員を入れさせない」
「首相の目の前ではメモは取れない。見つかれば、次の面談から入れてもらえなくなる」
「面談後に記録を作っても、あえて公文書扱いにはしていない」
「幹部は面談後、記憶した首相とのやり取りを部下に口頭で伝えてメモを作らせている」
そもそも面談記録をつくらせない、つくっても公文書にはしない──。いや、この「公文書の危機」は、すでに昨年の段階から不安視されてきた。ガイドライン改正にあわせ、経産省では政治家をはじめ省内外の人物との打ち合わせの記録を「個別の発言まで記録する必要はない」などと指示するなど、“議事録は不要”とする内部文書を作成していたことを、やはり毎日新聞がスクープ。
また、西日本新聞でも、都市圏総局次長の植田祐一氏がこんな話を明かしていた。植田氏の〈旧知のキャリア官僚〉の弁によると、ガイドラインが改正される直前の昨年3月末、上司から公文書管理にかんしてこんな指示がなされたというのだ。
〈「機微に触れるものは記録に残さず、頭の中にメモせよ。報告する際は口頭で」。首相官邸で首相秘書官らと打ち合わせる際は「メモ厳禁。録音不可」の徹底が言い渡されたという。〉(西日本新聞2018年7月13日)
つまり、こういうことだ。森友・加計学園問題や自衛隊日報隠蔽問題などが発覚したことを受け、安倍首相は「私のリーダーシップの下、公文書管理の在り方について政府を挙げて抜本的な見直しをおこなう」などと述べたが、その見直しの結果、公文書を改ざんしたり隠蔽する必要がないよう、そもそも記録を残さないようになってしまった。ようするに、安倍首相が「徹底的に実施する」と言っていたのは、「正確な面談記録をこの世からなくしてしまう」ことの徹底だったのである。
首相との面談で使用した説明資料も、面談後に即、廃棄
しかも、これは打ち合わせ記録だけにとどまらない。面談時に使用された説明資料についても、官邸の文書を管理する内閣総務官室は〈保存期間を国立公文書館の審査を経ずいつでも廃棄できる1年未満に設定し、面談後に廃棄している〉と説明(毎日新聞4月13日付)。「1年未満でいつでも廃棄できる」ということは、面談翌日でも廃棄できるということだ。
事実、各大臣の面会記録をめぐっても、「作成当日」あるいは「極めて短い期間」で破棄されていることが、今年4月末、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の情報公開請求を通じて判明したばかり。また、塚田一郎国交副大臣(当時)が「私が忖度した」と安倍首相と麻生太郎財務相の地元への利益誘導を認めた件の問題追及でも、道路建設に向けて動いていた自民党の大家敏志参院議員が自身のFacebookで、昨年12月19日に自民党の北村経夫参院議員と財務省を訪問し麻生太郎財務相に陳情をおこない、麻生財務相からも「しっかりやってほしい」と言葉をもらったことを写真付きで報告していたが、財務省はこのときの面談記録は「ない」とし、麻生財務相も「陳情を受けた記憶はない」と言い張った。福岡県選出で麻生派の子飼い議員である大家議員が写真まで公開しているのに、「記録がない」ことをいいことに「記憶がない」で逃げたのだ。
記録は取らない、残さない。資料は破棄する……これは国民主権を踏みにじる行為だ。このままでは森友・加計や自衛隊日報隠蔽といった問題はなくなるどころか悪化し、政権に不都合な記録はまったく表に出ず、後世になって重要政策の決定過程なども検証することも不可能になってしまう。安倍首相がこうしてこの国を、近代国家として機能しない状態に陥らせているということに、一体どれだけの人が危機感をもっているのだろうか。
(編集部)
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255525】
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
なにが「李下に冠を正さず」だ やってるのは真逆だよ
2019/06/07 06:00
(菅官房長官(C)共同通信社)
「打ち合わせ等の記録については(中略)必要に応じて作成、保存される」(菅義偉官房長官)
嘘つき! そうなってないから記者が聞いたんじゃないの。あ、言い忘れました、これは3日の菅官房長官の記者会見発言。同日の毎日新聞の「公文書クライシス 首相の面談記録、作成せず 官邸、災害対策も」という記事を受けての。
記事の内容は、
「安倍晋三首相が官邸で官庁幹部と面談した際に、
首相官邸が議事概要などの打ち合わせ記録を
一切作成していないことが、官邸への取材で明らかになった」
というもの。
官邸が面談で使った官庁作成の説明資料を終了直後に廃棄しているってことは、以前の毎日新聞の取材でもう明らかになっている。でもって、官邸による記録作成もしてないだってさ。
すげぇな。資料を廃棄したら、なぜ廃棄したのかって責められるじゃん。だから、はじめから作らないんだと。こう来ましたか!
そして、記事によれば卑怯なことに官邸は、「官庁側の責任で作るべきだ」とか抜かしているらしい。
はぁ、また官僚側の責任にするんですな。官僚は人事権を握られているもんな。叩かれたとしても官僚に罪をかぶせ、あとでちょろっと出世させてやれば、良い天下り先を紹介してやれば、ってことですか?
ねぇ、どうしてこんなことをするんだと思う。って、聞くまでもないか。安倍政権は学んだのよ、モリ・カケ問題で。記録を残すのがヤバイって。首相が指示したなどと後から出てきたら不味いじゃん。
なにが「李下に冠を正さず」だ。やってるのは真逆だよ。これからも、じゃんじゃんばんばん桃を盗む気まんまんってことだ。国民無視で好き勝手させてもらうってこと。
これが大ニュースにならないんだからスゴい。もうこの国は民主主義国家じゃないんじゃない?
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/F35“異様な”大量購入に疑問】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201905300000128.html)。
リテラの記事【安倍首相がトランプに1兆2千億円で大量購入約束「F35戦闘機」に欠陥か! 日本でも米でも墜落、米監査院が問題視】(https://lite-ra.com/2019/05/post-4740.html)。
《安倍晋三の大盤振る舞いと安請け合いのオンパレードだったが、日本のメディアは夕食に何を食べたかとか、親密度、きずなを連呼し、肝心なことは報道しない。トランプは米国製武器の購入について、「日本は最大の買い手になった」と大絶賛。「F35ステルス戦闘機105機を購入いただける。米国の同盟国では日本が最も多くのF35を保有することになる」と大喜び》
《だが、安倍首相がトランプ大統領に媚びへつらう一方、国民の生活を苦境に追い込もうとしているのは、貿易問題だけではない。それは、武器の大量購入問題だ。27日の首脳会談後、トランプ大統領は満足げにこう語った。「日本は米国の防衛装備の最大の買い手となった。新たなF35ステルス戦闘機を105機購入すると発表した。米国の同盟国のなかで日本がもっともF35を保有することになる」》。
様々な意味で、あまりに愚か。
《英仏などの欧州諸国はF35の購入契約を結んでいたが調達を中止し、ドイツも次期主力戦闘機の候補からF35を外した》そうだ。で、ニッポンは? 《トランプは米国製武器の購入について、「日本は最大の買い手になった」と大絶賛。「F35ステルス戦闘機105機を購入いただける。米国の同盟国では日本が最も多くのF35を保有することになる」と大喜び》だそうだ。
《日米両国の会見で日本の記者からはこの“異様な”大量購入と墜落についての質問はなく》…、ここでも、アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟《メディアコントロール》が本領発揮。
トランプ氏との《ゴルフ遊びの最中》に「害遊・害〝行〟のアベ様」…北朝鮮との交渉は霧消する中、仲介・《橋渡し》役として、イラン訪問なんて言い始めて…恐ろしいことにならなきゃいいが…。
『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く「「欧米列強に倣え、進め」
と武器輸出推進の道に歩みを進めている」』
《まるで日本を守るための予算ではなく、アメリカの軍需産業を
守るための予算のような趣なのだ…》
『●北朝鮮へ「挑発と緊張の太鼓を大きく鳴らす人
…その太鼓の音で武器の売れ行きを狙って…」(『筆洗』)』
『●トランプ氏、「私は、日本と韓国に対して、
アメリカの高性能の軍事装備を大量に購入することを認める…」』
『●「FMSは武器取引を通じて、米国が他国を従属させる
システムでもある。日本の対米追従は強まる一方だ」』
「東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】
米国の武器そろえる防衛省】…《防衛費にFMSが占める武器調達額は
二〇一八年度予算案を含めた最近五カ年間で一兆九千六百二十八億円に
上り、その前の五カ年間の四倍以上となっている。FMSは米国の
武器輸出管理法に基づき、(1)契約価格、納期は見積もりにすぎない
(2)代金は前払い(3)米政府は一方的に契約解除できる、
という不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を売却する仕組み。
米国に有利な一方的な商売》」
『●「どっからどうもってきて出すのか」…軍事費を削り、
弱者救済や災害復旧、防災にこそ血税を使って下さい』
『●「米ラスベガス・サンズに日本に参入する免許を与えるよう
強く要求」されておきながらアベ様は平気で…』
「米韓FTAにな~にも学ばない国。米韓FTAという先達に学ぶ気なし…
そもそも《ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。》の公約は
何処にいった? …《カジノに貿易、武器購入まで……。
トランプに尻尾を振ることしかできない“忠犬”の安倍首相によって、
日本はどこまでも売り渡されつづけていくのだろう》…世界中の笑いものだ」
『●《アメリカから兵器を買い過ぎたために、
安倍政権は防衛予算が不足し、日本企業への支払い》が不能に…』
『●あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬け》は「交」渉だったのか?
「害遊・害〝行〟のアベ様」がイラン訪問?』
『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、
人殺しに行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?』
『●自由民主《党が首相ユーゲント化》し、
ニッポン《国民に「やってる感」を植え付け》、アベ様は国政を私物化』
『●《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちは
このお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201905300000128.html】
コラム
政界地獄耳
2019年5月30日7時36分
F35“異様な”大量購入に疑問
★米トランプ大統領来日フィーバーは首相・安倍晋三の大盤振る舞いと安請け合いのオンパレードだったが、日本のメディアは夕食に何を食べたかとか、親密度、きずなを連呼し、肝心なことは報道しない。トランプは米国製武器の購入について、「日本は最大の買い手になった」と大絶賛。「F35ステルス戦闘機105機を購入いただける。米国の同盟国では日本が最も多くのF35を保有することになる」と大喜び。
★F35ステルス戦闘機は1機100億以上する。だが航空自衛隊三沢基地所属の同型機は先月9日に墜落し、パイロットはいまだ行方不明だ。加えて英仏などの欧州諸国はF35の購入契約を結んでいたが調達を中止し、ドイツも次期主力戦闘機の候補からF35を外した。日米両国の会見で日本の記者からはこの“異様な”大量購入と墜落についての質問はなく、日本政府の無条件購入には疑問が残る。日本と制度が違う、直接民主制を取るスイスでは次期戦闘機購入の候補機種は5種類。予算額があり、その購入価格が適切かも含め国民投票が行われるというから、議会の承認が必要とされるとはいえ、いかに日本は首相の権限が大きいかがわかる。
★自民党経済成長戦略本部(本部長・政調会長・岸田文雄)は成長戦略を取りまとめて今夏の参院選挙の公約や政策に反映させるが、世界的に購入を躊躇(ちゅうちょ)する戦闘機の購入に政府が積極的であることには全く触れない。またその価格が適正か、税金が無駄なく使われているかの視点では議論が行われていない。参院選後に起こり得る米国からの強引な要求の可能性について自民党が頬かむりしている状態にどこからも不満は出ないのかと思うが、12年の総選挙では「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」というポスターを農村部に大量に張った自民党を忘れてはいないはずだ。(K)※敬称略
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【https://lite-ra.com/2019/05/post-4740.html】
安倍首相がトランプに1兆2千億円で大量購入約束「F35戦闘機」に欠陥か! 日本でも米でも墜落、米監査院が問題視
2019.05.29 12:04
(護衛艦「かが」訪問も(首相官邸HPより))
世界に嘲笑されるような過剰接待を繰り広げたトランプ来日。しかも、その成果とやらは、トランプ自身が明かしたように“農産物の関税大幅引き下げ交渉を参院選後まで引き延ばす”というシロモノで、いかに安倍首相が国民を舐めきっているかが露呈させるかたちとなった。
だが、安倍首相がトランプ大統領に媚びへつらう一方、国民の生活を苦境に追い込もうとしているのは、貿易問題だけではない。それは、武器の大量購入問題だ。
27日の首脳会談後、トランプ大統領は満足げにこう語った。
「日本は米国の防衛装備の最大の買い手となった。
新たなF35ステルス戦闘機を105機購入すると発表した。
米国の同盟国のなかで日本がもっともF35を保有することになる」
日本がアメリカから105機もの“爆買い”を約束しているF35Aの価格は、一機あたり100億円以上。このお買い上げにより、約1兆2000億円を超える予算を注ぎ込むのだという。また、F35Bも42機を取得予定だ。
さらに、トランプ大統領にセールスされるがまま導入を決めたイージス・アショアは関連費用含め2基で2350億円と発表されているが、実際には〈基地建設費なども含めれば8000億円近くに達する見込み〉(「週刊朝日」2018年11月9日号/朝日新聞出版)という。
こうした爆買いによって、アメリカからの有償軍事援助(FMS)による兵器購入契約の額は2012年度が1381億円だったのに対し、安倍政権下でどんどんと膨らみつづけ、2018年度は5倍もの6917億円にまで増加。昨年末に閣議決定された「中期防衛力整備計画」では、2019から2023年度に調達する防衛装備品などの総額は、なんと約27兆4700億円程度と過去最高水準に達した。
昨年9月の国連総会出席後の締めくくり記者会見で、トランプ大統領は「私が『日本は我々の思いを受け入れなければならない。巨額の貿易赤字は嫌だ』と言うと、日本はすごい量の防衛装備品を買うことになった」と得意気に語ったが、武器の大量買いの原資は言うまでもなく国民の血税である。
さらに問題なのは、購入した武器のローンだ。2019年度の防衛費は過去最大5兆2574億円だが、アメリカから買い上げた兵器と国産装備品を合わせると、そのローン残高は2019年度で5兆3000億円を超える。つまり、過去最大を更新しつづけている年間の防衛予算よりも、ローン残高のほうが大きくなっているのだ。
貿易問題を交渉力によって打開するのではなく武器の大量購入でお茶を濁す──。しかも、これで農産物や自動車の関税問題を解決できているわけではなく、トランプ大統領が今回の来日で述べたように、参院選が終わればトランプが喜ぶ結果を出さざるを得なくなってしまった。結局、過剰接待の成果とは、参院選後に関税大幅引き下げという先延ばし工作でしかなく、党利党略のために国民の税金を使い、借金を増やしてまで大量の武器購入がなされるのだ。
まったくふざけるな、という話だが、もうひとつ、忘れてはならない問題がある。それは、F35の安全性の問題だ。
今年4月9日、航空自衛隊三沢基地に配備されていたF35Aが、青森県沖で墜落した。F35の墜落事故は、B型機が昨年9月にアメリカで起こっており、今回の日本での事故は2例目。搭乗していた細見彰里3佐は依然行方不明のままだ。
アメリカの政府機関も「F35は深刻な欠陥を抱えている」と危険を指摘
これまでもF35をめぐっては安全性に疑問が投げかけられてきたが、そんななか、米政府監査院(GAO)は4月にF35についての報告書を公表。そこでは“F35は深刻な欠陥を抱えている”と指摘されているのだ。
東京新聞5月23日付け記事によると、報告書では「危機的で安全性や重要な性能を危険にさらす」というカテゴリーに分類される欠陥が、昨年版の報告書で指摘された111件のうち13件が未解決だとし、運用試験がはじまった昨年12月以降も新たに4件が判明。〈コックピットの画面がフリーズし、ソフトウエア修正のため運用試験開始が遅れた〉や〈明かりの少ない夜間飛行でヘルメット装着型のディスプレーが不鮮明になる〉などと具体例が報告されており、記事では〈パイロットの生命維持装置(LSS)の問題も、未解決の欠陥だ〉と指摘。酸素欠乏など身体に問題が起きた事例がじつに35件も発生しているというが、〈政府やメーカー、医師による調査チームが発足したが、原因を特定できていない〉としている。GAOは「今後数年解決しない問題もある」というのだ。
また、5月に公表された昨年9月の米海兵隊F35Bの墜落事故についての報告書では、さらに昨年4月の開発試験終了時点で900以上の欠陥があり、いまも800以上も欠陥が残っていると指摘されている(しんぶん赤旗5月15日付)。
しばらく解決しない深刻な欠陥を抱えているとアメリカの政府機関が公表しているものを、1兆円以上も注ぎ込んで計147機も取得する──。しかも、安倍首相は墜落事故直後におこなわれた4月の首脳会談でも、事故の問題を取り上げることなく、むしろF35Aの105機購入をトランプ大統領にあらためて約束したのである。
国民の税金投入と自衛隊員の身の安全の確保など、まるでお構いなし。だが、それも安倍首相にとっては当然の話だ。
安全性おかまいなし、先制攻撃できるおもちゃがほしい安倍首相
先日、安倍首相は「サイバー攻撃を受けただけで武力行使可能」と、とんでもない答弁をおこなったばかりだが、安倍首相の本音は、とにかくどんな口実を使ってもいいから先制攻撃ができるようにしたい、ということだ。
そして、その象徴が、防衛大綱と中期防衛力整備計画で明記された、海上自衛隊の「いずも」型護衛艦を改修して事実上「空母化」する問題だ。この「空母化」の話は、そもそも「F35Bの導入が始まりだった」と防衛省幹部が証言をおこなっている(東京新聞1月4日付)。なし崩しに専守防衛の否定、先制攻撃の容認を進めたい安倍首相には、トランプ大統領による「バイ・アメリカン」のセールスは、貿易赤字の問題以前に、まさに意に適ったものでもあるのだ。
そんなに武器を買う金があるなら、安倍首相自身が「国難」と呼ぶ少子高齢化問題などに投じるべきところはいくらでもあるが、メディアに跋扈する安倍応援団は「安倍外交の成功」などと喧伝している。しかし、その外交の実態は、交渉によって国益を守るどころか、「選挙後」への先延ばしと引き換えにまんまと売り渡し、国民の税金を使って「戦争のできる国づくり」に着々と歩みを進めているだけ。一体、これのどこが「安倍外交の成功」だというのだろうか。
(編集部)
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【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
日刊スポーツの二つのコラム【政界地獄耳/自民の参院選公約は粉飾国家が目標?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906100000138.html)と、
【政界地獄耳/お粗末すぎる2400億円ミサイル対策】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906110000176.html)。
《★一体この自民党の選挙公約はいつの時代の選挙公約のつもりなのか。我が国は超高齢化社会に突入している。その中で成熟社会を模索するが、この政策と政府自慢の成果は時代錯誤も甚だしい。…経済力の低下だけでなく、国力全体が衰退傾向で、この公約は粉飾国家を目標としているのではないか。それでいて自民党国対はボロが出ないように予算委員会開催を拒む。…副総理兼財務相は「日本の競争力が衰退したとは考えていない」と胸を張るが、この政府の粉飾体質とお粗末な政治レベルを国民は気づいている》。
《★あらかじめ結論ありきで始まる政策は、そのプロセスをおざなりにしてつじつまが合わなくても適当にしているため、発覚した時に始末が悪い。…「イージス・アショア」の配備候補地として陸上自衛隊新屋演習場が「唯一の適地」の根拠が揺らいだ…米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちはこのお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》。
『●《安倍派のライバル候補に対する選挙妨害を
反社会勢力にも通じる人物に頼》む…なぜに報じられないの?』
『●痴れ者(しれもの)=「常軌を逸した愚か者」な
ウルトラ差別主義者は未だに副総理・財務相…誰が支持?』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。
やっているのは犯罪。自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」
「ここは質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」』
とんだ粉飾された美しい国。コラムは《この政府の粉飾体質とお粗末な政治レベルを国民は気づいている》と云うけれど、ホント? 《自民党は参院選の公約を発表》…かつて、どこぞの党の歴史に残るサギ公約《ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。》というのがありました。詐欺にあった方々は今何を思う?
山岡俊介さんは、《安倍さんが直接関わった疑惑。民主主義の根幹を壊す犯罪行為》と言います。でも、今も自民党総裁であり、ニッポン国の首相というデタラメ。人治主義国家であり、独裁国家。《#ケチって火炎瓶》「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」は、今の立法府や司法が機能していない異常な状態を示す究極の例。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟《メディアコントロール》の故か、ほとんど報じられることはない
痴れ者(しれもの)=「常軌を逸した愚か者」なウルトラ差別主義者は未だに副総理・財務相。恥ずかし過ぎる。
《「あなたに答える必要はありません」「ここは質問に答える場所ではない」などと職責を放棄して暴言を吐いてきた》最低の官房長官は、いじめの度合をエスカレートさせ、この度、「その発言だったら、指しません」と言い放ったそうだ。記者を選別。そして、数え切れぬ、沖縄イジメの冷酷な仕打ちの数々。
アベ様やウルトラ差別主義者、最低の官房長官というサディストによる《サディスティックな政治》。それを支持する「1/4と2/4」。〝マゾヒスティックな信者〟達…飼い慣らされ、しつけられている」1/4の支持者と選挙に行きもしない2/4の眠り猫な皆さんには、《まるで戦前に回帰するように、次々と悪法を強行採決して国会を壊し、官邸圧力でメディアを萎縮させ、言論を壊している》(金子勝さん)アベ様独裁という最悪の《悪夢》に気づいていないらしい。この「1/4と2/4」と「1/4」の構図を少しでも打ち壊さないとニッポンに未来はない。
与党自公・癒党お維を支える「1/4と2/4」の皆さん、野党「1/4」側へ投票を!
「イージス・アショア」の配備候補地・秋田ありきのデタラメ。F35A墜落…同型機の飛行再開したいがために、墜落機もパイロットも未だ見つからず、証拠を示すこともなくパイロットのミスに原因を押し付けるデタラメ。
辺野古破壊で聞き飽きた《唯一の…》…《お粗末さとずさん》さまでソックリ、N値ゼロで費用・工期は∞のデタラメ。
『●《アメリカから兵器を買い過ぎたために、
安倍政権は防衛予算が不足し、日本企業への支払い》が不能に…』
『●辺野古破壊《移設方針は揺るがないとの政府の姿勢》
…アベ様や最低の官房長官らの無為無策・無能ぶりの表れ』
『●事実誤認の常習犯…《聞きたくない質問、都合の悪い質問を
遮るような、その先に国民がいることを無視…》』
《進む米軍との一体化、つけは子どもたちの世代へ
…イージス・アショアは2機で4600億円超と言われています。国会での
議論を経ないまま、昨年から敵基地攻撃能力のミサイル研究が始まり、
今年度は官邸主導で138億円の予算がついています。
弾一発1.6億円する巡航ミサイルの導入、護衛艦いずもの「空母化」など、
専守防衛を逸脱する動きは加速し、沖縄本島には新たにミサイル部隊が
配備され、宮古島には巨大な弾薬庫をつくることが決まりました。
反面、今年度の防衛省の後年度負担金は5兆3000億円です。
兵器ローンが防衛予算を上回り、そのツケを子どもたちの世代へ
まわしている状況です。イージス・アショアを購入する4000億円があれば、
給付型奨学金として20万人の学生に月4万円を4年間給付できます。
オスプレイ3機分の342億円では2万6千人の待機児童問題が
解決できます。なぜこういうことに税金を使わないのでしょうか》
《米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちはこのお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか》。〝軍事〟分野だけでなく、アベ様のあらゆる「政」が《お粗末》で《ずさん》極まりない。でも、アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟《メディアコントロール》が故に、アベ様独裁な内閣支持率は、未だに、5割程度の悲惨なニッポン。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906100000138.html】
コラム
政界地獄耳
2019年6月10日8時25分
自民の参院選公約は粉飾国家が目標?
★衆参同日選挙の“機運”が高まる中、政策実現の機運が高まっているかといえば、そうでもなさそうだ。7日、自民党は参院選の公約を発表した。ところが政権が生まれる12年の衆院選挙以来、政策の軸にあったアベノミクスが前面から後退、6つの重点項目のトップには「外交・防衛」が据えられ、アベノミクスの成果を羅列し「強い経済で所得を増やす」。続いて「誰もが安心、活躍できる人生100年社会を作る」。「地方活性化、防災」、「憲法改正を目指す」となっている。20年までに改正すると、たんかを切った割には相当のトーンダウンだ。
★アベノミクスの実績は成果の数字が並ぶが、外交の成果は1つも触れられていない。華々しい外交ショーの写真だけで、国益を守るとはずいぶんざっくりだ。加えて消費税についても増税か、その後の対策すら触れられていない。それでいて、政府は消費増税対策費74億円を計上、ゆるキャラ予算まで用意されている。7日には内閣府が4月の景気動向指数を発表し、景気が後退している可能性が高いことを表す「悪化」を2カ月連続据え置いた。
★一体この自民党の選挙公約はいつの時代の選挙公約のつもりなのか。我が国は超高齢化社会に突入している。その中で成熟社会を模索するが、この政策と政府自慢の成果は時代錯誤も甚だしい。先月、19年の「世界競争力ランキング」が発表され日本が総合順位を前年より5つ下げた30位に後退した。経済力の低下だけでなく、国力全体が衰退傾向で、この公約は粉飾国家を目標としているのではないか。それでいて自民党国対はボロが出ないように予算委員会開催を拒む。
★国対委員長・森山裕は8日、「何かあったらすぐ『予算委員会を開け』と言うのは国会審議の在り方としておかしい」とし、日米の貿易交渉をめぐり「安倍首相とトランプ大統領が何か約束しているのではないかという指摘があるが全くない」と言い張った。これでは米トランプ大統領が、嘘(うそ)をついていることになる。国民も野党もそれを予算委員会でやれと言っているのだ。副総理兼財務相は「日本の競争力が衰退したとは考えていない」と胸を張るが、この政府の粉飾体質とお粗末な政治レベルを国民は気づいている。(K)※敬称略
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906110000176.html】
コラム
政界地獄耳
2019年6月11日9時9分
お粗末すぎる2400億円ミサイル対策
★あらかじめ結論ありきで始まる政策は、そのプロセスをおざなりにしてつじつまが合わなくても適当にしているため、発覚した時に始末が悪い。5日、地元紙「秋田魁新報」が仰角から「不適」とされた地点のデータに誤りがあると報道して発覚した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備候補地として陸上自衛隊新屋演習場が「唯一の適地」の根拠が揺らいだ。防衛省官房審議官・深沢雅貴が同日、秋田県議会に赴きミスを認め陳謝した。
★この段階で戦争なら負けている。そもそも北朝鮮からミサイルが飛んでくる対抗措置として導入が検討されたところからあやしい計画だった。2月12日の衆院予算委員会で首相・安倍晋三は地上配備の必要性を「船であればですね、ずっと洋上にいるということになってですね。陸であればですね、陸上においての勤務となるわけでございます。これは大きな差なんですよ。全然ご存じないかもしれませんがね、1カ月間とか出ているということですね。これは自分の自宅から通えるわけですから、近くに勤務があればですね、それは全然勤務状況としては違うんですよ」。
★イージス・アショアは2基で2404億円、運用費は4389億円。米トランプとの商売だ。パソコン上でグーグルアースの地図を利用し、水平距離と高さの縮尺が異なる地形断面図を作成して紙に印刷し、その紙上を定規で測って角度を求めたため誤りが生じた。だが結論ありきだからだろうか、防衛省は数値に誤りはあったものの新屋演習場が適地との判断に影響はないと言い張る。米国や韓国、中国や北朝鮮、ロシアの防衛担当たちはこのお粗末さとずさんをどう分析するのだろうか。首相は北朝鮮に対して「前提条件なしで」と対話を申し込んだが、北朝鮮は「敵視政策は何も変わっていない。ずうずうしい」と声明を出した。全体がお粗末極まりない。(K)※敬称略
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