『この世でいいちばん大事な「カネ」の話』、4月に読了。西原理恵子著。理論社YA新書。2008年12月刊。よりみちパン!セのシリーズの一冊。西原さんの自伝的「カネ」論。
栞の文章から、「なぜわれわれは、子どもに「金」の教育ができないのだろう!? カネがなければ一家離散、カネがなければ一家心中。カネがなければ人生、貧しい。これは真実だ、ああそれなのに。経済学者やカネの地獄を見ないものにはけっして語れない、そんな、カネと労働のリアルをみつめ、人生の根本を哲学する書」。
【西原理恵子著、『この世でいいちばん大事な「カネ」の話』】
各章のタイトルが良い。第1章「どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。」、第2章「自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。」、第3章「ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。」、第4章「自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。」、第5章「外に出ていくこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。」。
最後の「谷川俊太郎さんからの四つの質問への西原恵理子さんのこたえ」(pp.236-237)。西原さんのイラストを添えて。
「誰がいちばん好きですか?」 かぞくとしごと。
「誰がいちばん好きですか?」 たくさんあります。
「何がいちばんいやですか?」 にくむこと。
「死んだらどこへ行きますか?」 あの花の
さく
むこう。
各章のタイトルが良い。第1章「どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。」、第2章「自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。」、第3章「ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。」、第4章「自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。」、第5章「外に出ていくこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。」。
最後の「谷川俊太郎さんからの四つの質問への西原恵理子さんのこたえ」(pp.236-237)。西原さんのイラストを添えて。
「誰がいちばん好きですか?」 かぞくとしごと。
「誰がいちばん好きですか?」 たくさんあります。
「何がいちばんいやですか?」 にくむこと。
「死んだらどこへ行きますか?」 あの花の
さく
むこう。
『”環境問題のウソ”のウソ』、4月に読了。山本弘著。楽工社。2008年1月刊。
と学会会長による批判。本の帯には「武田邦彦・中部大教授のベストセラー『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』はウソだらけだった!」。確か、リサイクルしない方が良いといった類の本を買って、どこかに、そのまま放置している記憶が・・・。無駄な投資だった模様。
裏表紙には、「・・・のデータ捏造問題をご存じですか? 「資源7倍、ごみ7倍」という計算のからくり、朝日新聞の「誤報」が地球温暖化騒ぎの元というウソ、荒唐無稽な省エネ陰謀論、環境問題の常識をウソと言い立てる主張の誤りを、と学会会長・山本弘が暴く!」。