nikkan-gendaiの三つの記事【国連が問題視する「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」の親密関係】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153595)と、
【安倍首相も在特会幹部と2ショット 渦中の元支部長を直撃】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153627)と、
そして、【『外国人記者も総攻撃 山谷えり子大臣「ヘイト問題」で大炎上』(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153657)。
『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に』
『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題』
『●日本社会は歪んでる: ネオナチやヘイトスピーチ集団に
「信奉」される議員が取り巻くアベ様』
国際社会の日本に対する印象がどんどんと悪化しているように感じます。アベ様の取り巻きからして凄いですもの・・・・・・「しかし、世界から「常任理事国」入りを歓迎されるどころか、安倍首相は“集中砲火”を浴びる可能性がある。「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」との関係が国際社会で問題になりはじめているからだ」、「ご覧の通り満面の笑みを浮かべながら、ツーショット写真に納まる安倍首相。脇にいるのは、在日韓国人らにヘイトスピーチを繰り返す「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の関西支部長だった男性だ。ヘイトスピーチを問題視した国連が日本政府に早期是正を求める中、この写真が国際社会に与える「負のインパクト」は大きい」・・・・・・アベ様と会ったのは一度きり、だそうです。本当なのでしょうけれども、アベ様やその取り巻き議員が「とある暴力集団」その他のヘイトスピーチを行っている人達と「親和性」が高いことだけは確かでしょう。
例えば、「ヘイト集団との関係が取りざたされる“渦中”の山谷えり子拉致担当相が25日、外国特派員協会で会見。予想通り、外国人記者から集中砲火を浴びた・・・・・・外国人記者の関心は「在日特権を許さない市民の会」(在特会)元幹部らと一緒に写真撮影していた一件のみ。質問した9人中6人が“在特会との関係”に厳しく切り込んだ・・・・・・「納得できない。『在日特権』と言っている時点で在特会のシンパでしょう。在特会と警察とのつながりは公然の秘密なんでしょうね」」・・・・・・と疑われています。「在特会のシンパ」とまで言われています。
さて、『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153595】
国連が問題視する「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」の親密関係
2014年9月25日
(コロンビア大学で講演する安倍首相/(C)AP)
国連総会に出席するためにNYに滞在している安倍首相。一般討論演説では高らかに「常任理事国」入りを訴える予定だ。本人は出発前から興奮状態だったらしい。しかし、世界から「常任理事国」入りを歓迎されるどころか、安倍首相は“集中砲火”を浴びる可能性がある。「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」との関係が国際社会で問題になりはじめているからだ。
22日に日本を出発した安倍首相は、27日に帰国する予定。24日朝(日本時間24日夜)には米国のヒラリー前国務長官と対談し、25日午後(同26日未明)に一般討論演説でスピーチする。
日本の「常任理事国」入りを渇望する安倍首相は出発直前、羽田空港で「積極平和主義の下、いままで以上に世界に貢献できる」と意気込みを語っている。周囲には「いまの安保理は21世紀という時代を反映していない」と得意げに説いているそうだ。常任理事国のメンバーになって、国際社会で大きな顔をしたいのだろうが、国連は日本に対してカンカンになっている。
「在特会という団体が主体となって行っている“ヘイトスピーチ”を、
国連が問題視しはじめているのです。なにしろ、彼らは『よい韓国人も、
悪い韓国人も殺せ』と訴え、大阪のコリアンタウンである鶴橋では、
若い女性が『いつまでも調子に乗っとったら、南京大虐殺ではなく、
“鶴橋大虐殺”を実行します』と叫び、参加者が喝采している。
堂々とジェノサイドを予告している。このシーンは、国連の
人種差別撤廃委員会による審査でも流された。衝撃を受けた国連は、
安倍政権にヘイトスピーチの法規制を勧告しています」(政界関係者)
■安倍首相も在特会幹部とツーショット写真?
国際社会が問題にしているのは、在特会と安倍政権がきわめて近いことだ。ヘイトスピーチを取り締まる側である国家公安委員長の山谷えり子大臣は、在特会の幹部と古くから付き合いがあり親しげに記念写真を撮っている。さらに、ニュースサイトの「リテラ」によると、安倍首相も在特会の幹部とツーショットを撮っているという。現在、幹部のホームページからは削除されているが、首相はニコニコとほほ笑んでいるという。
現職の総理大臣と国家公安委員長が「ヘイトスピーチ」を行う団体と親しいとなれば、国際社会が問題視するのも当然だろう。
「タイミングがいいのか悪いのか、25日、山谷えり子大臣が東京の
外国人記者クラブで記者会見を行う。外国人記者は、山谷大臣と
在特会との関係を徹底的に問いただすつもりです。安倍首相の
国連でのスピーチは、その後に行われる。山谷大臣の会見次第では、
安倍首相は袋叩きに遭う。それでなくても、高市早苗総務相と
稲田朋美政調会長がネオナチ団体と仲良くシツーョット写真を
撮るなど、欧米諸国は安倍政権を危険な極右政権と見ている。
とても“常任理事国”入りなんて状況じゃないですよ」(外務省事情通)
「安倍政権」と「ヘイトスピーチ」は、どんな関係なのか、国際社会に任せず、日本の大新聞テレビは徹底的に追及すべきだ。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153627】
安倍首相も在特会幹部と2ショット 渦中の元支部長を直撃
2014年9月26日
(ネット上に出回る問題写真)
ご覧の通り満面の笑みを浮かべながら、ツーショット写真に納まる安倍首相。脇にいるのは、在日韓国人らにヘイトスピーチを繰り返す「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の関西支部長だった男性だ。ヘイトスピーチを問題視した国連が日本政府に早期是正を求める中、この写真が国際社会に与える「負のインパクト」は大きい。
写真の撮影日時は、09年8月17日。自民党が大敗を喫した「政権交代選挙」の公示前日だった。この日、安倍首相は大阪7区の渡嘉敷奈緒美候補の応援演説のため、豊中市の「千里中央駅」を訪問。写真はその時に撮られたものだという。
安倍首相とのツーショットに納まっているのは、山谷えり子国家公安委員長との「親密写真」が問題視されている在特会関係者と同一人物である。
「09年4月に<ストライキ計画中の教員を処分しなければ、
入学式で街宣活動を行う>などと小学校校長を脅して逮捕。
10年10月には街宣車の排ガス規制を逃れるため、車両の登録場所を
偽った容疑で、翌11年3月も休業損害金をだまし取った詐欺容疑で、
と何度も逮捕歴のある人物でもあります」(捜査事情通)
元支部長は数日前まで自身のHPにツーショット写真を公開。<安倍先生のこんな元気なお顔は何年ぶりでしょう>と書き込んでいた。撮影の2年前に安倍首相は第1次政権を放り出し、一時は政界引退を考えたほど失意のドン底に突き落とされた時期と重なる。さらに、ツーショット写真の下には<××クン(元支部長の姓)のことを覚えてくれてました>とのキャプション。元支部長と安倍首相が以前から面識があったようにも読めるのだ。
■熱烈歓迎を「覚えてるよ」
現在、この写真はHP上から削除されている。安倍首相とはどういう仲なのか。渦中の元支部長を電話で直撃すると――。
「削除したのは数日前、ある新聞社から、この写真の件で取材を
受けたため。もう5年前のことで写真の公開すら忘れていました。
自分との写真で騒ぎが起きたら、安倍さんに迷惑がかかる。
そう思って削除しました」
――キャプションに安倍首相が<××クンのことを覚えてくれてました>とある。以前から首相と面識があったのか。
「安倍さんと直接お会いしたのは写真撮影の1度きり。その2年前、
07年夏の参院選で安倍さん(当時首相)が大阪に選挙応援に
来られた際のこと。私らは幅4メートルくらいの横断幕に
<WELCOME TO 大阪 しんちゃ~~ん!!>と掲げて
大歓迎したんです。写真撮影前に横断幕のことを伝えると、
安倍さんは<覚えているよ>と。それで<覚えてくれてました>
と書いたんですが、言葉足らずの面は否めません」
――今は在特会とは完全に無関係なのか。
「08年に在特会の桜井誠会長に請われて関西支部長になりましたが、
当初から在日韓国人を侮蔑する言動には拒絶感を覚えた。
そこで私がヘイトスピーチを批判すると、09年4月にケンカ別れの
ような形で会を追われた。私自身、ヘイトスピーチにはずっと反対。
在特会に加わったことは、わが人生最大の不覚です」
元支部長の「後悔」とは裏腹に、問題の写真はすでにネット上に出回り、海外メディアも注目。国際社会に「日本の現職総理はヘイト団体と親しい」という印象を与えかねない。安倍首相は慰安婦誤報の朝日に要求したように、まず自身の問題写真を「世界に向かってしっかりと取り消すこと」が先決だろう。
安倍事務所からは「担当者不在」を理由に取材回答を得られなかった。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153657】
外国人記者も総攻撃 山谷えり子大臣「ヘイト問題」で大炎上
2014年9月26日
(のらりくらりと…/(C)日刊ゲンダイ)
ヘイト集団との関係が取りざたされる“渦中”の山谷えり子拉致担当相が25日、外国特派員協会で会見。予想通り、外国人記者から集中砲火を浴びた。
本人は拉致問題でスピーチに来たつもりだったようだが、外国人記者の関心は「在日特権を許さない市民の会」(在特会)元幹部らと一緒に写真撮影していた一件のみ。質問した9人中6人が“在特会との関係”に厳しく切り込んだ。
米ニューヨーク・タイムズの記者が「(在特会の元幹部と)何年前から知り合いで、何回ぐらい会ったのか」「在特会についての考えを聞かせてください」と質問。すると、山谷は急に表情を曇らせ異様なまでにまばたきし、こう返した。
「在特会の関係者ということは、存じ上げておりません」
「いつとか、何回とか、記憶にありません」
「一般論として、組織についてコメントすることは適切ではない」
■時間切れで逃げ去り
ノラリクラリの応答に記者らはヒートアップ。
「国連や米国務省、警察は在特会はヘイトクライムのグループだと指摘している。警察のトップとしてはっきりとこの場で、ヘイトクライム、ヘイトスピーチなどの差別的な行為は絶対許すべきではないとおっしゃっていただきたい」と詰め寄られると、ようやく「憂慮に堪えないことである」「警察といたしましては、必要な警備を行い、そしてまた違法行為があれば、法と証拠に基づいて厳正に対処していかなければいけない」と釈明した。
そして山谷が過去にメディアの質問に対し、「在日特権」という文言を使っていたことが明らかにされると会場は騒然。しかし時間切れということで、山谷は逃げるように去っていった。
会見後、質問した外国人記者のひとりは憤る。
「納得できない。『在日特権』と言っている時点で在特会のシンパでしょう。
在特会と警察とのつながりは公然の秘密なんでしょうね」
日本のイメージが、さらに悪化したことだけは間違いない。
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ツイッターで知りました。WP『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の記事【池上彰が朝日叩きに走る新聞、週刊誌を批判! 他紙での掲載拒否も告白!】(http://lite-ra.com/2014/09/post-482.html)。
そして、日本ジャーナリスト会議Daily JCJの【[声明] 従軍「慰安婦」問題でメデイアは真実の追求を競え=日本ジャーナリスト会議・東海】(http://jcj-daily.seesaa.net/article/405586330.html)。
『●『朝日新聞』が「アベ様の犬HK」化しないことを望む:
相対的に「大変にマシな報道機関」はどこか?』
『●『朝日』潰しに夢中: 原発再稼働や輸出を進めるアベ様には
「制御を失った原発の実相」が見えていない』
『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」』
ブログ主は、記者らがアベ様らを報じることに委縮するような、『朝日新聞』が「アベ様の犬HK」化しないことだけを望みます。
さて、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は『朝日』叩きに熱狂する資格があるのでしょうか?
「ありとあらゆるメディア、識者、ジャーナリストが問題の本質をネグって、“朝日吊るし上げ”に熱狂する言論状況・・・・・・朝日を叩く側、読売新聞や産経新聞、週刊誌、そして安倍政権に対して、「おまえたちも同じアナのムジナだ!」」・・・・・・とブログ主も思います。
そして、政治家はどうでしょうか? 「メディア(新聞や週刊誌、テレビ報道など)やネットで朝日新聞への批判、非難が渦巻いており、自民党の石破茂元幹事長は、朝日新聞慰安婦検証報道について国会での検証を示唆し、評論家の桜井よしこ氏は「潰すべき本丸は河野談話」と述べ、稲田朋美自民党政調会長も河野談話の見直しに言及しました。政治権力による慰安婦問題の否認と報道への介入が強まろうとしています」・・・・・・。
マスコミまで便乗した、全く恐ろしい、そして狂った国・社会です。
『●「東電元幹部の罪と罰」 『週刊金曜日』
(2014年9月19日、1008号)についてのつぶやき』
「■⑭『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の
新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「居丈高に『朝日』を叩く
『読売』や『産経』は、
では過去に同じような間違いをしでかしていないのか?・・・・・・私は
寡聞にして、『読売』や『産経』がこうした記事を載せたことを
謝罪したり・・・・・・」
「・・・・・・訂正したりしたという話を聞いたことがありません。
両紙とも『朝日』に謝罪や訂正を迫るなら、まず、北朝鮮礼賛記事を
取り消すことから始めなければならないのではありませんか。・・・・・・」
「私が池上さんに大きなクエスチョンマークをつけるのは
特定秘密保護法にはっきりと反対の意思表示をしなかったこと・・・・・・
TPPに賛成・・・・・・NHK的な「公正中立」を装いながら、
結局は、体制寄りの本音を出すのですね」」
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【http://lite-ra.com/2014/09/post-482.html】
池上彰が朝日叩きに走る新聞、週刊誌を批判! 他紙での掲載拒否も告白!
ありとあらゆるメディア、識者、ジャーナリストが問題の本質をネグって、“朝日吊るし上げ”に熱狂する言論状況。そんな中、本サイトは逆に朝日を叩く側、読売新聞や産経新聞、週刊誌、そして安倍政権に対して、「おまえたちも同じアナのムジナだ!」と徹底批判を展開してきた。付和雷同、勝ち馬に乗ることしか考えていないこの国のメディアの中でこんな酔狂なまねをするのは自分たちくらいだろうと覚悟しつつ……。実際、いくら書いても孤立無援、本サイトの意見に同調してくれる新聞、テレビ、雑誌は皆無だった。
ところがここにきて、意外な人物が本サイトと同様、メディアの“朝日叩き”への違和感を口にし始めた。その人物とは、朝日新聞の連載で朝日の報道姿勢を批判するコラムを書いて掲載を拒否された池上彰氏だ。
この問題は朝日新聞による言論の封殺だとして読者から非常な不評を買い、朝日にとって「慰安婦問題」や「吉田調書」以上にダメ―ジになったと言われている。ところが、一方の当事者であるその池上氏が「週刊文春」(文藝春秋)9月25日号の連載コラム「池上彰のそこからですか!?」で、朝日を叩いている他のメディアも同じようなことをしていると指摘したのだ。
まず、池上氏は冒頭で「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」という聖書の一節を引いた上で、こんな体験を語る。
「私は、かつて、ある新聞社の社内報(記事審査報)に連載コラムを
もっていました。このコラムの中で、その新聞社の報道姿勢に
注文(批判に近いもの)をつけた途端、担当者が私に会いに来て、
『外部筆者に連載をお願いするシステムを止めることにしました』
と通告されました」
「後で新聞社内から、『経営トップが池上の原稿を読んで激怒した』
という情報が漏れてきました」
ようするに、朝日新聞と同様の掲載拒否が別の新聞社でも起こっていたことを暴露したのだ。池上氏は「新聞業界全体の恥になると考え」この一件を封印してきたが、「歴史を知らない若い記者たちが、朝日新聞を批判する記事を書いているのを見て」敢えて過去の体験を明かすことにしたという。そして、冒頭で引用した聖書の一節を再び使ってこう指摘している。
「その新聞社の記者たちは『石を投げる』ことはできないと思うのですが」
さらに池上氏は朝日新聞が自社の批判特集を掲載した週刊誌の広告掲載を拒否したことにも言及している。この件もまた、他の新聞が激しい批判を展開していたが、池上氏は皮肉まじりにこう書く。
「『そんなに朝日のことを批判できるのかなあ』と思った『週刊現代』の
関係者もいるのではないでしょうか。かつて『週刊現代』の新聞広告が、
新聞社から長期にわたって掲載を拒否されたことがあったからです。
(略)この時期、『週刊現代』は、その新聞社の経営トップに関する
記事を立て続けに掲載していました。まさかそれで広告掲載拒否に
なったなどということは、ありえないと思うのですが」
実はこの件については、本サイトも全く同じことを指摘していた。池上氏は新聞社名を伏せているが、この新聞社とは読売新聞のことだ。「週刊現代」(講談社)が読売の渡辺恒雄会長への批判や読売巨人軍の不祥事を報道していたところ、ナベツネ会長のツルの一声で「週刊現代」の広告掲載拒否が決まったのである。
また、本サイトは今回の問題を読売、産経が新聞拡販に利用し、本社販売部からの「朝日攻撃指令」などの指示が出ていることを暴露。結局、商売目的でしかないと批判したが、池上氏も同様の指摘をしている。
「朝日の検証報道をめぐり、朝日を批判し、自社の新聞を購買する
ように勧誘する他社のチラシが大量に配布されています。
これを見て、批判は正しい報道を求めるためなのか、それとも
商売のためなのか、と新聞業界全体に失望する読者を
生み出すことを懸念します」
池上の矛先はさらに古巣NHKにも及んでいる。それは1981年2月、当時の『ニュースセンター9時』を舞台にしたものだった。
「ロッキード事件から五年になるのに合わせて特集を組みました。
このとき三木武夫元総理のインタビューが、当時の報道局長の
指示で放送直前にカットされるという事件がありました」
これに対し、政治部長も社会部長も各部のデスクも記者たちも激怒、その説明を求めたが、しかしインタビューは放送されることもなく、次の人事異動で政治部長、社会部長ともに異動になったという。そして、池上氏はそのNHKと比べるかたちで、「少なくとも朝日の幹部は判断の誤りを認め、謝罪するという態度をとった」として、評価する姿勢を見せている。
池上氏の批判は、このコラムが掲載されている「週刊文春」をはじめとする週刊誌にも向けられている。
「一連の批判記事の中には本誌を筆頭に『売国』という文字まで
登場しました。これには驚きました。『売国』とは日中戦争から
太平洋戦争にかけて、政府の方針に批判的な人物に対して
使われた言葉。問答無用の言論封殺の一環です。少なくとも
言論報道機関の一員として、こんな用語を使わないように
するのが、せめてもの矜持ではないでしょうか」
いかがだろうか。新聞社名を伏せるなど、池上サンらしい配慮とバランスを見せていることにはちょっと不満が残るが、おっしゃっていることはすべて正論。正直、この人がここまできちんとした言論の自由への意識、ジャーナリストとしての倫理観をもっているとは思っていなかった。こんな人物がポピュラリティをもってメディアで活躍できていることを素直に喜びたいと思う。
だが、同時に暗澹とさせられるのが、この国のメディアでこうした意見をはっきりと口にしたのが、今のところ、池上サンただ1人しかいないという事実だ。新聞もテレビも雑誌もそんなことはおくびにもださず、安倍政権と世の中の空気に乗っかって朝日叩きに血道をあげているだけだ。
“朝日叩き”は売れるコンテンツらしいから、やるなとはいわないが、せめて、返す刀で安倍政権や自分たちも含めたメディア全体の責任を検証すべきではないか。
それは袋だたきにあっている朝日も同様だ。朝日こそこうした反論と真相の暴露をするべきなのに、それをまったくすることができず、まるで食品不祥事を起こした企業のようにひたすら頭を下げてその場をやりすごそうとしている。
この国で、メディアにジャーナリズムの使命感や矜持を求めるなんていうのはもはや、八百屋で魚を求めるようなものなのかもしれない。
(エンジョウトオル)
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【http://jcj-daily.seesaa.net/article/405586330.html】
2014年09月18日
[声明] 従軍「慰安婦」問題でメデイアは真実の追求を競え=日本ジャーナリスト会議・東海
朝日新聞は自社が過去に行なった「従軍慰安婦が強制連行された」とする記事は、元労務報国会下関支部動員部長と称する吉田清治氏の証言に基くものであったが、吉田証言を再取材した結果証言を裏付ける話はなく、「虚偽」と判断した――と報道しました。また、「女子挺身隊」と「慰安婦」の混同による誤用もあったことを認めました。
しかし記事の取り消しを行なった後も、社としての謝罪が直ちに行なわれず、さらに重ねて今年5月に東京電力福島原発所長の吉田昌郎氏(故人)に対する政府事故調査・検証委員会の調書を入手したとして報じた記事で、「大震災直後に吉田所長の待機命令に違反して第一原発にいた東電社員らの9割が第二原発に撤退した」という記事についても「調書の評価を誤り、事実と違う記事を発表した」と、この記事も取り消しました。
そして9月11日に木村伊量社長が二つの誤った報道について謝罪の記者会見を行ない、翌日朝刊に「おわび」を掲載しました。「遅きに過ぎた」との謗りを免れません。吉田清治証言検証報道以来、メディア(新聞や週刊誌、テレビ報道など)やネットで朝日新聞への批判、非難が渦巻いており、自民党の石破茂元幹事長は、朝日新聞慰安婦検証報道について国会での検証を示唆し、評論家の桜井よしこ氏は「潰すべき本丸は河野談話」と述べ、稲田朋美自民党政調会長も河野談話の見直しに言及しました。政治権力による慰安婦問題の否認と報道への介入が強まろうとしています。
吉田清治証言は以前からその信憑性に疑問が持たれていましたが、インドネシア・スマラン事件では旧日本軍による強制連行を示す公判記録が残っています。また騙されて軍慰安所に連れて行かれた元「慰安婦」の証言も数多くあります。2007年にはアメリカ連邦議会下院において、日本軍が女性たちを「性奴隷」となるよう強制したことを認め、謝罪することを日本政府に勧告する決議を採択。オランダ、カナダ、韓国、台湾などでも決議がされています。
1996年に国連人権委員会が提出し、日本政府へ謝罪と賠償を勧告した「女性への特別報告」及びその付属文書1「戦時における軍事的性奴隷問題に関する朝鮮人民民主共和国、大韓民国および日本への訪問調査に基く報告」は「慰安婦募集に日本軍が関与している」と認定しています。
一部メディアに報告書が吉田証言に影響されているとの説もありますが、特別報告書作成の責任者であるクマラスワミ氏(スリランカ人、現国連総務)は、朝日新聞が吉田清治氏の証言を虚偽として一部の報道を取り消したことについて、吉田証言は「証拠の一部にすぎない」と述べ、元「慰安婦」への聞き取り調査から、「日本軍が雇った民間業者が元慰安婦を誘拐した」事例があり、「募集は多くの場合、強制的に行われた」と述べています(2014年9月5日共同通信)。
このように国際的には「慰安婦」募集に、日本軍が関与していることは数々の証拠から、ゆるぎない事実として認定されています。
「慰安婦」とは日本軍の管理下にあって、無権利状態で拘束された、将兵たちの性の相手にさせられた女性たちのことで、重大な女性への人権侵害です。このような女性の名誉回復のために、事実究明が重要であることは、言を待ちません。しかし昨今の朝日新聞バッシングは節度ある批判の領域を踏み越え、非難,罵倒の言辞が目立ち、あたかも「慰安婦」問題が始めからなかったかのような錯覚を与えかねない、異常な状況となっています。
新聞記事の点検、取り消しと言う[木]にとらわれて、肝心の[森(「慰安婦」問題)]の存在に眼をそむけてはなりません。
私たちは全てのメディアに対し今後も「慰安婦」問題の事実解明に力を注ぐことを要請します、また朝日新聞には、なぜそのような誤りを行なったかの精密な検証を行い、国民に報告するとともに、今後とも非難や圧力に萎縮することなく、真実の報道に力を注ぐよう、要請します。
2014年9月16日
日本ジャーナリスト会・東海
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【玄海再稼働反対の意見書、逆転否決 30キロ圏の市議会】(http://www.asahi.com/articles/ASG9T32CNG9TTIPE003.html?iref=comtop_list_pol_n05)
『●東京電力原発人災で失われた内在的価値』
ここで云う「30キロ圏の市議会」とは糸島市です。どこから30キロかというと佐賀県の九州電力玄海原発です。
「福岡県糸島市議会(定数22)は25日の定例会本会議で、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働を行わないよう国に求める意見書案を賛成少数で否決・・・・・・意見書案は「(玄海原発で)事故があった場合、市は偏西風の影響で放射能飛散の影響を受けやすく、原発災害による被害は福島より大きなものになる」と予測。「ひとたび放射能で汚染されたら糸島の未来は暗く閉ざされる」として、同原発の再稼働を行わないよう国に求めていた」そうです。
東京電力原発人災の「あの姿」を見た上で、否決してしまうのですから悲しくなります。「ひとたび放射能で汚染されたら糸島の未来は暗く閉ざされる」という確実な予測よりも、「原発安全神話」に信頼を寄せた訳です。いま色々な食材や観光で有名な糸島。でも、その「糸島ブランド」が泣いている。原発は、玄海町にも糸島市にも、「原子力郷土の発展豊かな未来」も、「原子力明るい未来のエネルギー」も、「原子力正しい理解で豊かな暮らし」も、決してもたらしはしない。
『●何がメルトダウンしたのか?』
『●福島県双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」
・・・・・・いま、その〝少年〟は?』
『●「豊かな玄海町」へ:
「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力正しい理解で豊かな暮らし」』
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【http://www.asahi.com/articles/ASG9T32CNG9TTIPE003.html?iref=comtop_list_pol_n05】
玄海再稼働反対の意見書、逆転否決 30キロ圏の市議会
鳥居達也 2014年9月25日13時59分
福岡県糸島市議会(定数22)は25日の定例会本会議で、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働を行わないよう国に求める意見書案を賛成少数で否決した。同市議会の総務文教委員会は8日、この意見書案を小差で可決しており、「逆転採決」となった。
糸島市では、玄海原発から30キロ圏の緊急時防護措置準備区域(UPZ)内に約1万5千人が暮らす。
意見書案は「(玄海原発で)事故があった場合、市は偏西風の影響で放射能飛散の影響を受けやすく、原発災害による被害は福島より大きなものになる」と予測。「ひとたび放射能で汚染されたら糸島の未来は暗く閉ざされる」として、同原発の再稼働を行わないよう国に求めていた。
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東京新聞の記事【延べ556隻、検査記録あった ビキニ被ばく文書開示】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014092090071209.html)。
「第五福竜丸以外の船の被ばくを裏付ける資料も含まれ、関係者はビキニ事件の全容を解明する上で「貴重な資料」としている」・・・・・・第五福竜丸だけじゃない。「魚の廃棄基準だった毎分百カウント以上の放射線が乗組員から検出された船は延べ十二隻(実数十隻)」あったそうだ。山下正寿さん「ビキニの実態を解明することは福島の今を考えることにつながる」・・・・・・全くその通りだ。『放射線を浴びた『X年後』』、福島でも、「因果関係の証明は困難」、とアベ様を始めとした原子力ムラ住人達はうそぶきかねない。なんといっても、東京電力原発人災で誰も責任を取らない国ですから。
『●映画『放射線を浴びた『X年後』』:
「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●辺野古移設推進の仲井真弘多氏や丸腰の市民に
掃海母艦を派遣するようなアベ様を支持してはいけない』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014092090071209.html】
延べ556隻、検査記録あった ビキニ被ばく文書開示
2014年9月20日 07時13分
(厚労省が開示した、ビキニ環礁周辺海域で操業していた
漁船の乗組員や魚の放射能検査の結果を示す文書)
一九五四年に米国が太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で実施した水爆実験をめぐり、厚生労働省は十九日、周辺海域で操業していた漁船の放射能検査などに関する当時の文書を開示した。乗組員二十三人が被ばく、うち一人が死亡した静岡県焼津市のマグロ漁船、第五福竜丸以外の船の被ばくを裏付ける資料も含まれ、関係者はビキニ事件の全容を解明する上で「貴重な資料」としている。
第五福竜丸が被ばくした五四年三月のビキニ事件では、多数の日本漁船が周辺海域で操業していた。厚労省によると、文書から分かる範囲では、第五福竜丸以外で国や自治体が検査を実施した延べ五百五十六隻(実数四百七十三隻)のうち、魚の廃棄基準だった毎分百カウント以上の放射線が乗組員から検出された船は延べ十二隻(実数十隻)あり、最も高かった人は同九百八十八カウントだった。
二週間被ばくが続いた場合、一・六八ミリシーベルトに相当し、同省は「がんなどのリスクが高まるとされる国際基準(一〇〇ミリシーベルト)より大幅に低く、健康被害が生じるレベルを下回っている」と説明するが、内部被ばくの実態が考慮されていないとの指摘もある。
厚労省によると、第五福竜丸の乗組員の推定被ばく線量は一・六~七・一シーベルトとされ、他の漁船と比べ突出して高かった。
開示を請求したのは、太平洋核被災支援センター事務局長山下正寿さん(69)=高知県宿毛(すくも)市=ら。国や関係自治体が五四年三~六月にかけて延べ五百五十六隻の漁船の被ばく状況を調べた検査結果や政府の会議記録など三百四点(計約千九百ページ)が開示された。
旧厚生省が五六年に都道府県に出した通知には「(第五)福竜丸以外には、特に放射能症を認められる事実のないことが明らかとなった」との記載もあった。
ビキニ事件をめぐっては、これまでも漁船の検査結果などの文書で内容が明らかになっているものはあるが、厚労省がまとまった形で開示するのは初めて。職員が公文書の保管倉庫を探し、段ボール箱に入っているのを見つけた。同省によると、情報公開法施行後、今回と同様の開示請求が一件あったが「保有していない」と回答。担当者は「これまで資料が確認されなかったことは申し訳ない」としている。
◆国の責任ただす
<第五福竜丸の元乗組員大石又七さん(80)の話> 国はビキニ事件を早く終わらせたいという姿勢だと思っていたので、文書の公開はないとあきらめていた。何も分からず亡くなった元乗組員の仲間たちに、どう責任を果たすつもりなのか。東京電力福島第一原発事故が起きて、放射能の問題は現在も続いている。今回の公開を機に、あらためて国の責任をただしたい。
◆「過小評価 福島と同じ」
「ない」とされた文書が見つかった。「関係者全員に見せたかったが、ほとんど亡くなってしまった」。開示を受けた太平洋核被災支援センター事務局長の山下正寿さんは、六十年という時間の重みをかみしめるように語った。
体力自慢のはずの漁師たちが、突然声が出なくなったり、体調を崩す。漁港近くで育った山下さんには、幼心におかしいと思った記憶がある。
ビキニの被害は第五福竜丸だけではないと気付いたのは一九八五年。当時、高知県で高校教師として地域の現代史を探る高校生サークルを指導していた。県内に住む広島・長崎の被爆者を探すうち、第五福竜丸とは別のマグロ船の若い乗組員が、ビキニで被ばくした事実を知った。乗組員は病気を苦に自殺していた。
約三百人への聞き取り調査で、がんや原因不明の病気に苦しんだ漁師が大勢見つかった。実習船で死の灰をかぶり、白血病を発症して亡くなった高校生もいた。国は当時、乗組員らの被ばく量検査を行いながら、結果や発病の危険性を知らせていなかった。
これまで、高知県などが資料開示や調査を要請してきたが、国は「資料はない」「因果関係の証明は困難」と繰り返してきた。しかし昨年十一月、外務省が一部報道機関に対し、旧厚生省がまとめた資料の一部を開示。国内向けには「ない」としながら、米国に渡していたことも明らかになった。
山下さんは東京電力福島第一原発事故後、福島県相馬市の漁業者と交流を続けている。被ばく状況は異なるが、「政府は事故をなるべく小さく見せようとし、重要な事実を隠す。内部被ばくを軽く見ているのも同じだ」と感じた。
ビキニの実態を解明することは福島の今を考えることにつながる。今回の開示で、船員や船体の放射能調査、担当大臣らによる会議の議事録も出てきた。「原文には本音が見えるもの。精査し、次の展開を考えたい」 (柏崎智子)
<ビキニ事件> 1954年3月1日、米国が太平洋・マーシャル諸島のビキニ環礁で水爆実験「ブラボー」を実施した。爆発力は広島型原爆の約1000発分の15メガトンで、放射性物質の「死の灰」が広範囲に降り注いだ。静岡県焼津市のマグロ漁船、第五福竜丸の乗組員23人が被ばくし、半年後に久保山愛吉さん=当時(40)=が死亡。汚染されたマグロの廃棄が相次ぎ、反核世論が高まるきっかけになった。55年1月、米が日本に見舞金200万ドル(当時のレートで約7億2000万円)を支払うことで政治決着した。
(東京新聞)
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nikkan-gendaiの三つの記事【高市、稲田両氏と2ショット 極右活動家とオウムの繋がり】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153298)と、
【在特会幹部と記念写真 山谷大臣がヘイト集団に“信奉”される理由】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153495)と、
【山谷国家公安委員長 ヘイト集団との新たな写真発覚、献金も】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153526)。
「こんな人物との写真を公開された高市氏と稲田氏の頬かむりは許されない」、「「在特会の人であることは知らなかった」・・・・・・定例会見で、そう釈明したのは山谷えり子・国家公安委員長・・・・・・元支部長は・・・・・・「山谷先生とは教育問題を議論する団体の活動を通して20年来のお付き合いがありますねん」とコメント。山谷事務所は「20年前に面識は全くない。文春の誤報ではないか」」、「山谷大臣はもう1枚、在特会メンバーとの記念写真が問題視されている・・・・・・有罪判決(威力業務妨害など)を受けるなどして収監中の在特会幹部2人が一緒に」。
そして、全文の引用はしませんが、CMLの記事【[CML 033990] 山谷えり子と在特会】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034055.html)も御覧ください。そこには、「山谷えり子国家公安委員長は、在特会幹部が作った団体の顧問だったことが判明しました。在特会は「お巡りさんは私達の味方です!」と叫びます。それは、このような関係があるからです」・・・・・・とあります。自民党の皆さんはホント~に「とある暴力集団」在特会がお・好・き。
麻生太郎氏のナチス発言は結局有耶無耶になりました。きっと、高市早苗氏・稲田朋美氏・山谷えり子の三氏についても有耶無耶になるんでしょうね。『朝日』にあれだけの批判や謝罪、責任を求めておいて、自身の行動や言動には頬かむりとは、全く情けない右翼政治家達です。保守政治家の風上にも置けない、矜持無き情けなき政治家たちです。
『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に』
『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153298】
高市、稲田両氏と2ショット 極右活動家とオウムの繋がり
2014年9月12日
第2次安倍内閣の命取りになりかねないのが女性大臣や党幹部と極右活動家とのつながりだ。高市早苗総務相と稲田朋美政調会長が「国家社会主義日本労働者党」の代表者・山田一成氏と撮ったツーショット写真が海外メディアに報じられてしまった。
山田氏はヒトラーを崇拝する活動家。「民族浄化を推進しなければならない」「在日朝鮮人殲滅」など、ナチそっくりのスローガンを掲げ、HPにカギ十字によく似たマークを掲げている。ユダヤ人へのホロコーストを「日本の南京大虐殺とまったく同じで、戦勝国がつくったデマ」と否定している。まさに日本版「ネオナチ」だ。一体、どんな人物なのか。
「東京出身で、80年代から海外のネオナチ団体とつながりを
持っています。82年に国家社会主義日本労働者党を創設し、
『雷韻出版』という出版社も設立。この会社と山田氏が有名に
なったのが2000年6月の衆議院選挙でした。『誰も知らない
日本共産党のホンネ』という本を出版し、この本の広告として
共産党を攻撃する謀略ビラを配った。3000万枚ばらまかれた
といわれています。その前年にカギ十字の旗を掲げて米国大使館に
押し掛けてもいる。高市と稲田の写真を撮り、自分のHPにアップした
のは自分とのつながりを誇示したかったのでしょう」(民族運動関係者)
■オウム真理教を絶賛
雷韻出版は元オウム真理教幹部の上祐史浩の対談本を出版している。山田氏はHPでオウムのテロ事件を「我々こそが実践しようとしていた世界をオウム真理教という宗教団体が、たった今演じている」「優秀な理化学系の学者や自衛隊員までを引き付けてしまったオウムの教えは、この混迷する世紀末にあって、右翼も左翼も示唆出来なかった方向性を示した」と称賛している。
とはいえ右翼・民族派の活動家としてはあまり知られていないようだ。
「彼は右翼の会合に顔を出しては党と出版社の名刺を
配っていた。でも最近は体調を崩して通院しているため、
ほとんど動けないようです」(事情通)
こんな人物との写真を公開された高市氏と稲田氏の頬かむりは許されない。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153495】
在特会幹部と記念写真 山谷大臣がヘイト集団に“信奉”される理由
2014年9月20日
(問題の写真(後列左と1人置いて右の男性は収監中))
「在特会の人であることは知らなかった」
18日の定例会見で、そう釈明したのは山谷えり子・国家公安委員長だ。約5年前、在日韓国・朝鮮人の排斥を訴える「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の幹部らと一緒に写真に納まっていたことが発覚。問題の写真は16日まで在特会の元関西支部長が自身のHP上で公開していた。
元支部長は、発売中の「週刊文春」で「山谷先生とは教育問題を議論する団体の活動を通して20年来のお付き合いがありますねん」とコメント。山谷事務所は「20年前に面識は全くない。文春の誤報ではないか」と答えた。
「一緒に写っていた男性幹部のうち2人は現在、収監中の身です。
09年12月に京都市内の朝鮮学校で<朝鮮学校をたたき出せ>など
と拡声器でガナリ立て、翌年に威力業務妨害などの容疑で逮捕。
その後、2人はCMに韓国女優を起用した企業を訪れ、社員を
脅すなど次々と事件を起こし、繰り返し逮捕されたのです」(捜査事情通)
■撮影3カ月前に国会質問
日本警察トップの国家公安委員長が犯罪常習者と一緒の写真が公開されていたとは脇が甘すぎる。しかも山谷氏は拉致担当相を兼務。在日朝鮮人にヘイトスピーチを繰り広げる団体幹部との写真が、大詰めを迎えた拉致交渉に悪影響を及ぼす可能性だってある。
政治家は行く先々で記念撮影を依頼される。いちいち一緒に納まる相手の身分を確認していられない事情は分かるが、なぜ山谷氏は在特会に好まれ、引きつけたのか。ナチス信奉者とツーショット写真を撮った高市大臣、稲田政調会長も同様に、その要因こそを問題視すべきで、皆「知らなかった」では済まされない。
山谷氏と在特会の思想はある問題を巡って一致している。08年に成立した国籍法の改正問題だ。
「この年の6月、最高裁が『婚姻の有無により子の国籍取得の扱い
に差異を設けた現行の国籍法は憲法の平等規定に反する』と
違憲判断を下し、国籍法改正の必要が生じました。この動きに
在特会は猛反発し、“国籍法改正案は外国人が日本人になり済ます
ことができる危険な法案だ”との声を上げたのです」
山谷氏も08年11月に参院法務委で質問に立ち、「最高裁の違憲判断には非常に違和感を持つ」と表明。「(外国人が日本人になり済ます)偽装認知をどう防ぐか」「組織的犯罪が起こる心配がある」と政府を追及した。在特会の幹部らと写真に納まったのは国会質問の約3カ月後のことだ。山谷氏の事務所は「ご指摘の国会質問は在特会の活動と全く関係ありません」と回答した。
それにしてもネオナチやヘイトスピーチ集団に“信奉”される大臣の居並ぶ改造内閣が高支持率を叩き出すとは。つくづく日本社会は歪んできている。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153526】
山谷国家公安委員長 ヘイト集団との新たな写真発覚、献金も
2014年9月20日
(大臣の資格があるのか/(C)日刊ゲンダイ)
「韓国で議員になれ!」――。そう殴り書きしたプラカードをぶら下げ、50がらみの女性が外国人参政権付与に賛同する国会議員の事務所に押し掛け、シュプレヒコールを叫ぶ。その姿は今も「You Tube」で公開されている。
実はこの女性、10年12月に参院議員会館の山谷えり子・国家公安委員長の事務所を訪れ、記念撮影している。在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチを繰り返す「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の関西支部長だった男性も一緒に収まっている。写真は今も元支部長が運営するHPに掲載されたままだ。
山谷事務所はこの女性との関係について「主婦の方と承知している。会館に来た際も、主婦ということで、名刺交換などは行っていない」と説明するが、この女性、はたして単なる主婦なのだろうか。
山谷大臣はもう1枚、在特会メンバーとの記念写真が問題視されている。09年2月の「竹島の日」に訪れた松江市のホテルで撮影したもので、前出の元関西支部長のほか、京都市の朝鮮学校へのヘイトスピーチで有罪判決(威力業務妨害など)を受けるなどして収監中の在特会幹部2人が一緒に写っていた。
「問題の女性は収監中の在特会の男性幹部1人とともに活動していた
時期があります。09年10月には『西宮市の日教組加盟の教員らが
地方公務員法で禁じられたストライキを謀議した』として元関西支部長が
刑事告発した際、男性幹部とともに『告発賛同者』に名を連ねていました」
(司法関係者)
女性が在特会幹部と関わりがあるのは間違いない。
■「私達の主張言い尽くす大姐」
山谷大臣は、この女性と仲良く写真を撮っただけでなく、献金まで受け取っていた。支部長を務める「自民党東京参院比例84支部」の収支報告書によると、10年1月と6月の2回に分けて計6万円。女性の職業は「無職」と記載されていた。
献金の翌11年、元関西支部長らの活動を伝える会報(1月15日付)は「天長節に思う」と題した女性の巻頭言を掲載。山谷が前年に「男女共同参画」や「朝鮮学校への高校授業料無償化適用」などについて当時の民主党政権を追及する質問主意書を提出したことを高く評価し、こう書いた。
〈山谷大姐におかれては私達が言いたいことを全て言い尽くすがごとく、
政府に質問を出していただいた〉
ヘイト集団を取り締まる警察のトップ、国家公安委員長を務める資格が、山谷氏にあるのか。
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asahi.comの社説【核燃サイクル―限界が迫っている】(http://www.asahi.com/paper/editorial2.html)。
「プールでの保管は、災害やテロなど不測の事態に対しては非常に弱く、甚大な放射線被害が起きる危険が高い。福島第一原発の事故は、この問題も浮き彫りにした」、「使用済み核燃料は財務上「資産」として扱われているが、廃棄物となれば「負債」」。
社説のタイトルに「核燃サイクル―限界が迫っている」とありますが・・・・・・、いえ、すでに破綻しています。原発再稼働すれば「負債」「不良債権」が増えるだけ。もうこれ以上、一瞬たりとも稼働させてはいけない。原発輸出なんて言う、恥ずべきこともダメ。東京電力原発人災のあった福島第一原発では、いまも「UFOキャッチャー」作戦がまだ継続中です。今も、溶け落ちた核燃料がどこにあるのかさえ分かりませんし、処理・処分の方法は誰にも分かりません。
核燃サイクルなんて、とっくに破綻している。
『●東京電力原発人災4号炉問題・・・・・・
「「UFOキャッチャー」作戦」、想像しただけでゾッとする』
『●「回らない核のサイクル」六ヶ所村:
どちらも「地獄」という二択だったのか?』
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【http://www.asahi.com/paper/editorial2.html】
核燃サイクル―限界が迫っている
2014年9月19日(金)付
現在、日本には使用済み核燃料が全国18カ所の原子力発電所などに保管されている。合計で1万7千トン、大半が使用済み燃料プールに入っている。
プールでの保管は、災害やテロなど不測の事態に対しては非常に弱く、甚大な放射線被害が起きる危険が高い。福島第一原発の事故は、この問題も浮き彫りにした。
ところが、使用済み燃料の保管や処分をめぐる論議は進んでいない。16日に開かれた経済産業省の原子力小委員会も「使用済み燃料問題」を議題に据えていたのに、議論は深まらなかった。なぜなのか。
一番大きな原因は、政府が「核燃料サイクル事業」の継続方針を変えないことにある。
確かに、この計画は使用済み燃料を全量、高速増殖炉や既存の原発の燃料として再利用することが前提なので、実現すればプール保管の問題は解消する。
しかし、実際には高速増殖炉「もんじゅ」にしろ、既存原発で再処理した燃料を使う「プルサーマル計画」にしろ、技術面でも採算面でも行き詰まりは明白になっている。
一方で震災後、内閣府の原子力委員会は、再処理より直接処分するほうが安上がりであるとの試算を示している。さらに、当面の間、使用済み燃料を安全な容器に入れて地上保管する「乾式貯蔵」についても、燃料プール保管の危険を回避する手段として有効なことが日本学術会議などで指摘されている。
こうした処理方法を具体化するためには、現行の核燃サイクル事業の見直しに着手する必要がある。
これまで再処理施設を受け入れてきた青森県との関係も見直しとなるが、そこに着手しないかぎり、プール保管の危うさは解決の糸口が見えてこない。
現在、使用済み核燃料は財務上「資産」として扱われているが、廃棄物となれば「負債」として会計処理する必要がある。こうした課題を含めて、政府はまず、核燃サイクル事業の客観データを示して、政策転換を打ち出すべきだ。
このまま原発再稼働が進めば、原発内のプールは一番早いところで、3年で容量の限界に達する(経産省試算)。
さらに、16年には電力小売りが全面自由化され、規制料金制度の撤廃も予定されている。プルサーマル計画は、原発をもつ電力会社が財務的に支える形となっており、自由化の重荷になることは明らかだ。
政府の持ち時間は限られている。
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『DAYS JAPAN』(http://www.daysjapan.net/)の最新号について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。大変に遅くなってしまいましたが。
ブログ主のお薦め記事は、斎藤美奈子さん【OUTLOOK ヘイトスピーチの規制は必用? 不必要?】
『●広河隆一さん『DAYS JAPAN』の編集長公募』
『●『DAYS JAPAN』(2014,FEB,Vol.11,No.2)・・・』
『●「ブラジルW杯の表と裏」 『週刊金曜日』
(2014年6月20日、996号)についてのつぶやき』
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■①『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」「一枚の写真が国家を動かすこともある。フォトジャーナリズム月刊誌」。『特集1 「慰安婦」が見た日本軍 フィリピン、インドネシア 日本の公文書』、『特集2 福島100ミリジーベルトのウソ』
■②『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 「人々の尊厳が奪われている場所、そこを“人間の戦場”と呼ぶ」(フォトジャーナリスト DAYS JAPAN発行人 広河隆一)。岡真理氏【TOPICSパレスチナ/イスラエルの「占領下」で脈々と続く「ジェノサイド」】
■③『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 広瀬隆氏【TOPICS鹿児島県川内市/川内原発再稼働阻止 ここが動き出したらおしまいだ!】、「川内原発再稼働の狂気・・・・・・「絶対に、二度と、原発に火をつけるな! 絶対に!」」。アベ様や原子力「ムラ寄生」委員会の狂気(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3f469f97daeccf1b03c7b67a21aef63d)
■④『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 森住卓さん【TOPICS沖縄/新基地建設反対「辺野古の海を守れ」】、「新基地強要に抗議 島ぐるみで闘う・・・・・・反対は74%だ。民意は明確に示されている」。県知事選の負けを覚悟したアベ様の狂気な既成事実化(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c04365212728e925424ea64945598075)
■⑤『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / ヒルデ・ヤンセン氏【1.インドネシア】、「・・・・・・自らの存在を知らしめるため、押し殺してきた過去を話し始めた・・・・・・「慰安婦」にされた少女たち・・・・・・性の奴隷・・・・・・沈黙を破る」。『産経』や『読売』、『新潮』、『文春』は訂正、謝罪しないのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e)
■⑥『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 竹見智恵子氏【2.フィリピン】、「・・・・・・さんのキルトと絵本 14歳少女の戦争・・・・・・ある日、日本軍が侵攻してきた・・・・・・日本軍の駐屯地に連行・・・・・・終戦まで、日本兵からの性暴力に耐え続けた」。「証拠が出てくれば反省しなければならない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c9f38caddd98084b42de0513c704945a)
■⑦『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 渡辺美奈さん【3.日本軍「慰安婦」制度の事実に向き合う】、「実態は、被害者の声と国内外の公文書で既に明らか・・・・・・日本軍がつくった「性奴隷」制度・・・・・・公文書に見る日本軍の関わり」。鹿内信隆氏やナチソネ氏(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e)
■⑧『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 斎藤美奈子さん【OUTLOOK ヘイトスピーチの規制は必用? 不必要?】、「ヘイト犯罪には5段階の「憎悪のピラミッド」が存在するといわれている。①人種的偏見、②偏見による行為、③差別的行為、④暴力行為、・・・・・・」
■⑨『DAYS JAPAN』(2014,OCT,Vol.11,No.10) / 斎藤美奈子さん【OUTLOOK ヘイトスピーチの規制は必用? 不必要?】、「・・・・・・⑤ジェノサイド(大量虐殺)。この区分でいくと、日本はすでに④の段階に突入しつつある。そのことだけは忘れない方がいい」。「とある暴力集団」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cfe777d80ed96782aab372d3bc6d1c16)
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『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、明石昇二郎・木野龍逸・畠山理仁さん【「悪の凡庸さ」は彼らにあてはまるのか 勝俣・武黒・武藤の各氏 起訴相当議決の3被疑者はいま】。
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■①『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 『福島第一原発事故を防げなかった東電元幹部勝俣、武黒、武藤の各氏の罪と罰』。木野龍逸さん【原発事故の調書めぐり「誤報」認めた『朝日新聞』 「誤報とは言えない」との声も】、「「原発報道」委縮を懸念」。『朝日』の犬HK化が心配(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e)
■②『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 布施祐仁氏【福島原発事故めぐり東電や元請企業の責任を問う 現役の作業員が初めての提訴】、「危険手当・・・・・・下請け企業らがピンハネすることは許されない・・・・・・即時撤退しなければならないほど放射線量の高い環境下で作業に従事」。「コスト優先」、「命は二の次」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/71f48168ef21050af72cdd5b7f0b11e5)
■③『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 藍原寛子氏【自民党の相乗り、抱きつきでドタバタ劇 福島の知事選は「県民不在」】、「自民党・・・・・・本部は「原発再稼働」を最優先に位置づけているが、県連側は「県内原発全基廃炉」を主張・・・・・・矛盾はさらに際立つ」
■④『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 永野厚男氏【教科書採択めぐり神奈川県教委 〝実教ゼロ〟の不可解】、「卒業式等での国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」などと記述した実教出版・・・・・・の教科書・・・・・・選定した高校が〝ゼロ〟」。強制しておいて「規制」するとはね!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8adfc28e3a834d65c8088d41cd74d9cb)
■⑤『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 編集部【「南京事件」めぐる誌上討論 藤岡信勝氏が受託】、「『週刊文春』編集部は・・・・・・同紙と本多勝一・・・・・・との書面による公開討論を受けたい」。「【・・・・・・「公開質問」】(リンクはココ)、「『朝日』叩きに邁進する雑誌も急増中で、次の矛先は・・・・・・「南京事件」の否定に」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf8e2cfb8450175bfb74e85bfbbdd52f)
■⑥『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 本多勝一さん【風速計/「吉田調書」の本質とはなにか】、「チャイナシンドローム・・・・・・東日本壊滅・・・・・・とりわけ日本のような地震大国での原発の恐ろしさ、原発は原爆と同じであること・・」。『朝日』潰しに夢中、だけでいいのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0ad03769634c7f275309a1c6eac3a866)
■⑦『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 能川元一氏【「性奴隷」と認めない日本政府とメディアの独善 日本軍「慰安婦」問題で恥をさらしている安倍内閣】、「メディアの・・・・・・『朝日』叩きに上機嫌の安倍首相は・・・・・・国連の報告書に対し「反論」するという。だが、・・・・・・歴史的事実だ。・・・・・・歪曲だらけの週刊誌・・・・・・「誤報」の政治利用」
■⑧『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 白石草さん【環境省専門家会議で何が起きているか 無視される福島の子どもたち】、「国会の全会一致で成立した「子ども・被災者支援法」に基づき設置されながら、同法でうたわれた子どもたちの予防原則に立った健康調査に後ろ向き・・・・・・「現実を見て下さい」・・・・・・増える甲状腺がん・・・・・・また同じ過ちを」
■⑨『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 武藤類子氏【これでも罪を問わないのか】。明石昇二郎さん【東電関係者の「不起訴」理由 検察は、いかに原子力ムラに丸め込まれたか】、「告発人として主任検事から詳細な説明を受けていた筆者が、その詳細を暴露する・・・・・・御用電力学者の言い訳を鵜呑み・・・・・・原子力ムラにしてやられた検察」
■⑩『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 明石昇二郎・木野龍逸・畠山理仁さん【「悪の凡庸さ」は彼らにあてはまるのか 勝俣・武黒・武藤の各氏 起訴相当議決の3被疑者はいま】、「自らに下された「起訴相当」の議決をどのように受け止めているのか。心境を尋ねるべく、・・・・・・3人の自宅を訪ねた」
■⑪『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 浅野健一さん【戦前回帰の安倍政治変えよう 小沢一郎氏大阪公演】、「私は・・・・・・「2009年3月に『読売新聞』のスクープで始まり・・・・・・陸山会事件捜査は世界の歴史でも例を見ない検察の政治介入だった。検察と記者クラブメディアが小沢首相実現を潰した」と述べた」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3db2bee7c3b33adb5aa8d5dc1f627158)
■⑫『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 青木理さん【司法を正す第10回 北海道警に裏金を認めさせた記者高田昌幸氏 記者は、警察ではなく読者に信頼されるべき】、「調査報道史に残る金字塔・・・・・・「サツ回り」を廃止せよ」。フリーランスを経て、現在は高知新聞の記者に。「「発表もの」しか書くなと言う「道警裏金追及」地裁判決」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/daa3231ad45f0192d319b047a2c593bf)
■⑬『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 太田昌国氏【死刑囚が描いた絵をみたことがありますか】、「「死刑廃止のための大道寺幸子基金」が運営する死刑囚表現展・・・・・・「表現」に市井の人が接する機会は、簡単には得られない」。「一貫して無実を主張している」林眞須美さんら
■⑭『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「居丈高に『朝日』を叩く『読売』や『産経』は、では過去に同じような間違いをしでかしていないのか?・・・・・・私は寡聞にして、『読売』や『産経』がこうした記事を載せたことを謝罪したり・・・・・・」
■⑮『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「・・・・・・訂正したりしたという話を聞いたことがありません。両紙とも『朝日』に謝罪や訂正を迫るなら、まず、北朝鮮礼賛記事を取り消すことから始めなければならないのではありませんか。・・・・・・」
■⑯『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「私が池上さんに大きなクエスチョンマークをつけるのは特定秘密保護法にはっきりと反対の意思表示をしなかったこと・・・・・・TPPに賛成・・・・・・NHK的な「公正中立」を装いながら、結局は、体制寄りの本音を出すのですね」
■⑰『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 村上朝子氏【『金曜日』で逢いましょう/日印原子力協定の行方を憂慮する反原発のインド人映画監督】、「元原発研究者が、福島原発よりも古いタラブール原発の問題を取材し、映画化。・・・・・・映画『ハイ・パワー 大いなる力』」。原発輸出反対(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/66f5a2196a4f81beca19c6d209106909)
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『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
グーグルとツイッターのない世界に行ってて、出すのが遅くなりました。
今週のブログ主のお薦めは、鎌田慧さん【福島・双葉町 原発推進標語をつくった少年の26年 「原子力明るい未来のエネルギー」から「核廃絶明るい未来のエネルギー」へ】。
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■①『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 『今だからこそきちんと知りたい 「慰安婦」問題の本質とは何か』。取材班【沖縄地方統一選挙で名護市議会は稲嶺与党が過半数 知事選を前に交錯する「民意」】。沖縄県知事選敗北後のアベ様の行動に注目(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c04365212728e925424ea64945598075)
■②『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 編集部【『週刊文春』、公開討論を希望 本誌は誌上を提案】、「本多勝一・・・・・・を批判するコメントを『週刊文春』・・・・・・に出した藤岡信勝・・・・・・に本誌編集部が公開質問状・・・・・・を出した件・・・・・・イザヤ・ベンダサン」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf8e2cfb8450175bfb74e85bfbbdd52f)
■③『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 【大村アスカの政治時評/「さなえ」と「えりこ」 本名を使わない二人へ】、「山本早苗、小川惠里子。・・・・・・高市早苗氏と山谷えり子氏の本名、戸籍名である。・・・・・・通称名を使用・・・・・・戸籍通りの名前を使うのに不都合を感じている・・・・・・彼女たちは夫婦別姓に反対」
■④『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 横田一・野中大樹氏【イエスマンに囲まれた「チェック&バランス無効内閣」が始動 原発再稼働、消費税増税、GPIF改革へまっしぐら】、「佐高信氏は「オスのタカにメスのタカを入れた。でもタカはタカ」」。アベ様のオツムの中身(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d)
■⑤『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 梁澄子氏【「慰安婦」問題の本質とは何か 「誤報」が問題の本質ではない デタラメな週刊誌報道 「『朝日』叩き」の異常】、「いくらよってたかって『朝日』を叩こうが、日本軍「慰安婦」という問題が存在することに変わりはない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e)
■⑥『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 渡部睦美氏【『文春』、大高未貴氏による“でっちあげ”報道を韓国人教授が告発 安教授の当惑「みなさんとても悪い人ですね」】、「「慰安婦」の聞き取り調査について、韓国人教授が誤りを認めたとの記事が・・・・・・掲載された。だが教授は「事実を歪曲された」としている」
■⑦『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 市川はるみ氏【ダグラス・ラミスさんに聞く 「戦争できる国」のリアル】、「集団的自衛権行使容認が意味すること・・・・・・「戦争できる国」アメリカの社会・・・・・・戦争が目的か、戦争状態が目的か」。「アメリカのために戦争できる国」にしようという愚(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/693384b55832ceeaf0866358d7422669)
■⑧『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 【佐高信の新・政経外科第12回/歴代官房長官の採点者たち】、「菅官房長官はただのイエスマン・・・・・・民主党政権は『未熟な善』・・・・・・自民党という『老練な悪』・・・・・・「愚首相を操る痴官房長官の危険」・・・・・・権力志向の成り上がり特有のあくどさ」
■⑨『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 鎌田慧さん【福島・双葉町 原発推進標語をつくった少年の26年 「原子力明るい未来のエネルギー」から「核廃絶明るい未来のエネルギー」へ】、「広告塔の残酷な光景・・・・・・東京五輪へ「挙国体制」」。いま、その〝少年〟は?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1a5ab8bd0e17496554f9ba08e4ebf266)
■⑩『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 山口正紀さん【「河野談話」を歪曲する『読売』 続『朝日』報道バッシング】、「日本はこんな国粋主義宣伝がまかり通る社会になった。だが、週刊誌以上に危険なのが、公称1000万部『読売新聞』の大報道・・・・・・これは『読売』の意図的な歪曲だ」。会長からして・・・・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ab709a5ec0b6dfdfee9e4b814272fb58)
■⑪『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 富田きよむ氏【朽ちてゆく福島の除染土嚢袋】、「富岡町役場脇の道路沿いに積み上げられた土嚢袋は風化し、雑草が袋を突き破って生え始めていた」。「除染」ではなく、「移染」した後に放置。アベ様、無責任すぎます(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/70ea694eaba6c83b3973a0be001acbca)
■⑫『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.98/あの人もこの人も安倍のアンダーコントロール。で、「女性活躍相」って何をしてくれるの?】、「第二次安倍内閣。純潔教育を叫ぶ山谷えり子が少子化対策担当でなくてホッとした・・・・・・」
■⑬『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.98/あの人もこの人も安倍のアンダーコントロール。で、「女性活躍相」って何をしてくれるの?】、「・・・・・・という、史上最低の期待値でしかもう、安倍政権を捉えられなくなっている。いったい、安倍が誰を何人増やそうが、何を期待できるというのでしょう」
■⑭『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「『朝日新聞』を叩きまくっている。ただしヘイト・スピーチ並の下品な内容であることは言うまでもない。しかも謝罪のない訂正記事を理由に、廃刊を強く要求しているのだから笑ってしまう・・・・・・目を覆うばかりの惨状・・・・・・」
■⑮『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「とうに日本のメディアは堕落を遂げている。ことさら金儲け主義に走り、本来の使命をすっかり忘れてしまった。反権力、反体制、反権威の旗を降ろして、長いものにはまかれるばかり。・・・・・・NHKの籾井会長すら引きずり・・・・・・」
■⑯『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・・・・下ろせなかったのだから、あきれてしまう・・・・・・暴走する安倍政権をストップさせなくては、日本は戦前に逆戻りする・・・・・・どのメディアも手を拱いて何もしない・・・・・・朝日を叩く前に、メディアの猛省を求めたい。これでいいわけがない」
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産経系のzakzakの自虐記事【朝鮮日報記者「産経と結びつけられるのは不快」 検察対応を疑問視 ソウル支局長聴取問題】(http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140918/frn1409181205008-n1.htm)。
「産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、崔普植記者は・・「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。産経と結びつけられるのは不快だ」と主張」・・・・・・したそうです。
『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(3/3)』
「本多さんによる最後の電話インタビューでは、「やはり一番問題なのは
「表現の自由」」とし、『週刊文春』によるある政治家の娘の離婚問題
掲載記事販売差し止めの件について。「あのとき僕はつくづく思ったんだけど、
みんな表現の自由を問題にし、応援したくもないクソッタレ文春を
弁護しなけりゃならないことにウンザリしながらやってました。それ自体は
まあ正しいとしても、その副作用として「表現の自由すなわちメディアの
自由」と強調されすぎた。・・・自分の気持ちを個人として素直に
表現できる自由、そのことの大事さ。しかしあの事件は、メディアの自由、
自分たちの商売道具を大事にするために言ってるんだと、
一般の人たちに思われたでしょ。・・・「メディアの自由」と
思われたらメディア側の負け」」
『産経』が「クソッタレ文春」状態・・・・・・庇いたくもないのに。でも、そもそも『産経』の大好きな言葉である「誤報」と言われても仕方のないいいかげんな引用で、朝鮮日報にも迷惑かけてるようだし、『産経』新聞は修正と謝罪をしないのだろうか? 『朝日』叩きではあれ程の大はしゃぎをしておいて!? 明確に在ったもの「戦時性奴隷」を無いと言い、コラムには「無かった単語」を在ったと報じてしまったいい加減な『産経』。『産経』に「真摯な対応」を求めてもね・・・。
『●『朝日新聞』が「アベ様の犬HK」化しないことを望む:
相対的に「大変にマシな報道機関」はどこか?』
『●『朝日』潰しに夢中: 原発再稼働や輸出を進めるアベ様には
「制御を失った原発の実相」が見えていない』
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【http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140918/frn1409181205008-n1.htm】
朝鮮日報記者「産経と結びつけられるのは不快」 検察対応を疑問視 ソウル支局長聴取問題
2014.09.18
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に関する記事が名誉毀損に当たる疑いがあるとして、韓国検察当局が産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)を事情聴取した問題で、産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、崔普植記者は17日、「産経にそのような対応をする価値があったのか」と検察の対応を疑問視する立場を示した。
韓国記者団に送った文書で明らかにした。崔氏は自らのコラムを「大統領と大統領府の国政運営に関する批判だ」としつつ、「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。産経と結びつけられるのは不快だ」と主張した。
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asahi.comの記事【ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告】(http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html?iref=comtop_6_01)。
東京新聞の社説【「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083002000127.html)と、
コラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014083102000148.html)。
asahi.comの記事【高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道】(http://www.asahi.com/articles/ASG9B6CYGG9BUTIL03H.html?iref=comtop_6_06)。
CMLの記事【[CML 033958] 在特会御用達の雑誌に寄稿】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034022.html)。
asahi.comの記事【女性閣僚たちへの違和感】(http://webronza.asahi.com/culture/2014091700004.html?iref=comtop_btm)。
国連委が、「ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公表した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた」・・・・・・世界に向けての恥さらし。
それにさらに輪をかけて、「「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚・・・・・・政権批判は耳が痛くても、民の声に耳を傾けることこそ政治家の仕事ではないのか」? その発言者・高市早苗氏は当然として、座長・平沢勝栄氏や各委員はこんな発議に異議を唱えないのであれば高市氏同様の「愚」「恥」。
「自民党の高市早苗政調会長が国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示したという▼人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の対策を検討する会合での発言だそうでヘイトスピーチと、民主主義を守る「道具」の平和的デモを同じ「悪口」と見なしているのか▼国会周辺のデモの音によって「仕事にならない」とおっしゃるがそれは考え違いだろう。デモの声を聞き、なぜデモが発生しているのかを考えるのも、議員としての仕事、務めであるはずだ▼デモの音を政府を批判する「騒音」としか感じないのでこういう発言になる」・・・・・・「仕事にならない」という高市早苗氏に是非「仕事」をさせましょう、皆さん。
『●「完全にブロック」「原発事故によって
死亡者が出ている状況ではない」も相当に「恥ずかしい」』
「「国会周辺での大音量の街宣やデモに対する規制も併せて
議論する方針を確認した。高市早苗政調会長は・・・・・・」
・・・・・・さ~すが、抗議している市民に向かって「テロリスト」
呼ばわりする自民党である。ヘイトスピーチとミソクソ(もちろん
クソはヘイトスピーチ)にするとは、呆れます」
『●「議論の土壌は大丈夫か」?:
自民党ヘイトスピーチ法規制PTの如何わしさよ・・・・・・』
一方、国際社会に向けての恥のさらなる重ね塗り。「ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まっていた」・・・・・・さて、今度は、高市早苗氏はどんな言い訳をするつもりでしょうね?
さらにさらに、「自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の事実上の機関紙だったことが判明・・・・・・二人は「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。それは嘘であることが判ります」・・・・・・ヘイトスピーチの大元締め「とある暴力集団」と超密接な関係にあった訳です。「ヘイトスピーチ規制」に絡めて「デモ」取り締まりを口にする訳ですよね。『朝日』叩きなどでお二人の大好きな「責任」という言葉、しっかりと自身に顧みていただきましょう。麻生太郎氏の「ナチス発言」のように、有耶無耶にしてはいけない。
『●麻生太郎氏「だれも気づかないでかわった。あの手口に学んだらどうかね」』
『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識』
『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に』
『●彼・彼女らに投票した人達は何も感じないのだろうか?』
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
最後に、「改造後の世論調査(朝日新聞)では、これまで低かった女性の内閣支持率がはね上がった」・・・・・・そうです。全く理解不能です!!、自民党支持者および「何も考えない」有権者の皆さん。
『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」』
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【http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html?iref=comtop_6_01】
ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告
松尾一郎 2014年8月30日01時20分
国連人種差別撤廃委員会は29日、日本政府に対して、ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公表した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた。
「最終見解」は、日本が1995年から加入する人種差別撤廃条約に基づく対日審査の総括に当たり、01年、10年に続き3回目。勧告に法的拘束力はないが、外国人労働者への差別問題など、約30項目で是正を要請した。
東京や大阪を中心に在日韓国・朝鮮人を中傷するデモが最近活発になっていることを受け、同委員会は今回、「ヘイトスピーチ」問題について初めて勧告した。委員会はまず、ヘイトスピーチについて「デモの際に公然と行われる人種差別などに対して、毅然と対処すること」を求めた。
また、ネットなどのメディアやデモを通じてヘイトスピーチが拡散している状況に懸念を表明。「ネットを含めたメディア上でのヘイトスピーチをなくすために適切な措置をとること」などを求めた。ヘイトスピーチにかかわる官僚や政治家への適切な制裁を促した。さらに、ヘイトスピーチの法規制や、人種差別撤廃法の制定を要請した。
・・・・・・・・・。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083002000127.html】
【社説】
「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚
2014年8月30日
政権批判は耳が痛くても、民の声に耳を傾けることこそ政治家の仕事ではないのか。人種差別的な「ヘイトスピーチ」規制に便乗した国会周辺のデモ活動への規制強化は、民主主義を危うくする。
国会周辺のデモに対する規制強化を検討し始めたのは自民党のプロジェクトチーム(PT)だ。
もともと、ヘイトスピーチ(憎悪表現)への対応を検討するために置かれたが、高市早苗政調会長は二十八日の初会合で、国会周辺の大音量のデモや街頭宣伝活動についても「仕事にならない」として、規制強化を検討するよう求めたのだ。
国会周辺では毎週金曜日、複数の市民グループによる「首都圏反原発連合」が活動している。原発再稼働や特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認などへの反対を訴えてきた。
政権側には耳障りだろうが、デモは有権者にとって意思表示の重要な手段だ。集会、結社や言論、出版などの表現の自由は憲法で認められた国民の権利でもある。侵すことは断じて許されない。
そもそも国会周辺のデモは「国会議事堂・外国公館等周辺地域の静穏保持法」や東京都の条例で規制されている。厳重な警備の中でも行われているのは、法律や条例に違反していないからだろう。
実際、警察庁も自民党に対し、静穏保持法による摘発は年間一件程度と説明した、という。
そのデモ活動と、国連人権規約委員会が日本政府に差別をあおる全ての宣伝活動の禁止を勧告したヘイトスピーチとを同列で議論することが認められるはずがない。
ヘイトスピーチの放置は許されないが、法規制には慎重であるべきだ。治安維持を名目に、表現の自由など人権が著しく蹂躙(じゅうりん)された歴史的経緯があるからだ。
自民党の石破茂幹事長はかつて国会周辺でのデモ活動をテロ行為と同一視する発言をして陳謝した経緯がある。同党の憲法改正草案には表現の自由よりも公益や公の秩序を優先する規定まである。
表現の自由に枠をはめたいというのが自民党の本音なのだろう。在日外国人の人権を守るという理由で、政権批判まで封じ込めようとしているのなら、悪乗りがすぎる。
差別的な言論や表現をなくし、在日外国人らの人権を守り抜くために、品位ある国民としての英知を集めたい。指導者たる者が国家や民族間の対立をあおる言動を慎むべきことは、言うまでもない。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014083102000148.html】
【コラム】
筆洗
2014年8月31日
「大和ことばに讃(さん)打つな」。やや分かりにくいが、「奈良の方言にけちをつけるな」という意味という。「讃」は前向きな評価として使われるケースがほとんどだが、この場合は批評、論評のこと。辞書にもそういう意味の「讃」がある▼その奈良の方言の「おとろしい」。「おそろしい」からきているのだろうが、奈良での意味は、「やっかい」「面倒くさい」で「おとろしい仕事」とはわずらわしい仕事ということになるそうだ▼奈良出身の国会議員の話とはいえ、その発言に対し「讃打つな」というわけにはいかぬ。自民党の高市早苗政調会長が国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示したという▼人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の対策を検討する会合での発言だそうでヘイトスピーチと、民主主義を守る「道具」の平和的デモを同じ「悪口」と見なしているのか▼国会周辺のデモの音によって「仕事にならない」とおっしゃるがそれは考え違いだろう。デモの声を聞き、なぜデモが発生しているのかを考えるのも、議員としての仕事、務めであるはずだ▼デモの音を政府を批判する「騒音」としか感じないのでこういう発言になる。デモでの国民の声を「やかましい」と考え、規制を強めるのなら、こんな「おとろしい」ことはない。もちろん本来の意味の「おとろしい」である。
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【http://www.asahi.com/articles/ASG9B6CYGG9BUTIL03H.html?iref=comtop_6_06】
高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道
斉藤佑介、吉浜織恵 2014年9月10日23時38分
高市早苗総務相ら自民党の国会議員3人が、ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まっていた。団体のホームページ(HP)に一時掲載された。欧州を中心とした海外メディアが相次ぎ報じた。
団体は「国家社会主義日本労働者党」。HPでは「外国勢力から祖国民族を守護」「日本民族の優秀性を確認し血の純血を保持」などと訴えている。撮影には高市氏のほか、稲田朋美政調会長と西田昌司参院議員が応じていた。
団体代表の山田一成氏(52)や3議員の事務所によると、2011年夏、山田氏が論壇誌のライターとして個別に議員会館を訪れ、インタビューをした後、「一緒に写真を撮りたい」と撮影したという。
高市氏の事務所は10日、「付き合いは全くない。出版社がスタッフとして連れてきた方が2ショットを撮りたいとのことで応じただけ。どういう人物か知らなかった」と説明。指摘を受け、出版社を通じて写真の削除を求めたという。
稲田氏の事務所は同日、「所属団体を含む素性や思想はもちろん、名前も把握しておらず、それ以後何の関係もありません」と文書で回答。西田事務所は「彼が何をしている人物か全く分からなかった」としている。
山田氏は「思想は明かしていない。記念にHPにアップしたが、議員に迷惑をかけるつもりはなかった」と答えた。
・・・・・・・・・。
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034022.html】
[CML 033958] 在特会御用達の雑誌に寄稿
donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2014年 9月 19日 (金) 00:20:31 JST
・・・・・・です。
自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の事実上の機関紙だったことが判明しました。
ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』
在特会御用達雑誌だったことが判明
http://matome.naver.jp/odai/2141053850472682601?&page=1
二人は「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。それは嘘であることが判ります。
・・・・・・・・・
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
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【http://webronza.asahi.com/culture/2014091700004.html?iref=comtop_btm】
女性閣僚たちへの違和感
2014年9月18日
(写真:女性閣僚たちへの違和感
内閣改造後の記念撮影で笑顔をみせる安倍晋三首相と
女性閣僚たち=2014年9月3日、首相官邸)
先日の内閣改造で、女性閣僚が5人誕生した。過去最多に並ぶ人数である。改造後の世論調査(朝日新聞)では、これまで低かった女性の内閣支持率がはね上がった。安倍首相は、「女性活用」政策を掲げるが、今度の閣僚たちをみると、職場と家庭での夫婦の役割分担に積極的な閣僚がいたり、肝心の女性活躍担当大臣が夫婦別姓に反対していたりと、どこまで女性の支持を集めていけるか疑問だ。しかも高市早苗氏の「ネオナチと記念撮影」報道まで出る始末。どうも危ないぞ、女性閣僚たち。
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asahi.comの社説【経団連と献金―民主政治に資するのか】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p)と、
nikkan-gendaiの記事【経団連が献金再開 安倍自民に流れる“汚れたカネ”30億円】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153267)。
『●「政策をカネで買う」経団連の企業行動憲章には
「従業員のゆとりと豊かさを実現する」と謳っている』
「「僕についてくれば原発や武器でがっぽりだ」か。
ノコノコとお供する経営者たちも「同じ穴の狢(むじな)」である」
「・・・・・・だから「政策をカネで買う」という批判は当たらない。自由主義、民主政治を守り、議会制民主主義を発展させるにはおカネがかかる。それを負担するのは企業の社会的責任であり、政治献金は社会貢献だ――。榊原定征・経団連会長は記者会見でこんな説明を展開した。説得力はあるだろうか」・・・・・・アベ様が沖縄の辺野古や高江などでやっていることを支持することが「社会的責任」「社会貢献」? アベ様が五輪を誘致するために世界中にウソを喧伝したことを支持することが「社会的責任」「社会貢献」? 東京電力原発人災に誰ひとり責任を負わないような社会を理想とすることが「社会的責任」「社会貢献」? ドアホノミクスで市民生活を破壊することに貢献することが「社会的責任」「社会貢献」? 違憲な行為で壊憲すること、そんな政治をカネで買うことが「社会的責任」「社会貢献」? 輸出戻し税という「不労所得」を得つつ、アベ様に献金するために消費税増税に賛成することが「社会的責任」「社会貢献」?
『●財界の総理大臣はもはや大企業の単なる代弁者』
「まったくフザケた話だ。政治献金が安倍政権の下でゾンビのように復活することになった・・・・・・つまりロコツな「政治買収」だ」。ところで、経団連のメンバーは誰一人、アベ様と「同じ穴の貉」という最低の蔑みを、拒否しないのだろうか? 経団連は「自らの主張と異なる政策を掲げる政党も支援するのが筋」だろうに、肝心のアベ様には「同じ考えのコピーのような〝友だち〟はいても、異なる考えをもった友だちをもつ幅やゆとりはない」というのに。
『●「パレスチナ」 『週刊金曜日』
(2014年9月5日号、1006号)についてのつぶやき』
【http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p】
経団連と献金―民主政治に資するのか
2014年9月10日(水)付
経団連が、会員企業に政党への献金を呼びかけることを決めた。5年ぶりの「関与」再開である。
各党の政策と、与党については実績も評価して示す。あくまで参考資料であり、献金の判断は個々の企業に任せる。だから「政策をカネで買う」という批判は当たらない。自由主義、民主政治を守り、議会制民主主義を発展させるにはおカネがかかる。それを負担するのは企業の社会的責任であり、政治献金は社会貢献だ――。
榊原定征・経団連会長は記者会見でこんな説明を展開した。説得力はあるだろうか。
まず「自由主義、民主政治を守る」という主張である。
東西冷戦が過去の話となった今、国会で活動する主要政党のうち、自由・民主主義の価値を否定する政党はあるまい。
確かに、日々の政治で政党は大きな役割を担っている。経団連が「さまざまな意見を持つ政党が切磋琢磨(せっさたくま)することが大切」と考えているのなら、自らの主張と異なる政策を掲げる政党も支援するのが筋だろう。
「各社の自主判断」と言いながら、経団連の主張に照らして各党の政策への評価を示す。企業重視の「アベノミクス」への全面支持も表明していることを踏まえれば、民主政治のためというよりは、特定の政策がほしいだけではないのか。
企業がもうかれば国民も豊かになる。そんな図式が崩れていることは、国民自身がよくわかっている。多額の手元資金をため込みながら政権に言われるまで賃上げを渋った企業が目立ったことでも明らかだ。
経団連が経済界、企業全体を代表するという前提も怪しい。もともと「大企業・製造業」中心で、サービス業や中小企業との利益相反を抱えてきたが、今は法人税の減税問題であらわだ。税率引き下げの財源確保策とされる租税特別措置や中小企業特例などの見直しをめぐり、意見がまとまらない。
政治献金を考える時、「そもそも論」も忘れてはならない。政官業の癒着の温床となってきた企業・団体献金をなくしていくため、税金による政党交付金を導入したのではなかったか。
個人献金をどう増やすかという課題を含め、「政治とカネ」の全体の見取り図を欠いたまま、企業献金に力を入れるのは無責任だ。経団連の方針を「大変ありがたい」と受け入れる自民党も自民党である。
経団連の関与が民主政治にどう資するのか。そこがわからない。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153267】
経団連が献金再開 安倍自民に流れる“汚れたカネ”30億円
2014年9月10日
(蜜月…(経団連の榊原会長と谷垣幹事長)/(C)日刊ゲンダイ)
まったくフザケた話だ。政治献金が安倍政権の下でゾンビのように復活することになった。経団連の榊原定征会長(東レ会長)が献金の「呼びかけ」を正式に表明した。
経団連はかつて会員企業に献金額を割り振る「あっせん方式」を採用し、年間100億円を集めて「自民党の金庫番」と呼ばれた。だが、ゼネコン汚職と世論の批判を受けて1993年に「あっせん方式」を廃止。その後、企業の独自判断に委ねる「呼びかけ方式」を採用したが、09年の民主党政権発足後は関与自体をやめていた。
「経団連が政治献金集めに関与しなくなったことで、100社以上の
企業が金額を減らしたり献金自体をやめ、年30億円前後あった
自民党への献金額は13億円ほどに減りました。経団連は月内に
加盟1300社に文書を送り、献金増額を正式に呼びかける予定です。
30億円程度に戻すことが当面の目標になりそうです」
(経済ジャーナリストの井上学氏)
■消費増税→法人減税→企業献金の流れ
経団連が5年ぶりに献金関与を復活する狙いは明白だ。“金の切れ目が縁の切れ目”となり、米倉弘昌前会長時代に冷え切った自民党政権との関係を修復させる。そして、原発再稼働、原発輸出、武器輸出、ホワイトカラーエグゼンプション…など、大企業に有利な政策を「実行実現内閣」にやらせる。つまりロコツな「政治買収」だ。
すでに三菱重工、東芝、川崎重工、IHIなどの原発・軍需メーカーや、大成建設、鹿島など大手ゼネコンのトップが何度も安倍首相の外遊に同行。「トップセールス」をしてもらっている。
立正大客員教授の浦野広明氏(税法学)がこう言う。
「<政策を金で買う>という性格を持つ企業献金は一般的に考えれば
立派な贈収賄です。フランスやカナダは全面的に禁止しています。
しかも、このタイミングでの献金復活は、国民が負担した消費税増税分が
原資になっている構図です。安倍首相は消費税増税で国民に負担を
求める一方で、法人税を引き下げようとしている。今回の経団連の
献金再開は、優遇措置で潤った見返りに利益を自民党に
還付するように見えます」
民主党の海江田代表が、「政治献金するお金があるなら働く人たちの賃金を上げろ」と、珍しくマトモなことを言ったが、まったくその通り。
国民が負担した消費税が、大企業の法人税減税の財源に使われ、最後は安倍自民党に流れる。こんなことが許されていいのか。
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東京新聞の社説【政治献金 経団連の再開に反対だ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014090102000173.html)と、
コラム【【私説・論説室から】儲かる秘訣を尋ねたら…】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014090102000175.html)。
「過去二十年、経団連自身が悩み考え、二転三転しながらも中止している政治献金を、榊原経団連が再開するという。「政策をカネで買う」という根本的な批判に応えられるのか」・・・・・・経団連の企業行動憲章は「従業員のゆとりと豊かさを実現する」「企業は雇用の維持・拡大を実現し、国民生活を豊かにする役割を果たしている」と謳っている。
『●企業の貯金250兆と「働くとは何か?」』
「人材確保、人材雇用という時の、人材の『材』の字が気に入らない。人間は材料じゃない。財産の『財』、人財と書くべきだ」・・・・・・未来工業や城南信金に対して、経団連という組織は本当に「従業員のゆとりと豊かさを実現する」「企業は雇用の維持・拡大を実現し、国民生活を豊かにする役割を果たしている」と言えるでしょうか? 随分と酷かった前経団連会長の米倉弘昌氏の流れをくむ現会長榊原定征氏は、自民党と癒着し、「政策をカネで買う」そうです。そして、ノコノコとアベ様に御伴する経営者たちのなんという浅ましさよ。「死の商人」と呼ばずして、なんと呼べばいいのか?
『●「優しくすれば、社員もここを守りたいと働いてくれる」:
未来工業の創業者のお一人が亡くなる』
『●アベ様が「原発再稼働、進める方針を明言」
・・・・・・世界に向けて「恥」を発信』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014090102000173.html】
【社説】
政治献金 経団連の再開に反対だ
2014年9月1日
過去二十年、経団連自身が悩み考え、二転三転しながらも中止している政治献金を、榊原経団連が再開するという。「政策をカネで買う」という根本的な批判に応えられるのか。再開には反対だ。
今年六月に就任した榊原定征経団連会長は「政治と経済は車の両輪」と語り、ぎくしゃくしていた安倍政権との関係修復を加速している。二〇〇九年十月以降、中止している政治献金の再開はその象徴といえる。
民主主義の下で企業と政治、カネはどうあるべきか-。考え抜いたあげく、企業の政治献金は廃止すべきだとの結論を出したのは一九九三年、当時の平岩外四会長だった。
保守合同の五五年以来、経団連は、会員企業に割り当てる「あっせん方式」で年間百億円程度を自民党に献金していた。これが金権腐敗の温床になり、リクルート事件、佐川急便事件、金丸信自民党副総裁をめぐる巨額脱税事件などを引き起こす。
世論の批判で自民党一党支配が終わり、細川連立政権誕生後の九三年九月、平岩経団連が公表したのが「企業献金に関する考え方」だった。冒頭を引用する。
「民主政治は、国民全ての参加によって成り立つものである。それにかかる必要最小限の費用は、民主主義維持のコストとして、広く国民が負担すべきである。従って、政治資金は、公的助成と個人献金で賄うことが最も望ましい」
平岩会長は企業献金の廃止を考えていたとされるものの、慎重論もあり、まずはあっせんを廃止。企業献金については「一定期間後、廃止も含めて見直すべきだ」とした。
〇四年になると奥田碩会長が、各政党の政策を評価して金額を決定する方式で、献金への関与を復活させた。小選挙区制が導入されたのを受け、「二大政党制」定着を目指して民主党への献金も表明したが、この方式は民主党政権発足後、民主党が献金を断り、〇九年十月から中止されている。
企業と政治、カネの問題は「政策を買う」との批判と政治改革の中で揺れ動き、経団連の献金は中止に至っている。にもかかわらず再開するのは何のためか。
見えてくるのは政権との関係修復とアベノミクス推進の算術だけで、民主主義や政党政治への見識はうかがえない。再開の決定は九月以降となる。その前に榊原会長には「企業献金に関する考え方」をもう一度読んでほしい。選ぶべきは再開ではなく廃止ではないか。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014090102000175.html】
【私説・論説室から】
儲かる秘訣を尋ねたら…
2014年9月1日
「人材確保、人材雇用という時の、人材の『材』の字が気に入らない。人間は材料じゃない。財産の『財』、人財と書くべきだ」
型破りな経営で半世紀近く、目を見張る好業績を続けてきた名物経営者が七月末に逝った。岐阜県に本社がある電気設備資材メーカー「未来工業」の創業者、山田昭男さん。
社員をとことん大事にした。残業なし。パートや派遣社員なし。八百人の社員は全員正社員だ。年間休日はおそらく日本一の百四十日。有給休暇四十日を合わせれば一年の半分は休日になる。六十代社員の平均年収は約七百万円、それが定年の七十歳まで続く。「豊かな人生が、やる気を生む」という信念からだ。唯一社員に求めたのは常に考えること。アイデア、提案、何でも一件五百円で買い取り、それが国内有数のシェアにつながった。
儲(もう)かる秘訣(ひけつ)を聞かれ、「儲からない会社の反対のことをやる」。時流に流されずに年功序列を貫き、成果主義に背を向け続けた。
では、「あの人」に儲かる秘訣を尋ねたら…。「労働時間でなく成果で評価する残業代ゼロで働かせる」「派遣や解雇しやすい限定正社員を増やして労働コストを抑える」とでも答えるか。それこそ、働く人を「儲けるための材料」としかみていないのである。
あるいは「僕についてくれば原発や武器でがっぽりだ」か。ノコノコとお供する経営者たちも「同じ穴の狢(むじな)」である。 (久原穏)
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東京新聞のコラム【【私説・論説室から】伝えねばならないこと】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014090302000132.html)。
「その冷却系ポンプが動かなくなったというニュースを聞いて、瞬時に直感した。「炉心がメルトダウンする可能性が高い」・・・・・・「原発は想定外の事態には誰も対応できない怪物だ」・・・・・・戦争も、原発も、本当の怖さを知る人の言葉をかみしめたい」・・・・・・東京電力原発人災を目の当たりにして、まだ、原発を再稼働し、原発輸出をしてカネ儲けをしたいそうです。違憲行為で壊憲し、「戦争できる国」にしたいそうです。アベ様や自公議員、翼賛野党議員は聞く耳をもちません。アベ様は「最高の責任者は私だ。・・・・・・私たちは選挙で国民の審判を受ける」と仰っています。国政は当たり前として、地方の選挙でアベ様を支持し続けることの意味を「考えない」でいいのでしょうか? 沖縄ではアベ様は三度負けるはずです。「原子力=核」「核発電」の意味を「考えない」でいいのでしょうか?
『●パンドラの箱を開けたのは誰だ?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014090302000132.html】
【私説・論説室から】
伝えねばならないこと
2014年9月3日
一冊の本が出た。「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」。著者は元東芝社員の小倉志郎さん(73)。東日本大震災で事故を起こした東京電力福島第一原発で4号機を除くすべての原子炉建設に携わった。主な部分は事故時に安全を確保する冷却系ポンプだった。
その冷却系ポンプが動かなくなったというニュースを聞いて、瞬時に直感した。「炉心がメルトダウンする可能性が高い」
原発はエネルギー資源の少ない日本の救世主になる-。小倉さんもそう夢見た。だが、三十五年の在職中には現場の保守点検も担当し、巨大な原発の複雑さを見てきた。「原発は想定外の事態には誰も対応できない怪物だ」。感じたことが現実になってしまった。
事故後初めて取材した日、小倉さんは「名前は伏せて」と望んだ。元社員として語ることへの反発や攻撃が怖かった。その後、国会事故調の協力調査員として報告書作りに参加し、各地を講演で歩く。子どもたちには紙芝居を。元技術者として伝えておかなければならないことを「遺言」のように語っている。
書名から連想したのは昨年八月に亡くなった品川正治さん。「戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言」という著書がある。中国戦線を生き延びた品川さんは「どんなにボロボロになっても九条の旗を手放すな」と語り続けた。戦争も、原発も、本当の怖さを知る人の言葉をかみしめたい。 (佐藤直子)
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東京新聞の記事【「ぼく」が消える予感 絵本「ちいさなへいたい」人気】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014090890135423.html)。
「「あるひ、せんそうは、はじまった。どうして そうなったのか、わからないうちに」・・・・・・大人とも子どもともとれる「ぼく」が、いつの間にか武器を渡され戦場に向かう・・・・・・「・・・・・・あれは なんだったのか」」・・・・・・子供たちに赤紙が来かねない時代になり、「積極的平和主義」の下、「平成の治安維持法」その他により、そして、違憲行為による壊憲で、ついに「戦争できる国」へ一歩を踏み出した。「(積極的)平和」の名の下の「死の商人」主義。子供たちの隊列に、「「ハタ」を打ち振り、「ウタ」を唱和し、「バンザイ」しながら、子どもたちに「人殺し」優待券を贈る」時代へ・・・・・・。本当に自公政権のままで皆は幸せなのだろうか?
『●いろんな意味で疲れます・・・
住民基本台帳活用とアイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014090890135423.html】
「ぼく」が消える予感 絵本「ちいさなへいたい」人気
2014年9月8日 13時54分
(絵本「ちいさなへいたい」と、翻訳者の野坂悦子さん
=東京都千代田区で)
戦争の不条理を問い掛けるベルギーの絵本「ちいさなへいたい」が今夏、売れ行きを伸ばした。日本で発売されてから丸五年、特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認と、戦争を可能にする動きが続く。翻訳者の野坂(のざか)悦子さん(55)は「子どもにどう伝えるか、多くの人が届く言葉を探しているのでは」と話す。 (原尚子)
「あるひ、せんそうは、はじまった。どうして そうなったのか、わからないうちに」。絵本は冒頭から、何げない日常に戦争は忍び寄るという現実を突き付ける。
大人とも子どもともとれる「ぼく」が、いつの間にか武器を渡され戦場に向かう。友人の死、勝利に沸く大人たち。結びで夜空を見上げる「ぼく」が自問する。「よる、ねむれなくなるたび、ぼくはかんがえる。あれは なんだったのか」
二十二歳で従軍を経験したベルギーの詩人で絵本作家、パウル・ヴェルレプトさんが二〇〇二年に出版。フランス、スペイン、韓国などに続き、日本では〇九年、平和をテーマにした国際巡回絵本展「ハロー・ディア・エネミー! 80作品展」(日本国際児童図書評議会主催)に選ばれたのを機に発売された。
「人はちっぽけな存在。戦争が起きればなおさら」。題名にはそんな作者の思いが込められている、と野坂さん。翻訳では「ぼく」という一人称を、意図的に消した部分がある。「戦争は『ぼく』というものを消していく」から。
国内で出版された〇九年は話題にもなり、約二千冊を販売。しかしその後は年間で百冊程度に落ち込んだ。今年も四~六月の注文は七冊。ところが七月中旬に新聞で紹介されると、半月で七十七冊の注文が入り、八月に入ってからも二十冊近く売れた。
「通常うれしいのに、今回は悔しい」。売れ行きの裏に人々の不安があると思うと、野坂さんは複雑だ。「でも、多くの人が見えなかったものに気付いたのだろう。子どもたちも『ぼく』と一緒に自分で考えてほしい」とも願う。
二十四ページ。税込み千二百九十六円。問い合わせは、朔北(さくほく)社=電03(3263)0122=へ。
(東京新聞)
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