[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイの高橋乗宣さんのコラム【日本経済一歩先の真相/核の傘に依存 核廃絶への意思を表明できない卑怯な政権】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221453)。
《どうして6カ国もの「小国」に昭恵夫人を連れて、新婚ならぬ“旧婚”旅行に出かけ、貴重な時間を潰してしまうのか。はなはだ理解不能だったが、ようやく謎が解けた。安倍首相には海外に逃げざるを得ない事情があったのだ…(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が来日していた》…。
『●「杉原は「日本人」の立場を超えた国際人として
行動した点が評価…。それを自国の手柄みたいにいう?」』
「【本音のコラム「同じ日本人」 斎藤美奈子】…
《国際人として行動した点が評価》されたものであり、
「しかし、それは人間として正しい行動だった」、
「一個の生きる人間としての勇気ある決断」だったもので、
《「日本人」の立場を超えた》ものだった。それを、アベ様から
「同じ日本人」なんて言われてはねぇ。
斎藤美奈子さん曰く、《この人とは「同じ日本人」でいたくないよ》…
全く同感!!」
《一方、政府は来日中の「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の
ベアトリス・フィン事務局長と首相との面会を断った。これまた、
なんだかなあ、である。昨年、ICANがノーベル平和賞を受賞した際にも
無視した安倍首相。そんなに「日本人」が好きなら、平和賞の演説を
行ったサーロー節子氏や核廃絶運動を闘ってきた被爆者にも
「同じ日本人として誇りに思う」とコメントすればよかったのに》
《ようやく謎が解けた。安倍首相には海外に逃げざるを得ない事情があった…(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が来日》していたため…って、どこまで卑屈・卑怯なの? 斎藤美奈子さん曰く、《この人とは「同じ日本人」でいたくないよ》…全く同感!!
《核兵器という大きな問題から、逃げ隠れしている安倍首相の態度は実に卑怯極まりない》《この子供じみた政権が続く限り、日本は国際社会からの信頼をどんどん失うことになるだろう》。ニッポンの様に核の傘に頼る国々は「共犯者」…国際社会からその様に見做される屈辱。《実に卑怯極まりない》《この子供じみた政権》は、世界中に恥を撒き散らしている。
『●ささやかな核兵器廃絶の願い…高校生の言論封殺:
アベ様のメンツを守るための外務省の横やりという大愚』
『●「核兵器禁止条約」…「核なき世界」への
その先頭を走るべきアベ様やニッポン政府は一体何をしていたの?』
『●「核保有国とみられる一部の加盟国が、
高校生にスピーチをさせないよう日本政府に圧力をかけていた…」』
『●「核の傘」の下のニッポン…オーストリア軍縮大使
「世界で唯一の被爆国として特別な役割がある」』
『●ニッポンの様に核の傘に頼る国々は「共犯者」…
「核兵器は必要悪ではなく絶対悪だ」(サーロー節子さん)』
《「核兵器は必要悪ではなく絶対悪だ」と強調。「世界の全ての国の
大統領と首相に懇願する。条約に参加し、核による滅亡の脅威を
永久に絶ってほしい」と訴えた…核の傘に頼る国々を「共犯者」と呼び、
条約に署名しない日本政府を暗に批判した》
『●《「焼き場に立つ少年」の写真が物語る深い意味を、
誰よりも考える必要があるのは安倍首相自身だ》』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221453】
高橋乗宣
日本経済一歩先の真相
核の傘に依存 核廃絶への意思を表明できない卑怯な政権
2018年1月19日
(核兵器という大きな問題から逃げ隠れ
(右はICANのフィン氏)/(C)共同通信社
安倍首相が6日間に及んだバルト3国、東欧3カ国歴訪を終え、ようやく帰国した。国の予算を決める通常国会が間もなく始まる重要な時期だ。どうして6カ国もの「小国」に昭恵夫人を連れて、新婚ならぬ“旧婚”旅行に出かけ、貴重な時間を潰してしまうのか。
はなはだ理解不能だったが、ようやく謎が解けた。安倍首相には海外に逃げざるを得ない事情があったのだ。
安倍首相の外遊中には、昨年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が来日していた。ICANはフィン氏が東京滞在中に首相と面会できるよう昨年12月以降、政府へ2度要請していたが、日程を理由に断られてしまった。
常に米国の顔色をうかがっている手前、トランプ政権が反対する「核廃絶」に賛成するわけにはいかない。ただし、唯一の戦争被爆国トップとしては、核兵器廃絶について明確に「反対」もできない。だから昨年、国連本部で「核兵器禁止条約」の交渉会議が開かれても、日本政府代表は欠席。採択の際に「賛成」「反対」の意思を表明することから逃げたのだ。
今回のICAN事務局長からの“ラブコール”を拒否したのも同じ理屈だ。ノーベル平和賞をもらった人から表敬を受ければ、さすがに安倍首相も核廃絶について、何らかの考えを示さなければいけない。まさか「どっちでもない」などと玉虫色の返答はできまい。それが安倍首相には具合が悪かったのだ。
そのため、6カ国で無駄に時間を潰して、フィン氏が日本を離れるタイミングを見計らって帰国したのである。核兵器という大きな問題から、逃げ隠れしている安倍首相の態度は実に卑怯極まりない。
しかも、ICANに肩透かしを食らわせるための外遊に出かけた口実が、核開発を続ける北朝鮮への制裁強化だ。朝鮮半島の南北対話が始まった時期に6カ国歴訪で北朝鮮への「制裁強化」を言いふらし回って、どうするつもりなのか。
北朝鮮による核攻撃の脅威が高まっている今こそ、日本は「核廃絶」に動くべきだ。米国の「核の傘」に守られながら、日本が北朝鮮の核による抑止力を許さないというのは、ある意味、矛盾している。国連参加122カ国が賛成した核兵器禁止条約の署名を拒み、核廃絶への意思表示から安倍政権は逃げ回っているのに、北朝鮮には「核廃絶」を押しつけるとは、国際社会への説得力に欠ける。典型的な二枚舌外交と言わざるを得ないのだ。
それにしても、ICANに対する安倍政権の冷淡な仕打ちは、あまりにも大人げない。この子供じみた政権が続く限り、日本は国際社会からの信頼をどんどん失うことになるだろう。
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[※ 三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
沖縄タイムスの磯野直氏によるコラム【[大弦小弦]米軍機が横浜市青葉区の住宅街に墜落してから27日で40年…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/147920)。
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわになった不条理さと変わらない》。
「本土」の神奈川では…
【横浜米軍機墜落事件 - Wikipedia】
《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…今もなお、何も変わらない。
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●ストロンチウム内部被曝…翁長雄志知事「悲しい、悔しい。
沖縄にとって“国難”とはこういった状況だ」』
『●本土ではアベ様が「さらなる強硬手段に出る権力基盤を手に」し、
《強烈な異義申立》が続く沖縄は無視…』
『●沖縄の心は踏みにじられっぱなし…
「在日米軍特権」「日米共犯」の下、《牧草地から土をどっさり》と盗難』
『●写真家・嬉野京子さん…
「自分は逃げられるが、沖縄の人たちは逃げられない」』
「司法の正義は機能せず、「本土」は無関心…。
《沖縄の人たちは逃げられない》《今も続く沖縄と本土の“溝”》
…何も変わりなし。」
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【http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/147920】
[大弦小弦]米軍機が横浜市青葉区の住宅街に墜落してから27日で40年…
2017年9月26日 08:22 米軍事故 在日米軍 神奈川県 神奈川新聞 米軍機墜落 磯野直 横浜市
米軍機が横浜市青葉区の住宅街に墜落してから27日で40年がたつ。炎の塊と化したエンジンが、母子3人のいる90メートル先の民家を直撃した
▼墜落翌日、3歳の裕一郎ちゃんは「バイバイ」、1歳の康弘ちゃんは覚えたての「ハトポッポ」を歌い亡くなったという。大やけどから奇跡的に一命を取り留めた母和枝さんに、家族は子の死を隠した
▼和枝さんの父、故土志田(どしだ)勇さんは著書「米軍ジェット機事故で失った娘と孫よ」(七つ森書館)で、うそをつき続けた苦しさをつづる。子に宛てた和枝さんの手紙は痛切極まりない。「ママとどっちが早くよくなるか競争だね」
▼和枝さんが事実を知らされたのは墜落から1年4カ月後。4年以上の闘病の末、失意のまま31歳で逝った。港の見える丘公園に、2人の子を抱く「愛の母子像」が建つ
▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわになった不条理さと変わらない
▼神奈川新聞は24日付で連載「米軍機墜落“事件” 横浜と沖縄」を始めた。「沖縄は、遠い問題ではない」と問う試みだ。27日午後1時20分、沖縄からも3人の冥福を祈りたい。不条理の連鎖を断つと改めて誓いたい。(磯野直)
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
アクセスジャーナルの山岡俊介さんの記事【<記事紹介>「安倍首相宅放火事件の深い闇」(筆者・山岡俊介。『月刊タイムス』12月号)】(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=8325)。
昔に引用させて頂いたが、再度、引用。田部祥太氏による、昔のリテラの記事【小渕優子よりひどい!? 安倍首相が世襲したパチンコ御殿と暴力団人脈】(http://lite-ra.com/2014/10/post-594.html)。
《11月10日発売の総合誌『月刊タイムス』最新号に、安倍晋三首相の地元、下関市の自宅が放火された事件の背景につき、本紙・山岡が取材した概要が掲載されている…古い事件ではあるが、そもそもこの事件の背景が大手マスコミで報道されていたら、安倍氏は首相になれなかったのではないか、と思うほどの質を秘めている》。
《さらに、安倍首相にはもうひとつ、先代からひきずっている体質がある。それは政敵をおとしいれるためには暴力団関係者とも裏取引するという、ダーティな政治手法だ。2000年、安倍首相の地元事務所や自宅に火炎瓶が投げ込まれるという事件が起きたのを覚えているだろうか。…などというデマが流布されていたが、逮捕されたのは、安倍事務所と親しい元建設会社社長と工藤会系暴力団組長ら5名だった》。
「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます。《そもそもこの事件の背景が大手マスコミで報道されていたら、安倍氏は首相になれなかったのではないか、と思うほど》…なぜ、マスコミはアベ様のこの件について報道しないのだろうか? いつもはあれ程バカ騒ぎするのにね? 20年ほど前の話とはいえ、首相にしてはいけない人が、長くその座に居座り続けているという異常事態でしょうに。4年ほど前のリテラの記事でも、《政敵をおとしいれるためには暴力団関係者とも裏取引するという、ダーティな政治手法》とまで指摘されています。
『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます』
「《安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会」や
ファシスト団体「日本会議」と密接な関係にあることは周知の通り……
もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。
先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大の
ヤクザ「工藤会」と密接な関係》……。「とある暴力集団」との関係でさえ
ウンザリなのに、「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、
ダークすぎます。ますます国際社会の印象が悪くなる一方です」
『●「暴力団人脈」による「ダーティな政治手法」!?
またしても、アベ様、ダークすぎます』
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【http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=8325】
2017/11/15 執筆者: Yamaoka (2:17 pm)
<記事紹介>「安倍首相宅放火事件の深い闇」(筆者・山岡俊介。『月刊タイムス』12月号)
11月10日発売の総合誌『月刊タイムス』最新号に、安倍晋三首相の地元、下関市の自宅が放火された事件の背景につき、本紙・山岡が取材した概要が掲載されている(3頁記事)。
本ネットでは、すでに報じているものの、それは音声録音を公開したもので、その概要をコンパクトに、しかも紙媒体に載ったのは始めてのことだ。
古い事件ではあるが、そもそもこの事件の背景が大手マスコミで報道されていたら、安倍氏は首相になれなかったのではないか、と思うほどの質を秘めている。また、奇しくも先の衆議院選挙中、下関市の地元事情通の間では、安倍首相の代理で選挙活動を行った昭恵夫人が一切マスコミ取材を拒否するなどした不可解な行動の理由に同事件で逮捕された小山佐市の出所説が囁かれていたこともあり、この事件を今も問う意味は十分あると思い、書かせてもらった。
是非、ご覧いただきたい。
また、関連情報をお知りの方があれば、是非、本紙にご一報いただきたい。
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【http://lite-ra.com/2014/10/post-594.html】
小渕優子よりひどい!? 安倍首相が世襲したパチンコ御殿と暴力団人脈
2014.10.31
(左/安倍晋三公式サイトより 右/安倍宅火炎瓶襲撃事件で
工藤会系組長らの逮捕を伝える新聞紙面)
東京地検特捜部が強制捜査に乗り出した小渕優子の政治資金疑惑。この事件でしばしば指摘されているのが、世襲議員特有の甘えの構造だ。利権を親からそのまま引き継ぎ、会計は先代からの秘書に任せきり。違法な金集めになんの疑問ももたず、不正が発覚しても他人事。そういう“お姫様”体質がこんな事件を引き起こしたのだ、と。
しかし、現内閣には少なくとももうひとり小渕元経産相と同じように父親から金権体質をそっくり世襲した政治家がいる。他でもない、総理大臣の安倍晋三だ。
安倍首相の地元、下関にはその象徴ともいうべき場所がある。下関市街を見下ろす高台にある首相の自宅。そして、JR下関駅駅前のだだっ広い敷地に建つ、事務所だ。
このふたつはまったく離れた場所にあるのだが、どちらも元は同じ会社が土地、建物を所有していた。会社の名前は東洋エンタープライズ。下関で最大手のパチンコ業者で、親会社の七洋物産は福岡、山口で多くのパチンコ店を経営している。創業者・オーナーの吉本章治氏(故人)は、2002年には韓国から国民勲章「無窮花章」を受賞するなど、在日韓国人社会の重鎮でもある。
実は、この東洋エンタープライズ、そしてオーナーの吉本一族は、安倍首相にとって父親の代から続く地元の有力スポンサーなのだ。吉本氏が無窮花章を受賞した際、パーティに来賓として出席した安倍首相はこんな挨拶をしている。
「吉本氏は四十五年前に父が国会選挙に出た時からの付き合いで、
父が外務大臣の時、韓国に同行した」(「統一日報」2002年5月1日)
その支援は小渕議員同様、政治資金収支報告書に記載されている政治献金だけではなかった。冒頭で紹介したように安倍首相の自宅と事務所はもともと東洋エンタープライズの所有で、安倍家はそれを賃借する形だったのだが、その家賃について当時、同社は取材に対し「両方あわせて月に約二十万ー三十万円」と答えている。いくら地方都市とはいえ、自宅は2174平方メートルの敷地に346平方メートルの建物。事務所はJR下関駅前の449平方メートルの土地つき建物である。あわせて20〜30万円というのはありえない安さだろう。
しかも、自宅のほうは1990年に東洋エンタープライズから安倍晋太郎に所有権が移転されているのだが、その際、抵当権がついた形跡がない。そんなところから地元では「あんな豪邸を現金で買えるはずがない。安く売ってもらったにちがいない」という噂が飛び交い、以来、安倍首相の自宅は「パチンコ御殿」と呼ばれるようになったという。
両者を結びつける疑惑は下関だけではない。安倍事務所は福岡にもあったのだが、1980年から1986年の6年間、この事務所とスタッフを東洋エンタープライズの親会社の七洋物産が無償で提供していたこともわかっている。
まさに癒着としか言いようのない関係だが、この関係は父親が亡くなって、秘書だった安倍が代議士になってからも変わらなかった。七洋物産からは毎年、限度額ギリギリの政治献金が提供され、安倍後援会が発行する自民党山口県第4選挙区支部の会報誌には毎号、東洋エンタープライズの広告が掲載されていた。
そして、安倍はこの“パチンコ御殿”を1991年に堂々と相続し、事務所についても、同社からの賃貸を続けたのである。ちなみに、この問題は2003年、月刊誌「噂の真相」(休刊)が追及して、当時、官房副長官だった安倍から名誉毀損で訴えられているのだが、この裁判で「噂の真相」は再三にわたって、事務所の賃料を示す契約書を提出するよう求めている。ところが、安倍サイドはそれを拒否し、賃料を明かさないまま「賃貸人が負担すべき修繕費等はすべて借主負担という条件で借りている」と弁明した。安い賃料での提供を続けていたのは間違いないだろう。
さらに、安倍首相にはもうひとつ、先代からひきずっている体質がある。それは政敵をおとしいれるためには暴力団関係者とも裏取引するという、ダーティな政治手法だ。
2000年、安倍首相の地元事務所や自宅に火炎瓶が投げ込まれるという事件が起きたのを覚えているだろうか。当時、安倍は官房副長官として北朝鮮拉致問題に取り組んでいたため、安倍支持者からは「朝鮮総連の仕業だ!」などというデマが流布されていたが、逮捕されたのは、安倍事務所と親しい元建設会社社長と工藤会系暴力団組長ら5名だった。
彼らが犯行に及んだのは、下関市長選挙で安倍事務所から依頼を受けて民主党候補への怪文書攻撃を行ったにもかかわらず、約束された見返りを反古にされたためだった。当時、安倍の地元秘書だったTがこの建設会社社長に土地区画整理事業の参入への協力を約束。念書まで書いていたが、結局、それを実現することができなかった。
そこで、市長選の後、やはり安倍事務所のS秘書がこの元社長に300万円を支払うのだが、元建設会社社長はそれでは納得せず、火炎瓶襲撃を行ったという。にわかには信じがたいような話だが、これらは裁判や当事者の証言で明らかになっている事実だ。しかも、念書を書いたT秘書はその後、責任を取らされるどころか、安倍首相の関係する政治家の秘書に転身している。
S秘書、T秘書はともに先代からのベテラン秘書で、安倍の地元事務所は他にもさまざまな局面でこうした手法を使ってきたのだろう。そして、こうした手法を安倍首相も黙認してきた。
そういう意味では、安倍首相の罪は小渕優子どころではない。謀略工作や裏社会との関係までをそっくり先代から受け継いでいるのだ。他にも、安晋会という集金装置の存在や北海道の霊園疑惑など、安倍首相にはダーティな疑惑は山ほどある。
だが、残念ながら、マスコミが今後、安倍首相のこうした事実を追及することはないだろう。実は、火炎瓶襲撃事件の裏にあった安倍事務所と暴力団関係者の癒着については、第一次安倍政権発足直後、共同通信が取材し、原稿まで完成させていた。ところが、配信直前に上層部からストップがかかり、ボツになっている。
「首相の不祥事については刑事事件になるか支持率が急落している
状態でないと、報道しないという不文律のようなものが新聞、
テレビにはある。しかも、今は読売、産経の両紙が完全に安倍政権の
広報紙のようになっていますからね。孤立するのは目に見えている。
そんな度胸のあるメディアはありませんよ」(全国紙政治部記者)
何を書いても「捏造」よばわりされている朝日あたりが開き直ってやらないか、とも思うのだが、まあ無理だろうな……。
(田部祥太)
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
リテラの宮島みつや氏による記事【安倍首相「杉原千畝は同じ日本人として誇り」発言に隠された帝国主義賛美!「ユダヤ難民ビザ発給は八紘一宇の方針」なる歴史修正】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3737.html)。
《「杉原さんの勇気ある人道的行動は高く評価されています。同じ日本人として、本当に誇りに思います」…いやはや、安倍政権は難民受け入れをほとんどしていないのによく言う。事実、法務省によれば、2016年の日本への難民申請者は10901人だったが、認定者はたったの28人だった。また、腹心の麻生太郎副総理が「武装難民は射殺か」発言で大問題になったにもかかわらず、杉原の難民に対するビザ発給を「勇気ある人道的行動」と鼻を高くしてみせるのは厚顔甚だしい》
《当時の外相はことごとくビザ発給を不許可とした。それでも、日本政府の命令に背いてまで、人道的理由から独自にビザを出し続けたという“反骨”の官僚》杉原千畝さんについて、よりによってあのアベ様が《同じ日本人として》って、呆れますねぇ…《鼻を高くしてみせるのは厚顔甚だしい》、厚顔無恥。《安倍官邸はといえば、前川喜平・前文科事務次官へのスキャンダル攻撃、慰安婦問題での対応を批判した釜山総領事の更迭など、役人への締め付けを強めている》…杉原千畝さんも、あの世で、何を思う?
ヘイトを吐き出し恥じないその取巻き連中のトンデモデマ…「命のビザ」を《これは基本的には日本政府と軍部が打ち出した方針に基づいたもの》!? 無批判にそれを報じて恥じないアベ様の広報紙。また、《実は杉原は日本政府の訓戒に従ってビザを出したのだと主張し、ユダヤ人を平等に扱うのは「八紘一宇」の精神から当然》!? どこぞの与党議員のように、脳ミソに何か湧いているのでは? 《同じ論は新しい歴史教科書をつくる会関係や、産経新聞社の「正論」でもよく見られる。ようするに「杉原千畝は日本の“八紘一宇”に沿ってビザを発給したのであって、日本政府が反対したなんていうのは嘘」という捏造であり、ビザ発給を個人の人道的行いではなく“大日本帝国の思想的成果”として祭り上げるという卑劣な手口》。
斎藤美奈子さん曰く、《「杉原は「日本人」の立場を超えた国際人として行動した点が評価…。それを自国の手柄みたいにいう?」》、そして、《この人とは「同じ日本人」でいたくないよ》…心底、全く同感!!
『●『東京番外地』読了』
『●『DAYS JAPAN』
(2013,APR,Vol.10,No.4)についてのつぶやき』
「山田養蜂場の広告頁、杉原千畝さんについて、「私のしたことは、
外交官としては間違ったことだったのかもしれない、
しかし、それは人間として正しい行動だった」、
「一個の生きる人間としての勇気ある決断」」
『●「…しかし、それは人間として正しい行動だった」
「…歴史の生き証人…」、そういうことこそ教育をすべき』
《第2次世界大戦中、外交官の杉原千畝(1900~86年)が
ナチス・ドイツに迫害されたユダヤ人に「命のビザ」を発給した
リトアニア・カウナスの旧日本領事館で4日、ボランティアの日本の
塗装業者ら約60人による修復作業が始まった。現在は杉原記念館
となっている建物は老朽化しており、日本の職人たちの技で
リフォームする…「思いを受け継ぐペイントをしたい」…
「同郷の偉大な先輩のため、後世に残る仕事をしたい」》
『●「杉原は「日本人」の立場を超えた国際人として
行動した点が評価…。それを自国の手柄みたいにいう?」』
「杉原千畝さんは、アベ様から「同じ日本人」なんて言われて
さぞや複雑な心境でしょうね…。草葉の陰で、呆れかえって
おられることでしょうょ。《国際人として行動した点が評価》された
ものであり、「しかし、それは人間として正しい行動だった」、
「一個の生きる人間としての勇気ある決断」だったもので、
《「日本人」の立場を超えた》ものだった。それを、アベ様から
「同じ日本人」なんて言われてはねぇ。
斎藤美奈子さん曰く、《この人とは「同じ日本人」でいたくないよ》…
全く同感!!」
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【http://lite-ra.com/2018/01/post-3737.html】
安倍首相「杉原千畝は同じ日本人として誇り」発言に隠された帝国主義賛美!「ユダヤ難民ビザ発給は八紘一宇の方針」なる歴史修正
2018.01.16
(外務省HPより)
バルト3国と東欧を歴訪している安倍首相。14日にはリトアニアのカウナスにある日本の元外交官・杉原千畝の記念館を訪れた。杉原千畝(1900〜1986)は第二次世界大戦中、在リトアニア日本副総領事として、ナチスの迫害から逃れたユダヤ難民らに対し、政府の訓令に反して日本行きのビザを発給した。その行為はのちに「命のビザ」と呼ばれ、イスラエルから勲章を受けた外務官僚である。安倍首相は記念館の視察後、記者団にこう語った。
「日本から遠く離れたこの地で、杉原千畝さんは大変な困難な状況の中、
強い信念、意志を持って日本の外交官として、
多くのユダヤ人の命を救いました」
「杉原さんの勇気ある人道的行動は高く評価されています。
同じ日本人として、本当に誇りに思います」
いやはや、安倍政権は難民受け入れをほとんどしていないのによく言う。事実、法務省によれば、2016年の日本への難民申請者は10901人だったが、認定者はたったの28人だった。また、腹心の麻生太郎副総理が「武装難民は射殺か」発言で大問題になったにもかかわらず、杉原の難民に対するビザ発給を「勇気ある人道的行動」と鼻を高くしてみせるのは厚顔甚だしい。
そもそも当時の日本はナチスドイツと同盟を結んでおり、ユダヤ人迫害にも加担していた側だ。実際、杉原はユダヤ難民のビザ発給のために日本の本省に打電したが、当時の外相はことごとくビザ発給を不許可とした。それでも、日本政府の命令に背いてまで、人道的理由から独自にビザを出し続けたという“反骨”の官僚だ。
さらに杉原は、戦後の1947年に外務省を辞めさせられている。政府は表向き、人員整理の一環であって訓令違反に対する処分ではないとしているが、杉原の妻・幸子夫人の著書『六千人の命のビザ』(大正出版)によると、当時の外務事務次官から「君のポストはもうないのです」「例の件によって責任を問われている。省としてもかばい切れない」として退職を勧告されたという。杉原自身も晩年に記した手記のなかで、ビザ発給について〈本省訓令の無視であり、従って終戦後の引揚げ、帰国と同時に、このかどにより四七才で依願免官となった〉(渡辺勝正・著、杉原幸子・監修『決断・命のビザ』所収「千畝手記」/大正出版)と記している。
日本会議ら極右に政治利用されてきた杉原千畝
一方の安倍官邸はといえば、前川喜平・前文科事務次官へのスキャンダル攻撃、慰安婦問題での対応を批判した釜山総領事の更迭など、役人への締め付けを強めているのは周知の通り。もし、現代に杉原のような官僚がいたら、それこそ安倍首相は徹底的に叩き潰しにかかるのではないのか。
しかし、逆に考えれば、安倍首相がわざわざ杉原千畝の記念館を視察したのは、それこそ「日本人としての誇り」を対外的にアピールするためだったのだろう。実際、杉原の存在は実像とは別に、安倍政権を熱烈に支持する日本会議などの極右界隈が、盛んに政治利用してきたという経緯がある。しかも、そのやり口は史実を捻じ曲げる歴史修正主義だ。
たとえば2000年9月に日本会議が主催した「ホロコーストからユダヤ人を救った日本」なるシンポジウムでは、当時の日本会議国際広報委員長で筑波大学名誉教授の竹本忠雄氏が「第二次大戦中、リトアニア駐在の杉原千畝領事代理が数千人のユダヤ人の命を救ったことが注目されているが、これは基本的には日本政府と軍部が打ち出した方針に基づいたもの」とあいさつした(産経新聞00年9月14日朝刊)。
また、日本会議の機関紙「日本の息吹」99年9月号でも、「日本イスラエル商工会議所」会頭なる肩書きの藤原宣夫氏が「杉原千畝は反政府の英雄にあらず」と題したインタビューで、実は杉原は日本政府の訓戒に従ってビザを出したのだと主張し、ユダヤ人を平等に扱うのは「八紘一宇」の精神から当然などと述べている。八紘一宇とは、戦中日本の大陸侵略の大義に使われたスローガンである。
同じ論は新しい歴史教科書をつくる会関係や、産経新聞社の「正論」でもよく見られる。ようするに「杉原千畝は日本の“八紘一宇”に沿ってビザを発給したのであって、日本政府が反対したなんていうのは嘘」という捏造であり、ビザ発給を個人の人道的行いではなく“大日本帝国の思想的成果”として祭り上げるという卑劣な手口だ。
事実、連中の言っていることは、訓戒の資料を読めばデタラメであることが自明。たとえば、本省が杉原に出した1940年8月16日の訓令(松岡洋右外相発の電報)には、〈避難民ト看做サレ得ヘキ者ニ対シテハ行先国ノ入国手続ヲ完了シ居リ且旅費及本邦滞在費等ノ相当ノ携帯金ヲ有スルニアラサレハ通過査証ヲ与ヘサル様御取計アリタシ〉とある。ようするに、他の入国ビザ手続きや滞在費等の相当の金を持っていることという極めて厳しい条件を突きつけて、ビザを「与えないよう取計らいしなさい」と明確に述べている。
杉原が手記に綴ったお上に逆らう苦悩、そして人道主義と博愛精神
こうした公的資料を「杉原ビザは日本政府の方針」と読み替えるのはどうやっても無理筋だ。実際のところ、杉原が日本政府の方針に確信的に背いたのは、その苦悩が証明している。前述の手記では、本省から「発給相成ならぬ」の回答を受けたときのことをこう打ち明けている。
〈私は考え込んだ。仮に、本件当事者が私でなく、他の誰かであった
ならば、百人が百人拒否の無難な道を選んだに違いない。なぜか?。
文官服務規程というような条例があって、その何条かに縛られて、
昇進停止とか馘首が恐ろしいからである。〉
杉原は〈この回訓を受けた日、一晩中考えた〉。そして、出した答えはこうだった。
〈兎に角、果たして浅慮、無責任、我武者らの職業軍人集団の、
対ナチ強調に迎合することによって、全世界に隠然たる勢力を
有するユダヤ民族から、永遠の恨みを買ってまで、旅行書類の不備とか
公安上の支障云々を口実に、ビーザを拒否してもかまわない
とでもいうのか? それが果たして国益に叶うことだというのか?。
苦慮の挙げ句、私はついに人道主義、博愛精神第一という結論を
得ました。そして妻の同意を得て、職に忠実にこれを実行したのです。〉
(『決断・命のビザ』所収「杉原手記」より)
繰り返すが、難民への態度ひとつとっても「人道主義」を貫いた杉原と安倍政権の冷酷は真逆であり、安倍首相は日本がナチスと協力関係にあったことや、さらに戦後、政府が杉原を馘首したことをネグって「日本人として誇りに思う」とのたまうのだから、もはや呆れるほかないだろう。しかもそれは“杉原のビザ発給は八紘一宇の方針だった”なる帝国主義を賛美する歴史修正主義と地続きなのである。
加えて言えば、安倍首相はナチのホロコーストからユダヤ難民を救った杉原の決断は褒め称えるが、南京事件や慰安婦問題などの日本軍の戦争犯罪については否定的なリビジョニストだ。「日本の誇り」に都合のよいところだけを引っ張り出す安倍政権の“戦前礼賛宣伝”にゆめゆめ騙されてはならないのはもちろん、アメとムチで飼いならされている霞ヶ関もまた、杉原千畝の高潔さから学ぶべきものがあるはずだ。
(宮島みつや)
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
『今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、すいません、コピペ・マタビキさせて頂きました。こんな素晴らしいページがあるとは、知りませんでした。
【本音のコラム「同じ日本人」 斎藤美奈子】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/01/17/081802)。
《安倍首相は「…同じ日本人として誇りに思う」と語った。なんだかなあ。杉原は「日本人」の立場を超えた国際人として行動した点が評価されているわけでしょ。それを自国の手柄みたいにいう?》
杉原千畝さんは、アベ様から「同じ日本人」なんて言われてさぞや複雑な心境でしょうね…。草葉の陰で、呆れかえっておられることでしょうょ。《国際人として行動した点が評価》されたものであり、「しかし、それは人間として正しい行動だった」、「一個の生きる人間としての勇気ある決断」だったもので、《「日本人」の立場を超えた》ものだった。それを、アベ様から「同じ日本人」なんて言われてはねぇ。
斎藤美奈子さん曰く、《この人とは「同じ日本人」でいたくないよ》…全く同感!!
『●『東京番外地』読了』
『●『DAYS JAPAN』
(2013,APR,Vol.10,No.4)についてのつぶやき』
「山田養蜂場の広告頁、杉原千畝さんについて、「私のしたことは、
外交官としては間違ったことだったのかもしれない、
しかし、それは人間として正しい行動だった」、
「一個の生きる人間としての勇気ある決断」」
『●「…しかし、それは人間として正しい行動だった」
「…歴史の生き証人…」、そういうことこそ教育をすべき』
《第2次世界大戦中、外交官の杉原千畝(1900~86年)が
ナチス・ドイツに迫害されたユダヤ人に「命のビザ」を発給した
リトアニア・カウナスの旧日本領事館で4日、ボランティアの日本の
塗装業者ら約60人による修復作業が始まった。現在は杉原記念館
となっている建物は老朽化しており、日本の職人たちの技で
リフォームする…「思いを受け継ぐペイントをしたい」…
「同郷の偉大な先輩のため、後世に残る仕事をしたい」》
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【http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/01/17/081802】
2018-01-17
本音のコラム「同じ日本人」 斎藤美奈子/27面
14日、杉原千畝(ちうね)を顕彰するリトアニアの「杉原記念館」を訪れた安倍首相は「杉原氏の勇気ある人道的な行動は世界中で高く評価されている。同じ日本人として誇りに思う」と語った。
なんだかなあ。杉原は「日本人」の立場を超えた国際人として行動した点が評価されているわけでしょ。それを自国の手柄みたいにいう?
一方、政府は来日中の「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のベアトリス・フィン事務局長と首相との面会を断った。これまた、なんだかなあ、である。昨年、ICANがノーベル平和賞を受賞した際にも無視した安倍首相。そんなに「日本人」が好きなら、平和賞の演説を行ったサーロー節子氏や核廃絶運動を闘ってきた被爆者にも「同じ日本人として誇りに思う」とコメントすればよかったのに。ノーベル文学賞のカズオ・イシグロ氏には「長崎市のご出身で」「日本にもたくさんのファンがいます」という祝辞を嬉々(きき)として出したくせに。
自分に好都合な人物や事象は「民族の誇り」に矮小(わいしょう)化し、不都合な人物や事象はあからさまに退ける。中華思想っていうんですか。どちらも国際的な評価に耳をふさいでいる点では変わらない。そのうえ、慰安婦問題でこじれていることを理由に平昌(ピョンチャン)五輪への出席を見送る? この人とは「同じ日本人」でいたくないよ。 (さいとう・みなこ/文芸評論家)
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マガジン9の鈴木耕さんのコラム【言葉の海へ/第16回: 最高裁判断への反乱】(http://maga9.jp/171220/)。
《上原公子…国立市で何が起きていたのか?…地裁で上原さん側が勝利したにもかかわらず、最高裁は上原さん個人に、なんと3123万円の賠償を命じたのだ…ところが国立の市民運動は、全国の心ある人々と呼応して、まったく意想外の闘いを繰り広げたのだ。「個人には1円も払わせない。私たちがお金を集めて支払ってやる」 そしてたった1年弱で、見事に全額を国立市へ支払ってしまったのである。これは「最高裁判決」に対する市民の反乱であり、その反乱が美しい形で決着したと言えるのだ》
『●「ああ、イヤな世の中だなあ……哀しいほど異常な国」
…「裸の王様」による人治主義国家』
「マガジン9の鈴木耕さんのコラム【風塵だより 鈴木耕/115
強権政治の黒いさざ波…】…上原さんは「景観条例」という言葉を
全国の自治体に知らしめた首長として一躍有名になった方だが、
そのことで、なんともひどい裁判の犠牲になってしまった…
しかし、最高裁は結局、建設会社から出された損害賠償請求と、
それをめぐる上原さんの2代後の市長や一部の反上原の市民の請求を
取り上げて、上原さん個人に約4500万円の支払いを命ずるという、
途方もない判決を下したのだ。
市民の意見を公約として「景観条例」を作ったことが、市長個人の
私利私欲のためとされるならば、地方自治体の首長たちは、新しい施策や
政策を、とても怖くて実施できないことになる。
この最高裁判決が、地方自治の破壊にどれほど手を貸すことになるのか、
判事たちは考えたのだろうか?」
これまた最「低」裁の政治判断。まともな判決を出せない最「低」裁。最「低」裁を頂点とした、壊れ行く司法。アベ様らによる《自治に対する市民による選択と民主主義を、上から抹殺しようとする政府の意図が加速》されるような政治判断、狂った司法。《市民に公約したことを実現した首長が、個人的に責任を問われるのはどう考えても理不尽、地方自治を踏みにじるものだ》。
《途方もない判決》を東京高裁(小林昭彦裁判長)・最「低」裁(木内道祥裁判長)が出していたことは聞いていましたが、それに対して、《これは「最高裁判決」に対する市民の反乱であり、その反乱が美しい形で決着した》というのは知りませんでした。《司法上での「負け」による賠償金の、市民の「完全返済」は、誤った司法と行政に対する、市民自治の勝利宣言につながったのです》、素晴らしい!
『●「最低裁」のコールが聞こえる…沖縄負担軽減担当相らの
「辺野古が唯一の解決策」をオウム返しでしょう…』
《▼20年前の代理署名訴訟の最高裁判決の法廷で県側敗訴を
言い渡したとき、傍聴席からは「最低裁」のコールがわき起こった。
最高裁は再び同じ罵声を浴びることないよう沖縄の訴えに
真摯(しんし)に向き合うべきだ》
『●「沖縄の大衆運動そのものを取り締まっていく
国策捜査だと思う」…山城博治さん「予防拘禁、プレ共謀罪」』
『●沖縄でのプレ「平成の治安維持法」実験…
《実験の結果、今の国民の無関心は国に自信を与えてしまった》』
『●「誰が見ても安倍政権による政治的弾圧」…
山城博治さん「沖縄の大衆運動を潰す政府の方策」』
『●「基地の偏在を沖縄が訴えても「裁判所はほとんど答えない」」…
「政治判断」しかできない司法の悲劇』
『●レトリックを吹聴する…「政治判断」乱発な最「低」裁を
頂点とする裁判所の劣化がニッポンをメルトダウン』
『●最「低」裁(鬼丸かおる裁判長)、
沖縄に弁論もさせずに「政治判断」…「司法判断」出来ない死んだ司法』
『●斎藤貴男さん「人権を否定することに喜びを感じている変質者集団」
…「人権の砦」のはずが最「低」裁…』
『●アベ様のオトモダチのオトモダチを最高裁判事に任命?
「政治判断」乱発の最「低」裁からも忖度?』
『●あのアベ様のオトモダチのオトモダチ・木澤克之氏…
《2017年最高裁判所裁判官国民審査》を迎える!!』
『●「完全に司法に影響を与えようとする露骨な圧力に
ほかならない…暴挙」…着々と司法を掌握した効果』
『●最「低」裁判決に抗う…「我が家のテレビは故障中」…
「アベ様のNHK」を脱したら修理してもいいですよ』
『●核発電の「高裁レベルでの運転差し止め判断は初めて」…
その先には腐敗した司法の大きな壁が…』
「核発電の「高裁レベルでの運転差し止め判断は初めて」…その先には
最「低」裁を頂点とした司法の大きな壁が待ち受けている。
《脱原発ドミノが始まるのか》どうかは、まだまだ未定」
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【http://maga9.jp/171220/】
言葉の海へ
第16回:最高裁判断への反乱(鈴木耕)
By 鈴木耕 2017年12月20日
さまざまな団体や組織が出す「声明文」という文書がある。そのほとんどは堅苦しくて、なかなか読むのがつらいけれど、稀に、胸に響く「声明文」もある。今月16日(土)に出かけた集会で、最後に読み上げられた文章は、そんな気持ちにさせるものだった。
以下、全文を掲載しよう。
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~声明文~
「私は(も)上原公子」市民自治の声を集めて支払い完了
市民自治のたたかいが司法と行政の誤りを照らし出す
2017年12月16日
「くにたち上原景観基金1万人の会」
「くにたち大学通り景観市民の会」
国立市民のみなさん、国立市民の自治のたたかいに力をお寄せいただきました全国のみなさん、ありがとうございました。
司法の誤りによって元国立市長・上原公子(ひろこ)さんに課せられた「損害賠償責務」4,556万2,926円を、去る11月21日、全国の約5,000人から寄せられた基金により、国立市に全額支払い終えたことを、喜びと誇りをもってご報告申し上げます。さらに、現在高は、目標とした5,000万円を超えて50,186,382円に至っています。
6年前の2011年12月、国立市は上原公子さんに対し3,123万円の支払いを求める「国立景観求償訴訟」を始めました。昨2016年12月3日、最高裁判所による「上告棄却・不受理決定」によって、国立市に対する上原さんの債務が確定しました。しかし、この司法の結論は到底承服できるものではありませんでした。
最高裁決定後、政府高官は「辺野古の基地は許さない」という沖縄県民のみなさんと翁長県知事のたたかいに対して、首長の個人責任を裁く件について言及しました。自治に対する市民による選択と民主主義を、上から抹殺しようとする政府の意図が加速していることを、私たちは怒りをもって感じています。
国立市民が戦前・戦後営々とつくりあげてきた国立の大学通りの景観を、一企業の乱暴なマンション開発で壊すことは許されません。地権者が自らの土地所有権を制限する「建物の高さ制限地区計画条例」を提案し、その意志を受けて積極的に景観破壊を止めようとした市長が、「住民運動を利用して建築を妨害した」などと非難される理由はまったく無いのです。司法の誤りは明白です。
市民自治は、屈することなくこれを超えるたたかいを求められました。自治の精神は、「私は(も)上原公子」という声になって国立市民と全国にうねりのように広がりました。9か月間、想像を超えたスピードと広がりで基金運動は結論を出すことができました。
司法上での「負け」による賠償金の、市民の「完全返済」は、誤った司法と行政に対する、市民自治の勝利宣言につながったのです。
私たちは、支払いにあたり国立市長に対し、この貴重な資金を、景観政策をすすめるための財源として生かしてほしいと要請しています。国立市における新たな景観保全の運動・市民自治の営みのスタートとなることを、ここに強く願っています。
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国立市で何が起きていたのか?
熱のこもった文章。これはタイトルにあるように、東京都国立市の「景観条例」をめぐる極めて難解で理不尽な司法判断への、市民の側からの「異議申し立て」だったのだ。
ざっと簡単に経緯を記しておこう。
国立市には、JR国立駅から南へ向けて約1500mの広い直線道路(大学通り)が延びており、その幅は約45m。道の両側には一橋大学の旧い趣のある校舎などがあり、桜の季節には花のトンネルが、国立という街の独特な景観を作っていることでも有名だ。
この通りに、ある建設会社が巨大なマンションを建てようとしたのがきっかけだった。市民は「国立の景観を守れ」と、マンション建設への反対運動を立ち上げた。そして、その訴えを実現してくれる人を市長にしようとし、上原公子さんに白羽の矢が立ったのだった。
上原さんは、市民運動に支えられて見事、市長に当選。当然のことながら、公約に掲げた「大学通りの景観を守る」ために「景観条例」を作って、マンションの高さを制限しようとした。
しかし、建設会社はそれに反発、上原さんを業務妨害だとして訴えた。単純に言えば、これが「国立景観訴訟」である。
さまざまな経緯があり、詳細は複雑なのでここには記さないが、地裁で上原さん側が勝利したにもかかわらず、最高裁は上原さん個人に、なんと3123万円の賠償を命じたのだ。
この最高裁判決が出た後、上原さんを支える弁護団などは「勝利集会」を予定していたのだが、予想もできない市民自治を踏みにじるような判決が出てしまい、集会は「残念会」にならざるを得なかった。ぼくもそこに参加していたのだが、上原さんを支えた市民からは、激しい怒りの声が上がった。
「市民に公約したことを実現した首長が、個人的に責任を問われるのはどう考えても理不尽、地方自治を踏みにじるものだ」という声が圧倒的で、そこから上原さんを市民が支えるという機運が生まれた。それが声明文にある「1万人の会」だったのだ。
「私は(も)上原公子」がその運動の合言葉となった。
「景観を守れ! という声を挙げたのは市民だ。それを公約に掲げたのが上原さんだ。上原さんは市民の声の代弁者だった。それなら、声を挙げた私も上原公子だ」
これはステキな運動だった。個人が課せられた賠償金を自分たちも背負う。市民運動の最良の部分が現れているスローガンだ。
「勝ったのは私たちだ!」
最高裁という日本の司法のもっとも上級審が下した判断であれば、もはやそれは確定したことになる。異議申し立てなど、よほどのことがなければ通らないし、最高裁判断が覆ることなど、ほんとうに稀である。ところが国立の市民運動は、全国の心ある人々と呼応して、まったく意想外の闘いを繰り広げたのだ。
「個人には1円も払わせない。私たちがお金を集めて支払ってやる」
そしてたった1年弱で、見事に全額を国立市へ支払ってしまったのである。これは「最高裁判決」に対する市民の反乱であり、その反乱が美しい形で決着したと言えるのだ。
司法が国家に従属しつつあるのではないか、と言われる中、まさにその典型のような判断を下した最高裁。だが、人々がそれに「NO」をとなえる運動の決着を、この集会は祝ったのだ。
「裁判では負けたけれど、私たちは結果として勝ったのです」と、高らかに宣言するこの「声明文」に、ぼくが感動したのはそんなわけだ。
個人は弱いかもしれないが、それが集まれば大きな力を発揮できる。新しい市民運動の萌芽を見たのだった。
(上原公子さんの「賠償金完済記念集会」の模様。
和気あいあい、大いに盛り上がった楽しい会だった…)
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[三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
リテラの記事【相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3744.html)。
《しかも、この日、普天間第二小では米軍機が学校上空に接近したときを想定して避難訓練をおこなっていた…──まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練だが、しかし、これが沖縄の現実なのだ。そして、米軍によっていとも簡単に約束は破られ、さらには飛行の事実を事実とも認めようとしないのである。…この暴力を許しているのは、言うまでもなく日本政府、安倍政権だ。…なにせ安倍首相は、小学校や保育園での落下事故後にも「沖縄が我慢すればいいこと」という無神経極まりない暴言を吐いているからだ。》
「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練…沖縄の現実」に加えて、《受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる》とアベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる。《本土決戦の時間稼ぎのために沖縄を捨て石にした、戦時中の発想そのもの》…唖然、アベ様ときたら…「在日米軍特権」「日米共犯」。最早、沖縄イジメ。取巻き連中は、ヘイト・デマを浴びせ、《子どもを園庭で遊ばせたい》《当然の日常がほしいだけ》という望みさへ否定し、《子どもたちの日常にある「異常」を放置》して恥じない。名護市をはじめ、与党・自公のなりふり構わぬ汚い選挙戦…負けるな、沖縄!
《いかに安倍首相が国民の命を軽視しているか》、あるいは、「沖縄は米軍の植民地」で、アベ様は沖縄の市民は「ニッポンの国民」ではない、とでも思っているのだろう。
『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を唱えることしか
能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…
「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」』
『●(コラム【金口木舌】)「沖縄版「今年の漢字」」は『落』…
「いずれの「落」も県民の命に関わる」、抜本策は「撤兵」』
『●「本土」のデマ・ヘイトなオトナ達…《子どもたちの
日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか?》』
『●沖縄版「今年の漢字」」も『落』:
「県民の命が脅かされ続ける現状より、軍事優先の現実に愕然」』
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【http://lite-ra.com/2018/01/post-3744.html】
相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!
2018.01.19
(首相官邸HPより)
完全に舐められているとしか思えない。昨日18日、昨年12月13日に米軍海兵隊の大型輸送ヘリCH53Eのコックピットの窓枠が校庭に落下した沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校の上空を、米軍ヘリ3機が飛行した問題だ。その飛行した機体には、1月6日にうるま市の伊計島の砂浜に不時着したUH1Yヘリも含まれていた。
米軍は事故後、「運動場や校舎上空を飛行しないで」という普天間第二小に対して「最大限、飛ばないようにする」と歯切れの悪い回答を寄せていたが、たったの1カ月でこの約束を反故。挙げ句、今回の飛行の事実を否定している。だが、設置されたカメラには同日13時半ごろに小学校上空を米軍ヘリ3機が飛行する模様がおさめられており、防衛省が公開したその映像を見れば米軍の嘘は一目瞭然だ。
しかも、この日、普天間第二小では米軍機が学校上空に接近したときを想定して避難訓練をおこなっていた。琉球新報によれば、沖縄防衛局が配置した監視員も参加し、避難経路などを確認。監視員が米軍機の接近を知らせ、拡声器で生徒たちに「逃げてください」と避難させるという内容だった。
──まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練だが、しかし、これが沖縄の現実なのだ。そして、米軍によっていとも簡単に約束は破られ、さらには飛行の事実を事実とも認めようとしないのである。そもそも、昨年12月7日、普天間基地近くの緑ケ丘保育園の屋根に「US」などと書かれたプラスチック製のCH53Eの装置カバーが落下するという事件が起こった際も、米軍は落下の事実を認めていない。
さらに、小学校上空を飛行した昨日、米軍は前述した伊計島に不時着したUH1Yヘリを使って津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施。地元市議会がこれまでも訓練の中止を求めてきたにもかかわらず、だ。その上、ハリス米太平洋軍司令官は小野寺五典防衛相との会談で、この事故について「いちばん近い安全な場所に降ろす措置に満足している」と発言している。
頻発するヘリの墜落に、突如、凶器と化した落下物が子どもたちの頭上に降って落ちてくる恐怖。2016年には米軍属による強かん殺人事件も起こった。それでも平然と、自分たちの植民地であるかのように横柄な態度をとりつづける米軍──。この暴力を許しているのは、言うまでもなく日本政府、安倍政権だ。
安倍首相は「受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」
事実、立憲民主、希望、民進、共産、自由、社民の野党6党は、今月15日に相次ぐ米軍機事故を受けて調査団を沖縄に派遣。これに先立って12日の与野党国対委員長会談で安全保障委員会での閉会中審査をおこなうよう要求したが、与党はこれに応じていなかった。
だが、それも当然なのだろう。なにせ安倍首相は、小学校や保育園での落下事故後にも「沖縄が我慢すればいいこと」という無神経極まりない暴言を吐いているからだ。
それは、新年早々の1月5日にネットテレビ「言論テレビ」で放送された『櫻LIVE 新春スペシャル「安倍首相に華やかさくら組が迫る!」』という番組でのこと。本サイトではその醜悪な内容を詳しく伝えたが、この番組は、安倍首相が櫻井よしこと気象予報士の半井小絵、産経新聞の田北真樹子記者、沖縄の活動家でデマを喧伝しつづけている我那覇真子という女性ネトウヨ論客4名を昨年12月25日に首相公邸に招き、収録されたものだ。
そして、この番組のなかで安倍首相は、こう明言したのである。
「(在沖米軍の)訓練はときとして迷惑になることもありますが、
それを受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」
米軍の訓練が住民の生活に支障を与えているだけでなく、命の危険さえ生じさせている事実が歴然と沖縄にはあるというのに、“いざのときのために我慢して受け入れろ”と安倍首相は投げつけているのだ。これは、本土決戦の時間稼ぎのために沖縄を捨て石にした、戦時中の発想そのものではないか。
さらに、この安倍首相と同じ考えをネトウヨ論客たちが振りまき、拡散させている。たとえば、竹田恒泰は、『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)11日放送で、米軍事故についてこのように米軍をかばい立てた。
「ちゃんと不時着させてるわけですから、これは拍手喝采ものなんですよね」
「米軍は称賛されるべき!」と叫ぶ自称愛国者の実態
「たしかにヘリのトラブル多いですけども、でもこれは朝鮮有事に
向けて、これまで以上に練習のステージ段階が上がっている
ということなんですよ。(中略)いざとなっても迷惑をかけないように
という彼ら(米軍)の姿勢は、称賛されるべきだと思いますよ」
普段から、憲法は「GHQに押しつけられたものだ!」と言って改憲を主張するくせに、日本の主権が奪われている日米地位協定には文句もつけない。その上、「日本の領土」である沖縄が米軍に植民地のような扱いを受けているにもかかわらず、「称賛されるべき」などと言う。……これが安倍首相を筆頭とする自称愛国者、似非右翼の実態だ。
ともかく、安倍首相は、22日に召集される通常国会において、ネットテレビで述べたように、国会ではっきりと「沖縄は米軍事故を我慢して受け入れろ」と言えばいい。そうすれば、いかに安倍首相が国民の命を軽視しているか、その正体が多くの人に伝わるだろう。
(編集部)
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
東京新聞の記事【核廃絶へ高校生平和大使20年 河野外相に取り組み報告】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017122002000232.html)。
《活動開始から二十年目の今年は、八月のジュネーブ軍縮会議に出席し、二十一万人分超の反核署名を国連欧州本部へ提出したり、各国代表らと意見交換したりしたことを報告した…高校生大使の代表は二〇一四年から、夏のジュネーブ軍縮会議で、各国代表の前で核廃絶への思いを演説してきた。だが今年は日本政府が実施を見送った。核保有国の中国は、演説が会議の規則に反していると主張し、事前に日本側へ中止を求める圧力をかけていた》。
あの《河野太郎外相…はメンバーらに「核問題に関心を持ち続けてほしい」と声を掛けた》そうだ。
…「「『報道特集』(2017年12月2日)《核廃絶 問われる日本の姿勢》にて。河野洋平・河野太郎親子の天地の違い…。息子は、大惨事アベ様内閣で入閣して以降、壊れゆく一方だ。「反核燃料サイクル派」さへかなぐり捨てていたかと思えば、外部大臣として自身の「ブログを読め」との御宣託だが、「核武装」支持派に回るとはね。あまりの情けなさ、壊れっぷりに呆れ果てた」…その河野太郎外相は、今度は、何十億もする、そして膨大な管理・維持費が必要な外相用「専用機」が欲しいそうだ」…のあの河野外相。
…《★一連の北朝鮮クライシスの中、首相・安倍晋三、副総理兼財務相・麻生太郎、外相・河野太郎の3人は、安倍と河野は父親が外相経験者、麻生は祖父の吉田茂が外相を経験していることを考えれば、もう少し外交を理解していると思ったが外交音痴も甚だしい。首相は好戦的で前のめりに「対話ではなく圧力しかない」と言い、副総理は「武装難民の可能性もあるので」朝鮮半島の難民を「射殺する」と言い、外相が「全世界160カ国に北朝鮮との国交断絶を要求」した。これが日本の北朝鮮外交政策だ》…のあの河野外相。
アベ様に忖度するニッポン政府や圧力を掛ける核保有国の嫌がらせ、それらに負けない高校生平和大使の皆さん。《被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい》そうだ。偉いよなぁ。「唯一の被ばく国」と言う割に、《核兵器廃絶》に向けての努力をしないアベ様や外相、外務省…。《核なき世界》を目指さないニッポン…情けない。
『●ささやかな核兵器廃絶の願い…高校生の言論封殺:
アベ様のメンツを守るための外務省の横やりという大愚』
『●「核兵器禁止条約」…「核なき世界」への
その先頭を走るべきアベ様やニッポン政府は一体何をしていたの?』
『●「核保有国とみられる一部の加盟国が、
高校生にスピーチをさせないよう日本政府に圧力をかけていた…」』
「ささやかな核兵器廃絶の願い…高校生の言論封殺、アベ様のメンツを
守るための外務省の横やりという大愚…その裏にはこんなことがあったのね。
《当初強く反論していた日本側も見送りに応じた》…渡りに船とばかりに、
アベ様への忖度に活用。《核兵器禁止条約の制定とは無関係》としつつも、
後ろめたさも手伝い、高校生の言論封殺へと舵を切った訳だ。
核保有国(中国との噂)がこんな露骨な脅しをやってたんだ…しかも、
易々と、それに屈するニッポンって…、一体、なんなの?」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017122002000232.html】
核廃絶へ高校生平和大使20年 河野外相に取り組み報告
2017年12月20日 夕刊
(河野外相に活動報告をする高校生平和大使のメンバー
=20日午前、外務省で)
核兵器廃絶を求めて署名活動を行う高校生平和大使のメンバーらは二十日、外務省を訪れ河野太郎外相と面会した。活動開始から二十年目の今年は、八月のジュネーブ軍縮会議に出席し、二十一万人分超の反核署名を国連欧州本部へ提出したり、各国代表らと意見交換したりしたことを報告した。
広島大付属高二年の小林美晴さん(17)は「軍縮会議での演説はできなかったが、夕食会で各国代表と直接話し合う機会を(政府に)つくってもらえたのは、ありがたかった」と述べた。河野氏はメンバーらに「核問題に関心を持ち続けてほしい」と声を掛けた。
高校生大使の代表は二〇一四年から、夏のジュネーブ軍縮会議で、各国代表の前で核廃絶への思いを演説してきた。だが今年は日本政府が実施を見送った。核保有国の中国は、演説が会議の規則に反していると主張し、事前に日本側へ中止を求める圧力をかけていた。
面会後、長崎県立長崎北陽台高二年の溝上大喜(みぞかみだいき)さん(17)は「演説が来年復活するのが望ましいが、被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい」と前向きに語った。
広島、長崎両市の市民団体「高校生平和大使派遣委員会」によると、今年は十五都道府県の高校から選ばれた男女計二十二人が、軍縮会議に出席した。
<高校生平和大使> 核兵器廃絶を求める署名を集め、国連へ提出する高校生。長崎の2人が1998年に、地元の平和運動家らと米ニューヨークの国連本部を訪ねたのが始まり。市民団体が毎春、被爆地の広島や長崎を中心に公募で選ぶ。任期は約1年間。今年までに17都道府県の高校から計約200人が就任した。近年は夏にスイス・ジュネーブの国連欧州本部へ署名を持参、大使代表が軍縮会議で演説してきた。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
週刊朝日の室井佑月さんのコラム【連載「しがみつく女」/「すごいお人だ」】(https://dot.asahi.com/wa/2018011700021.html)。
《安倍さんは、よっぽど平和憲法がお嫌いなのか? 国民に自由と平和を与えるのがイヤ? ご自分が勉強嫌いだから、国民が文化的になるのを阻止したかったり? 平和憲法をぶっ壊して、この国を明治時代に戻すのは誰にとって得なのか?》
『●「憲法九条…戦争放棄はGHQの指示ではなく、
当時の幣原喜重郎首相の発意だったとの説が有力」』
『●花森安治さんの「「武器を捨てよう」は
憲法押し付け論を批判し、9条の意義を説く一編」』
『●壊憲派の沈黙、押しつけ憲法論という思考停止:
「二項も含めて幣原提案とみるのが正しいのではないか」』
『●「ト」な自民党改憲草案の押し付け…
押し付けられた「押し付け憲法論は、賢明なる先人に対する冒涜」』
『●壊憲…「緊急事態という口実で、憲法が破壊される恐れが…
ヒトラーは非常事態を乱用して独裁を築いた」』
『●壊憲反対の不断の声を:
「戦後の歴史の岐路かもしれません。不断の努力こそ求められます」』
『●「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…
「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」』
『●「ト」な《党の公式文書》自民党壊憲草案…
「言論の府」で議論する価値など全く無し、を自ら認めた?』
『●「環境権」を「お試し壊憲」に悪用しつつ、
一方で、畏敬の念も無く、何の躊躇もなく「海を殺す」人達の愚』
『●答えは「壊憲にNo!」。代案・対案など不要。
自公の「お試し壊憲」になど、絶対に与してはイケナイ!』
『●「忌野清志郎が示す進むべき道」=「戦争はやめよう。
平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう」』
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判』
『●「公平にしないと国民投票は成り立たないもの」…
「公平・公正」、自公お維キトに最もほど遠い言葉』
『●アベ様は、「政治への強い志も知の蓄積の
気配すらも見られなかった」(青木理さん)…原点回帰な9条壊憲』
『●押付られたと嘯き壊憲するくせに、「在日米軍特権」など
「忠犬になるしかこの国に生きる道はないのか」?』
『●壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
そして、緊急事態条項を絶対に許してはダメ』
『●「自民党の補完勢力」「自民党の2軍」癒党が野党を破壊し、
与党自公の壊憲・緊急事態条項を推進…』
『●「改憲自体が目的…首相・安倍晋三が
改憲を断行したという記念碑的目標」…《愚劣なことだ》』
枝野幸男立憲民主党代表曰く、《安倍さんの趣味ではないか》、一方、室井佑月さんは、《安倍さんは、個人の趣味で改憲したくて、個人の趣味でこの国を明治時代に戻したい。すごいお人だ》…そうだ。
アベ様の御「趣味」で壊憲され、「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」され、さらには、緊急事態条項の創設をされたのでは、タマッタものではない。どうやら、アベ様は、平和憲法を壊憲して、「我が軍」を復活し、大日本帝国憲法への回帰を志向しているらしい。
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【https://dot.asahi.com/wa/2018011700021.html】
室井佑月「すごいお人だ」
連載「しがみつく女」
2018.1.19 07:00 週刊朝日 #安倍政権 #室井佑月
作家・室井佑月氏は、年頭所感での安倍首相の発言にみえた政権の姿勢について、疑問を呈する。
【この記事のイラストはこちら】(c)小田原ドラゴン
* * *
年が明けてから、安倍さんはやりたいことを隠さなくなってきた。
まず、年頭所感。「あけましておめでとう」の次に、「本年は、明治維新から、150年の節目の年です」という言葉をわざわざ出してくるあたり……。つーか、全文を通して、明治時代サイコー、みたいな話だった。
安倍さんは明治時代に強い憧れがあるもんね。
明治時代の産業革命遺産を、世界遺産候補に強く推したり。
明治を題材とした映画やテレビ番組の制作には、政府が金を出そうとしたり。「文化の日」を「明治の日」にしろっていう団体もあったな。
11月3日は明治天皇の誕生日。そして、日本国憲法が公布された日。この憲法が平和と文化を重視していることから、文化の日の趣旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」だ。
安倍さんは、よっぽど平和憲法がお嫌いなのか? 国民に自由と平和を与えるのがイヤ? ご自分が勉強嫌いだから、国民が文化的になるのを阻止したかったり?
平和憲法をぶっ壊して、この国を明治時代に戻すのは誰にとって得なのか?
明治からその後、この国は大きな戦争ばっかりだ。
戦争って、大勢の国民は、五体満足で元の生活に戻れるのだけが望みとなる、最悪の事態だ。
一部の人は戦争で儲かるらしいが、まさか、今儲かりそうだとほくそ笑んでいるのは、またまたアベ友だったりして? そういう人たちが安倍さんのまわりで必死で応援団をやってたり?
去年からアベ友のズルが話題になっている。モリ・カケ・スパ・レイプ。呆れたけど、あれは序の口だったんか? 安倍さんの近くにいて、国民の命を犠牲にするような最悪の事態を期待してたり?
安倍さんは年頭の記者会見でも、
「今年こそ憲法のあるべき姿を国民に提示する」
なんていってたぞ。冬休みをとって、映画にいったり、ゴルフへいったりしてリフレッシュしたみたいで、やる気満々になっていた。
精力的に芸能人に会っているしな。
芸能人は、国が金出す明治時代の映画やドラマに出たかったりして、利害が一致しているのかもしれん。それが一般国民の災いにつながるとは、想像が及ばない。
……というようなことを考えていたら、1月4日、立憲民主党の枝野幸男代表が、安倍さんが掲げる憲法改正の発議について、
「国民の多くが望んでいる改正なら積極的に対応したいが、
現時点でそうしたものがあるとは感じていない。
安倍さんの趣味ではないか」
と国会内で記者団に述べていた。
まさかと思っていたが、やっぱりそれか!
改めて言葉にすると、安倍さんは、個人の趣味で改憲したくて、個人の趣味でこの国を明治時代に戻したい。
すごいお人だ。
※週刊朝日 2018年1月26日号
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/孤高の共産今や寛容】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201801060000331.html)。
《志位和夫は熱のこもったあいさつで「憲法と沖縄。絶対に負けられない2つの闘い」と位置づけ、今年前半が決戦の年であると力を込めた。…と今までの孤高の政党はこんにち、選挙協力によってこそ生かされるとの見方を示した。今の野党の中で一番寛容な政党かも知れない》。
壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、そして、緊急事態条項の創設…暴走するアベ様らと与党・自公。平和主義、基本的人権、民主主義を守り憲法を擁護する、立憲主義に立つ真の野党が進むべき道は一つしかないはず。癒党に何を期待しても無駄、癒党お維キトは与党自公の補完勢力に過ぎない。
『●キトの『右へ右へ』路線…《それなら早く維新と合流すればいいし、
なんなら自民党に入れてもらえばいい》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201801060000331.html】
政界地獄耳
2018年1月6日10時20分
孤高の共産今や寛容
★政界は4日、事務所開きや仕事始めを行い、本格始動した。通常国会が22日から、また沖縄では南城市、名護市、石垣市などで続けて市長選挙があることなどあわただしい年始となる。中でも共産党は午前11時から党旗開きが行われ党委員長・志位和夫は熱のこもったあいさつで「憲法と沖縄。絶対に負けられない2つの闘い」と位置づけ、今年前半が決戦の年であると力を込めた。
★また、昨年の総選挙で議席を減らしたことについて「野党共闘の方向は間違っていなかった」と総括。「わが党は共闘態勢構築のために一部を除いて候補者を一方的に降ろす対応を取った。それは適切だったと確信している。同時に本来、選挙協力はお互いに譲り合い、リスペクトの精神をもって、相互に支援し合い、参加するすべての政党が前進するような共闘を行ってこそ、本当の力を発揮することができ、長続きし、発展することができる」と今までの孤高の政党はこんにち、選挙協力によってこそ生かされるとの見方を示した。今の野党の中で一番寛容な政党かも知れない。
★19年の参院選挙を視野に入れた立憲民主党、社民党、自由党、民進党と共産党との選挙協力を含めた共闘、5党協に強い意欲を示した。また「民進党の中にはわが党が推薦して当選した議員もいる。このまま希望の党と民進党が統一会派を組むとなると…」と民進党の動きをけん制した。その意味でも既に共産党は野党の中核を占める位置におり、好き嫌いやアレルギーだけで枠組みを決めようとする勢力がそれらを乗り越えられるかどうかが、野党再生の焦点になるだろう。(K)※敬称略
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/「右へ右へ」これが希望の党・玉木の進む道】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201711280000154.html)。
日刊ゲンダイの記事【政界総汚染か 維新・片山代表も「加計学園」から献金受領】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218520)。
《逆に私たちは、これまでなかなか支持を得られなかった『右へ右へ』広げるという立場を取りたい…しかし玉木の求める政党は、既に与党には自民党がある。野党にも日本維新の会がある。既にあるものが、まだ必要なのか。それが支持率の結果なのではないか。それなら早く維新と合流すればいいし、なんなら自民党に入れてもらえばいい》。
《自民の補完勢力である「日本維新の会」の片山虎之助共同代表(82)も、学園と親密な関係であることが日刊ゲンダイの調べで発覚…加計理事長本人から学位を授かったと書いている。カネをもらうだけでなく、博士号まで受けるのは、よほど深い関係…疑わしいのは、維新の会が、国会で加計問題を追及しようとしないことだ。これほど大きな問題となっているのに、28日の衆院予算委で質問に立った維新・下地幹郎衆院議員は、加計学園の「か」の字にも触れずじまいだった。足立康史衆院議員にいたっては、加計疑惑を追及する野党議員を批判する始末だ》。
これで最後、次で最後と思いながら、ついつい取り上げてしまう、このアホなブログ作業。トファやキトに期待した皆さん、このザマです。キトの『右へ右へ』路線…《それなら早く維新と合流すればいいし、なんなら自民党に入れてもらえばいい》。この記事の内容は御尤も。癒党・キトに期待してもしょうがない…ウンザリ。
『●まんまと森友捜査ツブシ選挙に騙され、
癒党キトの野党破壊工作が功を奏し、おまけに欠陥選挙制度…』
カケ疑惑は癒党・お維にまで波及…野党の質問時間をますます圧迫。
『●国会審議形骸化: 与・(癒党込み)野党の国会質問時間の配分は
実質「9.5時間対4.5時間」なのね?』
『●質問主意書ゼロ件なのに、あんなに質問したがっていた
自民党議員の皆さん達、実際に質問したことは?』
《加計理事長以下、関係者を全員、国会に呼んで、徹底して真相を解明すべきだ》。
『●選挙前「選挙戦を通して国民に説明を」、
選挙時「国会で丁寧な説明を」、選挙後「丁寧な説明をしてきた」』
『●森友捜査ツブシ選挙の後の祭りだけれど、
「関係者を国会に呼ぶなどして、もう一度調査をやり直すべきだ」』
『●アベ様は、「部下たちに『知りません。記憶がありません』
と言わせて、ひたすら逃げ続けるしかない」?』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201711280000154.html】
政界地獄耳
2017年11月28日9時46分
「右へ右へ」これが希望の党・玉木の進む道
★希望の党の政党支持率が3%台と、厳しい数字を突き付けられた同党代表・玉木雄一郎。「この数字と真摯(しんし)に向き合う」としているが、産経新聞のインタビューでは「立憲民主党が共産党などと野党共闘をするのなら、支持を『左に左に』と広げる立場なのでしょうか。逆に私たちは、これまでなかなか支持を得られなかった『右へ右へ』広げるという立場を取りたい」と答えている。
★政党の形を代表が語るのだから構わないが、その母体やその前の創設者で代表の小池百合子の考えを受け継ぐとしていたのならば、選挙で有権者と約束したことが変わったことを丁寧に説明すべきだ。首相・安倍晋三に丁寧な答弁を要求するのならば、当然だろう。しかし玉木の求める政党は、既に与党には自民党がある。野党にも日本維新の会がある。既にあるものが、まだ必要なのか。それが支持率の結果なのではないか。それなら早く維新と合流すればいいし、なんなら自民党に入れてもらえばいい。
★もう1つ厄介なのは、それを連合が支援していることだ。民進党から希望の党に移行する際、連合が一枚かみ、反共保守政党にしたかったのは周知のことだ。確かに反共を貫き野党共闘を壊したが、希望の党の「しがらみのない政治」、「原発ゼロ」という受け入れない政策を、連合はのみ込んでいる。今後は労働組合の存在すら認めていない維新の会とも共闘するとなると、もう働くものの代表とは言い難い。加えて共産党と政策が相いれないのではなく、ただ嫌いなだけなこともばれた。政策が相いれないというのならば、希望の党とは組めず、政策の変更を求めるのならば、連合の政治介入でしかない。希望の党も連合も策に溺れたか。(K)※敬称略
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218520】
政界総汚染か 維新・片山代表も「加計学園」から献金受領
2017年11月30日
(加計理事長(左)に与党以外にも“お友達”がいた/(C)日刊ゲンダイ)
「加計マネー」は野党にまで渡っていた――。いまだ闇に包まれたままの「加計学園」の獣医学部新設問題。安倍首相をはじめ、自民党議員が学園と深い関係にあることが問題視されているが、自民の補完勢力である「日本維新の会」の片山虎之助共同代表(82)も、学園と親密な関係であることが日刊ゲンダイの調べで発覚した。
片山氏が代表を務める政党支部の2013年分の政治資金収支報告書には、4月24日付で、学園の加計孝太郎理事長と息子で副理事長の加計役氏から、それぞれ12万円ずつ寄付を受領した記載がある。15年分の収支報告書にも、5月19日に両氏からやはり12万円ずつ寄付を受けたことが記されている。
さらに、片山氏は10年3月26日付の公式ブログで、前日25日に加計学園グループの「千葉科学大学」の式典に出席し、「名誉博士学位」を授与されたことを記している。ブログには〈平成21年度千葉科学大学学位記授与式に出席。冒頭に私は加計総長から「名誉博士学位・社会科学」を贈呈され、謝辞を申し上げました〉と、加計理事長本人から学位を授かったと書いている。カネをもらうだけでなく、博士号まで受けるのは、よほど深い関係ということだ。
疑わしいのは、維新の会が、国会で加計問題を追及しようとしないことだ。これほど大きな問題となっているのに、28日の衆院予算委で質問に立った維新・下地幹郎衆院議員は、加計学園の「か」の字にも触れずじまいだった。
足立康史衆院議員にいたっては、加計疑惑を追及する野党議員を批判する始末だ。15日の衆院文部科学委で、希望の党の玉木雄一郎代表と立憲民主党の福山哲郎幹事長が、獣医学部の新設に慎重な「日本獣医師連盟」から献金を受けていたことを問題視し、2人の獣医学部新設に反対する国会質問は医師連への便宜供与で、あっせん収賄罪に当たると断じ、国会で「犯罪者」とまで言い切っていた。
維新が加計問題を深く追及しないことと、片山代表に「加計マネー」が渡っていたことは、関係があるのか。
片山事務所は、加計親子からの献金について「2人とは個人的な知り合いで、個人献金を頂いた」。学位については、「千葉科学大において危機管理学部をつくるにあたり加計理事長から相談を受けた」と“お友達関係”であることを認めた。維新議員の追及姿勢については「個別の内容について(議員に)指示しているわけではない」と答えた。
それにしても、加計学園の“政界工作”は裾野が広い。獣医学部の建設工事は、自民・逢沢一郎元外務副大臣の親族企業が受注していた。萩生田光一幹事長代行も千葉科学大の「名誉客員教授」を務めていたし、下村博文元文科相も学園から受けた200万円の「違法献金疑惑」がくすぶったまま。まさに「政界総汚染」の様相で、他にもズブズブ状態の国会議員がいてもおかしくはない。
やっぱり、「認可されたから終わり」は許されない。加計理事長以下、関係者を全員、国会に呼んで、徹底して真相を解明すべきだ。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
週刊朝日での室井佑月さんのコラム【連載「しがみつく女」/「わかってないんじゃないかと思って」】(https://dot.asahi.com/wa/2018011000007.html)/《国際会議…で、医療費負担で貧困に陥る人などのために、政府として約29億ドル(約3200億円)規模の支援を行うと宣言した。気持ちいいだろうね、ポンと大金を寄付するのって。方々から頭を下げられ、お礼もいわれるだろうしね。けど、そのお金、あなたのお金じゃない。この国も、あなたのものじゃない。わかってるかな? もしかして、わかってないんじゃないかと思って。》
「弱者をイジメ、《弱者を切り捨て》て、《国費を約160億円削減》。血も涙も無いとはこのことだ。人殺しのオモチャを買うお金は有っても、人々を「思いやる」お金、弱者を気遣うお金は無し、ということらしい」。「腹立たしいことに、弱者イジメ・《弱者切り捨て》で「巻き上げて搾り取った」お金や市民からの増税分は、直ぐに人殺しのためのオモチャの費用や害遊でのバラマキ害交に消えゆくのみ」。
室井佑月さん曰く、《いわれるまま武器を大人買いできるほど、この国には余裕があるのか?》…トンデモな「大人」達が、子や孫をよりによって人殺しに行かせたいらしい。王様・アベ様…《この方はなんもわかっちゃいないのかも。この国の国民の生活がズタズタになっているのに、海外には大盤振る舞い》。誰がアベ様や与党を支持したのか、支持し続けているのか?
『●そもそも、子どもたちのためにこそ
「ドブガネしている」税金を使ったらどうなのか?』
『●「学費“無償化詐欺”…選挙の公約が早くも骨抜きで「詐欺的」」…
アベノサギに何度も騙される方の大問題』
『●アベ様の《積極的平和主義》を愛し、「子育ての党」を
詐称する公明はとっくの昔に一線を越えている』
『●「ズ」抜けたバ「ズ」ーカ達による永遠の「道半ば」…
「この国の未来や将来が見通せず不安があるから」』
『●自公選挙公約「子育て…」…その結果、
「日本の子供の貧困は「途上国並み」と断じられたのに等しい」』
『●室井佑月さん、《税収が足りなくば、法の抜け道を閉ざし、
適正に課税して金持ちからお金をとったらいい》』
「教育無償化は反故、その一方で、イージス・アショアのような
無駄な武器をボコスカと購入(しかも言い値であるが故に、
どんどんと値が吊り上っている)。そして、相変わらずの害遊での
バラマキ害交。増税分は、やがてはそれらに消えていくだけ」
『●与党自公によるデタラメな《行う必要のない政策》の羅列に加えて、
国費160億円削減で弱い者イジメ』
《★自民党による荒っぽい政策が続く。「法人減税」「賃上げ要請」
「サラリーマン大増税」という、アベノミクスが成功していれば
行う必要のない政策が、脈絡なく羅列される。それに加えて貧困問題が
重大課題となりつつある中、財務・厚労両省は生活保護費のうち食費や
光熱費などに充てる「生活扶助」について、国費約160億円を削減
することを決めた》。
『●憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されない、
血も涙も無い「国費…160億円削減」』
《厚生労働省は生活保護費のうち食費や光熱費などに充てる
「生活扶助」の支給額を段階的に引き下げ、3年かけて国費を
約160億円削減する方針》、《生活保護は、本当に必要とする人の
2割しか受給していないとされる。8割の人が、生活保護基準以下の
収入で生活をしていることになる。社会の安全網は十分に行き渡らず、
生活扶助も減額する。憲法25条がうたう「健康で文化的な最低限度の生活」が
保障されないのではないか》
『●選挙制度の不備に加えて、大企業を巻き込みながら
《極右のタニマチ》が《組織的な選挙運動》を展開…』
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【https://dot.asahi.com/wa/2018011000007.html】
室井佑月「わかってないんじゃないかと思って」
連載「しがみつく女」
2018.1.11 07:00 週刊朝日 #安倍政権 #室井佑月
貧困問題が改善されない日本。作家の室井佑月氏は、安倍晋三首相のある発言に対し、「また口だけか」と危惧する。
【上野のパンダ、シャンシャン? イラストはこちら】
(c)小田原ドラゴン
* * *
あけましておめでとうございます。あれ、この言葉、前回もいったっけ?
じつは、これを書いているあたしの年は、まだ明けてない。今、クリスマス。
なんも変わっちゃいない。ワイドショーは未だに相撲のことをやってるし。
上野のパンダ、シャンシャンのこともちょろっとやったか。
シャンシャンが生まれてからというもの、寝る前にシャンシャンの映像をネットで探し、ちょこっと観るのが日課だった。が、あたしはもうそれをやめた。
パンダの顔がお相撲さんのおっぱいに見えてしまう。もういいや、と思ってしまう。
そういや、政府が12月22日に、2018年度の一般会計予算案を閣議決定したんだけどな。国家予算ともなると巨大な数字で、なにがなんだかわからなくなる。税金の使い道って大事なこと。お堅い新聞じゃ疲れるから、こっちこそ、パネルや映像で説明してほしい。
18年度末には、国と地方の借金残高は、1108兆円になるんだとか。大丈夫なのか、この国?
17年はトランプ大統領というセールスマンがやってきて、防衛費もまた増えた。
いわれるまま武器を大人買いできるほど、この国には余裕があるのか?
厚生労働省は22日、生活保護の支給額を、推計で67%の世帯で減額することに決めた。
生活保護の支給額は5年ごとに、受給者以外の低所得者層の消費実態と均衡するよう算定している。つーことは、5年前と比べ、この国の貧困者の生活はぜんぜん改善されていないってこと?
12月13日、訪日中のユニセフのレーク事務局長が、NHKの取材に対し、
「日本のおよそ16%の子どもが深刻な貧困状態にある。
豊かな社会において子どもが飢えや格差に苦しむことがあってはならない」
と発言した。
この国の子どもは、世界の子どもの貧困問題に関わっているユニセフに心配されるようになってしまった。
安倍首相は国会で、たしかに、
「子どもの貧困対策は未来への投資であり、国を挙げて推進していきます」
とかなんとかいってたんだがな。また口だけか?
いいや、この方はなんもわかっちゃいないのかも。この国の国民の生活がズタズタになっているのに、海外には大盤振る舞い。
12月14日も、都内で開かれた国際会議「UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)フォーラム2017」で、医療費負担で貧困に陥る人などのために、政府として約29億ドル(約3200億円)規模の支援を行うと宣言した。
気持ちいいだろうね、ポンと大金を寄付するのって。方々から頭を下げられ、お礼もいわれるだろうしね。
けど、そのお金、あなたのお金じゃない。この国も、あなたのものじゃない。わかってるかな? もしかして、わかってないんじゃないかと思って。
※週刊朝日 2018年1月19日号
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
沖縄タイムスの赤嶺由紀子記者のコラム【[大弦小弦]沖縄には米軍基地がある。だが、沖縄は米軍基地ではない…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/193247)。
《沖縄には米軍基地がある。だが、沖縄は米軍基地ではない。これは当たり前の認識だろうか。うるま市の伊計島の砂浜、読谷村儀間の廃棄物処理施設内に米軍ヘリの不時着が相次いだことに自問自答した》。
沖縄版「今年の漢字」も『落』。《県民の命が脅かされ続ける現状より、軍事優先の現実に愕然》、《暮らしの身近な場所に突如危険が降り立つ「異常」さ》。「在日米軍特権」な番犬様は沖縄を「植民地気分」、何もしようとしないニッポン政府は「日米共犯」。加えて、「本土」マスコミやアベ様広報官らデマ・ヘイトなオトナ達こそが沖縄の人々、特に、《子どもたちの日常にある「異常」を放置している》共犯者。
「森」や「海」を殺さず、本当に必要で、そんなに安全・安心・静穏ならば、アベ様んチの上空で『落』としてみたら? 「不時着」してみたら?
『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を唱えることしか
能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…
「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」』
『●(コラム【金口木舌】)「沖縄版「今年の漢字」」は『落』…
「いずれの「落」も県民の命に関わる」、抜本策は「撤兵」』
『●「本土」のデマ・ヘイトなオトナ達…《子どもたちの
日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか?》』
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【http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/193247】
[大弦小弦]沖縄には米軍基地がある。だが、沖縄は米軍基地ではない…
2018年1月10日 09:20 米軍トラブル 米軍ヘリ窓落下 米軍ヘリ不時着
沖縄には米軍基地がある。だが、沖縄は米軍基地ではない。これは当たり前の認識だろうか。うるま市の伊計島の砂浜、読谷村儀間の廃棄物処理施設内に米軍ヘリの不時着が相次いだことに自問自答した
▼昨年12月には宜野湾市の保育園に米軍ヘリからとみられる部品落下事故、普天間第二小への窓落下と続き、新年明けて早々に2度の不時着。県民の命が脅かされ続ける現状より、軍事優先の現実に愕然(がくぜん)とする
▼「潮干狩りもやるし、夏は地元の人も海水浴に来る場所なのに」「野菜を作っている畑は200メートルほど先」。不時着の現場となった伊計島や読谷の住民らが口にしたのは、暮らしの身近な場所に突如危険が降り立つ「異常」さ
▼米軍基地ではない場所で、日常生活を脅かす「異常」が繰り返されるのは、米軍が沖縄を米軍基地そのものだという意識を持っているからではないか。米軍だけの都合で危険をばらまかれるのはまっぴらだ
▼事故のたびに日本政府は「安全運航を強く求める」と繰り返す。だが、実効性ある対策を引き出したためしはなく、求めるだけではもはや事故を防げないのは歴然としている
▼「法治国家として機能しているのか」「みなさんがおわび行脚をしないように強い対策を出してほしい」。読谷村の住民が沖縄防衛局に淡々と求めた言葉が重く響く。(赤嶺由紀子)
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018010602000140.html)。
《▼これまでに使われた袋の数は九百万超。黒い袋がそこかしこに墳墓のごとく積み上げられている異様さ。その袋に詰められた「廃棄物」が、本来は恵みをもたらす田畑の土だったことを思えば、「ぎゅうぎゅうに詰め込んだ怒り」の重さが分かるだろう》。
東京新聞の記事【除染手抜き 内袋閉め徹底を指示 環境相、全元請けに文書指導】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018010602000135.html)によると、《東京電力福島第一原発事故に伴う福島県内での国の除染事業で、防水用の内袋を閉じていない手抜き除染袋(フレコンバッグ)が大量に見つかった問題…この問題では二〇一五年十月、大手ゼネコンの大成建設などの共同事業体(JV)が受注した飯舘村比曽地区の除染現場で、名古屋市の二次下請け業者の施工分の三割に当たる千袋で、内袋を閉めずに除染土壌が露出する手抜き作業が発覚。昨年十月に南相馬市の除染現場で本紙が無作為に選んだ百袋を調べたところ、三十二袋で内袋が閉まっていなかった。通常、除染現場では袋全体を防水シートで覆う作業が不要とされており、内袋が閉まっていなければ、雨水が中に入り込み、汚染水となって漏れ出る恐れがある》。
『●「原発事故で奪われた生業と地域を返せ」…
人災を起こした東京電力や政府は「原状回復」してみせたのか?』
『●「原子力ムラの言いなり」原子力「寄生」委員会の
救い様の無さと、アベ様の「危険な丸投げ・無責任体制」』
『●東電原発人災…《「失敗の本質」とその責任を問》うた上で、
核発電「麻薬」中毒患者に「原状回復」させよ』
《九百万超》の《ぎゅうぎゅうに詰め込んだ怒り》《怒りの塊…諦めが発芽し始めている》《芽生えが希望ではなく諦めの象徴》《原発事故が現出させた不条理の一つだ》。この国はどこまで冷たいのか…。《本来は恵みをもたらす田畑の土》、その内在的価値も含めて、東電は完全に補償し、原状回復して見せたのか? 核発電「麻薬」中毒患者のうち、誰か一人でも責任をとったのか?
『●お見舞い申し上げます・・・』
『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う』
『●3.11東京原発人災から2年が過ぎて』
『●「福島原発事故の今」
『週刊金曜日』(2014年3月7日号、982号)について』
『●3.11東京電力原発人災から4年:
虚しき「地球にやさしいエネルギー原子力 人にやさしい大熊町」』
『●東電核発電人災から5年: 「今や世界の笑い者…
政権批判をいとわないキャスターの首を差し出した」』
『●東電核発電人災から6年: 4つの「生」+「命」「活」「業」「態」
…どれか一つでも原状回復できたか?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018010602000140.html】
【コラム】
筆洗
2018年1月6日
<この中には/冗談が入っているわけではない/全て怒りの塊だ/だから黒い袋一つの重さは/それぞれの家で若干異なるものの/大きな違いはない/ぎゅうぎゅうに詰め込んだ怒りが/廃棄物となって固まっている>▼これは福島県いわき市に住む木村孝夫さん(71)の詩集『桜螢(さくらほたる)』(コールサック社)の中の一篇。「黒い袋」とは、福島第一原発の事故で汚染された土などをはぎ取って、詰め込んだ「除染袋」のことだ▼これまでに使われた袋の数は九百万超。黒い袋がそこかしこに墳墓のごとく積み上げられている異様さ。その袋に詰められた「廃棄物」が、本来は恵みをもたらす田畑の土だったことを思えば、「ぎゅうぎゅうに詰め込んだ怒り」の重さが分かるだろう▼だが、何兆円もの公金が投じられる除染作業をめぐっては、数々の不正が明らかになっている。最近も、防水のための内袋を閉めぬままにした手抜きが発覚した。染み込んだ水が漏れ出せば汚染物流出の危険がある袋が、百万にも及ぶ可能性もあるという▼除染袋の中には既にほころび、そこから芽が飛び出した袋もあるそうだ。そんな光景を木村さんは、こううたっている。<黒い袋は頑張っているものの/芽がでてくるということは/諦めが発芽し始めているのだろう>▼芽生えが希望ではなく諦めの象徴となる。原発事故が現出させた不条理の一つだ。
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ニッカンスポーツのコラム【国民のためか、安倍のためか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201801090000166.html)。
《そう、二階が図らずも口にしたように、この改正は安倍総裁のためなのではないか。憲法改正は自民党の結党以来の党是だが、ここまで本格的に改正を進めたのは安倍だけだ》。
《議会制民主主義はもう機能していない》独裁政治下で、壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、そして、緊急事態条項の創設。一体全体、これのどこら辺が国民のため? この壊憲は、人治主義国家・アベ様王国の国王の自己満足《憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したい》《改憲を断行したという記念碑的目標》のためであり、壊憲することが目的の壊憲で、「裸の王様」を支える取巻き連中や癒党議員、壊憲志向の組織や広報機関が躍起になって立憲主義を破壊し、平和憲法を破壊し、ニッポンを破壊している。
『●「憲法九条…戦争放棄はGHQの指示ではなく、
当時の幣原喜重郎首相の発意だったとの説が有力」』
『●花森安治さんの「「武器を捨てよう」は
憲法押し付け論を批判し、9条の意義を説く一編」』
『●壊憲派の沈黙、押しつけ憲法論という思考停止:
「二項も含めて幣原提案とみるのが正しいのではないか」』
『●「ト」な自民党改憲草案の押し付け…
押し付けられた「押し付け憲法論は、賢明なる先人に対する冒涜」』
『●壊憲…「緊急事態という口実で、憲法が破壊される恐れが…
ヒトラーは非常事態を乱用して独裁を築いた」』
『●壊憲反対の不断の声を:
「戦後の歴史の岐路かもしれません。不断の努力こそ求められます」』
『●「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…
「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」』
『●「ト」な《党の公式文書》自民党壊憲草案…
「言論の府」で議論する価値など全く無し、を自ら認めた?』
『●「環境権」を「お試し壊憲」に悪用しつつ、
一方で、畏敬の念も無く、何の躊躇もなく「海を殺す」人達の愚』
『●答えは「壊憲にNo!」。代案・対案など不要。
自公の「お試し壊憲」になど、絶対に与してはイケナイ!』
『●「忌野清志郎が示す進むべき道」=「戦争はやめよう。
平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう」』
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判』
『●「公平にしないと国民投票は成り立たないもの」…
「公平・公正」、自公お維キトに最もほど遠い言葉』
『●アベ様は、「政治への強い志も知の蓄積の
気配すらも見られなかった」(青木理さん)…原点回帰な9条壊憲』
『●押付られたと嘯き壊憲するくせに、「在日米軍特権」など
「忠犬になるしかこの国に生きる道はないのか」?』
『●壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
そして、緊急事態条項を絶対に許してはダメ』
『●「自民党の補完勢力」「自民党の2軍」癒党が野党を破壊し、
与党自公の壊憲・緊急事態条項を推進…』
『●「改憲自体が目的…首相・安倍晋三が改憲を
断行したという記念碑的目標」…《愚劣なことだ》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201801090000166.html】
政界地獄耳
2018年1月9日9時47分
国民のためか、安倍のためか
★4日の年頭の記者会見で首相・安倍晋三は早期の国会発議を目指す考えを示し、5日の自民党の仕事始めでは「(自民党結党から)60余年が経過し、意味合いは変わったが、国の姿・理想の形をしっかりと考え、議論していくのは、私たちの歴史的な使命ではないかと思う。占領時代に作られた憲法をはじめ、さまざまな仕組みを安定した政治基盤の中で変えていくことだ」と憲法改正への思いをにじませた。
★また7日放送の番組でも「できるだけ多くの党の賛同を得るような形で発議していただきたい」とし、「まずは国会で議論を進め、その中で国民の理解が進むことを期待したい」とその工程を語った。
★それを受け、5日に自民党幹事長・二階俊博は「みんなで団結して、自民党のためにやろう、安倍総裁のためにやろうと、こういう気持ちをみなぎらせていただいていることを、心からうれしく思う」と発言した。そう、二階が図らずも口にしたように、この改正は安倍総裁のためなのではないか。憲法改正は自民党の結党以来の党是だが、ここまで本格的に改正を進めたのは安倍だけだ。無論、衆参での3分の2を与党が占めるという環境を作り上げたことが、その導火線なのかもしれない。歴代首相は改正したくとも与党でそれだけの勢力を作り得なかったからだ。
★現行憲法を「いじましい、みっともない憲法」と断ずる首相に共産党参院国対委員長・井上哲士はツイッターで「『今年こそ、憲法のあるべき姿を国民に提示』すると述べた。やはりこの人は立憲主義がわかっていない。憲法に縛られる立場の総理が、『憲法のあるべき姿』を提示するなど本末転倒。あるべき姿を決めるのは国民。どの世論調査をみても、国民の多数は改憲を望んでいない」と反論した。憲法改正は国民のためか、安倍のためか。(K)※敬称略
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