エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#聖書の言葉 #単独者の恵み #かけがえのない私

2019-06-06 07:29:38 | 聖書の言葉から
 
#聖書の言葉 #1人豊か #あ~んしん
    私の好きな聖書の言葉から。   安心して信頼していことに,神様からの力がありますからね。 (イザヤ 30-15)   信仰の恩師の西......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」

をご参照ください。



生きているのに

死んでいるあなたへ



マハトマ・まど・みちおさんの言葉から。





自分の中の

 

「自分自身」

 

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#かけがえのない私 #空前絶後の私

2019-06-06 07:18:22 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 
#礼拝 #相手にピッタリと合わせる心身の働き掛け #幼い子どもの時期が一番難しい
 聖書の言葉: #全てには時がある #うまく出来てる #爽やかな喜び   インターメッツォ : 生活が陶冶する   一人ではできない不思議   自分のことはいったん......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
 をご参照ください。


 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
は,翻訳が終わりましたが,印象的な言葉を適宜拾ってみようと思います。



 昨日,一昨日のつづき。p.239の,第3パラグラフ,下から2行目。今朝はp.241の2行目から。


 トラウマは人々を根っこから変えてしまいます。というのも,トラウマを負わされた人は,もはや自分ではないからです。

 自分を生きていない感じを言葉にするのが,猛烈に難しいんです。言葉が発達するのは,「あそこにあるもの」を分かち合うためにあるのが中心です。言葉が発達するのは,自分のいろんな気持ちを人に伝えて分かち合うためにあるのが一番じゃない(言葉を司る脳は,自分が生きている実感を司る脳から,場所的にひどく離れていますから)。たいていの人は,自分のことより,人をとやかく言いますものね。昔、ハーヴァード大学の心理学者,ジェローム・ケーガルが言ってましたっけ、「一番内に秘めた経験を言葉にすることは,深い井戸に繋がっていて,分厚いミトンの手袋をしたまま,小さな壊れやすい宝石を摘まみ上げる事になっていますからね。」って。
 過去は,腑に落ちる体感システムのおかげで,言葉にしてこだわらずに済むものにすることができます。腑に落ちることが,いまここで自分の実感に気が付く基です。1人の患者さんが私に「8歳の時に,父が家族を見捨てました」と言うならば,私は話を止めて,〈いまどう感じますか?〉いまここの自分を確かめてっ,て言いますね。出てった後で,お父さんに一度も会っていない子どもの自分について話した時に,身体の中で起きていることを確かめて,って言います。「あなたの身体のどこが,苦しい?」って訊きますよ。腑に落ちる感じを大切にして,心が痛む声を聴くんです。最深欲求に繋がる道を辿れば,―― 風は変わり始めます
 
自分自身に手紙を書く
 
 最深欲求に至る道は他にもいろいろありますね。その内,1番善いやり方が,自分に出す手紙を書くことです。裏切られたり,見捨てられたりすれば,自分の気持ちを出せるのは,怒るとき,人を責めるとき,もの悲しいとき,悲しい時だっていう人が多いでしょ。気持ちが出せれば,その手紙を相手に送らなくても,気分が楽になりますね。自分に手紙を書けば,相手がどう思うかを気にせずに,自分の気持ちに耳を澄ませて,気持ちの流れは自分のものになります。後になって,自分が書いたものを繰り返し読みますと,感謝感動感激する真実に気づく場合が実によくありますから。
 人様のお役に立つ者として,私どもは日々の関わりに「目覚めて」いたいですし,いろんな気持ちに振り回されずに目の前の課題に向き合いたいと思います。心置けないとまでは言えない人と話す場合,私どもの人間勘ビューターは,フル装備の警戒網と防衛線を築くでしょ。文字を書くことは別物です。人間勘ビューターに,しばらく一人ですからと言えば,様々なことが思いがけず不意に表に出ます。皆さんは一種のトランス状態に自由に入れて,そのトランス状態の中では,皆さんのペン,あるいは,キーボードが,内側から湧き上がるものを繋げてくれるようです。私が生きている実感を,恐れずに,内省し,話し言葉にする脳を繋げれば善いんです
 フリー・ライティング,と呼ばれる稽古の中で,ロールシャッハテストを,連想に入る手段として,活用することができます。初めに心に浮かんだことを,まるで目の前にあるかのように書いて,書き続けるんです。その間,休んだり,読み返したり,消したりしません。カウンターテーブルの上の木のスブーンがきっかけで,おばあさんと一緒にトマトソースを作ったことを思い出すこともありますし,子どもの頃にひっぱたかれたことを思い出すこともあります。先祖伝来の急須を眺めると,想像の翼が,ギザギザの軌跡の末に,辿り着くかもしれないのは,,今は亡き大事な人か,大切な思いと折り合いのつかない思いとが混ざり合った家族と過ごしたお休みかもしれませんね。すぐに1つのイメージが現れると,次に記憶が甦ります。そして,その記憶を記した短い文章が浮かんできます。その短い文章を記した紙に,ハッキリと示されていることは,皆さんのかけがえのない私です



 こうして,ウソのない自分,かけがえのない私,が創造されます。

 皆さんも,自分は歴史上空前絶後の私,に目覚めることができるでしょう。

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#創造の神秘  #気高い恵み #心からの優しさ

2019-06-06 06:49:51 | エリクソンの発達臨床心理

 
#間違った子育て #忙しいと間違いやすい #互いに相手をコントロールしようとする害悪 #互いに命をすり減らす #ニッポンの発達トラウマ障害の圧倒的多数派
 #信じる者は救われる  #信頼と理想こそ発達トラウマ障害を癒す #はじける笑顔    発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」

 をご参照ください。

 不思議な導きの中にある,まとめ学習の都合により,Toys and Reasons 『おもちゃ と 賢慮』から,p.67から。第2章の初めから。今朝は,6行目から。



母子2人の夢中がぶつかり合う場

 

 5歳の男の子のおもちゃ療法の中にあった(訳注:p.31の挿絵にある),母子2人のやり取りの真実のど真ん中にピッタリな,人の音色に合わせて心身を動かす人,キリストこそは,たった1つの象徴である,とキリストと共に居る私は,見ますね。キリストが仲良しの2人のど真ん中にいるのは,遊びの場面でも,子どもがいつでも生きている実感を信頼する,様々な空っぽの場で一巡することになっている,人の音色にピッタリ心身を合わせる音色でも,同じです。5歳の男の子が生きている実感,命の響きを腑に落ちて身に着ける時には,腑に落ち,感動し,心の傷がピカリと光るんですから。それに,この5歳の子が投げかける仲間の様々な課題,この子の心が育つ人との関係,それに,その子が与えられている正義も関わります。ここで,1人で夢中になって喜ぶ時期から,互いに関わり合う時期を繋ぐ敷居で,身に染みて分かるのは,1人で夢中になる喜びには空っぽの場が1つしかないことですし,母子2人が互いに夢中になることがぶつかり合う場も1つしかない,ということです。そうして,キリストとともにいる私が見つけたのが,あの大きな空っぽの場でバラバラにされた,母子2人のド真ん中には,自分を小さくして空っぽにする,聖書の神様の心から優しさが,母子2人をピッタリくっつける,という,あの気高い働きがある,ということです。


 暗号解読の続き。

 バラバラな2人を繋ぐのは,聖書の神様の心からの優しさ,その実現であるキリストです。

 キリストの気高い恵み。

 

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#希望の足  と #ウパニシャッド哲学 #をとてる

2019-06-06 05:44:58 | エリクソンの発達臨床心理
 
#マインドフルネス #落着き #無心になれる
 エリクソンの叡智:  #トラウマになった経験も遊びが癒す     発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」
 をご参照ください。

 不思議な導きの中にある,まとめ学習の都合により,Insight and Responsibility 『キリストと共に見る心眼=善い良心があると,子どもに応答できる』の、p.116,最後から。今朝は,p.117の,第2パラグラフの2行目から。

 

 

大文字の希望が当てになると信頼できる唯一の条件は,母子が一心同体体験をすることだけです。その母子一心同体体験は,聖書の神様の全体像を体現した赤ちゃんが「記憶に残る前」の時代,すなわち,言葉を話せない時,話し言葉による記憶のない時分の,分裂していた母子2人の実験が一心同体になることによって,はじめて実現します。心から自由にされて善かったと語って自分を育ててくれるスピリットは,自分のたった1人の「お母さん」が心から安心できる人だなぁと顔と顔をシッカリと見合わせて,腹の底から仲良くなって,一心同体になることが,育ちの中で一番大事だとみなします。スピリットが語る言葉を生きる者は,赤ちゃんがお母さんと腹の底から仲良くなり一心同体になることが,育ちの中で一番大事だと言ったことによって,あの「対体験をする者が育つ場」がプレゼントしてくれる,「ギフトとしての自由な私」(「生きるはキリスト」)を体得底で,完全に知ることができるんだ,と言っているんです。他方で,心から自由になって善かったと思える者たちは,最初に心から大事にしてくれる1人のお母さんの重要性について,自由に訴えていますが,最初に心から大事にしてくれる,その1人のお母さんとは,手塩にかけて大事にしてくれる人は,心響かせピッタリ身体を合わせてくれる人かどうか実験して,一心同体体験は,なるほどホントだなぁ(アーメン),と腑に落ちる体験です。その一心同体体験実験をアーメンにしてくれるお母さんは,赤ちゃんの,お腹がすいたり傷んだりした身体と辛く悲しい気持ちを,赤ちゃんが期待している通りに,いつも繰り返し振り返ってくれますし,いつも自分を赤ちゃんより小さくして,赤ちゃんのために働きますから,赤ちゃんの心の中に,自分は値打ちものだという信頼を吹き込むことができます。アーメンお母さんは赤ちゃんと眼と眼を見合わせて,赤ちゃんから心から仲良くされて一心同体にしてもらえるのは,アーメンお母さんが眼と眼を見合わせて赤ちゃんと仲良しになり,一心同体だと思えるのとちょうど同じです。赤ちゃんとお母さんは,2人とも心から優しいということは,最初に知ることになっていることですし,最初に信頼を創造するものですから,大文字の希望の足です。

 大文字の希望は,人生の実験を根底から支える良さとして一度出来上がると,「様々な上手くいく見通し」が見通し通りでも,そうでなくても,いつでも,生きているってすばらしい,という希望があります。と言いますのも,人が心身ともに大人になることの中にこそ,様々な具体的な希望って,出来事や状況を望む希望が実現したときには,もっと先にある様々な希望の足が,先回りして静かに待っていますからね。

 希望には,足がある,ということらしい。

 希望の足は,人が発達するとともに,先回りして,その人と(を)共に育つ(育てる)らしい。

 ウパニシャッド哲学に通じます。

 

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