エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#赤ちゃんの頃の粗末な育ち が #解離 をもたらす

2020-06-14 10:50:37 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの
 
#創造的人生

 #自分につくウソ #自分の一部を追い出すウソ #人の一部を追い出す激しい怒りになる 聖書の言葉:  見る    発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。a......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」    

をご参照ください。  

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』 は,翻訳が終わりましたが,印象的な言葉を適宜拾ってみようと思います。 

 p.123から。

 今朝は,p.123,第3パラグラフ,8行目から。

 

 

解離:知ると知らない

 

 リオンズ・ルースは,解離という症状に特に関心がありました。解離とは,失った様々な気持ち,受け容れることが叶わないこと,見捨てられたこと,人がかまってくれないこと,から起きてきまして,粗末で空っぽでガラクタで,逃れようもなく,押さえつけられていると自分を見做すことです。リオンズ・ルースが気付いたのは,「顕著で意外な」関係があることでしたが,その「顕著で意外な」関係とは,お母さんが,生後2歳までの間に,赤ちゃんをホッタラカシにしたり,赤ちゃんに息を合わせないことがあったりすると,大人になってから,解離症状を起こしやすい,ということでした。リオンズ・ルースの結論は,お母さんから真実に善く見てもらい,真実に仲良くしてもらえない赤ちゃんは,青年になっても,自分も人も良く見ることができないし,自分とも人とも仲良くすることもできない,ということでした。安心してやり取りできる関係の中で生きている赤ちゃんは,様々な不満や悩みだけではなくて,自分に割り当てられた湧き上がる私も人に出すようになります。自分に割り当てられた湧き上がる私とは,すなわち,自分が心魅せられる物事,自分の好み,自分が目指している物事ですね。自分の気持ちを分かって貰うと,赤ちゃんも(大人も)、極端に強いショックを受けることに対して,クッションも貰うことになります。もしも,皆さんのお母さんが,皆さんの願いを粗末にされたり,皆さんがそこにいるだけでイライラされたりすれば,皆さんも,人はダメっていうものだ,人って相手になってくれないものだ,と見通すようになりますからね。皆さんのお母さんがすぐに「ダメ」と言ったり,相手をしてくれないことを意識的に見ないようにしたりすることで,ことに当たりますし,ことに当たれるでしょうし,そんなことは大したことじゃないかのように振る舞うこともできるでしょうけれども,皆さんの身体は,警戒警報を出し続けます。警戒警報は,打たれたり,掠め取られたり,見捨てられたりしないようにするためなんです。解離って,知ると知らないが同時にあることです。

 ボールビーも書いてますよ「お母さん(あるいは,他の人)と気持ちよくやり取りではないと,自分とも気持ちよくあり取りできないだよ」と。皆さんも自分の身体が知っていることに耐えられなかったり,自分が感じていることに実感がなかったりしたら,できるのは,身体が実感していることに「関係ない」と否認するか,解離するしかありませんお母さんと心響く関係がない最悪の壊滅的で生涯にわたる悪影響は,心の中でイキイキと生きている実感ない,ということです。心の中でイキイキと生きている実感ないのは,私どもの子どもクリニックで会う子ども達にもみられる病状ですし,私どものトラウマセンターに来る大人たちや子ども達にもみられる病状です。皆さんもイキイキと生きている実感があることを大事ではないと感じる様になれば,皆さんを危険から守ってくれるものは何一つなくなってしまいますよ。あるいは,「何か」を感じるために極端な努力に訴えることになります。それがカミソリによるリストカットだったり,知らない者との殴り合いだったりします。

 カーレンの研究によれば,解離は赤ちゃんや幼い頃に身に着けるものです。

 

 

 

 解離と言ったら,多重人格を思う人が少なくありません。

 解離(転換 dissociation)は,意識がいまここにないというのが基本的な病状だと私は考えています。

解離の病態は,皆さんも調べればいろいろありますが,いまここの記憶,感覚(音、においなど)が感じられない)、いまここの意識がないままに遠出(家出)をする,いまここにいる自分を自分と感じられない…など様々です。

 重篤な病状である解離が赤ちゃんの頃の粗末な育ちが原因になっている,というのは深刻ですね。

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#礼拝 #常に最も大切なものは隠されている

2020-06-14 10:01:10 | エリクソンの発達臨床心理
 
#創造的人生

 #自分につくウソ #自分の一部を追い出すウソ #人の一部を追い出す激しい怒りになる 聖書の言葉:  見る    発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。a......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」  

をご参照ください。 

 Ontogeny of ritualization in man. 「人の中にキリスト(生きている実感・本来の自己・本心と本音)を創造する毎日礼拝」

イギリスのThe Royal Societyが1966に出しています。

 

 p.346,ブランクから。

 今朝は,p.347の第4パラグラフ,5行目から。

 

 

 

 5 思春期以降 :理想的,と 創造的

 

 私がこれまで心を込めた来たのは,驚き感激する私を創造することですし,昔みたいに、子どもの中にある毎日礼拝が,善悪を超える源だ,ということです。ここから,私どもは2つの志があれば,腑に落ちることができますでしょ。1つは,「毎日礼拝」が,いつも驚く体験で,内側から打たれるくらい強く促される気高さがあるかどうか,を体験的に試してみることができるでしょう。毎日礼拝は,若者たちがお互いの関わり方を腑に落ちて,自分の創造性を,大人とも違うし,子どもにはできなかった形で生き方で示すことになります。もう1つは,成人式(訳注,日曜礼拝)に戻ってもいいかもしれません。と言いますのも,その成人式(訳注,日曜礼拝)が,堅信礼や入隊式になるやもしれないからです。全ての人にとって,すでにお話しして参りました本当の自分を育てる道筋の中にある様々な元気は,赤ちゃんの時に見付けた信頼を,理想の育ちをするイメージに結び付けると同時に,いろんな視点やいろんな理想が腑に落ちるものにしてくれる式(訳注:日曜礼拝)の推進になります。本当の自分を育てる道筋の中にある様々な元気は,心から安心できる場に自分から参加している感じと,新たな仲間ができた感じを,大人になりつつ子どもにプレゼントします。ですから,大人と呼べるのは,2人が自分自身を育て,2人とも心から自由になるのが毎日礼拝の目的ですから,自分自身を育て心から自由になった人だけですし,子どもの暮らしの中で日々毎日礼拝の司式をする者になることを見通せる人だけです。

 私ども夫婦が驚き感嘆する私の育ちをスケッチしてきたことには,思春期以降の舞台も入ります。と申しますのは,お互い様の関係があるからでして,動物には,大人と若者が,生得的にお互いを大切にする本能のパターンでやり取りを全うすることがあるのですが,人間にあるのは,「子どもの時と若者の時に,母子が互いに大切にし合う生き方など」だけなんです。人間が生かされている意味を十分に体得することは,単に「縦の関係と横の関係」に加わるばかりじゃなくて,仲間の「人類を上下2つに分けるウソ」「夢中になって自分たちを共に賭けること」も意味します。仲間の「人類を上下2つに分けるウソ」「夢中になって自分たちを共に賭けること」は,(道徳なんて糞くらえ,狂ったように正義を無視し,軍事がお好き)敵視したものと,古いか馴染めないかとしたものを「締め出す」ことらになります。他のところ(エリクソン,1965)で,一心同体に成れない危機をクッキリ描くことを引き受けてきました。この一体になれない危機は,「『上に』忖度するウソの一体感」の習慣が,青年期に生まれることになりますし,その人が属する文化が創り出す忖度する気持ちが出来上がります。 縦横の関係と関係に対する本気度の2つうまく噛み合った場合だけ,若者は新しい人品を,聖書の神様が差配する縦横の関係と聖書の神様を実体験することと結びつけることができます。私は,仲良く一致することが大切にできず2人がバラバラになる関係一体に成り損ねと呼んできました。臨床的に(前に申し上げましたように)一体に成り損ねは,自分を出せませんから毎日礼拝できないことや一匹狼ですから毎日礼拝を怠ることに現れます。一体に成り損ねは,境界性人格障害や犯罪,危険な非行や病んだ狂信があるかどうか,あるいは,どこにあるのかを決める,心の病や政治や法律的な,善悪を仕切る壁を生み出します。若者らしい生気溢れる「鬼のお出まし」は,2人で分かち合えない中では,こんなものになります。人間らしさの欠片もない金太郎アメや,なるほど本当だと認め合う人品もない者に,あるいは,表と裏の2つの分けることができない本当の自分を生きることや,2人が互いに大切にし合う生き方が分からない者に,若者がなることから,その若者の心が2つにバラバラになることを(時には,嘲りによって,時には,面倒を画策することで),遊びにします。しかし,特に,科学技術の変化がとても速い中で毎日礼拝の全く新しい関わり方を見付けなくてはなりませんから,変わり身の速さ自体が大切な態度になります。聖書の神様と一心同体に成る見通しがないのは,聖書の神様と一心同体に成れない危機に大多数が陥っている時の印ですし,割り当てられた仲間の作り方の変化に「追いつく」ように,見通しを新たにすることで,初めて,聖書の神様と一心同体に成れない危機に大多数が陥っている現状を解決できます(エリクソン,1959)。

 私どもがいまの時代の(訳注:ナチスの)全体主義で目の当たりにしてきたのは,大規模なパフォーマンスの中で,驚き感激するヌミノース是非を分別する分別感じたままにピッタリと身体を動かすことを組み合わせた大規模な儀式をやって,若者たちの理想を巻き込んでいったことでしたね。 このナチスが大規模に若者の理想を巻き込んだやり方は,多くの若者に,変わり続ける変化全てを1つにする(訳注:ナチスのウソの)口約束に掛ける義務を課したんです。実際,このナチスが大規模に若者の理想を巻き込んだやり方は,古い信念全て(聖書の神様のいのちが一巡する前にあった⦅訳注:この世的な忖度を是とする信念⦆)を,「ダメ」と言われている人と故意に一体になった人の割り当てにします。

 私がこういったこと全てを,いまこの仲でご指摘するのは,毎日礼拝が本当の自分を創造することを理解する,という難題があるからです。と申しますのも,ここで問われていることは,(1)最初の毎日礼拝が,全ての人を超越する聖書の神様のいのちが一巡して,2人がピッタリと一心同体に成り自由になることと,ピッタリと一体になる必要があることですし,(2)イキイキした聖書の神様のいのちを実感する社会へと変える時と,私どもユマニストの過去を,いま世界を覆っているモノづくりの時代と1つにする時にも、若者が聖書の神様のいのちを1巡させることですから。

 しかし,毎日礼拝に対する問いを現代社会で問う前に私どもが触れなくてはならないのは,「大人の暮らしの中で毎日礼拝が家族に果たす役割」です。両親は,子どもの暮らしの中で,毎日礼拝の司祭になる最初の人です。それと同時に,両親は日曜礼拝のにも出ますでしょ。日曜礼拝をする中で,子どもの毎日礼拝をすることが,心響く関わりと聖書の神様の御翼を見付けることになります。それじゃあ,大人の日曜礼拝が,毎日礼拝が本当の自分を創造することにに一番お役に立つことは,いったい何なんでしょうね? それは,大人たちが毎日礼拝をする確信のある司祭になるのに欠かせない気高さを,日曜礼拝が繰り返し確かなものにすることでしょうね。

 聖書の神様のイキイキした命を体得したので,「大人の仲間になる儀式」の後で,「結婚する儀式」のおかげで,若い 心から自由になった大人は,次世代の子ども等に,人生の習慣を伝える新しい仲間に入る「免状」を得ることができます。私がここで思い出すのは,1つの結婚式です。その結婚式は,フランス・アルプスの小さな町で行われました。若いアメリカ人が,市長さんの立ち合いで,結婚しました。フランスの3色国旗が,市長さんのお腹に巻き付けられていました(この国旗は,すぐにお祝いのシャンパンに巻き付けられました)。新郎の頭の上にも,背後にも,「将軍様」が額の中の絵から,ちょっと離れた距離から,新しい結婚を覗き込んでいます。市長さんの頭の上では,胸像の「皇帝様」も将来を空っぽの眼で見つめています。

 

 

 エリクソンは,フランスで行われた結婚式の様子を具体的に記しています。結婚式でも,礼拝では,そこに参加している人間様だけが参加者では会い事が,そこから伺えます。その場には存在しない「将軍様」や「皇帝様」も,儀式を司る重要な要素,時には要の参加者になります。

 エリクソンか勧める毎日礼拝では,聖書の神様,キリスト,スピリットの三位一体の神様が,決定的です。

 最も大切なものは常に眼には見えず隠されているのです。

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#人と関わる心 #人と関われない心

2020-06-14 07:08:00 | エリクソンの発達臨床心理
 
 



#聖書の神様の命が一巡する場はいつでも何度でも #大文字の希望 #何があっても大丈夫は当たり前

 #一歳半が最後 #人との関わり方 #無意識な愛着パターンは一生変わらない #ペッソボイデン体感療法 #感性が鋭いヴァンデコーク教授    発達トラウマ障害(DTD......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」

をご参照ください。

 Identity :Youth and Crisis 『聖書の神様と一心同体に成ること : 若さと試練』

 p.176の,ブランクから。

 今朝は,p.180,第2パラグラフ,4行目から。

 備忘録的に,p.168の第2パラグラフも残します。

 

 

 忘れてはならないのは,お母さん(聖書の神様)と仲良くなって中心軸の自分が腑に落ちることの反対は、お母さん(聖書の神様)に馴染めず心がバラバラだ,ということです。つまり,1番親しい母親は,いまここにあると,母親には不都合な強さや不都合な人たちを,裏切り,見て見ぬふりをして,殺してしまいやすい、ということはね,忘れてはなりません。一纏まりの人や思いに馴染むことは,別のまとまりの人や思いを上手に裏切ることなしには,あり得ませんでしょ。このように,忖度と裏切り,それは,一番親しいはずの母親と一心同体に成ることできなかったために,最深欲求を満たすことができない人のいつもの心の態度になります。最深欲求が満足していない人って,自分の「良心」に確信を持てませんから,不正な誘いを断る賢さがありません

 

家族の中の特別な場 と 子ども

 

 病気になりがちな患者さんのことを論じる時,患者さんに共通するものは何かな? と問うことになります。私どもが治療しているケースでは,お母さんに目立った飛び道具がいくつかあると言えると思います。その飛び道具は,ぜひ関わりたいと願って仲間になり心から自由になる場で,必ずしも飛び回る訳ではありません。第1に,目に見える立場理解,すなわち,自分が上り調子なのか,変わりないのか,「食い下がっている」のか は,いろいろでしょ。いろんな立場でも,お金のためだから,ポストのためだから,面子のためだから,「家族の幸せ」のためだからと言って,心から誠実な気持ちや賢い判断を生み出す源を,お母さんたちは,ほぼほぼいつでも進んで蔑ろにします。事実,お母さんたちは,自分の感受性の鋭い子ども達に,「自然に」,しかも,「喜んでよい子になる」のフリをするように無理強いします。第2に,お母さんには,いつもどこにでも付き纏うという特性があります。なぜならば,お母さんの普段の声や情に絆されたすすり泣きさえもが,尖っていて,悲しくて,イライラしたものになるからですし,そのお母さんの声やすすり泣きからは,どんなの頑張っても,逃げられませんから。ある患者さんは子どもの頃にずっと,チョキチョキきるハサミが部屋中に飛び回る夢を繰り返し見たそうです。夢に出て来たハサミは,切り刻み,バラバラにするお母さんの声を表していたことが分かりました。切り刻む声のお母さんたちの躾は,希望を見失っていているから,押しつけがましくもなるんです。お母さん自身が,誉めてほしい,認めてほしいと飢えていますから,複雑な不満,特にお父さんに対する不満を,自分の子どもに負わせているんです。すなわち,「『私には子どもがいるんだから』ということで子どもの母親である自分が生きている意味を与えて頂戴なぁ」,と我が子に懇願しているんです。お母さんは妬み深く,しかも,人の妬みにもとても敏感なんですから。2人が聖書の神様の結界を作る時に,特に大切なのは,お母さんが妬む子どものサインが,子どもが主にお父さんと一心同体に成るかもしれないというサインですし,最悪なのは,お父さんが一心同体に成っていることに,子どもが一心同体に成ることを土台にしているというサインです。付け加えなくてはならないことは,こういうお母さんがどんな人でも,いまここに踏みとどまるようにされる,ということです。そういうお母さんがいつもブツブツ「お父さんたら,私を女性として大切にしてくれない」と零す不平不満背後には,「いまここに踏みとどまっても,本当の自分を創造する母親に自分がなれない」という,母子が心の奥底で,なんとなく気付いている不満です。いまここに踏みとどまるようにされている者は本当の自分を創造する母親を粗末にすることで,生まれてこの方,お相子で,自分のお母さんも粗末にしてきたんです。それは,気まぐれでバラバラだと最初に見えたことに到底耐えられないからです。しかしながら,このバラバラに見えることが,ピッタリと一心同体に成った夫婦関係成れの果てになります。ピッタリと一心同体に成った夫婦関係成れの果てって,ここに踏みとどまるようにされた者が,自分を押し殺しすぎやすいことですし,あるいは,慌てて関わりすぎやすいことです。その粗末にされたお母さん死に物狂いで子ども等に口やかましくなるのは,おしなべて,生まれ育った家族が病んでいたからです。

 私がここで描いているのは,軽い程度のものですが,ありがちなことですから,子どもの病のせいだと「非難する」ことはできません,と申しますのも,家の中にいる子ども等がすべてがすべて,創造できない強い悪意に,応えている様に見えないからです。私どもが心の刻んでおかなくてはならないのは,粗末にされたお母さんに出会うのは,粗末にされたお母さんが傷の上で道に迷っている,ということです。確信をもって申し上げることができると考えますのは,お母さんとその子どもが「互いに粗末にし合う」のがここだ,ということです。この「互いに粗末にし合う」のは,「互いに大切にし合う」ことの創造できない強い悪意のある反対です。

 そのお父さんらは,たとえ仕事でいつもうまくいったり,大成功を収めていたりしても,自宅で奥さんらに逆らえません。といいますのも,お父さんらは奥さんに頼りきりだからですし,それは,お父さんたちも我が子を心深く嫉妬しているからなんです。お母さんが子どもにあれこれと口うるさいのを見逃したり,お母さんを避けようとしたりすることに,お父さんの思いやりや人の好さが堕すると,その結果として,お母さんはお父さんが堕落するのに見合って,その分,お母さんはますます心貧しくなりますし,不満タラタラになりますし,子ども等にあれこれ口うるさいことに「献身的」になりますから。

 いまここに踏みとどまるようにされる者が持つ,兄弟姉妹に対する関係について申し上げられることは,最高の親族関係以上に,瓜二つだ,ということだけです。赤ちゃんの頃にお母さんと一心同体に成れなかった心の飢え渇きのゆえに,私のところに来る,いまここに踏みとどまるようにされた者達は,まるで双子同士みたいに,1人の兄弟か姉妹にピッタリと自分をくっ付けがちです。ただし,一組の双子がいる場合は別です。まるで双子同士みたいに,1人の兄弟か姉妹にピッタリと自分をくっ付けがちとは,いわば,双子でない相手を,双子の相方の様にしようとすることですから。瓜二つの兄弟姉妹は,アンナ・フロイトさんが「一体感がもたらす利他主義」をはるかに超えたやり方で,少なくとも瓜二つの兄弟姉妹に,埋没して一体となった一体感に,献身する場合がとても多いんです。まるで,いまここに踏みとどまるようにされた者達が,1人の兄弟姉妹と一体となる一体感に献身するのは,埋没して一体となることで,もっと大きな,もっとマシな一体感を取り戻したいと,願っているかのようですよ。一時はうまくいっても,残念ながら,双子の真似事は必ず壊れますから,その後の「こんなはずじゃぁなかったのに…」という失望だけが残りますので,赤ちゃんの時の発達トラウマ体験の傷を一層深くすることになります激しい怒りと千々に乱れた思いが起こるのは,瓜二つの兄弟姉妹の片割れだけは,一心同体に成れて,満足できたかもしれませんが,少なくとも,もう1人の片割れは,「お姉ちゃんに騙された」という隠れていた思いが芽生えた後になります。

 いまここに踏みとどまるようにされる者の赤ちゃんの時期の成育歴は,概して,全くの真っ白です。中には赤ちゃんの時に,1人ぼっちで居ることがほとんどだったことが見られるのに,その両親は赤ちゃんが1人ぼっちで居るのは仕方がないと屁理屈を言うのが普通です。しかしながら,皆さんも抱く一般的な印象は,若者になっても一心同体に成ることが全くできない,という創造できない強い悪意がどれだけ重症かは,赤ちゃんが一人ぼっちで居た程度しだいだ、ということです。それから,皆さんも抱く一般的な印象は,若者になっても一心同体に成ることが全くできない,という創造できない強い悪意が重症ですと,「互いに大切にし合う」ことの創造できない強い悪意のある反対「互いに粗末にし合う」程度がひどくなりますし,幼い時に取り入れた一人ぼっちの二十億光年の孤独を生きざるを得ません。子どもの頃と若者の頃のトラウマについては申し上げれば,1つの特色,すなわち,エディプス期か思春期の初めの,重度の発達トラウマ体験がよくありますし,重度の発達トラウマ体験故郷を失うことと結びついていることが普通です。この重度の発達トラウマ体験は,もしかしたら1つの外科手術かもしれませんし,あるいはまた,遅まきながら診断された発達障害かもしれませんし,あるいは,1つの事故かもしれませんし,重度の性的虐待かもしれません。

 たほう,赤ちゃんの時の苦しみが,この重度の発達トラウマ体験と一致します。この重度の発達トラウマ体験は,家族の魂を癒す関係を知るために打って付けと分かるようになってきました。一心同体に成り損ねは,病気の診断ではないのは,明らかでしょ。でもね,いつでもある大事な問いがありますね。たとえば,心の病が一心同体に成り損ねであるのは,果たして,若者にたまたま出た心の病と取るべきなのか? それとも,一心同体に成り損ねが酷いと,心の病もそれだけ成りやすくなると取るべきなのか? という問いがありますね。この問いは、逆も真なり,ですが,それは,一心同体に成り損ねは,治まって,一心同体に成るためにある場合でしょう。このように「創造的な」問いは,ここでは取り扱えません。それでも,もう1つの是非を問う課題は,議論全体から明らかでしょう。それは,(訳注:エリクソンの長男で,イェール大学の社会学者である)カイ・エリクソンが社会学の術語を使って論じているところですが,危機なんです。その危機とは,若者たちがいまここに踏みとどまる病人という役割を負っていることが,聖書の神様と一心同体に成る創造を創造するために最も価値ある最深欲求が満ち溢れて満たされる舞台として,いまここに踏みとどまるようにされていることを選んで(訳注:チャンスとなる)危機だ,ということです

 

 共に従う仲間の : 2つに分けることができない個人が一心同体に成り損ねることから

           共に従う仲間に課される聖書の神様の規律

                 Ⅰ

 

 重たい一心同体に成り損ねの全体像の絵をお示ししましたから,その全体像の様々な部分を取り上げて,一見バラバラに見える現象に,その一つ一つを関連付けたいと思います。それはひとりびとりの子どもの頃と育ちの過去です。重たいケースで出会う あの諍いは,だいたい全ての人に当てはまりますし,だからこそ,目の前にある絵も,普通の青年の立ち位置が歪んだものにすぎないと,私どもは考えて当たり前と思っていますから、 まず問わなくてはならないのは,この青年期の諍いが子どもの頃の古い諍いを、どんな感じで受け止めていると分かっているのか? ということですし,第2に問わなくてはならないのは,それぞれの子育て文化が「普通の」青年に提供する様々な育て方で,(訳注:過去の)子どもの頃に退歩させようと引き戻す力に打ち勝ち,将来を見据えた目標を目指す勇気に感動して生きる道を見付け出す育て方とは,どんなものか? ということです。

 第1に,子どもの頃に引き戻す力,青年期の諍いがもたらす退歩の見方です。事柄をたまらないほど複雑にしたくありませんが,人と関わる心が育つ私どもの枠組みの中で退歩する「場を置く」ために,心が育つ表を,ここでまたご紹介しましょう。この心が育つ心が育つ表に,空欄のままになっている部分はどうするるの? と疑問に思っている読者もあることを知っています。また,この表を読み続けて,表になったもので興味がある表に関心を示すだけで十分,という読者も恐らくいるでしょう。

 

 

 人と関わる心が育つ表。空欄になっている部分の方が多い表,右上がりの対角線にしか言葉が入っていない表しか,知らない人がほとんどではないでしょうか?

 しかし,全てのセルになにがしかの言葉,意味が入るみたいです。

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#聖書の言葉 #単独者の恵み #真新しい私

2020-06-14 06:08:25 | 聖書の言葉から
 
#聖書の神様の命が一巡する場はいつでも何度でも #大文字の希望 #何があっても大丈夫は当たり前

 #一歳半が最後 #人との関わり方 #無意識な愛着パターンは一生変わらない #ペッソボイデン体感療法 #感性が鋭いヴァンデコーク教授    発達トラウマ障害(DTD......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia
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生きているのに
死んでいるあなたへ



今朝も,ジェームズ・フーストン James M. Houston さんの言葉からも

 

 

 

真新しい私

 

 

本当に

 

生まれ

 

育つ

 

のは

 

ハッとする歓び

 

をプレゼントして下さる

 

キリストが

 

心の中

 

におられるときだけ

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#聖書の言葉 #単独者の恵み #仲良し

2020-06-14 05:18:44 | 聖書の言葉から
 
#心から優しい唯一の天国への階段

 #木を見て森を見せずの愚に誘導するNHK #愚民化政策 #事実は内緒にしてね 現世考: #ペストを恐れるNHK #とても困る #誤貝を宣伝するNHK #細切れの知識の切り売りをす......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia
をご参照ください。



生きているのに
死んでいるあなたへ



今朝も,ヘンリー・ナウエンさんの言葉から

また,お静かに… に舞い戻って

 

 

お静かに…

 

って

 

 

聖書の神様

 

と仲良くなること

 

心から仲良くなること

 

全身全霊で仲良くなること

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