Toys and reasons. p.122から。
至極ささやかな日常生活の礼拝は,「これこそ,私たちが,見通して,話し言葉にして,さらに出来事にもすることですし,これこそ「全うな温もりのあるやり方だなぁ」と言えるものです。
こういう子どもでも解るような言葉づかいで,非常て深い真理を的確に表現できるところに,エリクソンの天才ぶりと,事の本質をクリアに理解していることが,如実に表れています。
すなわち,≪見通し≫と≪話し言葉≫と≪出来事≫を共に一致させるところに,礼拝の本質があり,その礼拝に共に参加することのによって,人は必ず全うで温もりのある関係を体験することができる,という訳です。
これは,発達トラウマ障害(DTD)のセラピーにおいても,極めて大事な実践指針です。
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