エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

表情がない、怒りが止まらない…

2016-05-11 06:13:22 | 聖書の言葉から

 

 

 
男と女の性役割の習慣に疑問を持つことから、男女の解放が始まる
  性差をどれだけ認めるかで、男も女性も、性役割が変わってきます。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p38の第...
 

 今晩も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : defelopmental trauma disorder)をDSM-にハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の37目。

 今晩は、妥当性と信頼性の章の9日目。

 

 

 

 

 

 認知の仕方、感情の持ち方が、普通じゃぁないこと : 発達トラウマ障害は、特に、認知の仕方や感情の持ち方が普通じゃぁない、ということがあります。ただし、その認知と感情のいろんな症状は、今の神経生理学的な障害や情緒障害とは区別されます(すなわち、ポロック、2003 ; パイン等、2003 ; 2005 ; ライダーとチチェッティ、1999 ; クロマー等、2006 ; アユーブ等、2006 ; アンヤンウ等、2001)。

 

 

 

 

 

 何といっても、発達トラウマ障害の人の認知と感情の課題は、感情のコントロールが出来ないことでしょう。

 抑制タイプですと、感情を表に出しませんし、表情が極端に乏しい。アレキサイミア、感情を言葉にすることもできません。

 脱抑制タイプですと、激しい怒りが爆発したり、恐怖が何が原因か分からないままに、嵩じて、その場に居たたまれなくなったり、パニックになったりします。

 いずれにしても、普通の暮らしをする上で、大きな支障が、ご本人はもちろん、周りの人たちにも出てしまいます

 ついでながら、勉強も遅れます

 

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