エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ : 確信のある悦びの伝染   共働学舎という生き方

2016-06-19 01:51:03 | 聖書の言葉から

 

 

 
テンプル・グランディンさんと宝物
  今日、久しぶりにテンプル・グランディンさんが話す姿をTEDで拝見しました。自分のことは棚に上げて、「ずいぶん年取ったなぁ」と感じました。テンプルさんが来日し、講演を聞い......
 

 テンプル・グランディンさんが来日し、発達障害学会で講演したのが、今から16年前でした。私も聴きに行きました。自閉症児の話に当然なりますが、アインシュタインや、ビル・ゲイツも自閉症の特色を持つと言っていたのが、印象に残っています。

 今宵は、共働学舎を創り出した宮嶋眞一郎先生の言葉から学びます。『共働学舎会報』第110号 2001年クリスマス号 より。メンバーの中に終末期を迎えた人をホスピスにやらずに、共に暮らしたい、という願いが語られている件です。

 

 

 

 

 

 

 決められたことを義務としてするのではなく、女性も男性も、若い人も年配の者も、できること気が付いたことを、指図されるからではなくごく自然にやろうとしています。…こういう情況にある私達にいまクリスマスがやってきます。神が人に命を分け与えられたのは、自分の利得の為に競い争って生きる為ではありません。みんなが互いに思いやり深く、心を1つにして、真理の命に従って本当の悦びの世界を創る為です。

 

 

 

 

 

 宮嶋眞一郎先生にも、随分世話になりました。特に、卒論の時と父親が自死したときには、ひとかたならぬ世話になりました。

 宮嶋眞一郎先生の今宵の文書からもお分かりだろうと思いますが、目的意識がハッキリしてますでしょ。それも義務としてやっている感じは微塵もありませんね。それはそばで話をしたり、時々電話を下さって話をしたりしたりすれば、肌身に感じることができましたね。敢えて言葉にすれば、確信のある悦びでしょ。ですから、宮嶋先生に触れていると、その確信のある悦びが私にいつでも伝染してくるのが分かりましたものね。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 発達トラウマ障害(DTD)の診... | トップ | 試行錯誤 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿