発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子どもは、アメリカでも、ニッポンでも、基本がホッララカシです。日本の多くの親の意図はともかくも、結果は残忍なネグレクトである場合が多いのです。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.130、第2パラグラフから。
私は、アーサーが自分の子育てについて話した最初の医者でした。というのも、ジャスティンにとっては残念なことでしたが、私がジャスティンのことを問いかけた最初の医者だったからです。
ルーティーン・ワークの、恐ろしさですね。いくらジャスティンが騒いでも、悪さをしても、「またやってんなぁ」くらいの反応で、その内、そんな感慨さえ忘れてしまう。慣れっこに人はなるからです。感覚麻痺、感情麻痺です。
その点、問いと共に生きているブルース・ペリー教授のすばらしさですね。問いを忘れずにいることが、感覚を研ぎ澄ますことに繋がり、ピィビィッと相手の気持ちが伝わってくることに繋がっています。
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