エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

涙のキラメキ

2017-04-01 09:20:52 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
喋らないのは、受けないから?
   遠くなっちゃった神様  ルターが出る前に、カトリックはすでに凋落していた、と言えるのかもしれませんね。 Young Man Luther 『青年ル......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.1,最後から。

 

 

 

 

 

 トラウマは,定義からして,我慢ならないもの,耐えがたいものです。レープされたことのある人,戦場に行ったことのある人,性的虐待された子どもは,心から追い出して,何にもなかったフリをして,前に進んでいこう,としている経験について考えただけで,とても,動揺してしまいます。怖くて,恥ずかしくて,何にもできず,弱くて惨めな自分を認めながら,上手くやるなんてことは,途轍もないことですよ。

 

 

 

 

 

 トラウマをおわされた体験のことを,正直に表に出そうとする子どもを目の当たりにすると,≪陽気で楽しい≫ことを,セラピーの基本の基本のしている私でも,思わず涙が出てきてしまいますね。相手の子どもも,むせび泣いている場合がほとんどだからです。

 それでも,「闇の中にこそ光がある」のです。その涙のキラメキの中に,すでに光が見えますね。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世考: さだまさしさんの... | トップ | 聖書の言葉: πρώτος プロ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿