今晩も、「≪人間らしい暮らし≫を実現する政治」を考えます。
単刀直入に申し上げれば、アベシンちゃんと悪魔の仲間たちは、「≪人間らしい暮らし≫を実現する政治」の真逆、すなわち、「≪人間らしい暮らし≫をぶち壊しにする政治」をしているので、1秒でも早く、ご退場させましょう、ということです。
今現在、保育所に入りたいけれども、入れずに困っている母親が、全国に40000人以上、居るそうです(http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11907000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Hoikuka/0000078425.pdf)。日本の困難な状況を過小評価しがちな、国が認めている数字です。子どもを保育所に通わせることができずに、仕事に復帰できなかったり、仕事を辞めざるを得ない人もいるでしょう。あるいは、仕事に就けずに、お金に困ったり、1日3食が1日2食に、1日2食が1日1食になっている方もあるかもしれません。でも、やはりこの数字はあまりにも過小評価で、待機児童は3000000人はいるという見解もあります(http://getnews.jp/archives/989692)。
いずれにしろ、多くの人が≪人間らしい暮らし≫ができずに困っている訳です。日本国憲法の前文にあるように、「福利は国民がこれを享受する」ことに反している状況です。
それに対して、国は「福利は国民がこれを享受する」ように改善しなくてはなりません。じゃぁ、保育所の整備のために、国は実際にはいくらの予算を計上しているのでしょうか? 保育所の整備のために用意された今年度の予算は、554億円です(http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/setsumeikai/h270310/pdf/s6.pdf)。これでは、3000000人はおろか、40000人の保育所待機児童の解消にはほど遠いでしょう(http://www.garbagenews.net/archives/2092001.html)。
かたや、スタジアム。新国立競技場。オリンピックというお祭りにかこつけて、群がるアリアリ🐜。ぼろ儲けのネタにしようとしている人が、必ずいると私は考えます。第1回目は、260000000000(2600億)円。北京やロンドンのスタジアムに比べて5倍位。目立ち過ぎて、ジャーナリズムの精神を忘れがちな日本のマスメディアでさえ、批判しました。保育所を一つ作る儲けと、スタジアム1つ作る儲けは、建設業の人の訊かずとも、どちらがうまみがあるかは、分かりますよね。桁が3つや4つ、違いますからね。第2回目は、150000000000(1500億)円。これについては、ジャーナリズムの精神を忘れがちな日本のマスメディアは、批判しませんでしょ。なぜこんなに高額になるのか、50000000000(500億)でも、多いと私は考えます。なぜならば、そんなお金があるならば、保育所整備(高齢者施設整備、老人医療費の無料化予算、高校、大学の無料化予算、東日本震災復興予算削減分の復活…)に、お金を回すべきでしょう。保育所を整備するお金の3倍ものお金を、1つのスタジアム建設のために使うのは、「オリンピック」という大義名分に隠れて、ゼネコンを儲けさせ、政治屋がそれだけたくさんのリターンを目論んでいる方便、ウソとゴマカシだと、私は考えますね。
あなたは、どう考えますか?
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