交換価値 < 人間らしさ上辺だけで人を大事にするフリをするのは、人を大事にすることに心を籠められないから。それは本当に自分が大事にされたことがないから。 p77の第2パラグラフ。...
ルターは、建設よりも、破壊に精力を傾けすぎでした。
Young Man Luther 『青年ルター』p.241の、4行目から。
キルケゴールは、言います、「ルターは、ある意味、自分のために安易に抗議をし過ぎました。ルター自身は、ルターがそのために戦っていた(この戦いそのものは、正しいことです)自由は、命、魂の命を作り出すものだということ、しかも、以前に比べて計り知れないほど力強く命を作り出すものだということを、知っていたはずです」と。もしも、ルターがこの戦いを続けていれば、誰もルターに賛成しなかったでしょうし、大きな「二重の危機」に身をさらすこともなかったでしょうに。
命、とくに、魂の命は眼には見えませんね。内省してないと、魂の命の大事さは忘れがち。一円の得にもならないものは軽視されやすい。ルターも、外での戦い、反対に力を注ぎ過ぎた分、内省と魂の命の大事さが、軽んじたはずですね。
私どもも、同じ轍を踏んではならないでしょうね。
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