ルターも、受難を覚悟で、「世界最強」と思われていたローマ教皇と神聖ローマ帝国皇帝に「NO」を突きつけたでした。
Young Man Luther 『青年ルター』p.243の、第2パラグラフから。
ルターが中年の頃に担った殉教、すなわち、強烈な抑うつ状態は、特定の体質なしに現れた、などとは申しません。でもね、ご指摘したいのは、マルティンが自分を確かにさせるという課題について指摘した時と同様、発達の舞台の中には、心も身体も「もうダメだ」と感じる舞台もある、ということです。
人生の舞台は、ルターでなくても、「もうダメだ」と思う時が、しばしば訪れるものですね。でもね、本当の人生が始まるのは、「もうダメだ」と思った時からなんですね。
実に人生は善くできますよ。
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