以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

傷があったの無かったのと、、、

2020-03-15 14:42:00 | 日記
一番腹が立つお話。。。

30年選手の旧いメーターユニットを修理依頼で送って来られて修理を施工して返送。。。

「クラスターケースに傷が付いていた❗️」








「文字盤に傷が付いていた❗️」






等々のクレームを入れてゴネる一元客。。。
コレだからメーターだけ送って来られる修理依頼は正直面倒臭い。。。

クラスターケースの傷はメーターユニットを車両脱着の際についたモノが殆ど。。。
クリヤーシールドの傷は乾いた雑巾何かで拭いた際についた傷が殆ど。。。

文字盤の傷は素人が自分で分解して弄った際につけた傷が殆ど。。。
中にはメーターを自分で分解して計器のユニットを取り外してウチに修理依頼をする客も居るが、、、劣化した文字盤を裸の状態でペーパー等で養生したって傷を完全には防げないし此方も分解時はゴム手袋を着けて爪先で傷をつけてしまわない様、細心の注意を払っている。
だが、文字盤の汚れについては既に文字盤の表面の塗装が劣化している事も多く磨く訳にもいかないので特殊な洗剤にドブ漬けにして洗って乾燥と言う手段でクリーニングを施す事もある。
洗った後に過去のメーター針の無理な脱着等でついた文字盤の薄傷が露になる事もある。
だが大体は傷を目立たない程度まで仕上げて完了となる。勿論この部分はサービスだ。
少なくともウチでつけた傷では無い。。。

それでもユーザーの中には元々ついていた傷だったり、輸送時に噛ませたペーパー等による擦り傷であっても当社にクレームを申し立てる人達がいらっしゃいます。。。

傷ってヤツのユーザーの主張は「こんな傷はお前のトコに出すまで無かった❗️」とお決まりの台詞である。
何の根拠も無い主張である。で、、、「どうしたいのか❓何を求めてるのか❓」と、問うと「誠意を見せろ❗️」とお得意のクレーマー語録にある台詞が飛び出す。
ユーザーの主張に何の証拠力も無い。ウチに送る前に傷が無かったと証明出来る写真でもあれば話は別だが。。。

結局は「有った❗️」「無かった❗️」の水掛け論になるのがオチだがユーザー側が余りにも無様に金銭を貪る様な主張をされた場合には弊社からそのクレームの根拠の提示を要求し、法曹の場で決着をつけても良い旨を伝えて終了としている。

と、まあ此方がサービス精神を以ってお応えしても根拠の見えないクレームで面倒臭いやり取りで絡まれるのも嫌なので修理を受ける段階で所定の条件を更に厳しく提示する事にしました。そう、更に悪質ユーザーの根拠の無い主張が通らないどころか相手にもしない、クレーム目的の輩には最初からアプローチする気にもならない様な条件を提示します。

其れが嫌ならどうぞ他社に依頼すればよかです。