桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

甦る厄日(?)の横浜

2009年06月19日 20時40分06秒 | 風物詩

 また横浜行です。
 出社後二十五分で勤め先を出て、市川大野駅まで、久しぶりに紫陽花径(あじさいみち)を歩きました。会社を出るやいなや、自称鬱状態から解放されます。



 梨園の梨の実。大きさはあまり変わっていませんでしたが、緑色であったのが、梨らしい黄土色に変わっていました。携帯のカメラなので、色づき具合はおろか、梨の実があることさえ定かではありません。

 


 紫陽花も撮影しました。カメラが壊れてから、しばらく通らなかった間に、すでに茶変の始まっている花もありました。



 紫陽花径の上にある万葉植物園への階段です。勤め先のすぐ近くにあるというのに、時間の関係で、一度も行くこと能わず、です。

 
今日も目指すのは山下公園近くのシルクセンターなので、いつもどおり西船橋と秋葉原で乗り換え。コトコトと電車に揺られて、関内に着いたのは十一時十七分。市川大野から一時間半の小旅行です。
 横浜スタジアムのある横浜公園を横切って、パタゴニアとジャガーのショールームを横目に見ながら、仕事先に辿り着きました。勤め先を出てからちょうど二時間です。
 ところが、ところが……予期もしなかったことが待っていました。

 ちょっとした手違いから、書類が用意されていなかったのです。書類がなければ、やってきた甲斐がありません。片道二時間、往復四時間がまったくの無駄足となってしまいました。
 こんなことは初めての経験です。怒りとか愕きとか……そういう感情より、何よりも悄然とするのが先で、それがすべてであったような気がします。横浜=厄日、という等式を否定したばかりだったのに、やはり亡霊は生きていたのか?

 悄然となっても腹は減るようで、いつものようにジョナサンの喫煙スペースに陣取って、本日のランチ(チキンソテー)を食べました。
  


 前回は一度も見なかったチャリンコタクシー ― 正しくはベロタクシーというそうです ― を今回は何台も見ました。二人乗りで初乗り料金は一人300円。桜木町から山下公園あたりを足場にして、観光案内もしてくれるそうです。



 横浜スタジアムの催し物掲示板には、およそ一か月後、七月十七日から対ドラゴンズ3連戦の案内がありました。
 このころのドラゴンズの状態はどんなものでしょうか。讀賣ファイナンスとヤクルト金融への過払いを返してもらう道筋をつけて、横浜銀行頼みの状態から脱却できているでしょうか。
 過払いの返還を切に祈りながら、私は悄然たる思いのまま、横浜をあとにしたのでした。