桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

本土寺界隈から

2010年08月19日 12時01分21秒 | のんびり散策

 一昨日、パソコンの帰省先から電話がありました。お盆休みが終わって、いよいよ戻ってくるのかと思ったら、戻らないという連絡でした。
 何がどうなっているのやら、私にはまったく理解不能でありましたが、ハードディスクが修理不可能という状態に加えて、CDを読みとるセンサーも不良、モータも不良。そのほかにも、もろもろ不具合があって、修理というより取り替えねばならぬパーツが多過ぎるようなのです。直して直せないということではないが、つまるところ、新しいパソコンを買ったほうが安いのではないか、という宣告の電話だったのです。
 またしてもヤレヤレ、です。当分見づらいノートパソコンで凌ぐしかありません。

 暑いのでやる気が出ないといいながら、転居して半月も経過してしまいました。それなのに段ボール箱の数が減りません。一日じゅう家にいるので、いつでもできると思うせいか、集中力が欠如しています。
 開けるのをあと回しにしている段ボールは部屋の隅へ隅へと追いやられて行くので、必然的に風のこない場所に置かれることになります。そこに坐り込んでいると、何もしなくても、ただ坐っているだけで、見る見る汗が浮かんできます。

 廣徳寺の作務も先月の二十五日に二回目を果たしてから、ひと月近く経とうとしています。於京(おけい)も見ていません。

 市役所へ転居届を出すのも忘れていました。
 市役所支所に転居届を出したあと、郵便局へ……。
 先週、ハローワークで見つけた求人先へ、履歴書に併せて職務経歴書を送る必要があったので、80円切手一枚では料金不足かもしれぬと思ったのと、ゆうちょ銀行の口座の住所変更届を出すためです。



 カンカン照りの日射しの下、車の排気ガスに煽られながら、ハワイ通りと名づけられた道を歩きました。
 誰がなんの意図を持って名づけたのか。昨日のような日は「ハワイ」という字を見るだけで、汗が二倍になるように感じます。
 松戸市のホームページによると、通りの名の由来は、昭和三十七年ごろまでシュロ(棕櫚)の並木があって、南国のおもむきがあったので、ハワイ通りと呼ばれることになった……ということらしい。
 いまは一部だけに棕櫚の並木が残されているようですが、昨日は残されているところまで行きませんでした。

 


 郵便局まで行く途中に、清閑院という和菓子屋がありました。京都南禅寺近くに本店を構える店です。東京にも本店があって、鎌ヶ谷、船橋……と千葉県内には結構出店しているようです。
 下の画像は「朝摘みとまと」。一つ¥241。いまの季節はこんなんが涼しくておいしそうです。お菓子の写真は京都の和菓子☆ドットコムから拝借。

 清閑院という名前は涼しそうですが、つづけて書こうと思いながら、私には荷が勝ち過ぎて中途半端で終わっている清閑寺のブログを思い出してしまいました。



 北小金駅交差点にある「右水戸道中、左なかれ山(流山)へ」の道標。旧水戸街道を挟んで、マツモトキヨシ発祥の地の前にあります。



 本土寺参道の碑。いまは常磐線で分断されてしまっていますが、昔はここから本土寺の参道だったのでしょう。



 北小金駅を通り抜けて、駅から200メートルで参道の入口です。本土寺へはここから500メートル。

 


 お寺に向かって参道の左側。参道を入ると一番最初にある店・さくら茶屋。
 松戸市内八ヶ崎というところにある、びわ亭という料理店の別館です。しゃぶしゃぶと会席料理の店と銘打ってあります。本土寺の法事で利用する人が多いみたいです。 

 


 参道左側。手打ち蕎麦の草木庵。
 蕎麦粉は信州開田高原産を使用。上の画像で真ん中の光っているところがガラス張りになっていて(下の画像では暖簾の左)、店主が蕎麦打ちするのを見ることができます。

 


 参道右側を少し入ったところにある割烹料理店・大門。
 地元の野菜を使った料理が人気のようです。

 


 途中までは両側に遊歩道があります。



 遊歩道にはこんな古株や石などを使った腰掛けがあります。歩き疲れたり、荷物が重いときは、ここに坐って、しばし蝉時雨に打たれながら……。



 参道右側。花屋……かな? と訝りつつ前を通っていました。縁台のようなものがあって、ときおり花が並べられているのを見ることがあるので、花屋だろうと思うのですが、いつも売り切れ寸前に通りがかるからか、二~三人分が残っているだけです。この日も首を傾げながらカメラのシャッターを押しました。
 店の名もありません。店の中には絵や西洋ふうの陶器人形が飾ってありますが、売り物ではないようです。



 去年に較べると、今年の夏は暑いけれども、暑さそのものは例年と変わりがない。特徴は雨が少ないこと。参道脇の紫陽花もこんなふうに萎れかけです。



 参道に入って300メートル足らず、道はYの字型に分かれます。左手の暗がりに向かうのが参道、右に曲がって行く道が私の新しい庵への帰り道です。



 庵には遠回りして帰ることにして、左の道を進みます。
 参道の右側。クリーニング店(手前)と美容室。両店とも夏休み中でした。



 参道の左側。あじさい鍼灸整骨院。
 こちらは営業していましたが、休憩時間中でした。

 


 参道左側。かふぇどえんで。
 Cafe de Endeというアルファベット標記がありましたが、「de」を「ど」(より原語に近く表記すれば「どぅ」と発音するのはイタリア語でもなく、スペイン語でもなく、フランス語だけですが、Endeというフランス語はないので、どういう意味なのか。エンデさんという人でもいたのか。いつも香しい薫りを嗅いでいるだけで、まだ入っていないので、詳細は不明です。



 参道左側。漬物の黒門家。
 新松戸にいたころ、ときたまくることがあっても、開いていたり閉まっていたり。営業しているのか、いないのかわからなかった店。この日は店を開けていました。



 参道左側。漬物の赤門家。
 こちらも私には気まぐれに営業しているように感じられる店。こちらはお休み。



 仁王門前に着きました。