桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

寶蔵院まで

2010年08月21日 10時50分27秒 | のんびり散策

 転居して初めて朝の散策に出ました。
 まだ部屋の片づけが終わっていません。積んだままだったダンボール箱はかなり空けましたが、これ以上空けても、部屋には収まらないということがはっきりしてきました。あとは厳選に厳選を重ねて、棄てて行くしかありません。

 ここ数日暑かったので、心持ち涼しい感じです。転居したあと、最初に行った寶蔵院というお寺まで行くことにしました。



 松戸市と流山市の境界を流れる富士川です。場所を限定して写真に撮ると、涼しげな清流という感じがします。
 川沿いの道には犬を散歩させる老夫婦、ジョギングする人……。朝、六時を過ぎたばかりでしたが、結構人出がありました。

 そうか、と刺激を受けて、できるだけ早足を心がけて歩き始めましたが、いつの間にか、のったりまったりとした足取りに戻っていました。



 稲穂も色づいてきています。半月前に散策で通りかかったときはまだ水が張ってあって、緑一色でした。



 寶蔵院のある高台です。標高差は10メートルほどですが、まっすぐに上る坂道なので、息が切れそうになります。



 寶蔵院手前に根が剥き出しになった奇っ怪な樹がありました。道は鬱蒼とした木立に囲まれているので、薄暗く、なんの樹だかわかりません。



 我が庵から1キロちょっと。十五分で寶蔵院に到着です。
 境内は蝉の声が聞こえるだけで、静かな佇まいです。ときどき犬を連れた人が門前を通り過ぎて行きますが、境内に入ってくる人はいません。



 前回も見た八十八体の弘法大師像。
 八十八体とは四国八十八か所のこと。それぞれの像の下、長方形をした石には一つ一つ八十八か寺の名が彫られています。



 本堂前に植えられた百日紅(サルスベリ)の樹です。
 六時過ぎという時間はお寺にとっては決して早い時間ではないはず。無住とは思えませんが、お寺に人が住んでいるような気配は感じられませんでした。



 寶蔵院の寺域なのかどうか、微妙なところにあった栗の樹です。栗は……しばらく食べていません。今年は桃も梨も食べませんでした。



 帰りがけ、流山市から松戸市に戻って見た民家の桔梗殿です。まだ蕾もたくさんあって旺盛です。



 寶蔵院の百日紅の種子をいただいてきました。もちろん地面に落ちていたものを……。芽を出してくれるかどうかわかりませんが、鉢に埋めてみようと思います。