十五日は我が干支の守り本尊である阿弥陀如来の縁日です。
いつもなら真っ先にお参りに行くところは慶林寺なのですが、この十五日をはじめ、十八日と二十七日と、月に三日だけは阿弥陀如来が本尊の東漸寺参りを一日の始まりにすることにしています。
お参りをしたあと、はじめて日常生活に戻り、買い物をしたり、その他の用足しをしたりします。
東漸寺の本堂です。大体において、いつも扉は開け放たれていて、金色の阿弥陀如来坐像を拝観することができます。
本堂左手の墓域にある東漸寺開山・經譽愚底さんのお墓。
室町時代の人です。阿弥陀如来を招提してくださったのはこの方なので、本堂にお参りしたあと、必ず墓所に詣でることにしています。
東漸寺にお参りしたあと、買い物があれば買い物をし、用がなければ一旦庵に帰ります。日課にしている慶林寺参拝は一度庵に帰ったあと、出直すのです。
慶林寺は東漸寺からの帰り途、ちょっと足を延ばせば行けるところにあるのですが、「ついで」というのはなんとなく申し訳ないような気がするので、もう何年も「ついで」に、つづけてお参りしたことはありません。
そして午後、慶林寺へ。
参道中ほどにある河津桜の開花は二日前の一輪から三輪になりました。
参道入口の河津桜も咲きました。
参道入口の河津桜の全景です。
画像ではあまりパッとしませんが、肉眼でみると、ふんわりとピンクのヴェールを被ったようになってきています。
こちらは近くの食品スーパーで花を咲かせる河津桜です。慶林寺の桜と同じ日(十三日)に開花しました。
ここにはもう一本河津桜の樹がありますが、ほとんど陽の当たらない場所にあるので、蕾はまだ固く閉じています。
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