数日前から本土寺裏でシュウカイドウ(秋海棠)の花が咲き始めています。シュウカイドウ科ベゴニア属の多年草です。
貝原益軒の「大和本草」には「寛永年中、中華より初て長崎に来る。……花の色海棠に似たり。故に名付く」と記されているように、我が国古来の野草ではありません。
秋海棠 西瓜の色に 咲きにけり 芭蕉
画像右は本土寺の森。樹が茂っているので、さほど急峻とは感じられませんが、本土寺は平賀中台という台地の端っこにあるので、裏手は崖です。
台地から本土寺裏へ下る坂は結構急です。
少し離れたところではクサギ(臭木)の花も咲いていました。
狭い我が庭は夏草で覆われています。コスモスとハーブの種を播こうと用意してあるのですが、炎暑~長雨~炎暑のぶり返しとつづいたので、出不精ならぬ仕事不精の私は炎暑のときは、もうちょっと涼しくなれば、と思い、長雨がつづくと、ちょっとでも雨の熄む間があれば、と思って、腰を上げるのが億劫です。
昼間は戻ってきた暑さにげんなりしていましたが、夕方になると、秋を思わせるような、こんな雲も出ました。
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