梅雨入り宣言が出されてわずか二日目。早くも梅雨の中休みです。
梅雨に入ったと同時に我が庵周辺の各所で咲き始めていた紫陽花(アジサイ)が色鮮やかさを増してきました。
午後一時ごろの富士川上空です。このあとすぐ厚い雲が押し寄せてきて、夜半には雨となりました。
富士川は夏草が生い茂って、土手の遊歩道からは水面が見えなくなっていました。
今年も時計草が咲き出しました。
北小金駅近くにある慶林寺(曹洞宗)と門前に咲く「おたふく」という種類の紫陽花。
四年前、新松戸の住人となったときから散歩の足を北小金まで延ばすことがあったので、「おたふく」と記された木札が気になっていたのでした。
しかし、「そういえば……」と気づくのは、いつも紫陽花の季節が終わったあと。
北小金の住人となると、それまで歩いて十七分かかっていた慶林寺までの行程が十一分と短くなったので、今年こそ……と、去年は思ったのですが、去年は流山・前ヶ崎の「あじさい通り」に注意を惹かれていて見逃し。
時期的にはまだ早いのですが、初めて花を見ることができました。
花の図鑑で調べてみると、「おたふく」というのは通称で、正式名は渦紫陽花というのだそうです。
花が渦を巻いているのが特徴で、そこから名がつけられたようですが、なぜ「おたふく」と呼ばれるのかは記されていません。渦がなんとなく「お多福」の頬っぺを思わせるからでしょうか。
北小金駅前から本土寺の参道につづく道に入ると、いつにない人の多さです。本土寺は別名「あじさい寺」。
参道の手前に和食レストランが一軒、参道に入ると二軒の割烹料理店、蕎麦屋も一軒、カフェが二軒あります。昼時ともなれば、どこも行列ができるような盛況、ご同慶の至りです。
参道沿いにある手打ち蕎麦屋さん。
私は入ったことがありませんが、私の知人が美味いと褒めていたので、この店だけは繁盛しているかそうでないかが気に懸かります。
普段は地元の人しか通らないので、ひっそりとしていますが、この季節には行列待ちが見られます。めでたしめでたしと思いながら通り過ぎます。
山門前に二つある漬物屋兼土産物屋も繁盛しています。
本土寺周辺には、にわか駐車場が出現します。
実際は「にわか」なのではなく、普段も駐車場としてあるのですが、空いている土地の広さに較べると人家が尠なく、車も尠ない土地柄なので、ガラガラのところが多いのです。
しかし、紫陽花や紅葉という、本土寺が観光地と化す季節になると、ここぞとばかりに看板を出したり、普段は時間に関係なく「¥500」という駐車料金を「¥600」とした上、「二時間まで」と足許を見たりするところが出てくるので、私はヤレヤレと思ってしまいます。
今年は愕いたことに「¥800」というところが出現しました。本土寺にわりと近い場所です。
日蓮宗(本土寺)の門徒ではない私ですが、思わず仏罰が下るぞ! と思ったあと、車を停める人は墓参や参拝の人ではなく、観光にきているのだから、仏罰とは無縁かと考え直したり……。
花屋さんで明日葉(アシタバ・左)とシナモンバジルのポット植えを買ってきました。
明日葉は愕くほど成長の早いところからつけられた名ですが、一年目は葉を摘まないほうがよいといわれています。
去年見かけたときに買おうと思ったのですが、たった一日逡巡したことが禍いして、翌日行ってみたら、なくなっていました。
天麩羅にするのは来年の楽しみです。
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時計草ってすごい植物!
花壇などではなく自然に生えているのか??
今日はアド街ック天国で
田原町特集です。
田原町の方は離れてもはや7~8年、あまり感興も湧きませぬ。
行きました、お蕎麦食べました。
なにしろお蕎麦、大好きですから。
味の程はよくは覚えていませんが
まずかったら、しぶとく記憶するタイプなので
多分、おいしく頂いたんだと思います。
蛇足:先月、都幾川の慈光寺に参拝した折
評判だという蕎麦屋へ行き30分並んだ挙 句にさしておいしくない蕎麦を食べ、がっ かりしました。
名前入れ忘れてenterしちゃいました。
ブログの文中「知人」とあるのは、たぶん「うり殿」ではないかと思います。
というのは、私が本土寺を紹介したブログを見て、「恐らく」うり殿は本土寺に行かれ、帰りにくだんの蕎麦屋さんに寄って、「美味しかった」というメッセージを私に送ってくださったからです。