~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

火曜の会

2007年11月15日 | おはなし会・語りの会
火曜の会は個人宅での女性だけの語りの会です。
掘りごたつをぐるっと囲んでのアットホームなお話し会です。

今回は、素敵なことがありました。
この会に時々お顔を見せてくださる可愛らしくて元気な女性がいます。
ダンサーでとても笑顔が素敵です。
そのお嬢さんが、私にブロードウェイミュージカル「シカゴ」の中の1曲を歌ってくれたのです。
そして、会のメンバーの皆さんで、私の大好きな星座オリオンが歌詞にでてくる「冬の星座」を歌ってくれました。
なんと嬉しいことでしょう!

毎回、美味しいお菓子、お茶をご用意してくださってとっても嬉しいのですが、今日は歌を歌ってくださったのです。

優しい歌声に心が和み、すーっとおはなしにはいっていけました。
「きつねの窓」安房直子作と「きつねのでんわボックス」戸田和代作の二作です。
「月夜の浜辺」中原中也も語りました。

この会のメンバーの方は語り終えた後、感想をお話ししてくださりながら、話は弾んでいろいろに展開します。

印象的だったのが、「今日のお話を聞いてすごく思い出した詩があるの」といわれたのは、歌の先生をしている方です。ご友人で詩人の方がいらっしゃって、その方の弾き語りライブに最近行かれたそうです。
その中の恋の詩で、
「僕の心の中の 青い海を 全部君に あげてしまった」
から始まる詩を思い出したといいます。
若かりし頃、奥様を想ってかかれた詩なのだそうです。
かけがえのない恋をした、美しい思い出なのだそうです。

私も、15歳から10年くらい詩をよく書いていました。
今読み返すと、ものすごく恥ずかしいんですよね。
やっぱり、恋する乙女心を書いているものがあって。
ハイネとか読んで影響されていたのか、顔から火がでます。

でも、一つだけ可愛い詩がありました。絵も描いてあって、母がとっておいてくれたものです。

『いもうと』

生まれた
わたしの いもうと
ちっちゃなおてて ちっちゃなあんよ
かわいいな

ほっぺはまっか
おめめをつぶり
すやすやねむっている

ずっとまってたよ
わたしがおねえちゃんだよ
いっぱいあそんであげるね
だっこしてあげるね

うれしいな
うれしいな
わたしのいもうと
お花もみーんなわらっているよ


小学校3年生の時の詩です。画用紙に妹とあじさいの花がいっぱい描いてあります。私は三姉妹で、これは一番下の妹が生まれた時の詩です。

でも振り返ると、この詩の様にはたくさん遊んであげなかったように思います。
今は仙台の方で暮らしています。

元気なのかな。

いろんな手紙やハガキも整理するのに、ふと読み返す時間もなぜか11月に多い気がします。
しばらく会っていなくても、心のずーっと奥でつながっているひとがいますね。
やっぱり、出会いは一期一会なんですね。
それぞれがひとつひとつ心に優しい奇跡の出来事なのですね。