庭のホトトギス。
ホトトギスというと小鳥を思い浮かべる方が多いと思います。
薄紫のこんな可愛い花咲きます。
9月29日(土) 国立バスチーユで初めて語りの会を開きました。
しばらくお休みしていた、国立での喫茶店ライブ。
オーナー夫妻のご好意でこれから定期的に開くことができます。感謝です。
当日は雨模様でしたが、いつものお顔ぶれに、初めて来てくださった方が5名加わってくださり男女数も半々で、和やかに始まることができました。
*プログラム
語り「太郎こおろぎ」 今西祐行作
語り「蜘蛛の糸」 芥川龍之介作
朗読「山月記」 中島敦作
「太郎こおろぎ」は、私の昔懐かしい童話で、こおろぎが鳴く頃になるといつも思い出す作品です。この作品を語ると、通っていた木造小学校の匂いまで香ってきます。
友達と遊んだりけんかしたり、家までの長ーい一本道を4、50分かけて歩いたことなど懐かしく思い出されます。
「蜘蛛の糸」は8、9月と蓮の花の頃にはよく語ります。
語っていて、とても言葉が美しいのが素敵なのです。
蓮池の下の地獄の様子とお釈迦様のいる極楽との様子と、色彩や匂いが異なり、それをうまく表現したいなぁと考えて考えてしている作品です。
「山月記」は高校生の時、初めて読んだ小説です。
非常に難しい漢字と聴いただけではなかなか意味がわからない難しい言葉もでてきますし、また、虎になってしまう男の独白部分も多く男の傲慢さ、憐れさ、情けなさ、切なさを語るのがやはり、毎回葛藤の多い作品です。
私の好きな語りの文章は、「己の毛皮の濡れたのは夜露のためばかりではない」
です。オレなんて感情いれて普段話せませんもんね。
会の終わりには、親友のシンガーCHUちゃんが、私の大好きな「ムーンリバー」歌ってくれたんです。なんと、ギター伴奏は、マスター。
嬉しかった
そうそうここは、おいしいーアップルパイが参加費の中にふくまれてます!
時々、歌や楽器演奏を交えて、しばし大人を忘れるひと時を作っていきます。
どうぞこれからよろしくお願いします。
聴きにきてください。お待ちしております。
次回は10月27日(土)19:30から(19:00開場)です。
楽しいひと時でした。ありがとう。
ただいま出先です。なんだか涼しくなって秋らしくなったね。
クリスマスに向けて、楽しいこと企画しましょね♪あ