~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

賢治の詩に力湧く。

2013年05月07日 | 日々徒然
お天気に恵まれたGWも、あっという間、飛ぶように過ぎてしまいましたね。
皆さま、良い連休を過ごされたことでしょう。
私は、故郷のみどりの風が、体をいい感じに巡っています


新学期の一歩を踏み出したところで、少し休み、
さあ、また、新たにスタート!という感じですね。


風薫る五月。この季節、大好きです

私の誕生月でもあるので、気持ち、元気です
いろいろ集中してます。


6月学校訪問(3,4年生)に向けて、教科書から新作のリクエストをいただき、
   この五月の風にあたりながら、毎日イメージを広げ想いを馳せています

『リクエストにしっかり応える絵本・わらべうた講座』も、いよいよ実施いたします

『夏LIVE』(仮題)の準備も始めます

5月の増田書店のおはなし会は、バースデーおはなし会になります

もちろん、「わらべの会」「火曜の会」「すずらんの会」「麻の葉読書会」も爽やかにいきますよ~~♪


どれもこれも楽しみです。
充実の内容になるように、心を懸けてまいります。



この詩を読むと、むくむく力が湧きます。
大好きな賢治の詩です。

  
 『春と修羅より』 作品第1023番


  南から
  また東から
  ぬるんだ風が吹いてきて
  くるほしく春を妊んだ黒雲が
  いくつもの野ばらの藪を渉って行く

  ひばりと川と
  台地の上には
  いっぱいに種苗を積んだ汽車の音

  仕事着はやぶけ
  いろいろな構図は消えたけれども
  今年はおれは
  ちやうど去年の二倍はたしかにはたらける


賢治も、あの台地で心底がんばったんだろうなぁ。


私も、五月の恵み、素敵な出会い、みんなエネルギーにして、
愛依の風、届けていきます










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