打越通信

日記ふういろいろ

術後検診

2017-06-03 07:50:54 | 日記ふう
術後一週間ということで病院へ行った。
まあ午前中で検査は終わるかも知れないと思ったが、会社は欠勤にした。
それは正解だったようで、受付開始の8時半にはすでに多くの人が診察に来ていた。



受付で小一時間ほど待たされ、術後検査ということで心電図とABIの検査があった。
5日間入院してたので看護士やスタッフとは顔なじみになっている。
そのあとリハビリ室で簡単なストレッチの指導を受けた。
それも主治医の時間待ちのための処理だったようで、電子カルテの受付状況をモニターで見ながらだった。
結局、自転車(エアロバイク)を30分こいだ。
30分で約10kmをこいだところで主治医との面会だった。
退院のとき慌ただしく2回目の手術については何も聞いていなかったので、まずはそのことからだった。
心臓回りには3本の大きな血管があり、かなり細くなっていた。
下肢に閉塞がある場合、そのような傾向にあるらしく今回は細くなった血管をバルーンで拡張し、血液の流れを確保したとのことだった。
写真を見ると一目瞭然だった。



脚の方はへそ近くで右と左の脚に行く血管が分かれ、別れたすぐの所(左)に閉塞があった。
閉塞自体はピンポイントのような点の塊だったようで、それを取り除きステントを留置し血流を確保した。
ABIの検査結果も術前の48%だったのが100%にまで回復している。
これについてはこの一週間で実感したことだし、今回の手術が成功であったことのあかしでもある。
あれだけリスキーな身体だったのが今が一番安全な状態ですよと主治医が言った。
今後の治療方針や生活習慣の見直しなど今後の事について話が進んだ。
何れにしても半年後のカテーテル検査(入院して)までは規則正しい生活が必要となる。
これで完全復活、あとは再びこのようにならないようにしなければならない。

ここ数年で2度の入院生活を体験した。
前回は数か月にわたる入院、今回の手術入院、いずれにしても高額な医療を受けた形になった。
今回の医療費しても最低でも手術代金は100万円(3割負担でも個人支払が30万円)を超える金額になる。
しかし、小泉純一郎総理時代の高額医療制度のおかげで個人負担分はかなり減額される。
過去の医療費、今回の医療費ともにお世話になった次第だ。
前回はかんぽ生命と医療保険について険悪な関係になった。
まったく保険としての意味合いが無く、満額入れていた保険金を全額返却で決着した。
そんなかんぽをよそに外資系の保険は掛け捨てだがあっさりしている。
保険支払いの通知が来る前に口座振り込みがあっていた。
対応の違いに歴然として違いがあった。
まあそのことは時間があれば詳しく書きたいと思う。
小泉さんのおかげで高額医療制度が受けられる恩恵を受けたが、反面、郵政民営化によるかんぽ生命のいい加減さも知ることになった。
医療保険は掛け捨ての安い保険で良いように思う(個室が確保できる程度)。
それより個人で医療費として貯蓄しておいた方が得のように思う。
ただし、高額医療制度の保険対象内となるのだが一般の保険もほぼ同じ内容だろう。