打越通信

日記ふういろいろ

清水の滝

2017-11-06 21:17:42 | 小旅行
那珂川町から385号線で佐賀に向かった。
佐賀に向かうには脊振山超えが一番早いだろうとこの道を選んだのだが、那珂川町を過ぎ山道に入るといきなり田舎の風景が広がっていた。
紅葉にはまだ早いようだった。



しかし田舎ののどかな風景が心を豊かにしてくれる。
山道を登って行くと大きなダム湖が現れる。
新幹線通勤していた頃はこの真下を毎日通勤していたわけで、いまその真上にいるわけだ。
ダム工事もだいたい終わったのか、前回この道を通った時はまだまだ道もクネクネした山道だった。
長いトンネルを抜けると目の前には佐賀平野が広がっていた。
山道を下り降りると吉野ケ里に出る。
古代遺跡で有名な吉野ヶ里遺跡のあるところだ。
佐賀は紅葉の名所が多いと聞いていたが具体的にどこに行けばいいのかはまったくわからない。
とりあえず川上峡に行ってみることにした。
川沿いを少し山の方に入っていくと道の駅があった。
とりあえずそこで休憩を入れ、地図を手に入れる。
ここも紅葉にはまだまだのようだ。
川辺にコスモスの花たちが咲いていたのでそこに座ってキラキラと輝くコスモスの花を眺めていた。
地図でそれらしき場所を探していると「清水の滝」というのが目に入った。
早速クルマに戻りナビに目的地を入力する。
川にかかる赤い橋を渡り、佐賀平野の山側の道を進み、山道に入ると小さな温泉街のような集落に入った。
温泉街と思ったのだが鯉料理店が軒を連ねる所だった。
駐車場にクルマを停め、皆さんが歩く方に歩いていくと、大きな楠がある。





その周りには数体の石仏が所狭しと並んでいた。



急な坂道を登って行くと清水山見瀧寺宝地院という神社に着いた。
そこから急な階段を下りて行くと清水の滝が現れた。
結構落差のある滝で滝の前には立派な石仏が経っていた。
どうも修行場であったようで、この滝で打たれて修行をしていたのだろう。



高さは75mあるようでさらさらと落ちる水に滝壺には虹がかかっていた。
滝から流れる川沿いに数本の紅葉があった。
まだ紅葉には早いようだった。
名水に恵まれ鯉の養殖が始まった場所だったようで鯉料理屋が多いのはそういう事らしい。