打越通信

日記ふういろいろ

モンヴェール農山

2018-08-21 21:00:31 | 食事
実家の隣の法事の時だったか笑顔で話しかけてくる人がいた。
名刺を頂くと豚の似顔絵があったのを覚えている。
話が進んでいくとどうも山の中で牧場レストランをやっている人のようだ。
更に話を進めると当時仕事でお世話になっていた工場のお偉いさんとも知り合いのようで、先輩後輩に仲だという。
工場のお偉いさんが先輩でこの方が後輩だといわれるが、先輩後輩以上の仲のようだった。
一度お隣さん経由で豚の上肉を頂き、豚すきをしていただいた事があり、お隣さんとは親せき関係の人だったのだろうか、そうすると我が家とも親せき関係になる、しかしホントのところはわからない。
ジュンと実家でどこに昼飯を食いに行くか話をしていて、ふとそんな事を思い出した。
ネットで調べると場所はホント山の中だった。
メニューを見るとそんなには高くはなかったので出かけることにした。
ジュンの大きなクルマ(アクセラ)のナビに場所をセットして出かける。
山の中に入って行くのだがどうも何度か通った道だった。
そう今は廃業してしまった水俣国際カントリー(ゴルフ場)への道だった。
ここで前出の工場のコンペが良くあっていた。
ゴルフ場の入り口は閉鎖されていたがそのすぐ先を脇道に入る。
舗装もしていない砂利道を進むがホントにこんなところにレストランとやらがあるのだろうか。
そんな細い山道を進むと牧場らしき雰囲気になってきた。
岩肌に滝が流れる広場が駐車場のようだ。
駐車しているクルマは数台だった。
木で出来た立派な看板が立ててある。



なかなかやるねといった雰囲気で、レストランはログハウス風の大きな丸太を組み合わせたような木のぬくもりのある建物だった。



店内は明るく、広い窓からは牧場の草原が広がっていた。
いやいや故郷の町にこんな素敵なところがあるのかと初めて知ったのだった。
ジャズが流れ、すでに数組のお客さんが席を埋めていた。
私たちがオーダーを出してからも次々とお客が入ってくる。
他のお客さんたちは、ビールやワインが運ばれていくので料理はつまみという感じだ。



隣には食い放題のバベキューが出来るところもあるようで、そちらの方にもお客が埋まっていた。



ジュンはとんかつにしたようで私はポークステーキにした。
飲めるのであればビールが良いのだろうが、それでも冷たい水がおいしかった。
そうそうあの豚の似顔絵のオジサンもいたのだが、それはそれは忙しそうで話しかける雰囲気ではなかった。
こっそりと支払いをして後にしたのだった。

モンヴェール農山

熊本県水俣市長崎552-7
TEL:0966-68-0028 FAX:0966-68-0118
定休日:毎週月曜日

レストラン・ラルジュ
11:00-21:00(19時以降は要予約)