打越通信

日記ふういろいろ

時代の変化

2019-08-05 20:52:17 | 日記ふう
週末から動きがあり平凡な日々に少し変化があった。
永年勤めていた前の会社の社長から
「元気にしてるか!今度OB会をするのでよろしく」
相変わらずの元気な声で連絡があった。
即答で返事を返し中州にある料亭に出かけた。
同年代のOBが6名と会社役員5名の少人数の集まりだった。
会社を辞めて5年になるのかな、OB仲間もそれ以来の再会だった。
しかし会ってみればお互いに歳はとったが変わりはなかった。



会ったその瞬間からあの当時の雰囲気になった。
役員連中もそれぞれに歳をとったが知らぬ仲間ではない。
まあ世代交代の報告会のような内容だった。
兄貴分的(浪花節的というか)な社長であったが古希を過ぎ・・といった事かな、と思ったが、いやはやまだまだといった感じだった。
35歳定年とか40歳が限界だといわれたSE(システムエンジニア)の世界でここまで頑張れたのはこの社長のおかげと言って良いだろう。
これはきついなと思った仕事も何とか乗り越えられたのもこの社長(いやいやこの社長が作り上げた社風)のおかげだと思う。
今回集まったOBの仲間もそれはひしひしと分かっている連中なのだ。
ひとしきりの宴はなかなか楽しいものだった。
しかしなぜこの仲間に私(あまり成績も良くなかったし、どちらかといえば自分のペースで仕事をするほうだった)が呼ばれたのか不思議な気分だった。

翌日は熊本に帰省した。
息子と息子の嫁のご両親との食事会だった。
毎年、正月に集まって食事会をしていたが今年の年始は集まれなかったのでこういうことになった。



娘が高校の3年間アルバイトでお世話になった下通りの「チャオリー」を予約した。
創作中華料理で料理長は県内でも有名な人のようで、料理もなかなかだった。
ささやかな家族会だった。
その日は福岡まで帰らなければならなかったのでアルコールはなかった。
熊本市内をクルマでブラブラしてみた。
熊本駅周辺(かつて事務所があったところ)は、かつての熊本駅が姿を消していた。
その場所には新しい熊本駅の駅舎(かな?)が出来ていた。
かつての交通センター跡地には新しいシンボルがすでに外観を見せていた。
緑あふれる市街地と近代的な建物に目を見張る思いだった。
高層ビルが立ち並ぶ街づくりも良いが、緑と調和して近代化、良いねと思った。
夏目漱石が上熊本駅(池田駅)に降り立って「森の都」と評したように、私もそう思った。
良いね熊本!