打越通信

日記ふういろいろ

山陰の旅 

2018-04-24 20:49:49 | 旅行
振替休日もあり天気を見て月曜日に休みを取った。
予定をあれやこれやと考えていたが急きょ変更になった。
せっかくの3連休をどうしようかと思ったが、金曜日の午後からネットで山陰地方のホテルを探してみた。
いろいろと見つかったがどうせクルマで出かけるので都市型のホテルより少し都会から離れた場所が良いだろうと探していると安いホテルが見つかったのですぐに予約した。
当日は朝7時に自宅を出た。
萩・津和野までは前回行ったので、高速で美祢東ICから萩を目指す道を選んだ。
山陰の海岸線は前回の長門から萩までの道のりで感動的な風景が続いていたので、今回もかなり期待していた。
中国道の美祢東からは自動車専用道路(途中までだった)が整備されていたので萩までは割とスムースに進む。
山口県の山深い割と標高に高いところを進み、眼下には民家が密集した町がいくつも現れては消えていく。
山陰地方で良く見られる茶色(オレンジ色に近いかな)の石州瓦屋根が点在していた。
標高が高いのだろうか北海道などで良く見られるスノーポールが道沿いに建っていて、冬の日本海の豪雪を想像させられる。
萩の街に入り国道191に入る。



海岸線に入ると目を見張らんばかりの日本海が広がっていた。
何度もクルマを止めカメラを持っては写真を撮った。
阿武町の海岸線はまるで波打ち際を沿って道が進み、反対側は高い山がすぐそこまで迫っている。
国道と山陰本線がその細いところを並んで進む。



雲一つない天気で、波も無く、海はコバルトブルーのグラデーションがこれが日本なのかと思わんばかりの綺麗さだった。
セブのオランゴ島でみたあの海と遜色ない風景がある。
しばらくその風景を眺めていたいがそうもいかない、先を進んだ。
しかしその風景はクルマを進めながらも途切れる事はなかった。
いよいよ島根県に入り、益田市、浜田市と進む。
道の駅が結構あり、その一つで遅めの昼食をとった。
浜田市からは山陰道(自動車専用道路)が出来ていて、大きく円を描きながら専用道に入る。
まだ出来たばかりなのかきれいな道で、今度は新緑の緑がきれいだった。
山陰道もまだ工事中でいったんは一般道に戻り再び専用道に入るといった感じで、ナビには出ていない道もあった。
江津で結構大きな川(江の川)を渡り、浅利、石見、大田と進みいよいよ出雲市に入った。
時間的にはまだ余裕があったので目的地の一つだった出雲大社に向かった。
海岸線から右の折れて駐車場はすぐに目に入った。



当然初めて来たので神楽殿のしめ縄の大きさにはただただ驚くばかりだった。



最初はここが本殿だと思ったが奥に進むと本殿と拝殿があり当然参拝をする。
参道は真っ直ぐに伸びていて大きな松が勢溜まで続いていた。



勢溜の鳥居からは門前町というのかな神門通りが遠くまで続いていた。
広大な敷地とかつては全国から参拝客が来ていたのだろうと思わせる(今でもそうか)雰囲気と歴史がひしひしと感じられた。
縁結びの神様として有名なのだが<さきみたま(幸魂)くしみたま(奇魂)まもりたまえ さきはえたまえ>の唱えの言葉が石碑に刻んでありそれが何故か残った。
八雲が出(いずる)といわれる出雲の町に雲一つない晴天の日に来てしまった。
さすがに疲れが出てきたのでホテルに向かった。

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