打越通信

日記ふういろいろ

地図データのアップデート

2017-09-04 20:44:09 | パソコン
この頃助手席に乗る機会が多くなった。
何故かは知らないがどうも運転している方が楽な時があるらしい。
そんな時、前を見るのがつらいことがあるし文句の一つでも言いそうになるので、ナビをいじってみる。
操作がわからない時にはダッシュボードを開けてナビのマニュアルを取り出す。
知らない機能があるものだ。
USBのケーブルが飛び出していたり、Bluetoothの機能がついていたりしてしている。
ハンドルの上についているマイクはいったい何に使うのかな、と思っていたがハンズフリーで使うマイクだった。
別売りの音声認識の装置(何というのか知らないが)をつければナビでの音声検索ができるようだ。
パラパラとめくっていると地図データの無償アップデートという欄を見つけた。
2017年の11月に無償アップデートが終わるような事が書いてあった。
無償が過ぎても有償のアップデートはできるように書いてはあるが、このナビになって2年半になるが未だアップデートをしたことが無かった。
そういえばここの所(福岡に来てから)ナビ無しでは動けなくなった。
福岡市内も随分と道は覚えたが、細かな道や市街地に行けばまだまだ大活躍している。
一時期スマホが欲しいと言っていた方向音痴もナビがついてからは言わないようになった。
そんなナビも今回の尾道行や九州管内でも現在の地図データでは対応できない場合もあった。
特に基幹道路が自動車専用道路になりつつあり、いたる所で拡張工事が行われており、今回もまだ先に道があるのにここで降りるような指示が出たり、無視して走っていると海の上を走っていたりしていた。
全国各地でこれでもかと言われるように新しい道が出来ていたり、改修工事が行われているようだ。
クルマ社会になって久しいと思われるのだが、まだまだ公共事業の無駄遣いは行われているようだ。
クルマ社会に関係ない人にとってはそんな無駄遣いは腹立たしい事なのかもしれないが、社会はそんなこと関係なく進んでいるわけだ。
地図会社の苦労もわからないではないが、今から自動運転などという技術にとっては欠かせない基礎データなのだろう。
話が大きくそれてしまったが、地図データのアップデートをしてみた。



とりあえずマニュアルに沿ってSDカードの16GB以上(32GB)を用意した。
ナビにこれを挿入するとナビが初期化を聞いてくるので応答すると数秒で初期化は終わる。



マニュアルに書かれているサイトをパソコンから呼び出し、アプリをダウンロードする。
SDカードをパソコンにセットして、まずは顧客情報(名前、住所など)を登録する。
ダウンロードしたアプリからアップデートを選択するのだが、ここでSDを認識できなかった。
サポートに連絡を入れ云われるがまま操作しているとSDカードを認識した。
後はダウンロードが開始する。
たぶんダウンロードに時間がかかるだろうと、いつもは無線で接続しているパソコンに有線LANケーブルで接続する。
しかしこれにかなりの時間がかかるのだ。
一昼夜ダウンロードしたままにしておいてやっと朝には終わっていた。
どうもネットからいったんパソコン内のディスクにダウンロードしてからSDカードに書き込むようだ。
ご丁寧な事でSDカードに書き込んだデータとディスクに書き込んだデータの照合までやっていた。
そうしないとナビに書き込んだときに不具合が出た場合にとんでもないことになるのだろう。
これでだいたい終わりかなと思ったところ、次はナビにこのSDカードを突っ込んだ。





自動的にアップロードは始まったが置き換えの時間がなんと1時間半(90分ほど)かかるのだ。
えっと思ったがエンジンを切っても次にエンジンをかけた時に再びアップロードが自動的に開始するようだ。



結局2日がかりで無事にアップロードできたわけだが、まだ実感としては確認はしていない。
ナビ自体もそのうちネットにつながる(今でもできるようだが)時代が来て、まるでラジコンカーのように自動運転の時代になればこんな事(アップデート体験)も昔話になるのだろうなと思った次第だ。

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