打越通信

日記ふういろいろ

DACを求めて

2018-10-08 20:45:00 | パソコン
この3連休は台風で出鼻をくじかれ、珍しく福岡からは一歩も出ずに暮らした。
「暮らした」というのも変な表現だが「生きていた」ではさらに大げさになるので「福岡に居た」が良いだろう。
実家の様子が気になっていたので帰省しようと思っていたが思い切ることができなかった。
それでは大分に温泉でも行こうと思って宿を探したがどこも一杯だった。
料金をたくさん払える温泉宿は少しは空いているようだったが、たくさん払えるお金がなかったのでこちらも思い切ることができなかった。
それでも部活動や近場の温泉、娘とのコミュニケなどそれはそれで良かった。
ここ数年、長期入院や変な病気で突然の入院など、体力的にかなり衰退しているようで、おまけに右手の腱鞘炎などもあり回復(軽いリハビリのような)に時間がかかっていた。
日々の努力(早朝の散歩や徒歩通勤)で完全に復活したように思う。
腱鞘炎も長く(3年半ほど)かかったが少しの痛みを除けばほとんど完治した。
フルスイングも怖くてできなかったが少しずつ振り始めている。
ゴルフの話をすれば長くなるので別の機会にするとして、言いたいのは体力が復活すれば精神的にも充実してくるということだ。
何を言いたいかといえば、精神的に充実してくれば何かと欲しいものが出てくるという事。
精神的になまっているときは、めんどくさいしどうでもいいやと思っていたことが鮮明にこれまた明瞭になってくる。
CDからリッピングしてきた音楽データもかなりの数になってきて、そろそろPCオーディオの世界に入りこもうと思っている。
決して思いつきではなく、数年前からネットワークプレイヤーなどの機種を探していた。
一時は近くのヨドバシカメラに行って聴き比べなどもやりこれはと思う機種(定価33万円なり)に目をつけていた。
オーディオの世界ではPCオーディオはまだまだのようで、ネット当たりでは盛んに謳ってはいるが現実的には一線を引いているようなところがある(私の思い込みかも知れない)
確かにハイレゾなどという言葉に振り回されているようにも思う。
若者好みの音の詰まった音楽や電子的効果音などのシャカシャカしたデジタル音源のせいかも知れない。
この連休3日間、福岡のオーディオ専門店を何軒か回ってみた。



家電量販などではデジタルコンポやヘッドホンアンプに重点を置いた機種ばかりで本格的なオーディオとは別扱いにされている。
専門店ではそこそこの機種があり、聴き比べもできる。
4,5万円のd級アンプを内蔵したDACと本格的DAC専用機の聴き比べをしてみたが、まるで違った。
ネットでは<今評判のアンプ内蔵のUSB-DACでDSDにも対応し音質もかなり良くどんなスピーカーでも鳴らせる>などと大騒ぎしているが、実際にDAC専用機と聴き比べてみるとおもちゃのような音だった。
その視聴でアンプ内蔵DACやネットワークオーディオプレイヤーの部類は切り捨てることにした。
福岡に居る間に小規模なシステム(オーディオセット)を組もうかどうしようかと考えていたが根本から考えが変わってしまった。
DAC専用機とは言え十数万円はするわけで踏み出すにはそれ相当の覚悟がいる。
3日目に入った店に比較的安いDAC専用機があった。



それにもう一つ入荷したばかりのイギリス製のDACを箱から出しこれも聞かせてくれることになった。
2台を聞き比べてみる。
イギリス製の黒く小さな機器はパワーがありコントラストがくっきりした音だった。
そしてもう一つはパワーは無いが繊細な音がクリアーな感じで優劣つけがたい。
ピアノ曲をかけてもらったがここで明確な差が出た。
好みの差だと思うが繊細な音を選んだのだった。
買ってはみたものの、ヘッドフォンアンプもついていないので福岡のアパートでは使えない。
来週末には熊本の自宅に帰るのでそれまでお預けとなった。

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