打越通信

日記ふういろいろ

コロナ公園の風景

2020-04-20 20:21:19 | 日記ふう
眠りが浅いのか明け方4時近くに目が覚める。
布団の中でしばらく眠気を待つが寝付けないで悶々とする。
えい!と起き上がってパジャマの上にウインドブレーカを着て公園に出かける。
明け方の5時、だんだんと明るくなってくる。
公園(もうこのさいコロナ公園と命名しよう)にはカラスの大群が群れていた。
カアカアとうるさいくらいくらいに声が鳴り響く。
公園を一周するとナップザックが壁においてあり、壁の向こうから何かごそごそと音がする。
目を凝らすと人が寝ていた。
公園のベンチにも何人かいるようだ。
ネットカフェや漫画喫茶のような所も閉鎖されているからだろうか?などと考える。

昼過ぎに本を抱え再び公園に向かう。
朝は気づかなかったが桜はほぼ葉桜に変わり、華やかな季節から新緑の季節に移っていた(それもここ数日の間に)。
公園のいつものベンチを目指すが空いていない、一周二周と公園を散歩する。
この時間帯になるとビールや酎ハイの缶をもったご老人たちたちがたむろしている。
昨日は、派手な服(黄色のジャケットに赤いスカート、そこの厚いサンダル)の中年(?)の女性がケータイで延々と、本を読んでいる(小一時間)ばかり話をしていた。
3人掛けのベンチに一つだけ空きがあったのでそこ腰を下ろす。
こういう時は3人掛けであっても2人は座らない方が良いようだ。
座って本を読んでいると、隣の席にカラスがやってきた。
ベンチの背もたれの上にとまり、しばらく私の隣で反対側をみて羽休めをしていた。
しばらくすると青いフェルトハットをかぶったお年寄りのおじいさんが隣の3人掛けに座った。
おもむろにハーモニカを取り出し、童謡を吹き始めた。
なかなかなモノだと、本を読みながら静かに聞いていた。
そのうちに右足でリズムを刻みながらポルカ風(?)の曲を楽しそうに吹いていた。
小説一章を心地よいハーモニカの音を聴きながら過ごした。
世の中いろんな人がいるもんだ。



私の歩く姿を見て
「○○あんた右肩が落ちているよ」
後ろを歩く母からよく言われたものだ。
そのせいか、前回も書いたように写真の画像も平衡感覚が悪い。
悪いとどっしりとした絵にはならない。
カメラにも水準を教えてくれる機能があるのかもしれないが、まだ発見出来ていない。
こんなことを書くと三脚をたてて水準器をつけろと怒られるだろうな。


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