打越通信

日記ふういろいろ

不思議なセーラー服軍団

2012-08-11 05:31:39 | 日記ふう
朝7時35分の熊本電鉄の上熊本駅行きの電車では熊本駅には早く着きすぎて50分近くも熊本駅で待たなければならない。
そこで8時5分の電車にしよう思ったが、妻も母も食事が終わりゆっくりしていたので妻に上熊本まで送ってもらった。



上熊本8時22分の下りの電車で熊本駅へ、8時44分のいつものみずほに乗り込む。
お盆休み前の8月9日のことだ。
意外と空いていた。
吉村昭の本を取り出して読みふけった。



帰りは小倉駅18時49分のさくらだった。
普段と変らない乗車率、博多からの乗車は少なく、3人かけの窓際に座り、朝の続きを読んでいた。
このさくら、新鳥栖駅に停車後は熊本まで停まらない。
新鳥栖駅で白いセーラー服と白い帽子をかぶった水兵さんらしき団体が乗り込んで来た。
そして引率の方だろうか、小太りのオバサンと若い女性の方が私が座っている席に座った。
一気に車内は賑やかになり、本に集中できなくなってしまった。
会話を聞いていると横に座った方は先生と呼ばれていた。
その先生と呼ばれている小太りでお洒落な服を着たオバチャンはきれいな標準語を喋っていた。
セーラー服を着た7,8名の水兵さんとこのオバチャンたち、一体何者なんだろう?
鳥栖駅からの乗車ということは長崎線からの乗り換えだろう。
会話の中でお昼のチャンポンがどうのこうのと言っていた。
ひょっとすると今日は長崎原爆の日だ、式典からの帰りかな、などと憶測は広がる。
そうこうしていると隣のオバチャンたちは弁当を広げて食べだした。
列車は新大牟田駅を過ぎ新玉名駅を通過した。
このままでは食い終わらないうちに熊本到着だ、しかしこの状態ではどうしようも無い。
熊本到着のアナウンスが流れたので
「すみません、降ります」
と言うとオバチャンたち、弁当と飲み物を手に持ちテーブルを元に戻して私を通してくれた。
熊本駅からの連絡はすこぶる良く、家には8時前に着いた。


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