朝から雨が降りそうな天気だ。
妻は友達が熊本から遊びに来るとか来ないとか、はっきりしない態度だった。
結局、雨が降るので明日に延期になったようだった。
遅めの朝食をとりながら、印象派が北九州に来ているので一緒に行かないかと誘ったが、今日はいいと断られた。
9時過ぎにアパートを出て博多駅まで歩く。
雨は霧雨のようなモノが降っていたが傘はささなかった。
博多駅に着くと、駅前の広場に博多祇園山傘の飾り山の土台作りが始まっていた。
いよいよ7月からは飾り山が飾られ祭りが開始する。
小倉まで新幹線で行くか在来線のするか迷ったが、そんなに早く行く必要も無い。
北九州や門司港にはここ十数年来何十回と通った事もあり、いつも新幹線だった。
在来線で行くことはほとんど無く、そういう意味もあり在来線で行くことにした。
また娘もここ1年間は在来線で小倉通いをした事もあり、一度は在来線での思いもあった。
カードで改札を抜け在来線のホームにあがるとすでに準快速の小倉行きが入線していた。
さっそく乗り込み最後の車両の二人席に空きがあったので席を取った。
新幹線では16,7分で着くのだが、在来線では1時間10分ほどかかってしまう。
窓からの風景を見ながらゆったりと過ごして小倉駅に到着だった。
在来線の7番ホームに向かう。
門司港行きの電車が来ていて、そのまま門司港まで行こうかとも思った。
時間は11時半前、とりあえず目的を済ませて考えることにしてホームにある立ち食いそば屋に入った。
出張で来ていた頃、気に入っていた店だ。
かしわそばとおにぎりで軽めの昼食をとった。
門司港へのホームの反対側にはあの787系の電車が停まっていた。
鹿児島本線の博多、新八代間を走っていたリレーツバメのあの車両だ。
懐かしく思い、帰りにひょっとすると乗れるかも知れないなどと思いながら小倉駅を出た。
魚町アーケードをくぐり紫川にかかる常磐橋を渡る。
北九州市立美術館の別館はリバーウオークの5階にあった。
前回、福岡県立美術館であっていた印象派の続きのような「もうひとつの輝き 最後の印象派」という展覧会だった。
絵に特に興味があるわけでもないし、絵に知識があるわけでも無いのだが、印象派という言葉にどうも惹かれるようなのだ。
約百年前のヨーロッパの風景を無性に見たいという事のようだ。
今回は特に巨匠と呼ばれる画家は特にいないのだが、マルタンの《野原を行く少女》という絵は良かった。
少女が着る白いシャツに当たる日の光がとても神秘的に見え印象に残った。
他にもたくさんの絵がありそれなりに楽しませて頂いた。
1時間ばかりゆっくりと見て回り、会場を出る。
リバーウオーク内は家族連れや学生達で賑わっていた。
窓の外には小倉城が見えた。
お城を見ると熊本城を思い浮かべる。
何かの報道で、各地域にあるお城が熊本城の復興のため入場料金の一部を支援金にしていると聞いた。
ここ小倉城もそんな支援活動をしてくれているようで手を合わせてお礼をした。
リバーウオークを出てしばしアーケードをうろうろとしてみた。
出張や泊まりでこの小倉には思い出が残っている。
あの頃は仕事の事がいっぱいいっぱいでとても観光などという状態では無かった。
朦朧とした頭で苦しんでいた。
あれから何年経つのだろう。
そんな時代もあったよねとの思いを後に、小倉駅から博多行きの特急に乗り込んだ。
残念だったがあの787系ではなく883系のソニックだった。
小倉を出て、黒崎、折尾と停まりあとは終点の博多だった。
妻は友達が熊本から遊びに来るとか来ないとか、はっきりしない態度だった。
結局、雨が降るので明日に延期になったようだった。
遅めの朝食をとりながら、印象派が北九州に来ているので一緒に行かないかと誘ったが、今日はいいと断られた。
9時過ぎにアパートを出て博多駅まで歩く。
雨は霧雨のようなモノが降っていたが傘はささなかった。
博多駅に着くと、駅前の広場に博多祇園山傘の飾り山の土台作りが始まっていた。
いよいよ7月からは飾り山が飾られ祭りが開始する。
小倉まで新幹線で行くか在来線のするか迷ったが、そんなに早く行く必要も無い。
北九州や門司港にはここ十数年来何十回と通った事もあり、いつも新幹線だった。
在来線で行くことはほとんど無く、そういう意味もあり在来線で行くことにした。
また娘もここ1年間は在来線で小倉通いをした事もあり、一度は在来線での思いもあった。
カードで改札を抜け在来線のホームにあがるとすでに準快速の小倉行きが入線していた。
さっそく乗り込み最後の車両の二人席に空きがあったので席を取った。
新幹線では16,7分で着くのだが、在来線では1時間10分ほどかかってしまう。
窓からの風景を見ながらゆったりと過ごして小倉駅に到着だった。
在来線の7番ホームに向かう。
門司港行きの電車が来ていて、そのまま門司港まで行こうかとも思った。
時間は11時半前、とりあえず目的を済ませて考えることにしてホームにある立ち食いそば屋に入った。
出張で来ていた頃、気に入っていた店だ。
かしわそばとおにぎりで軽めの昼食をとった。
門司港へのホームの反対側にはあの787系の電車が停まっていた。
鹿児島本線の博多、新八代間を走っていたリレーツバメのあの車両だ。
懐かしく思い、帰りにひょっとすると乗れるかも知れないなどと思いながら小倉駅を出た。
魚町アーケードをくぐり紫川にかかる常磐橋を渡る。
北九州市立美術館の別館はリバーウオークの5階にあった。
前回、福岡県立美術館であっていた印象派の続きのような「もうひとつの輝き 最後の印象派」という展覧会だった。
絵に特に興味があるわけでもないし、絵に知識があるわけでも無いのだが、印象派という言葉にどうも惹かれるようなのだ。
約百年前のヨーロッパの風景を無性に見たいという事のようだ。
今回は特に巨匠と呼ばれる画家は特にいないのだが、マルタンの《野原を行く少女》という絵は良かった。
少女が着る白いシャツに当たる日の光がとても神秘的に見え印象に残った。
他にもたくさんの絵がありそれなりに楽しませて頂いた。
1時間ばかりゆっくりと見て回り、会場を出る。
リバーウオーク内は家族連れや学生達で賑わっていた。
窓の外には小倉城が見えた。
お城を見ると熊本城を思い浮かべる。
何かの報道で、各地域にあるお城が熊本城の復興のため入場料金の一部を支援金にしていると聞いた。
ここ小倉城もそんな支援活動をしてくれているようで手を合わせてお礼をした。
リバーウオークを出てしばしアーケードをうろうろとしてみた。
出張や泊まりでこの小倉には思い出が残っている。
あの頃は仕事の事がいっぱいいっぱいでとても観光などという状態では無かった。
朦朧とした頭で苦しんでいた。
あれから何年経つのだろう。
そんな時代もあったよねとの思いを後に、小倉駅から博多行きの特急に乗り込んだ。
残念だったがあの787系ではなく883系のソニックだった。
小倉を出て、黒崎、折尾と停まりあとは終点の博多だった。
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