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日々の仕事もぜんぜんハードでもなく時間通りの勤務なのだが、日々疲れ切っている。
慣れない事もあるのだろうか、体力的には問題ないと思っているが、まだ本調子では無いのだろうか。
そういう中に息子と娘からささやかなプレゼントの続きがあった。
「おとうとおかあに温泉旅行!」
というプレゼントだ。
それではせっかくなのでと、今朝6時半にアパートを出た。
福岡に来たからには地の利を利用してあちらこちらに行ってみたいと思っていたところだった。
さて、どこがいいのか、と妻と話はしていたが、無難なところで萩と意見は一致したのだ。
朝も早いし、高速での移動は町の景色も雰囲気も楽しめないので国道を北上する事にした。
割と道は空いていて北九州の小倉で一休みした。
仕事で良くいっていた赤坂海岸で海峡を渡る船を見ながら一息入れた。
海岸線を国道199で門司港に行き、関門海峡の海底トンネルを出て下関に出る。
後は海岸線を国道191で長門を目指す。
初めて通る日本海の海岸線の眺望は素晴らしく、途中で何度も海を眺めるため停車した。
国道を平行するように山陽本線が通っているが列車の姿は見ることは無かった。
しばらく走っていると家の瓦の色が鮮やかなオレンジいるの変わった。
石州瓦(せきしゅうがわら)といわれる山陰地方独特の瓦屋根だ。
しばらくはポツリポツリとこんな風景が続いた。
そして看板には「特牛」という看板が現れる。
妻に看板の読みを見るようにいうが
「<ことい>でしょう」
という。
しかしローマ字のTの字が多いように思う。
「いやいや<こっとい>でした」
と訂正を言う。
とても<こっとい>とは読めないものだ。
途中で朝食をと思ったがもうすでに10時を過ぎ11時になろうとしていた。
気の利いた喫茶店や、この道沿いにはコンビニも少ない。
この道沿いで初めて見た道の駅だった。
やっと遅めの朝食、いやいや早めの昼食だった。
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しばらく妻に運転を代わってもらい、やって来たのは角島大橋だった。
さすが観光地、観光客で賑わっていた。
美しい海に美しいシルエットの橋が架かっていた。
島自体も観光地化されて見所はあるようだが、先を急いだ。
次に行きたかったところは金子みすずのふるさと、長門市。
ナビで金子みすず記念館をセットし直行だった。
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生まれた家は文具や本を扱っていた店のようでそのままの姿で記念館として数々の作品が展示されていた。
特に小学校の教員だった祖母がとても金子みすずの誌が好きで幼い頃、その誌を聞かされていた。
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純粋な心の持ち主のようで素朴だがしっかりとした内容の誌だ。
展示された誌を読みつつ祖母の事を思い出していた。
長門から約一時間ほどで萩の町に入った。
ホテルは海岸のすぐそばで、窓を開けると砂浜があり、指月山がすぐ近くに見えるところだった。
午後三時でまだチックインには早い時間だったが荷物を置いて市内観光に出た。
萩の町は初めてでは無いが、前回来たのは遙かかなりの昔の事で町の様子など覚えていなかった。
九州でいえば唐津の町ににているのかも知れない。
おおきな川が流れていて海に近くにお城がある。
しかしここはかの有名な松下村塾があった町、さっそくそこに出向いた。
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大きな松の木に囲まれたこの場所には、松下村塾や吉田松陰の幽因の居、松蔭神社まである。
明治日本の産業革命遺産群として世界遺産に指定されているその一つなのだ。
近くには伊藤博文の生家などもあり、幕末から明治にかけて活躍した偉人達を世に送り出した場所だ。
同じく世界遺産の一つ反射炉を見に行ったがここはあまりぱっとしなかった。
萩城跡に行ってはみたがここもあまりパッとしなかった。
城下町や武家屋敷のような場所もあったが初日で疲れが出てホテルに戻った。
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潮の味がする温泉に浸かり、美味しい料理をいただいて、部屋に戻ると、綺麗な夕焼けに染まる景色にしばらく見とれてしまった。
慣れない事もあるのだろうか、体力的には問題ないと思っているが、まだ本調子では無いのだろうか。
そういう中に息子と娘からささやかなプレゼントの続きがあった。
「おとうとおかあに温泉旅行!」
というプレゼントだ。
それではせっかくなのでと、今朝6時半にアパートを出た。
福岡に来たからには地の利を利用してあちらこちらに行ってみたいと思っていたところだった。
さて、どこがいいのか、と妻と話はしていたが、無難なところで萩と意見は一致したのだ。
朝も早いし、高速での移動は町の景色も雰囲気も楽しめないので国道を北上する事にした。
割と道は空いていて北九州の小倉で一休みした。
仕事で良くいっていた赤坂海岸で海峡を渡る船を見ながら一息入れた。
海岸線を国道199で門司港に行き、関門海峡の海底トンネルを出て下関に出る。
後は海岸線を国道191で長門を目指す。
初めて通る日本海の海岸線の眺望は素晴らしく、途中で何度も海を眺めるため停車した。
国道を平行するように山陽本線が通っているが列車の姿は見ることは無かった。
しばらく走っていると家の瓦の色が鮮やかなオレンジいるの変わった。
石州瓦(せきしゅうがわら)といわれる山陰地方独特の瓦屋根だ。
しばらくはポツリポツリとこんな風景が続いた。
そして看板には「特牛」という看板が現れる。
妻に看板の読みを見るようにいうが
「<ことい>でしょう」
という。
しかしローマ字のTの字が多いように思う。
「いやいや<こっとい>でした」
と訂正を言う。
とても<こっとい>とは読めないものだ。
途中で朝食をと思ったがもうすでに10時を過ぎ11時になろうとしていた。
気の利いた喫茶店や、この道沿いにはコンビニも少ない。
この道沿いで初めて見た道の駅だった。
やっと遅めの朝食、いやいや早めの昼食だった。
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しばらく妻に運転を代わってもらい、やって来たのは角島大橋だった。
さすが観光地、観光客で賑わっていた。
美しい海に美しいシルエットの橋が架かっていた。
島自体も観光地化されて見所はあるようだが、先を急いだ。
次に行きたかったところは金子みすずのふるさと、長門市。
ナビで金子みすず記念館をセットし直行だった。
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生まれた家は文具や本を扱っていた店のようでそのままの姿で記念館として数々の作品が展示されていた。
特に小学校の教員だった祖母がとても金子みすずの誌が好きで幼い頃、その誌を聞かされていた。
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純粋な心の持ち主のようで素朴だがしっかりとした内容の誌だ。
展示された誌を読みつつ祖母の事を思い出していた。
長門から約一時間ほどで萩の町に入った。
ホテルは海岸のすぐそばで、窓を開けると砂浜があり、指月山がすぐ近くに見えるところだった。
午後三時でまだチックインには早い時間だったが荷物を置いて市内観光に出た。
萩の町は初めてでは無いが、前回来たのは遙かかなりの昔の事で町の様子など覚えていなかった。
九州でいえば唐津の町ににているのかも知れない。
おおきな川が流れていて海に近くにお城がある。
しかしここはかの有名な松下村塾があった町、さっそくそこに出向いた。
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大きな松の木に囲まれたこの場所には、松下村塾や吉田松陰の幽因の居、松蔭神社まである。
明治日本の産業革命遺産群として世界遺産に指定されているその一つなのだ。
近くには伊藤博文の生家などもあり、幕末から明治にかけて活躍した偉人達を世に送り出した場所だ。
同じく世界遺産の一つ反射炉を見に行ったがここはあまりぱっとしなかった。
萩城跡に行ってはみたがここもあまりパッとしなかった。
城下町や武家屋敷のような場所もあったが初日で疲れが出てホテルに戻った。
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潮の味がする温泉に浸かり、美味しい料理をいただいて、部屋に戻ると、綺麗な夕焼けに染まる景色にしばらく見とれてしまった。
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