打越通信

日記ふういろいろ

季節の変わり目は

2017-03-02 21:10:39 | 日記ふう
朝起きて1時間から下手すると2時間くらい読書をするようになった。
ヘッセの一ページに2段刷りの細かい文字にもなんとか慣れてきたが、難解な内容に寝ぼけた頭では理解に苦しむためなかなか進まないのが現実なのだ。
背景にある宗教的な事柄はどうしても理解できないため面白味も半減ってところだろう。
翻訳ものでもあるがやはりなかなかなものだ。
学生時代に当然読んだことのある内容だが、頭が悪いせいかまったく覚えていないので初めて読むのと違いはない。
ここが自分で良いところだと自負できるところだろう。
しかし何故か頭の隅に、かすかに記憶があるという不思議な感覚になる。
あまりに難解な文章も分厚い本の半分くらいまで進んでしまった。
ドイツの文学にドイツの音楽、いったい私はどうなってしまうのだろう。
去年の今頃は村上春樹の1Q84を読んでいた。
作り物の世界はあまり好きではなかったが、これまた分厚い本をBOOK1からBOOK3まで立て続けに読んだ。
大衆的な内容で好みが分かれるところだろうが、やはり文章や言葉がうまいといった感想だった。



今回発売された「騎士団長殺し」も発売前からいろいろと評判になっている、ということを知っていた。
音楽好きな村上春樹もモーツアルトのドンジョバンニと関係があるの無いのと噂されたいた。
本屋の一番良いところには山積みになっていたが、福岡ではあまり興味が無いのだろうか結構な数が余っていた(いやいや次から次に在庫を積んでいるのかもしれない)。
流行本に飛びつく事はしないのだ。
というか、今読んでいる難解な本を片付けなければ先に進まないからだ。
会社には吉村昭の「虹の翼」という本を置いている。
昼休みに読もうと思っているのだが昼の散歩のおかげで一日数行しか進まない。
それでも数行の楽しみは楽しみだから良いのだ。
そんな生活なのでテレビをほとんど見なくなった。
録画した番組が積み重なってハードディスクは満杯になり掛かっている。
その分は妻が処理をしているようでなんとか辻褄はあっているようだ。

さて今週もいろいろとあった。
その中でもやっぱり親友のジローさんの緊急入院そして緊急手術だろう。
あの元気なジローさんがと思うとやるせない気持ちになる。
ほかにもこまごまとした異変があっている。
季節の変わり目は気を付けないといけないと云われるが、まさにその通りかもしれない。
せいぜい難解な文章に難解な音楽を聴きながら、頭を混乱させてやり過ごすつもりだ。

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