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スクールの予定でしたが予報がハズレて朝から雨になってしまいました。こんな日は雑用だけ済ませて休みにしちゃおうかな~・・・と考えはじめたところに郵便物が到着。どうやら来週参加予定のパラシュートリパック資格制度の研修会資料のようです。これまでハングやパラの緊急用パラシュートのリパックを行うにあたってはとくに資格というものはありませんでしたが、これにも制度を設けて研修を受けた者に資格を与えるということになったのでした。私たちのように業務の一環としてリパックを頻繁に行う者が必要になる資格なので、自分のパラシュートを自分でリパックするのはこれまでと同様に資格がなくても勝手にやって自由なんだと思います(そうですよね? ひょっとして間違えてますか? おしえて偉い人)
たとえばスカイダイビングの緊急用セカンダリーパラシュートですが、ハングやパラと違って自分のであっても資格がないと行ってはだめで、リパックは有資格者が行わないとイケナイと聞いたことがあります。スカイダイビングの場合はハングやパラ以上に、緊急用パラシュートが開かなかったら危険(てか、まず死にますよね)なので以前から資格制度が設けられているのだと思います。そういえば、スカイダイビング用語で、パラシュートが開かずに地面に激突することを『バウンド』と言うみたい。バウンドって、「ボールがバウンドする」とか、普通はそういうことにしか使わないと思うけど、なんだかソフトな言葉なのがかえって怖いなあ^^;;
実は日本のハングやパラを古くからやっているインストラクターの多くは、緊急用パラシュートのリパック方法をある一人のかたから教えてもらっているといって過言ではありません。スカイダイビングの緊急用パラシュートの開発も行うオーソリティーでFさんといい、私もそのかたから過去に2回ほど「そうじゃないきぃ、ここはこうじゃきぃ」という高知弁でリパックの手ほどきを受け、その知識と方法をベースにリパック作業を行ってきました。
なので我流でやってきたわけではないのですが、長年の間にはパラシュートについても進歩や変化があるでしょうから、そういった事も今回の研修で教えてもらえればいいなと思います。でも、一部の特殊なものや滑空するロガロタイプを別にすれば、ほとんどのパラシュートはアペックス・プルダウンの形式で落ち着いているようだから、大幅な変化はないのかな、どうなのかな。まあ、研修に行けばきっと最新知識も教えてもらえるし無問題・・・などと思いつつ郵便物を開封すると『リパック認定証テキスト』というタイトルのファイルが出てきました。テキストは当日に研修会場で渡されると思っていたのでこれは予想外。わざわざ郵送されてきたということは『あんたたち、事前にこれ読んで、ちゃんと勉強してから来てね』ということですよね、やっぱり。実際に緊急用パラシュートを参加者全員にリパックさせる実技講習や最後に学科試験もあるでしょうから、朝9時から夕方5時まででは時間的に苦しいからだなきっと。はい、解りました、今日はサボらずにこのテキストをちゃんと読むことにしますですよ~。学科試験の問題はこの中から出題される予感がしますね~、とっても怪しいですね~、だったら蛍光マーカーで線だって引いちゃいますよ~。
ところで今度の研修会の講師はどなたなんだろうと書類を見たら、紀ノ川エリアのTさんと鳥取砂丘のKさんとなっており・・・うわぁ、こりゃまたハング界の先輩がたじゃないですか。でも、とても長いことお会いしてないので嬉しいな。何年か前に電話でお話しする機会があったときTさんは私に、「まだハングもやってたんですか!?」と驚いておられましたけど、いやいや、私よりもっと長くハング一筋でやってるあなたがソレを言ってはいけませんってば。
夕方に先日の市役所・広報課のかたが、発行された広報紙を持ってきてくださいました。最近の広報誌の写真では一番評判が良かったそうで、喜んでいただけて暑い中をすっ飛んだかいがありましたが、たんにパラがちょっと珍しいということなのかな。これだけ長いあいだ田原市で飛んでいても、意外に市民には知られていないのかもしれませんね。
田原市民の皆さん、エリアを支えていく地元のメンバーがもっといてほしいので、ぜひ皆さんも飛んでみませんか。飛ぶのはほんとに楽しいですよ~。