あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

息子の卒業に寄せて

2007-03-24 21:16:53 | Weblog
武道館で息子の大学の卒業式。

息子よ、卒業おめでとう!!
これからも健康で自分の信じる道を力強く歩いていってほしい。
息子の未来がすばらしいものであるように。

式での息子の姿が見える。どうしてかって・・・そりゃあ、双眼鏡持参です。
メールで「どこにいるの?」とたずねたら、最後の列の席という。わかりましたねえ。
いつもわからないから、今日はラッキー。
親ばかといわれればそうだろうけど、今しかできないこと・・・。それができる幸せ。
そして、素直に子どもの成長が嬉しい。あれこれ詮索はしない。自立している息子の成長を見守り、喜ぶ。
双眼鏡はいろんな人の表情が見えて楽しかった。思いついて持っていったのだけど、また違う見方ができた。送辞の学生、答辞の学生と表情がよくわかり、若人の息吹をもらう。
公認会計士に合格した学生やスポーツで活躍した学生・・それぞれにすばらしい。

息子もとても大人になった。

式が終わって、私の友人に「子ども達がいるよ」と場所指定で呼ばれたのだけど、そこに息子達がいて「一緒に写真を撮ってくれる?」と息子が友人に言っている。
考えられなかったことである。
入学式、成人式とまともな写真はないのだから。
親子で写真を撮るなんて考えられなかったこと・・・だから、びっくりするやら、嬉しいやら・・・。

もっとも今朝出かけるとき、姉にデジカメで撮ってもらっている。私も携帯で写したけど・・・。
だから、とても大人になっているのを感じるという次第。

女学生の華やかな袴姿、カメラに向かってニヤッと笑っている男子学生。あっちこっちでほほえましい光景があった。桜はまだ咲いていなかった・・いや正確にはひとつふたつあったかな。
入学式の頃がいいのだろうか。

長女、息子と同じ大学。何度、この武道館に来て、何度、同じ校歌を歌ったことだろう。附属高校からだから校歌はもうおなじみである。
私はこの大学が好き。責任をともなってだけど、自由がある。
周りの保護者の方々の雰囲気もいい。
そして、母の前の戦死した夫もこの大学の出身だったと娘が附属高校を受験して入った頃に聞いた。全くの偶然で、本当にびっくりした。母は、いろんな事を話していなかった。娘が調べたら、その方の名前があったという。当然ではある。そして、娘は母から彼の(娘たちが通った)大学のバッジをもらった。母は、大事にとっていた。
このブログで、簡単に書くことではないほどのドラマが母とその方にあったと思う。

いずれにしても、息子の卒業式。
長女の大学卒業のときはロサンゼルスの娘も出席したなと思い出した。
そして、昨年は長女の大学院の卒業式だった。引き続いての武道館だった。
ロスの娘にもお兄ちゃんの卒業を知らせなきゃ。娘も頑張っているだろうな。

息子はこれからまた大学院生として学ぶのだけど、夢に向かって、諦めずに、いろんなことにチャレンジしてほしい。
若さっていいな。

息子よ、卒業おめでとう。そして、息子の友人達、今日の卒業生、おめでとう。
それぞれの道で活躍されたし。

いい友だち、いい師に会って息子も幸せです。
そして、お父さんのおかげで勉強できたね。
息子が夫に感謝しているのはよくわかる。
そして、いろんな方のおかげで卒業です。感謝です。

夫は今日は仕事明けなのに出席してくれた。私の要望にこたえてくれたのだけど、こんなとき、私はわがままかなと思うのだけど、彼はテープ持参で式の様子を思い出に入れてくれている。

私からも夫にありがとうです
コメント
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