あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

中山道広重美術館から馬籠へ

2016-08-21 23:39:54 | Weblog
こんばんは。

今朝はまず、中山道広重美術館へ。



ホテルの隣ゆえ、行かない手はないだろうと・・・。
これが旅の醍醐味。知らずに来て(いいかげんですが)
出会えてよかった。
浮世絵、いいなあ。
色も刷っていく途中で変わったり、版元で内容が変わったり・・・。
中山道69次、それぞれに趣がある。
遊びの絵も楽しい。

恵那駅。



それから、電車で中津川へ、
そしてバスで馬籠へ。外国の方が多く、英語での話が聞こえてくる。


今夜は馬籠です。
おいしい夕食後、よく歩いたせいか?ひとねむりして今です。

夕食。



外国の方に人気のお宿で私たち以外は外国の方。お風呂場で話した方々は嬉しいことに昨年行ったスペインの素敵な女性たちでした。

まずは、馬籠。













島崎藤村記念館。



勉強したという本陣隠居所。




それから馬籠脇本陣史料館。




玄武石垣。1753年築造。一寸の狂いもないという。
受付にいらした方から松下幸之助とのエピソードを聞き、昔の人の頭の良さに唸ってしまった。



清水屋史料館。

こちらでは、奥さまに藤村と原一平さんとの話や諸々の話をたくさん聞けました。家内まで案内してくださり、その広さにびっくり。
藤村は多くの方々に支えられていたのを実感。藤村や父親の人柄も大きかったのでしょう。



登録有形文化財指定。



今日のランチ。私は恵那鶏のお蕎麦。



今日の五平もち。



また、奈良井宿のと違うのね。でも、ゴマはたれに入っている。

そして、藤村記念館の百日紅。



馬籠宿。
ここからの山々を見ながらこの道を先人が通ったかと思うといろいろなドラマを想像する。

夫が藤村の「夜明け前」を読み、行ってみたいと来た馬籠。
まあ、以前から馬籠、妻籠と気にはなっていたけど・・・。

その本のモデルとなった永昌寺。島崎家のお墓に手を合わせたが、そのときに、私の足にすり寄ってきたネコ。
きれいなネコだったけど、不思議な感覚にとらわれた。

明日22日は、くしくも藤村の命日である。大磯で「東方の門」執筆中に倒れたという。
また、泰明小学校とあり、「あら、銀座の悠玄のあそこの小学校と同じ名前ね。よくある名前かしら?」と思っていたら、まさしく、あの小学校に学んでいたとわかり、ふうんとなんだか嬉しくなった。
この前、ブログに夏祭りを書いたっけ。

それにしても、藤村、原稿用紙にスラスラと書いている気がする。
まあ、偉人と呼ばれる作家はみなそうか。
惜別の歌、若菜集、北帰行の関連性は、知らなかった。

馬籠、来てよかった。

明日、えっちらおっちら、青春18切符で帰ります。妻籠は、予定では、通るだけかな。
横浜には、夕方か夜でしょう。

おやすみなさい
コメント
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