「辛夷」の締め切りがまもなくなので、短歌を詠む。
携帯電話に打ち込む。今は、使わなくなったガラケーに。
まずは、思いのままに。
字余り、時足らずあり、また、考える。
詠みながら、なんと語彙が貧しいのだろうと思う。
でも、そのときどきの気持ちを詠むのも、また、いいし、記念になる。
日本の文化。
あひみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもはざりけり
権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ)のこの歌がすぐ出てくる。
まさしく、百人一首で覚えた歌のひとつ。
奥深い歌だ。
三十一文字に思いをこめられるってなんと優雅なんだろう。
さて、私の歌は・・・!?
日本人っていいなあと思う。
ひらがな、カタカナ、漢字があり、短歌、俳句・・・
鉛筆1本で広い世界に遊べる。
うふふ、今、私は携帯か・・・あまり、芳しくないな。
ちっとも風流じゃないけど、気持ちを表すひとつの手段として、よしとしよう。
さあ、また、詠みましょ。