あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

幸せいっぱい~退職物語~

2020-03-31 23:17:34 | Weblog

こんばんは。

今日はとっても幸せいっぱいの退職の日でした。

 

退職っていいなと思いました。

朝、母たちに庭から採ってきた菜の花を飾って「今日、退職します。ありがとう。」と挨拶する。

それから、いつものバス、電車で職場へ。

今日が最後かと思うと、感慨深く、人の少ないのをいいことにスマホで写す。

いつもの辛夷さんにもありがとうって。

 

そして、職場へ。

なんと、今日も机上に・・・A木さんからのメッセージとプレゼントが!

体調が優れないから、お休みするとの由。いつ来られたのかしら?お会いできなかったのは残念だったけど、お元気になってね。

それから、嬉しいことに会いたかったお掃除をしてくださるY田さんが踊り場を掃除していらっしゃる。いつもきれいにしてくださり、トイレでおしゃべりしていた。ささやかにお菓子をと思っていたから差し上げる。よかった!会えて。

 

洗面所へ行けば、これまた、お会いしたかったやはりお掃除をしてくださるO矢さんに会う。これはもう偶然ではなくて、ご縁だと「お世話になりました」とやはりささやかな気持ちでお菓子を差し上げる。

お二人ともとてもとてもきれいにしてくださり、優しい。いつ会えるかわからないのに、今日、会えるといいなと思っていたからとても嬉しかった。

O矢さんから「えっ?何歳?」なんて訊かれる。年齢を申せば「若ぃ~」って。お世辞でも嬉しい。

「声がきれいだから、そんなお仕事もいいですね」と。褒められると木に登ってしまいそう。

で、淡々と今日のお仕事を進める。

ある業者さんが来られたので話の中で「今日、退職します」と申し上げる。、月1回書類を持って来られるのだけど、私が不在のときも多く、会えないときも多かった・・・。今日、お会いできたのはラッキー。挨拶したかったの。

そのあと、その方からお電話があり「M下さんがお話したいって」

M下さんって、前任の方だ。

まだ、会社にお勤めとは思わなかった。再雇用かな。

で、お話する。懐かしいお声。

「Fさん、お疲れさまでした。退職なんですね。お声はちっとも変わらない」って。

嬉しかった、とても。

私のことを思い出して、仕事でもなんでもないのに、お電話をくださる優しさ。涙が出てしまった。「M下さんのいらっしゃったのはいつ頃でしたかしら?」「6年前位ですかね」と言われる。そうだった。彼が退職すると聞いて、なにかメッセージを差し上げたような気がする。そのことをかすかに思い出す。ささやかなメッセージだったのだけどね。

昨日の業者さんは「退職します」と申したら「嘘でしょ」としばらく信じなかったっけ。

他の業者さんでお会いできなかった方にご挨拶しなきゃとお電話で「実は退職します。お世話になりましてありがとうございました」と伝えれば「Fさんあっての私でした。どの取引先よりFさんとのおつきあいが一番長いです」と嬉しい言葉をくださった。励みになりますね。

 

それから、次々に職場の方が挨拶に来られる。N野さん、Mさんのご主人のH賀さん、昨日のMさん、K林さん、一緒に仕事をした鹿児島にゆかりのあるS冨くんも・・・派遣のSさん、H野さん・・・I藤さん、N村さん、職場で、異動される方々も。

なんと多くの優しさをいただいたことだろう。

嬉しくて並べちゃいました。

お昼は、T係長とランチ。利休庵。

図らずもごちそうしてくださった。

固辞したのですが、プレゼントもいただき、お話も弾み・・・優しくて穏やかで知的なTさんです。秋田出身と伺う。

 

さて、16時半から退職、異動方々の挨拶。私も並ぶ。

う~ん、大勢いらしたなあ。何しろ、部の挨拶の会?

お世話になったことへのお礼、長女の大学の入学式の武道館から来て挨拶したこと、その長女も4人の母・・・「ほぉ~」って声が聞こえる。

なにを話したんだろう?

あと、本の出版のことを話す(皆さま、これからのことを話すのだものねえ)これからフリーです。童話や、絵本や児童文学を書きますので、執筆活動に励み、書店にふくだのりこの本がありましたらお買い上げくださいね」と。笑いを誘う。皆さまの温かい微笑みを見る。

そのあとは、課での挨拶。

思わず、本を持ち出してCM(わりとみなさまざっくばらんゆえ、許される)お話して、お花をいただく。きれい!私へはMさんから。

 

写真をとったり・・もうすでに終了チャイムはなっていた・・・。

そうそう、私の勤める組織の長からの感謝状があった。

これはご愛嬌か・・どういうわけか、K係長も異動ゆえ、忘れていたらしく、あとでいる方だけの前で、K賀所長が代読される。

びっくり!

感謝状があるとは思わなかった。

でも、嬉しいね!20年のことを讃えられる文章はやはり嬉しい。

 

いよいよ帰る時間だ。

職場を出て行くのも感慨深く、デスクに「お机さん、ありがとうね」と頭を下げる。もちろん、きれいに拭いた。椅子周りも掃いた。

職場を出るときも頭を下げて・・・・・

残っている皆さまにあらためて挨拶をしてU堀さんに送られてエレベーターへ。

そしたら、下りた1階になんとランチをともにしたT係長が・・・また、この偶然。このご縁。

また、彼女に見送られて駅へ向かったのでした。

幸せをかみしめながら・・・。

かわいいお花と抱えきれないほどのたくさんの品物、優しさをいただいて、電車に・・・ラッキーにも乗り換えも順調で座れて・・・どこまでもハッピー。

スマホをみれは、孫たちが「のりちゃん、お疲れさまでした。にこにこ」と動画。

帰宅すれば、なんと大きな花束が玄関横にある。長女たちからのプレゼント。

豪華、きれい!

家に入り、母たちに20年の勤務がつつがなく終了したことのお礼を言う。

息子からお寿司。写さなきゃと思ったときは大好きなイカを食べたあとでした。

 

次女はラインで「退職、おめでとう。絵本作家として頑張ってください」と・・・。

ああ、幸せいっぱいの退職の日でした。

私は書くことを頑張らなきゃと思う。職場の皆さまが頑張っているように。

だから、自分を鼓舞するためにも皆さまに話した。

新しいスタートに向けて楽しく頑張ります

でも・・・その前に、しばらく、休憩・・・???

あっ、でもね、4月20日締め切りの物語の依頼と短歌の依頼があった・・・。

いずれにしても退職、ばんざ~い。

退職っていいな、いいな。

満足感で終えられた退職の日。さわやかに勤務終了できました。

「20年間、お疲れさまでした。よく頑張ったね」と自分に言います。

そして、職場の皆さまをはじめとして出会った方々、友人たち、家族にありがとう!!です。

おやすみなさい

 

P.S.

長い退職物語を読んでくださった皆さまにありがとうです。

自分の備忘録として書きました

 

 

 

 

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