あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

加藤多一さんの「馬を洗って・・・」を読む

2023-07-07 22:04:24 | Weblog

今日、加藤多一さんの「馬を洗って・・・」を読む。

絵は銅版画の池田良二さん。

加藤多一さんは「草原賞」の開設者。

この本、とても感動した。

「ソンキ」という馬。そして兄カツトシのこと。

戦争。

「馬と、体格の悪いひとりの青年とを殺したのは、いったいだれなのだろう」

なんともいえない。

ラストに今は亡き児童文学作家の古田足日さんが「ラストのイメージに何を見るか」を書いている。

この本を続けて2度読んだ。そして、何度もページをめくった。

いい作品だ。

心に染みわたる。

こんな作品を書けるなんて・・・素晴らしい。

加藤多一さんの開設した「草原賞」の佳作を頂けたことを嬉しく誇りに思った。

残念ながら加藤さんは今年の3月に急逝された。一度お会いしたかったものだ。

池田さんの銅版画もいい。

加藤さんと池田さんのこと。

今日は、七夕。

争いのない世界でありますように。

平和な世界でありますようにと願う。

今日、見かけたお花。

名前がわからないけど、惹かれた。

ピンクは心を優しくしてくれる(*^-^*)

 

 

コメント
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