今日、加藤多一さんの「馬を洗って・・・」を読む。
絵は銅版画の池田良二さん。
加藤多一さんは「草原賞」の開設者。
この本、とても感動した。
「ソンキ」という馬。そして兄カツトシのこと。
戦争。
「馬と、体格の悪いひとりの青年とを殺したのは、いったいだれなのだろう」
なんともいえない。
ラストに今は亡き児童文学作家の古田足日さんが「ラストのイメージに何を見るか」を書いている。
この本を続けて2度読んだ。そして、何度もページをめくった。
いい作品だ。
心に染みわたる。
こんな作品を書けるなんて・・・素晴らしい。
加藤多一さんの開設した「草原賞」の佳作を頂けたことを嬉しく誇りに思った。
残念ながら加藤さんは今年の3月に急逝された。一度お会いしたかったものだ。
池田さんの銅版画もいい。
加藤さんと池田さんのこと。
今日は、七夕。
争いのない世界でありますように。
平和な世界でありますようにと願う。
今日、見かけたお花。
名前がわからないけど、惹かれた。
ピンクは心を優しくしてくれる(*^-^*)