今日はおおぎやなぎちかさんの「みちのく山のゆなな」を読了。
まず、カバーが緑色で本当に落ち着く。そこにふるやまたくさんの絵がとてもかわいくて、思わず微笑んでしまう。
物語でもそうだ。文章と絵がとてもいい。
7歳のゆななと山神さまのととさま、かかさま。
プロローグがあり、八話の物語があり、エピローグで終わっている。
私は、特に第二話の「じじばば岩」が好きだった。
泣かせるよね。胸にじーんと来た。
北上市に伝わる民話を参考にしているという。
10歳になったゆななの第六話「新しい年」も忘れてはいけないことが書かれている。
これは特に読んでほしいと思った。
みちのく山・・あっ、あの山かと思うのもあり、楽しめる。
今日は、あまり上手に書けないけど、スケールがでかいなあと思わせる物語だった。
なんど読んでも楽しいかも。
東北の山の地図を広げながら読むのもいいのかもしれないな。
ちかさん、本当にいろいろな物語を書ける。
いつもながらすごいなと思う。
皆さま、ぜひ、お読みくださいね。