あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

おおぎやなぎちかさんの「みちのく山のゆなな」

2023-07-17 23:16:16 | Weblog

今日はおおぎやなぎちかさんの「みちのく山のゆなな」を読了。

まず、カバーが緑色で本当に落ち着く。そこにふるやまたくさんの絵がとてもかわいくて、思わず微笑んでしまう。

物語でもそうだ。文章と絵がとてもいい。

7歳のゆななと山神さまのととさま、かかさま。

プロローグがあり、八話の物語があり、エピローグで終わっている。

私は、特に第二話の「じじばば岩」が好きだった。

泣かせるよね。胸にじーんと来た。

北上市に伝わる民話を参考にしているという。

10歳になったゆななの第六話「新しい年」も忘れてはいけないことが書かれている。

これは特に読んでほしいと思った。

みちのく山・・あっ、あの山かと思うのもあり、楽しめる。

今日は、あまり上手に書けないけど、スケールがでかいなあと思わせる物語だった。

なんど読んでも楽しいかも。

東北の山の地図を広げながら読むのもいいのかもしれないな。

ちかさん、本当にいろいろな物語を書ける。

いつもながらすごいなと思う。

皆さま、ぜひ、お読みくださいね。

 

コメント (2)
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