陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

演劇「マウストラップ」を見ての感想

2007-11-03 22:56:53 | Weblog
昨日は長々と書き過ぎた。

今日は「マウストラップ」を観劇してきた。
原作はアガサ・クリスティー。サスペンスものの演劇だ。
(サスペンスものでは「ガス燈」を1回観劇している。)
舞台は第二次大戦直後のロンドン近郊の山荘での出来事。
大雪で外は車もままならないほどになり、訪れる宿泊者にあわてる若い夫婦。
そこで、事件は起きた。
殺人事件、宿泊者達は動揺しお互いを疑い初め誰が犯人か?疑心暗鬼に陥る。
あらすじはこんな所だ。若夫婦に元光ゲンジの内海光司、芳本美代子だった。
くせのある年配ボイル夫人に淡路恵子、少しいっちゃったような若者役に野沢聡
まじめそうな部長刑事役に戸井勝海などそうそうたるメンバーだった。
この部長刑事をやった人を私は知らなかった。
パンフレットを見るとけっこういい男だ。
もちろん演技も素晴らしいものがあった。ベテランの中に入って少し見劣りしたのは、内海君かな…もっと大胆な演技をしてもよかったとは思う。
芳本美代子の可憐な奥様ぶりは見ていて気持ちがよかった。
脇役はもう完璧。ベテラン揃いでぐんぐん話にのめりこめた。
この「マウストラップ」はアガサ・クリスティーの戯曲だそうだ。
舞台の中で歌っていた「三匹のネズミ」、私も知っていた。
結末は話さないで下さいと、演出家大和田伸也さんの言葉で終わった。
大和田さんは今回は出演していなかった。
完全に裏方に廻ってのお仕事のようだった。
また、アガサ・クリスティーの作品をお芝居をやるときには
是非出演していただきたい俳優さんの一人だ。
全体的な感想としてはサスペンスならサスペンスを重視して欲しい気がした。
「ガス燈」のように…
のち
コメント
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