陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

神楽坂淳著 「夫には殺し屋なのは内緒です 2」

2024-09-18 18:03:46 | Weblog
<日本橋の薬種問屋・山口屋の手代・清七が殺された。読売は「辻斬り」と
騒いでいる。隠密同心の要(かなめ)が操作に乗り出す。妻の月が
殺し屋なのを知らない要は、捜査への協力を依頼。顔が広まるのを心配
しながらも、麦湯売りに扮して情報収集をする月。
だが、月には別「殺しの指令」が…    裏表紙のあらすじより>

 隠密同心花川戸要、妻月。この月さんが凄いのだ。
武芸に秀でいて刀の腕は相当な使い手😮 
それはそれでいいのだが、お料理が凄~く苦手で…毎度毎度魚を焦がす。
それを見守る要が気の毒だが、この人はそういう彼女を愛おしく
思っているのだ。まあ私も月さん同様あまり上手いとは言えない。
レシピを見ないと作れないのだから💦何十年主婦やってるの?
と言われてもね~。そう思うと自分の母は上手かったんだな~と。

要の事件に協力しながらも依頼があったら、「殺し」の手筈を整える。
殺気など読まれないように…麦湯を作りながら時を待つ。
そして一気に…(お手伝いをしてくれるお仲間もいる。夫には内緒)

月の父は実は柳生久通で北町奉行のトップだ。要の上司。
直接、父親から依頼も…なんなんだこの親子は~と思った所も。
定廻り同心じゃないからな~。隠密同心だから、探るだけ探って定廻り同心に
伝えて、捕まえてもらうというシステム。
同心の下に岡っ引きがいて…またその下に使いっぱしりがいる。
岡っ引きはやさぐれた輩が多い。そういうやつをまとめいる輩もいると
いうから。(現代の警察システムもけっこう細かいよね)
そういう中での要の位は微妙…同心は同心でも隠密同心。探るだけ…
捕まえられない立場なのだ。相手を斬ったらもう同心じゃないから
立場上つらいだろうな~。そう思えば、妻は闇の殺し人「恨み、
つらみ晴らします」類の「仕事人」。金子は1両出れば鰻が食べられる
程の大金が出ることも。大目付他二人を殺す依頼が最後に。
大目付が悪さをしていててがつけられなかったようで、闇の殺し屋が
出張った。(月だけどね😅 )要には素性がバレなくて済んだが。
次の依頼も来ていて…で終わった。次は三両だって😲 相当やばい
仕事だな~。「今日は鯛でも茹でようかしら?」お~い、月さん鯛のうま味
無くなっちゃうよ~😅 (焼くのは焦がしちゃうので苦手な月さんです)

そろそろシリーズ3が出てもよさそうですが…まだみたいです。
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