<美濃御丈藩藩主の正室彩智は美貌のうえ、剣の腕も天下一品!
おまけに好奇心旺盛で、娘佳奈を巻き込んで、いろんなことに首を
突っ込むのが得意だ。そんな折、御丈藩出入りの菓子舗・満月堂の羊羹を
食べて体調が悪くなる者が続出する。懇意にしている常陸谷原藩の
側室・初音までも、満月堂の菓子を食べて具合が悪くなったと聞いて
彩智は、佳奈とともに持ち前の好奇心で事件の真相を調べ始める。
奥方様と姫様が手を組んで難事件を解決していく。 裏表紙より>
この彩智さん藩主牧瀬家の正室で、石動監物の妻?
石動監物は牧瀬家江戸留守居役で堅物で、彩智や佳奈が外出すると
凄く怒るのだ。「なにかあったら困る」の一点張り。
奥様姫様のそばに近習板垣隆之介という若い侍がいる。
奥向きの警護が名目だが、めっぽう武芸は弱いのだ。佳奈より弱いかも。
彩智は北辰一刀流の免許皆伝!それでいながら美人で…
年齢的には33歳ぐらいか?娘は16歳ぐらい。
そういう二人が若武者になって、江戸屋敷からこそっと出るのだが、
目立ってしょうがない😅
板垣はそのたびにびくびくしながら付いていくしかない有様。
羊羹で腹下しになったが町人たちは3~4日で治ったのに、懇意にしている
初音がいつまでたっても体調が回復しないという話が出てきてさあ大変。
どうやったら、犯人をみつけられるだろうか、思案投げ首。
そこで若武者で出かけるという有様。情報をまとめながらいくと、
初音の御典医が怪しいということになったが、この医者が殺されたのだ。
は~っ?どういうこっちゃ😲 せっかく何かわかると思っていたのに…
探りに探りまくる彩智と佳奈と板垣。
懇意にしている初音のいる藩は彩智と佳奈とは別なので、他家のもめごとは
手だしできない。それでも遠回しに探り、どうしても常陸谷原藩の内情を
知るべく自ら出向いていった。そこで聞いた悪そうな次関の谷山玄右衛門が、野心があるとかいう話を監物から聞いていた。
最後は体調が戻りますようにの祈願詣でを仕組み、谷山を捕縛する
過程が描かれいた。(詳しいことは読んでください。面白いです)
遠山左衛門尉が彩智と佳奈の家にやってきた。
「今回のことは見事なお働き。ありがたき幸せ、奉行所のものも、
舌を巻いておりました」と丁寧なお言葉を頂く。
話では、遠山が同心の萩原を二人を助けるようにサポートしていたとは…😲
動けるようにサポートしてたんだ~。どうりで…
今回は上手くいったが、、南町奉行鳥居輝蔵(甲斐守)には要注意だと
釘を刺された。ここで鳥居の名が出てくるとはな~😲
こういう時代背景好きだな~。
これもなんだかドラマにできそうな雰囲気がある。
キャッキャ言ってる母親と娘の奔放さは好きだな。
美人の親子で、弟も出来た子で12歳だというから将来は楽しみだけど、
佳奈をもらってくれる御仁はいるのかな~。お転婆だけど…😁
こちらも次回作に期待したい。
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