<南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の
小説「平家物語 犬王の巻」を、「夜明け告げるルーのうた」の湯浅政明監督が映像化した長編ミュージカルアニメ。京の都・近江猿楽の比叡座の家に、
1人の子どもが誕生した。その子どもこそが後に民衆を熱狂させる
能楽師・犬王だったが、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは犬王の全身を
衣服で包み、顔には面を被せた。ある日、犬王は盲目の琵琶法師の
少年・友魚(ともな)と出会う。世を生き抜くためのビジネスパートナー
として固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を開花させてヒット曲を連発。
舞台で観客を魅了するようになった犬王は、演じるたびに身体の一部を解き、
唯一無二の美を獲得していく。湯浅監督がかつてアニメ化した「ピンポン」の
漫画家・松本大洋がキャラクター原案を手がけ、「アイアムアヒーロー」の
野木亜紀子が脚本を担当。 映画.comより>
まさか能楽師・犬王の話だったとは…😲
曲はめちゃくちゃロックだったし…😁 思わず私も手足がリズム取っていた。
しかしだんだん都のものはその歌は疎ましく思ってきて、犬王や友魚を追い詰めて、「歌うな舞うな!」と二人を追い詰めていくさまが怖かった。
彼らの歌や舞が民衆を勇気づけていたのに、禁止事項にしてしまって…
最後友魚は殺された?犬王は助けてくれた兄法師を殺されて…
それでも流れ流れて生き延びた?この世を犬王はさまよっているという話。
いやいや、いろいろ考えさせられるアニメだった。
最初はなんだこれ?と思ったが、曲がロックだったのでついつい乗って
しまったが…本来は悲しい話だったのに…
人々を熱狂的にさせた犬王って凄い人だったんだ。ビジネスパートナーと
出会ったことが彼を変えたんだね。琵琶法師にであったからこそ、犬王は
もてはやされたわけだ。
しかしベースやら何やらいろいろな楽器の音が聞こえたね。
室町時代風(平家が滅びる話)の音楽にアレンジして優しい感じだが、
曲調はロックだから😅
犬王(能楽師)が生きたあかしが今に伝わっていると思うと、
凄いことだと思う。今までにない感動を感じた。
色使いもよかったが、最後の惨〇場面は悲しかった。
何せ曲がよかった。見る価値ありの聞く価値ありのアニメでした。
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