<「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」のレミ・シャイエ監督が、
西部開拓時代のアメリカに実在した女性ガンマン、
カラミティ(厄介者)・ジェーンの子ども時代を描き、
アヌシー国際アニメーション映画祭2020で長編部門のクリスタル賞
(グランプリ)を受賞した長編アニメーション。
12歳の少女マーサ・ジェーンは家族とともに大規模な旅団に加わり、
西へ向けて旅を続けていた。しかし旅の途中で父親が負傷し、マーサが
家長として家族を守る立場になる。少女であることの制約にいら立つ
マーサは、家族の世話をする義務を果たすため少年の姿で生きることを決意。
そんな彼女の生き方は、古い慣習を重んじる旅団の人々との間に軋轢を生む。
さらにマーサを危機から救ってくれた中尉を旅団に引き入れたことで、
盗みの共犯の疑いまで掛けられてしまう。>
アメリカのアニメかと思ったら違った。
しかしアメリカの西部開拓時代の女の子がいかに勇敢にいろいろなことに
ぶつかりながら成長していくドラマだった。
今なら男女平等を叫ぶことは簡単だが、この時代のアメリカはね~。
日本も女の子は女の子らしい格好を・・・と言われていたから。
中尉という人がくせ者だったとは・・・イヤイヤ途中で出会った男の子が少々
悪さが酷かったが主人公のマーサを助けながら最後まで見届けてくれた
ことがよかった。すくなからず好意を寄せていたみたいだし。
ちゃんと最後は中尉から盗まれた物を取り返していた。
旅団から離れて中尉を捜しながら帰って来るまでが大冒険だった。
最初は旅団は季節ごとに移動する遊牧民だと思ったが違っていたんだね。
開拓団でどこかまで行って開拓する人達の生活の中で女の子が成長して、
ガンマンになったという話しなのかな。
勇敢な女の子がその時代にいたということか。
今の時代に男の子顔負けの女の子はいくらでもいそうな気がするが・・・
勇敢な女の子マーサに拍手したいです。元気がもらえるアニメでした。
(日本語版で聞きました。わかりやすいです)