<幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を、
「雨あがる」「蜩ノ記」の小泉堯史監督のメガホン、役所広司、松たか子、
田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、仲代達矢ら日本映画界を代表する
豪華キャストの共演で映画化。
徳川慶喜の大政奉還によって、260年余りにも及んだ江戸時代が終焉を迎えた。そんな動乱の時代に、越後長岡藩牧野家家臣・河井継之助は幕府側、
官軍側のどちらにも属することなく、越後長岡藩の中立と独立を目指していた。藩の運命をかけた継之助の壮大な信念が、幕末の混沌とした日本を
変えようとしていた。「蜩ノ記」に続いて小泉監督作に主演する役所が
主人公となる継之助に扮し、継之助を支え続ける妻おすがを松が演じる。
映画.comより>
幕末の話だったか~😖 どうもこの時代のは苦手なので…💦
越後長岡藩家老の河井継之助が長岡藩独立のために奔放するが…
なかなか難しい薩長軍のトップに嘆願書を渡すのもままならなかった。
結局西軍との戦いが始まってしまって長岡も火の海に…
こういうことはしたくなかったので嘆願書持っていったのに…
そのうち戦はおしまいになり長岡藩はなくなり…家族もバラバラになり、
残った家臣もどこぞに逃げ延びるように指図し、自分のやり遂げたことを
胸に秘めて、自害?(その前に、左足に砲弾を受け歩けない状態で、
家臣に籠に乗せられてとある場所まで逃げ延びたのに…。)
砲弾受けた足は壊死でもしたのか、傷がもとで死が近いことを知ったのか、
家臣の一人にガンガンに「火を焚け!」と言っていたが…
そこに自分がゆっくり入っていくつもりだったのかな~と想像した。
長岡藩のために尽力しようとした人物の末路、侍魂がある人だったんだね。
人間くささというか、一途な男の一生を役所広司が演じたのが
良かったのかも。別の人だと違和感あったかもです。
原作司馬遼太郎「侍」だそうだ。未読です。
家には司馬遼太郎の本あったかな~。探してみる。